この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
シスコは広範な音声およびビデオ ゲートウェイを提供しています。ゲートウェイは、ユニファイド コミュニケーション ネットワークと外部ネットワークとの通信を可能にするインターフェイスを提供します。従来、ゲートウェイは、PSTN、構内交換機(PBX)、またはアナログ電話や FAX 装置を含むレガシー デバイスなどのレガシー電話インターフェイスに IP ベースのユニファイド コミュニケーション ネットワークを接続するために使用されてきました。最も単純な形では、音声ゲートウェイが IP インターフェイスとレガシー電話インターフェイスを備え、2 つのネットワークが通信できるようにゲートウェイが 2 つのネットワーク間でメッセージを変換します。
大半のシスコのゲートウェイには、複数の導入オプションがあり、多数のプロトコルのいずれかを使用して導入できます。導入するゲートウェイに応じて、次の通信プロトコルのいずれかを使用してゲートウェイを設定できます。
外部ネットワーク用の接続インターフェイスを提供するには、ベンダー インターフェイス カード(VIC)がゲートウェイにインストールされている必要があります。大半のゲートウェイには複数の VIC オプションがあり、各 VIC がアナログとデジタルの両方の接続に対応する多数の異なるポートと接続タイプを備えている場合があります。
ゲートウェイで提供されているプロトコル、カード、接続については、ゲートウェイのドキュメントを参照してください。
以下は、ゲートウェイに設定できるポート接続の主なタイプです。
Foreign Exchange Station(FXS):FXS ポートは、アナログ電話、スピーカーフォン、従来のボイスメール システムなど、アナログ ステーションへの接続を提供します。
Foreign Exchange Office(FXO):FXO ポートは、PSTN またはレガシー PBX へのアナログ接続を提供します。
T1 Channel Assocatied Signaling(T1/E1 CAS):T1/E1 CAS 接続は、セントラル オフィス、PBX、またはそのほかのアナログ デバイスにデジタル トランク接続を提供します。
一次郡速度インターフェイス(T1/E1 PRI):デジタル アクセス PRI 接続は企業向け通信で広く使用されています。T1 PRI は北米と日本で広く使用されており、音声およびデータ用の 23 本の B チャネルと共通線信号用の速度 1.544 Mb/s の 1 本の D チャネルを提供します。E1 は欧州で広く使用されており、音声およびデータ用の 30 本の B チャネル、共通線信号用の 1 本の D チャネル、および 1 本のフレーミング チャネルを提供します。E1 は、2.048 Mbps の速度を使用します。
基本速度インターフェイス(BRI):BRI はデジタル テレフォニー プロトコルです。小規模オフィスおよび家庭用通信リンクで使用され、音声とデータ用の 2 本の B チャネルと信号用の 1 本の D チャネルを提供します。
MGCP ゲートウェイは次の接続タイプを提供します。
SIP ゲートウェイは次の接続を提供します。
FXS
FXS-DID
E&M
BRI
BRI QSIG
T1 CAS
T1 FGD
E1 CAS
T1/E1 PRI
T1/E1 QSIG
T1/E1 NFAS
T1/E1 PRI(MegacomISDN)
Centralized Automatic Message Accounting(CAMA)
J1
H.323 ゲートウェイは次の接続タイプを提供します。
Cisco Unified Communications Manager にゲートウェイを設定する前に、ゲートウェイ ハードウェアに対して次の作業を行う必要があります。
詳細については、使用ゲートウェイに付属しているハードウェアとソフトウェアのマニュアルを参照してください。
(注) | 多くのゲートウェイ デバイスの場合、デフォルトの Web ページは、そのゲートウェイの IP アドレスを使用して表示できます。ハイパーリンクの URL を http://x.x.x.x/ にします。ここで、x.x.x.x はデバイスのドット形式の IP アドレスです。各ゲートウェイの Web ページには、ゲートウェイのデバイス情報とリアルタイムのステータスが含まれています。 |
Cisco Unified Communications Manager にゲートウェイを設定する前に、ゲートウェイに設定する接続のタイプを十分に考慮してください。多くのゲートウェイは、MGCP、SIP、H.323、または SCCP のいずれかをゲートウェイ プロトコルとして使用して設定できます。各導入タイプの接続タイプは、選択するプロトコルおよびゲートウェイにインストールされている VIC によって異なります。次の点を確認してください。
ネットワークのゲートウェイを Cisco Unified Communications Manager に追加するには、次のタスクを実行します。
ゲートウェイ設定の前提条件を確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager でゲートウェイを設定します。導入するプロトコルに従って、次の手順のいずれかを実行します。 | 多数のシスコ製ゲートウェイは、MGCP、SCCP、SIP、または H.323 のいずれかをゲートウェイ プロトコルとして使用して導入できます。ゲートウェイがサポートするプロトコルの種類と、導入環境に最適なプロトコルを判断するにはゲートウェイのマニュアルを参照してください。 SCCP ゲートウェイが接続できるのは、アナログ アクセスまたは ISDN BRI 接続だけです。 | ||
ステップ 2 | ゲートウェイに対するクラスタ全体のコール分類の設定 | これはオプションです。自分のネットワークのゲートウェイのポートからコールが来ているとき、内部(OnNet)で、外部ゲートウェイでは外部(OffNet)と分類するためにクラスタ全体のサービス パラメータを設定します。
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ステップ 3 | OffNet ゲートウェイ転送のブロック | これはオプションです。Cisco Unified Communications Manager が外部(OffNet)ゲートウェイから別の外部ゲートウェイにコールを転送できないようにする場合、[OffNet から OffNet への転送をブロック(Block OffNet to OffNet Transfer)] サービス パラメータを設定します。デフォルトでは、このサービス パラメータは、外部(OffNet)ゲートウェイから別のゲートウェイへの転送を許可するように設定されています。 |
MGCP 設定を使用するためにシスコのゲートウェイを設定するには、次のタスクを実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 | MGCP(IOS)ゲートウェイの設定 | Cisco Unified CM の管理にゲートウェイを追加し、ゲートウェイ プロトコルとして [MGCP] を選択します。適切なスロットとベンダーのインターフェイス カード(VIC)でゲートウェイを設定します。 | ||
ステップ 2 | ゲートウェイ ポートのインターフェイスを設定します。設定するインターフェイスのタイプによって、次の任意のタスクを選択します。 | ゲートウェイにインストールされている VIC に接続するデバイスのポート接続を設定します。ほとんどの VIC には複数のポート接続とオプションがあります。したがって、いくつか別のポートのインターフェイス タイプを設定する必要がある場合があります。
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ステップ 3 | MGCP ゲートウェイでのデジタル アクセス T1 ポートの追加 | これはオプションです。デジタル アクセス T1 CAS ポート インターフェイスを設定したら、ゲートウェイに T1 CAS ポートを追加します。個別にポートを追加したり、同時にポート範囲を追加したりできます。 | ||
ステップ 4 | ゲートウェイのリセット | ゲートウェイをリセットすると、設定の変更が反映されます |
Cisco Unified Communications Manager に MGCP(IOS)ゲートウェイを追加し設定するには、次の手順を実行します。
ゲートウェイのポート インターフェイスの設定
MGCP ゲートウェイで Foreign Exchange Station(FXS)のポートを設定します。単純な旧式の電話サービス(POTS)のレガシー電話機、または FAX、スピーカーフォン、従来のボイスメッセージング システム、IVR などのレガシー デバイスにゲートウェイを接続するために FXS ポートを使用できます。
ポートを設定する前に、ゲートウェイを追加する必要があります。
追加のポートを設定する場合:
ポートの設定が完了している場合:
MGCP(IOS)ゲートウェイの Foreign Exchange Office (FXO) を設定します。FXO ポートを使用して、ゲートウェイを PSTN またはレガシー PBX に接続できます。
(注) | Cisco Unified Communications Manager では、ループスタート トランクに確実な接続解除監視がないことを前提としています。 グラウンド スタートとして、確実な接続解除監視を使用して設定するため、サーバがフェールオーバしても、アクティブ コールが保持されます。 |
追加のポートを設定する場合:
ポートの設定が完了している場合:
MGCP (IOS)ゲートウェイでデジタル アクセス T1 CAS ポートのポート インターフェイスを設定します。
ステップ 1 | Cisco Unified CM の管理から、 を選択します。 |
ステップ 2 | [検索(Find)] をクリックして、T1 ポートを設定するゲートウェイを選択します。 |
ステップ 3 | [設定済みスロット、VIC、エンドポイント(Configured Slots, VICs and Endpoints)] 領域で、デジタル アクセス T1(T1-CAS)ポートを設定するモジュールとサブユニットを見つけ、該当するポート アイコンをクリックします。 |
ステップ 4 | [デバイス プロトコル(Device Protocol)] ドロップダウン リスト ボックスから、[デジタル アクセス T1(Digital Access T1)] を選択し、[次へ(Next)] をクリックします。 |
ステップ 5 | 適切なゲートウェイ設定を入力します。フィールドとその設定オプションの詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。 |
ステップ 6 | [保存(Save)] をクリックします。 |
デジタル アクセス T1 CAS ポート インターフェイスにポートを追加します。
MGCP ゲートウェイで、T1 CAS ポートを T1 デジタル アクセス ポート インターフェイスに追加および設定します。最大 24 の T1 CAS ポートを追加および設定できます。個別に、または特定のポート範囲で同時に、ポートの追加および設定ができます。特定のポート範囲を入力すると、Cisco Unified Communications Manager が、その設定をそのポート範囲全体に適用します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] から、 を選択します。 |
ステップ 2 | [検索(Find)] をクリックし、T1 CAS ポート インターフェイスを含むゲートウェイを選択します。 |
ステップ 3 | [新規ポートの追加(Add a New Port)] をクリックします。 |
ステップ 4 | [ポート タイプ(Port Type)] ドロップダウン リスト ボックスから、追加するポートのタイプを選択して、[次へ(Next)] をクリックします。 |
ステップ 5 | [開始ポート番号(Beginning Port Number)] と [終了ポート番号(Ending Port Number)] フィールドにポート番号を入力し、追加と設定を行うポート範囲を指定します。たとえば、1 から 10 のポートを、ポート インターフェイスに同時に追加するには、1 と 10 を入力します。 |
ステップ 6 | [通信の方向(Port Direction)] ドロップダウン リスト ボックスから、このポートを通過するコールの方向を設定します。 |
ステップ 7 | EANDM ポートの場合、[発信者選択(Calling Party Selection)] ドロップダウン リスト ボックスから、このポートに接続されているデバイスからのアウトバウンド コールの発信者番号をどのように表示させるかを選択します。
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ステップ 8 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 9 | これはオプションです。MGCP ゲートウェイに追加のポートを設定するには、[関連リンク(Related Links)] から、[ゲートウェイに戻る(Back to Gateway)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。デジタル アクセス T1 ポート インターフェイスが表示されたら、次のいずれかの手順を実行します。 |
ゲートウェイで追加のポート インターフェイスを設定する場合:
ポートの設定を完了した場合:
MGCP (IOS) ゲートウェイの PRI ポート インターフェイスを設定します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [検索(Find)] をクリックし、PRI ポートを設定するゲートウェイを選択します。 |
ステップ 3 | [設定済のスロット、VICおよびエンドポイント(Configured Slots, VICs, and Endpoints)] 領域で、設定する BRI ポートを含むモジュールおよびサブユニットを指定し、設定する BRI ポートに対応するポート アイコンをクリックします。 [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウに、BRI ポート インターフェイスが表示されます。 |
ステップ 4 | [デバイス プール(Device Pool)] ドロップダウン リスト ボックスから、デバイス プールを選択します。 |
ステップ 5 | [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウで、その他のフィールドを設定します。フィールドの説明については、オンライン ヘルプを参照してください。 |
ステップ 6 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 7 | これはオプションです。ゲートウェイで追加のポート インターフェイスを設定するには、[関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから、[MGCP設定に戻る(Back to MGCP Configuration)] を選択し、[Go(Go)] をクリックします。 [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウに、ゲートウェイで使用可能なポート インターフェイスが表示されます。 |
追加のポート インターフェイスを設定する場合:
ポートの設定が完了している場合:
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [検索(Find)] をクリックして、BRI ポートを設定するゲートウェイを選択します。 |
ステップ 3 | [設定済みスロット、VIC、エンドポイント(Configured Slots, VICs and Endpoints)] セクションで、BRI ポートを使用するサブユニットを検索し、設定するポートのポート アイコンをクリックします。 [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウに BRI ポート インターフェイスの情報が表示されます。 |
ステップ 4 | [デバイス プール(Device Pool)] ドロップダウン リスト ボックスから、デバイス プールを選択します。 |
ステップ 5 | 適切なゲートウェイおよびポートの設定情報を入力します。フィールドとその設定オプションの詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。 |
ステップ 6 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 7 | これはオプションです。ゲートウェイで追加のポート インターフェイスを設定するには、[関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから [MGCP 設定に戻る(Back to MGCP Configuration)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。 [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウに、MGCP ゲートウェイに使用可能なポート インターフェイスが表示されます。 |
ゲートウェイの追加ポートを設定するには、次の手順を実行します:
ポートの設定が完了した場合:
ほとんどのゲートウェイは、設定の変更が適用されるようにリセットする必要があります。リセットを行う前に、必要なゲートウェイ設定をすべて完了することをお勧めします。
(注) | H.323 ゲートウェイをリセットしても Cisco Unified Communications Manager が読み込んだ設定を再初期化するだけで、ゲートウェイを物理的に再起動したり、リセットしたりはしません。 |
SCCP として ゲートウェイ プロトコルを使用するようにシスコのゲートウェイを設定します。この導入オプションは、FXS ポートまたは BRI ポートを使用して、アナログ アクセス デバイスと ISDN BRI のデバイスに Cisco Unified Communications Manager を接続するために使用できます。SCCP ゲートウェイをデジタル アクセスの T1 トランクまたは E1 トランクに接続することはできません。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 3 | [ゲートウェイ タイプ(Gateway Type)] ドロップダウン リスト ボックスで、SCCP を使用するゲートウェイを選択し、[次へ(Next)] をクリックします。 |
ステップ 4 | [プロトコル(Protocol)] ドロップダウン リスト ボックスで、[SCCP(SCCP)] を選択します。 |
ステップ 5 | [設定済のスロット、VICおよびエンドポイント(Configured Slots, VICs, and Endpoints)] 領域で、次の手順を実行します。 |
ステップ 6 | [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウで、その他のフィールドを設定します。フィールドの説明については、オンライン ヘルプを参照してください。 |
ステップ 7 | [Save] をクリックします。 ポートのアイコンが、サブユニット モジュールの横に表示されます。各ポートのアイコンは、ゲートウェイで設定可能なポートのインターフェイスに対応します。該当するポートのアイコンをクリックして、ポートのアナログ アクセスまたは ISDN BRI 電話を設定できます。 |
ステップ 8 | アップデートが完了したら、次の手順を実行して、ゲートウェイの変更を適用します。 |
Cisco Unified Communications Manager で SIP ゲートウェイを設定するには、次のタスクを実行します。シスコのゲートウェイやサードパーティのゲートウェイの多くは、SIP を使用して設定できます。Cisco Unified Communications Manager には、SIP ゲートウェイ用のゲートウェイ デバイス タイプは含まれないことに注意してください。
Cisco Unified Communications Manager でゲートウェイを追加する前に、ネットワークにゲートウェイのハードウェアをインストールし、ゲートウェイの IOS ソフトウェアを設定する必要があります。詳細については、ゲートウェイの前提条件を参照してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | SIP プロファイルの設定 | SIP を設定し、SIP ゲートウェイに接続するトランクによって使用される SIP プロファイルに適用します。 |
ステップ 2 | SIP トランク セキュリティ プロファイルの設定 | SIP ゲートウェイに接続するトランクによって使用される SIP トランク セキュリティプロファイルを設定します。デバイスのセキュリティ モード、ダイジェスト認証、着信転送タイプや発信転送タイプの設定などのセキュリティ設定が行えます。 |
ステップ 3 | SIP ゲートウェイに対する SIP トランクの設定 | SIP ゲートウェイを指し示す SIP トランクを設定します。SIP プロファイルと SIP トランク セキュリティプロファイルを SIP トランクに適用します。 |
SIP ゲートウェイ接続の SIP プロファイルを設定します。
SIP ゲートウェイに接続するトランクのセキュリティ設定を含む SIP トランク セキュリティプロファイルを設定します。
SIP を使用する Cisco またはサード パーティ製のゲートウェイに Cisco Unified Communications Manager を接続するために SIP トランクを設定します。この設定では、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウでデバイスとしてゲートウェイを入力する必要がなくなります。
ステップ 1 | Cisco Unified CM の管理から、 を選択します。 |
ステップ 2 | [新規追加(Add New)] をクリックして、新しい SIP トランクを設定します。 |
ステップ 3 | [トランク タイプ(Trunk Type)] ドロップダウン リスト ボックスから [SIP トランク(SIP Trunk)] を選択します。 |
ステップ 4 | [プロトコル(Protocol)] ドロップダウン リスト ボックスから [なし(None)] を選択します。 |
ステップ 5 | [SIP 情報(SIP Information)] ペインの [宛先アドレス(Destination Address)] フィールドに、SIP ゲートウェイの IP アドレス、完全修飾ドメイン名、または DNS SRV レコードを入力します。 |
ステップ 6 | [SIP トランク セキュリティ プロファイル(SIP Trunk Security Profile)] ドロップダウン リスト ボックスから、このゲートウェイに設定した SIP トランク セキュリティ プロファイルを選択します。 |
ステップ 7 | [SIP プロファイル(SIP Profile)] ドロップダウン リスト ボックスから、このゲートウェイに設定した SIP プロファイルを選択します。 |
ステップ 8 | [SIP トランク設定(SIP Trunk Configuration)] ウィンドウで各フィールドを設定します。フィールドの説明については、オンライン ヘルプを参照してください。 |
ステップ 9 | [保存(Save)] をクリックします。 |
Cisco Unified Communications Manager で H.323 ゲートウェイを設定して、ゲートキーパー非制御の H.323 を導入します。
(注) | H.323 ゲートキーパーを導入しない場合は、ゲートキーパー制御の H.225 トランクをセットアップして、H.323 ゲートウェイを追加することもできます。ゲートキーパーの使用率は、近年減少傾向にあるため、このシナリオは本書には記載していません。ゲートキーパーおよび H.225 ゲートキーパー制御のトランクを設定するには、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド リリース 10.0(1)』を参照してください。 |
(注) | ゲートウェイが Cisco Unified Communications Manager で登録されている場合、ゲートウェイの登録ステータスは、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] に不明として表示される場合があります。 |
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 3 | [ゲートウェイ タイプ(Gateway Type)] ドロップダウン リスト ボックスから、H.323 ゲートウェイ を選択します。 |
ステップ 4 | [デバイス名(Device Name)] フィールドに、ゲートウェイの IP アドレスまたはホスト名を入力します。 |
ステップ 5 | H.235 を使用してセキュア チャネルを設定するには、[H.235 データのパススルー(H.235 Data Passthrough)] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 6 | [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウのフィールドを設定します。
フィールドとその設定オプションの詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 8 | [リセット(Reset)] をクリックしてゲートウェイをリセットし、変更を適用します。
ほとんどのゲートウェイでは、設定の変更を適用するためにリセットする必要があります。必要なすべてのゲートウェイを設定してからリセットを実行することを推奨します。 |
ネットワーク ゲートウェイの [コールの分類(Call Classification)] を設定します。この設定は、システムがネットワークでゲートウェイが内部(OnNet)、または外部(OffNet)であると見なすかどうかを決定します。
[コールの分類(Call Classification)] フィールドが、個々のゲートウェイ ポート インターフェイスの設定ウィンドウに表示されます。デフォルトでは、各ゲートウェイ ポート インターフェイスはクラスタ全体のサービス パラメータの設定を使用するように設定されています。ただし、ポートの [コールの分類(Call Classification)] がクラスタ全体のサービス パラメータと異なる設定である場合、そのポートの設定がサービス パラメータ設定をオーバーライドします。
ステップ 1 | Cisco Unified CM の管理から、 を選択します。 |
ステップ 2 | [サーバ(Server)] ドロップダウン リストボックスから、Cisco CallManager サービスが動作しているサーバを選択します。 |
ステップ 3 | [サービス(Service)] ドロップダウン リストボックスから、[Cisco CallManager (Cisco CallManager )]を選択します。 |
ステップ 4 | [クラスタ全体のパラメータ(デバイス - 概要)(Clusterwide Parameters (Device - General))] で、[コールの分類(Call Classification)] サービス パラメータに次の値のいずれかを設定します。 |
ステップ 5 | [保存(Save)] をクリックします。 |
この手順は、ある外部(OffNet)ゲートウェイから別の外部(OffNet)ゲートウェイに転送されるコールをブロックするようにシステムを設定する場合に使用します。デフォルトでは、ある外部ゲートウェイから別の外部ゲートウェイへの転送は許可されます。
ゲートウェイが外部(OffNet)であるか内線(OnNet)であるかどうかを判別する設定は、コール分類設定によって決定されます。このフィールドはクラスタ全体のサービス パラメータを使用するか、または、次のポート インターフェイスのいずれかを設定することで、設定できます。
ステップ 1 | Cisco Unified CM の管理から、 の順に選択します。 | ||
ステップ 2 | [サーバ(Server)] ドロップダウン リストボックスから、Cisco CallManager サービスが動作しているサーバを選択します。 | ||
ステップ 3 | [サービス(Service)] ドロップダウン リスト ボックスから、[Cisco CallManager] を選択します。 | ||
ステップ 4 | [OffNet から OffNet への転送をブロック(Block OffNet to Offnet Transfer)] サービス パラメータを設定します。 | ||
ステップ 5 | [保存(Save)] をクリックします。
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