Unified CM ユーザと リモート デバイスの一括設定のタスク フロー
一括管理ツールを使用してユーザと Cisco Spark リモート デバイス(推奨)または CTI リモート デバイス(暫定ソリューション)を一括で設定する場合は、このタスクに従います。
Hybrid Call Service Connect では、仮想デバイスであるリモート デバイスを所有するオンプレミス ユーザを設定する必要があります。これらの仮想デバイスを作成すると、Cisco コラボレーション クラウド は Cisco Spark の SIP アドレスをリモート接続先として自動的に作成します。これらのコンポーネントでは、デスクフォンと Cisco Spark アプリから同じコールの発信が許可され、着信コールは着信側のデバイスとアプリの両方で呼び出し音を鳴らします。
始める前に
ライセンスや MTP の挿入が不要であり、詳細なバグ修正が含まれているため、ハイブリッド導入には Cisco Spark リモート デバイス(Spark-RD)を強くお勧めします。このオプションを使用するには、Unified CM 10.5(2)SU5、11.0(1a)SU3、11.5(1)SU3、または 12.0(1) を使用する必要があります。サポート対象外のリリースについては、代わりに CTI-RD を使用しますが、これにはライセンスや MTP の挿入が必要です。サポート対象のリリースでの手動作成と自動作成については、新規のアクティブ化に Cisco Spark-RD を使用する必要があります。以前のリリースで作成した CTI-RD は、Cisco Spark-RD に移行するまでは、引き続き機能します。
手順
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 |
ユーザ リストをエクスポートする前に、クラスタ内のすべてのユーザにモビリティが有効になっていることを確認します。この手順により、CTI リモート デバイスが正しく動作します。この手順は、Cisco Spark リモート デバイスには不要です。 |
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ステップ 2 |
ユーザ データをテキスト ファイルとして抽出します。 |
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ステップ 3 |
パブリッシャ ノードにファイルをアップロードする前に、ファイルのユーザ情報を変更して属性が適切となるようにします。次の手順で、Microsoft Excel に表示されるプロンプトを説明します。他のスプレッドシート プログラムでは異なる場合があります。 |
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ステップ 4 |
新しいテンプレート ファイルを作成します。このファイルには、ユーザのリモート デバイスの一般的な設定が含まれています。 |
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ステップ 5 |
ユーザ ファイルのユーザ ID とテンプレート ファイルのプライマリ内線番号を組み合わせてカンマ区切り値(csv)ファイルを作成します。 |
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ステップ 6 |
ユーザに関連付けるすべてのリモート デバイスにテンプレートを作成します。ユーザの一括設定のように、このテンプレートはリモート デバイスのユニバーサル設定を指定するのに役立ちます。 |
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ステップ 7 |
csv ファイルをアップロードすると、システムに適用する準備が整います。 |
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ステップ 8 |
電話機固有の詳細情報を更新して、リモート デバイス情報がシステムに一括で追加されるようにします。 |
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ステップ 9 |
必要に応じて、一括設定のステータスを確認します。システムをリフレッシュすると、ジョブが成功したか、失敗したかが表示されます。 |