日本版 ニュースリリース

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第二電電、KDD、シスコシステムズ

「IP-VPNサービス(仮称)」の提供開始について

Mar. 16, 2000
No. 200021

 第二電電株式会社(DDI、本社:東京都千代田区、社長:奥山 雄材)、KDD株式会社(本社:東京都新宿区、社長:西本 正)は、企業向けの次世代IPネットワークサービス「IP-VPNサービス(仮称)」を本年6月より提供開始します。  「IP-VPNサービス(仮称)」は、企業のお客様のイントラネットを全てIPベースで構築するサービスです。今回、本サービスの提供にあたり、シスコシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:黒澤 保樹)のMPLS(注1)搭載超高速ルータを採用することで、IPベースのネットワークでありながら、高いセキュリティを確保した安価なネットワークサービスの提供が可能となります。

本サービスの主な特徴は以下のとおりです。

  1. 高セキュリティのIPサービス
    シスコシステムズのMPLS技術を用いることで、公衆インターネット網と完全分離した、本サービス専用のネットワークを全国規模で構築します。これにより、ハッカーなど外部からの侵入を許さない高いセキュリティを確保します。

  2. 大容量ネットワークをバックボーンとする高パフォーマンス
    本サービスは、IPベースの超高速伝送を可能とするバックボーンネットワーク上に2.4Gbps×n本(注2)の本サービス専用の大容量ネットワークを構築することによって、快適なパフォーマンスを実現します。

  3. 多様なアクセス手段による接続
    お客様のご利用形態に応じて、専用線、セルリレー、フレームリレー、ダイヤルアップ接続等、多様なアクセス手段を提供します。

  4. 優れたコストパフォーマンス
    初期導入費用および月額使用料のみのシンプルな料金体系での提供を予定しています。月額料金は、ポート速度のみによる設定で、距離区分の無い全国一律料金とします。拠点追加、速度変更の際も、お客様側設備における設定変更作業は不要で、運用面も含めてお客様負担をトータルに軽減します。

 なお、本サービスの提供と併せて、全国規模のイントラネットやエクストラネットを構築するお客様に対して、拠点間や取引先を最適にネットワーク化するためのコンサルティングおよび構築のサポートを行うソリューションサービスを提供する予定です。

 本サービスは、本年6月からDDIマルチストリームフレームリレー経由での提供を開始し、その後、10月から「KDDテラビットハイウェイ:KTH21」をバックボーンとして利用する、SLA(Service Level Agreement:サービス品質保証)(注3)や、優先制御(注4)等をフルサポートする「プレミアム」メニューの提供を予定しています。
 なお、トヨタデジタルクルーズ(本社:名古屋市、社長:戸田雅章)では、トヨタグループの次世代基幹ネットワークとして本サービス導入を予定されており、同社協力の下、具体的な技術検証、ネットワーク構築を進めています。

 DDI、KDDおよびシスコシステムズは、本サービスの提供を通じて、お客様のネットワーク構築における多様なニーズにお応えしていきます。

(注1) MPLS(Multi Protocol Label Switching):網の入り口でIPパケットにお客様のIP-VPNネットワーク専用のラベルを付与してパケット伝送を行うため、IPアドレスを利用することなく、超高速伝送が実現されます。
(注2) サービスのバックボーンネットワークとして2.4Gbpsベースの回線を複数本設定します。
(注3) IP-VPNバックボーンネットワークの稼働率、網内遅延時間、障害連絡時間等を保証する予定です。
(注4) お客様宅内からIP-VPNバックボーンネットワーク内において伝送される情報の優先付けを行います。