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生産性向上や業務効率化、競争力強化といったビジネスの優位性を確保する上で、ネットワークは企業の生命線となっています。人間の身体に例えれば、ネットワークはコンピュータシステムを有機的に結ぶ神経であり、ビジネスに必要な情報をやり取りする大動脈といえるでしょう。
自己防衛型ネットワーク(SDN)も、身体に例えることができます。人間の身体はウイルスや病原菌に侵されても、自己免疫によりその拡散を抑制し、正常な状態への回復を図ります。同様に、SDNは、ネットワークにインテリジェントなセキュリティ機能を持たせることで、既知、未知を問わず、多様なセキュリティの脅威に対してプロアクティブに認識、防御し、自律的に対応できる自己防衛を実現するビジョンです。
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SDNは2003年暮れに発表されたセキュリティ戦略です。SDNに先立ち、セキュリティを含む包括的な構想として、シスコではインテリジェントな情報ネットワークの実現を目指すIIN(Intelligent Information Network)を提唱しています。その背景には、情報がビジネスの価値を生むようになり、必要な情報やアプリケーションに、いつでも、どこからでも簡単にアクセスできることはもちろん、ネットワーク上のさまざまな問題を自ら解決してくれるような、ネットワーク自身がインテリジェンスを持つことの重要性が認識されるようになってきた現実があります。
IINは、ネットワークのQoS(Quality of Service)、優れた可用性、高いセキュリティ機能、高度な運用性、将来にわたる適応力や拡張性などを備え、必要に応じて後からアドオンするのでなく、ネットワークが本来備えるべきインテリジェントなサービスの実現を目指しており、そのセキュリティ戦略としてSDNが位置づけられます。
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