シングルインボックスについて
Unity Connection のユニファイドメッセージング機能の 1 つであるシングルインボックスは、Unity Connection のボイスメッセージとサポートされているメールサーバーのメールボックスを同期します。
Unity Connection を統合してユニファイドメッセージングを有効にできるサポート対象のメールサーバーを以下に示します。
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Microsoft Exchange サーバー
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Microsoft Office 365
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Gmail サーバー
ユーザーがシングルインボックスを使用できる場合、Cisco Unity Connection ViewMail for Microsoft Outlook から送信されたものを含め、ユーザーに送信されたすべての Unity Connection ボイスメッセージは、最初に Unity Connection に保存され、すぐにユーザーの Exchange/O365 メールボックスにレプリケートされます。
Cisco Unity Connection 15 以降では、ユーザーが Gmail アカウントで仕事用の電子メールやボイスメッセージにアクセスするための、新しい方法が提供されています。このためには、Unity Connection と Gmail サーバー間でボイスメッセージを同期するために、Google Workspace でユニファイドメッセージングを設定する必要があります。
Google Workspace でシングルインボックスを設定した場合、ユーザーに送信されたすべてのUnity Connection ボイスメッセージは、まず Unity Connection に保存され、その後ユーザーの Gmail アカウントに同期されます。
Single Inbox の詳細な説明と設定については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/15/unified_messaging/guide/b_15cucumgx.html にある『Cisco Unity Connection のユニファイド メッセージング ガイド、リリース 15』の「ユニファイドメッセージングを設定する」の章を参照してください。
シングルインボックスの Unity Connection のシステム要件については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/15/requirements/b_15cucsysreqs.html にある『Cisco Unity Connection のシステム要件、リリース 15』の「ユニファイドメッセージングの要件: Unity Connection メールボックスと Exchange メールボックスを同期する(シングルインボックス)」セクションを参照してください。
Unity Connection とメールサーバー(シングルインボックス)でのボイスメッセージの同期は、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方をサポートします。ただし、IPv6 アドレスは、Unity Connection プラットフォームがデュアル(IPv4/IPv6)モードで設定されている場合にのみ機能します。