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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ブリッジ エスカレーションを使用すると、グループ チャットを即座に電話会議へとエスカレーションできます。参加者は自動的に追加されるので、参加者を電話会議にマージする必要はありません。
Cisco Collaboration Meeting Rooms(CMR)Cloud を使用すると、ユーザは 簡単に Cisco WebEx 会議に参加したり会議を開始することができます。Cisco Jabber では、ユーザは Cisco WebEx インターフェイスを使用して会議にアクセスするか、ビデオを使用して会議に参加できます。
スケジュールされた CMR クラウド会議では、参加者の CMR クラウド参加エクスペリエンスに制限があります。この制限は、Outlook 予定表の統合を有効にしていない Mac ユーザや Windows ユーザに影響します。サーバの制限により、これらの展開シナリオの参加者には Cisco WebEx を使用して会議に参加するオプションのみが示されます。ホストはすべてのエクスペリエンスを享受し、アドホック CMR クラウド会議への参加を招待されたユーザも同様に享受できます。
CTI 制御モードのユーザは、WebEx を使用してのみ参加できます。
Cisco Collaboration Meeting Rooms Cloud は、Cisco WebEx Meeting Center で使用できます。
ステップ 1 | 次のサイトで入手可能なコンフィギュレーション ガイドを使用して、Collaboration Meeting Rooms のオプションを設定します: http://www.cisco.com/c/en/us/support/conferencing/webex-meeting-center/products-installation-and-configuration-guides-list.html |
ステップ 2 | Cisco WebEx Meeting Center のユーザに対してCollaboration Meeting Rooms が有効になっていることを確認します。 |
ステップ 3 | Collaboration Meeting Rooms 機能では SIP URI が使用されるので、Cisco Unified Communications Manager のユーザに対して URI ダイヤルを有効にする必要があります。URI ダイヤルの詳細については、「URI ダイヤルの有効化」を参照してください。 |
パーソナル ルームはいつでも利用可能な仮想会議室であり、会合に使用できます。Cisco Jabber は Cisco WebEx Meeting Center のパーソナル ルーム機能を使用して、ユーザがクライアントで [Meet Now] オプションを使って連絡先と簡単に会談できるようにします。
ステップ 1 | パーソナル ルームは、Cisco WebEx Meeting Center のユーザに対してデフォルトで有効になります。詳細については、次のサイトから入手可能な Cisco WebEx Meeting Center のマニュアルを参照してください: http://www.cisco.com/c/en/us/support/conferencing/webex-meeting-center/products-installation-and-configuration-guides-list.html |
ステップ 2 | Cisco WebEx Meeting Center で [すべてのインスタント ミーティングにパーソナル ルームを使用(Use Personal Room for all my instant meetings)] を選択することで、すべてのインスタント ミーティングに対してパーソナル ルームを設定できます。 |
社内の連絡先からのプレゼンス サブスクリプション要求のプロンプトを有効、無効のいずれかにすることができます。
クライアントは、社外の連絡先からのプレゼンス サブスクリプション要求には、ユーザに許可を求めるプロンプトを常に表示します。
ユーザは社内の連絡先を許可するかブロックするかを選択できます。
[確認プロンプトなしで、ユーザが他のユーザのプレゼンス ステータスを表示できるようにする(Allow users to view the availability of other users without being prompted for approval)] を選択した場合、クライアントはユーザにプロンプトを表示せずに、すべてのプレゼンス サブスクリプション要求を自動的に許可します。
[確認プロンプトなしで、ユーザが他のユーザのプレゼンス ステータスを表示できるようにする(Allow users to view the availability of other users without being prompted for approval)] を選択しない場合、クライアントはすべてのプレゼンス サブスクリプション要求でユーザにプロンプトを表示します。
ユーザが連絡先をブロックすることを選択した場合、既存の連絡先のみがそれらのユーザの在席ステータスを参照できます。つまり、ユーザのプレゼンスにサブスクライブ済みの連絡先のみが在席ステータスを確認できます。
(注) |
組織内で連絡先を検索する際は、組織内のすべてのユーザの一時的な在席ステータスが表示されます。しかし、ユーザ A がユーザ B をブロックした場合、ユーザ B には、検索一覧内のユーザ A の一時的な在席ステータスは表示されません。 |
ユーザは、社外の連絡先に対する処理を次のオプションから選択できます。
この機能は、オンプレミス展開でサポートされ、Cisco Unified Communications Manager リリース 8.x 以降でのみ利用できます。
--help:ヘルプ メッセージを表示します。
--privatekey:秘密キー ファイルを指定します。これはプライバシー強化メール(.pem)または個人情報交換 PKCS#12(.pfx)形式です。
--password:入力された秘密キー ファイルがパスワードで保護されている場合のオプション。
--encryptionkey:file.zip.esk など、暗号化秘密キー ファイルを指定します。
--encryptedfile:file.zip.enc など、暗号化されたファイルを指定します。
--outputfile:decryptedfile.zip など、出力ファイルを指定します。
--mobile:モバイル クライアントから問題レポートを指定します。
プライバシー制御強化のために一時プレゼンスを無効化します。このパラメータを設定すると、Cisco Jabber がユーザの連絡先リスト内の連絡先にだけ可用性 ステータスを表示します。
この機能は、オンプレミス展開でサポートされ、Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x 以降が必要です。
ファイル転送とスクリーン キャプチャは、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービスで有効にされます。Cisco Jabber クライアント コンフィギュレーション ファイルで指定される追加のパラメータがあります。これらのパラメータの詳細については、「ポリシー パラメータ」を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service 9.x 以降でファイル転送とスクリーン キャプチャを設定するには、「ファイル転送とスクリーン キャプチャの有効化」の手順に従います。
ピアツーピア チャットについては、「ピアツーピア チャット専用のファイル転送とスクリーン キャプチャの有効化」の手順に従います。
グループ チャットとチャット ルームについては、「グループ チャット ルームのファイル転送とスクリーン キャプチャの有効化」の手順に従います。 グループ チャットとチャット ルームのファイル転送とスクリーン キャプチャの有効化
最大ファイル転送サイズを設定するには、「最大ファイル転送サイズの設定」の手順に従います。
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービス上の Cisco XCP Router サービスを介して、Cisco Unified Communication Manager IM and Presence サービス 9.x 以降のファイル転送とスクリーン キャプチャを有効または無効にすることができます。ファイル転送と画面キャプチャのパラメータはデフォルトで有効になっています。ただし、展開のセットアップ時に設定を確認する必要があります。
転送されたファイルとスクリーン キャプチャはファイル サーバに保存され、メタデータはデータベース サーバに記録されます。チャット ルームをサポートしない Cisco Jabber クライアントの場合は、このオプションによってグループ チャットでのファイル転送が有効になります。
このオプションを有効にすると、ファイル転送とスクリーン キャプチャがピアツーピア チャットでも使用可能になり、転送されたファイルとスクリーン キャプチャがファイル サーバに保存され、メタデータがデータベース サーバに記録されます。
グループ チャットとチャット ルームのファイル転送とスクリーン キャプチャは、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービス リリース 10.5(2) 以降でのみ使用できます。
ファイル転送に関連付けられたメタデータをログに記録するように外部データベースを設定します。詳細については、『Database Setup for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager, Release 10.5(2)』を参照してください。
転送されたファイルを保存するようにネットワーク ファイル サーバを設定します。詳細については、『Configuration and Administration of IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager, Release 10.5(2)』を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービス リリース 10.5(2) 以降でピアツーピア チャットのファイル転送を有効にします。ファイルとスクリーン キャプチャは、ピアツーピア チャットでのみ転送されます。ファイルまたはスクリーン キャプチャ情報は記録もアーカイブもされません。
Cisco XCP Router サービスを再起動します。
最大ファイル サイズは Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービス リリース 10.5(2) 以降でのみ利用できます。
選択されているファイル転送タイプは、[マネージドファイル転送(Managed File Transfer)] です。
Cisco XCP Router サービスを再起動します。
Dial via Office - リバース機能が有効な場合、クライアントは URI ダイヤルをサポートしません。
URI ダイヤルは、ユーザが Uniform Resource Identifier(URI)を使用したコールの発信や連絡先の解決を実行できるようにします。たとえば、Adam McKenzie という名前のユーザが amckenzi@example.com という自分の電話番号と関連付けられた SIP URI を持っていたとします。URI ダイヤルは、Adam の電話番号ではなく、SIP URI でユーザがコールを発信できるようにします。
有効な URI 形式や ILS のセットアップを含む詳細設定など、URI ダイヤル要件の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「URI Dialing」のセクションを参照してください。
この機能は、オンプレミス展開用にサポートされています。Cisco Unified Communications Manager リリース 9.1(2) 以降で URI ダイヤルを有効にすることができます。
ユーザが URI コールを発信すると、Cisco Unified Communications Manager はその URI に関連付けられた電話番号に着信コールをルーティングします。このため、URI と電話番号を関連付ける必要があります。URI を使用して電話番号を自動的に入力するか、URI を使用して電話番号を設定します。
ユーザを Cisco Unified Communications Manager に追加するときは、[ディレクトリ URI(Directory URI)] フィールドに有効な SIP URI を入力します。Cisco Unified Communications Manager はその SIP URI をエンドユーザ設定に保存します。
ユーザのプライマリ内線を指定すると、Cisco Unified Communications Manager はエンド ユーザの設定から電話番号の設定にディレクトリ URI を入力します。このため、ユーザの電話番号のディレクトリ URI が自動的に入力されます。Cisco Unified Communications Manager はその URI をデフォルトのパーティションにも配置します。これがディレクトリ URI( Directory URI)です。
次のタスクは、電話番号が URI を継承するように Cisco Unified Communications Manager を設定する手順を大まかに説明しています。
ステップ 1 | デバイスを追加します。 |
ステップ 2 | デバイスに電話番号を追加します。 |
ステップ 3 | デバイスとユーザを関連付けます。 |
ステップ 4 | ユーザのプライマリ内線を指定します。 |
ディレクトリ URI が電話番号に関連付けられていることを確認します。
ユーザに関連付けられていない電話番号用の URI を指定できます。URI を使用した電話番号は、テストと評価の目的でのみ設定する必要があります。
URI を使用した電話番号を設定するには、以下の手順に従ってください。
Cisco Unified Communications Manager が URI を配置するデフォルトのパーティションを、電話番号を含むパーティションと関連付ける必要があります。
URI ダイヤルを有効にするには、デフォルトのディレクトリ URI パーティションを、電話番号を含むパーティションと関連付ける必要があります。
コーリング サーチ スペース内に電話番号のパーティションがない場合は、パーティションを作成して、適切に設定する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [エンタープライズ パラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [エンド ユーザのパラメータ(End User Parameters)] セクションを探します。 |
ステップ 4 | [ディレクトリ URI エイリアス パーティション(Directory URI Alias Partition)] 行で、ドロップダウン リストから適切なパーティションを選択します。 |
ステップ 5 | [保存(Save)] をクリックします。 |
デフォルトのディレクトリ URI パーティションは電話番号を含むパーティションと関連付けられています。それにより、Cisco Unified Communications Manager は着信 URI コールを正しい電話番号にルーティングできます。
ユーザが電話番号にコールを発信できるようにパーティションが適切なコーリング サーチ スペースにあることを確実にする必要があります。
URI による連絡先の解決を有効にするには、Cisco Unified Communications Manager が SIP 要求で完全修飾ドメイン名(FQDN)を使用するように設定する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [SIP プロファイルの検索と一覧表示(Find and List SIP Profiles)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
適切な SIP プロファイルを検索して選択します。
デフォルトの SIP プロファイルは編集できません。必要に応じて、デフォルトの SIP プロファイルのコピーを作成して変更します。 |
ステップ 4 | [SIP 要求で完全修飾ドメイン名を使用(Use Fully Qualified Domain Name in SIP Requests)] を選択し、[保存(Save)] を選択します。 |
URI を関連付けるプライマリ内線があるすべてのデバイスと SIP プロファイルを関連付けます。
ユーザは Cisco Jabber の連絡先リストにグループを追加できます。グループは企業の Microsoft Active Directory で作成され、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 11.0 にインポートされます。
エンタープライズ グループを設定すると、ユーザは、連絡先リストにエンタープライズ グループを追加するためのオプションをクライアントで使用できるようになります。
エンタープライズ グループの使用は、Expressway for Mobile and Remote Access でサポートされます。
ユーザが連絡先リストにエンタープライズ グループを追加できるように設定するには、その前に、サーバで機能を設定する必要があります。Cisco Unified Communications Manager Release 11.0 のマニュアルの「Enable Enterprise Groups」の項を参照してください。現時点では、Cisco Unified Communications Manager は Active Directory から既存のセキュリティ グループをインポートしません。配布グループのみをインポートできます。
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service のエンタープライズ グループは、オンプレミス展開でのみ使用可能です。エンタープライズ グループはクラウド展開ですでにサポートされています。
ユーザが連絡先用の他のプレゼンス サブスクリプションを所有していない場合、100 人以上の IM 対応メンバーから成るエンタープライズ グループでは、連絡先に対してプレゼンスはサポートされません。たとえば、ユーザが連絡先リストに追加した連絡先が 100人以上から成るエンタープライズ グループのリストにも含まれている場合は、その連絡先に対してプレゼンスが表示されます。IM 非対応のユーザは 100 人というプレゼンスの制限に影響しません。
ネストされたグループはエンタープライズ グループの一部としてインポートできません。たとえば、AD グループでは、埋め込みグループ以外のグループのメンバーのみがインポートされます。
ユーザと AD グループが異なる組織単位(OU)に存在している場合は、AD グループに連絡先を追加する前に、AD グループが存在する OU だけではなく、両方の OU を Cisco Unified Communications Manager と同期させる必要があります。
最小クエリー文字数がデフォルト値の 3 文字 に設定されている場合、エンタープライズ グループのユーザ検索で 2 文字のグループ名(例:HR)は除外されます。EDI、BDI、または UDS の最小クエリー文字数を変更するには、MinimumCharacterQuery パラメータの値を変更します。
名前の最初の 3 文字(または、最小クエリー文字として定義された値)に特殊文字が含まれている場合、それらのエンタープライズ グループは検索時に検出できません。
識別名を変更するとユーザに対する Cisco Jabber クライアントの動作が信頼できないものになるため、エンタープライズ グループの識別名の変更は中心業務の時間外に行うことを推奨します。
エンタープライズ グループに変更を加える場合は、変更が適用されるように、変更後に Active Directory を Cisco Unified Communications Manager と同期させる必要があります。
UDS を使用して接続している場合は、エンタープライズ グループ検索機能がありません。そのため、ユーザは連絡先リストに追加するエンタープライズ グループの正確な名前を把握しておく必要があります。EDI または BDI を使用して接続している場合は、エンタープライズ グループ検索機能を使用できます。
エンタープライズ グループ名では大文字と小文字が区別されます。
AD フォレスト内の 2 つのエンタープライズ グループが同じ名前である場合、グループを追加しようとするとエラーが発生します。この問題は、BDI または EDI を使用しているクライアントには該当しません。
遠端カメラ制御(FECC)をサポートしているコールでは、遠端カメラを調整してビデオ コール時の表示を鮮明にすることができます。ユーザがコールしているエンドポイントが FECC をサポートしている場合、ユーザは FECC を使用できます。
ユーザが FECC 対応エンドポイントにアクセス可能かどうかを設定できます。設定パラメータを無効にすると、エンドポイントが FECC に対応している場合でも、ユーザは遠端カメラのエンドポイントを制御できません。FECC を無効にすると、ユーザ エクスペリエンスの観点から見ると、FECC 非対応のエンドポイントにダイヤルインするのと同じになります。
FECC を無効化するには、EnableFecc パラメータに false を設定します。このパラメータの詳細については、「クライアント パラメータ」トピックを参照してください。
FECC はポイントツーポイント コールでのみサポートされ、複数のビデオ接続が同じブリッジに接続しているグループ コールや会議ではサポートされません。
FECC はソフトフォン モードでのみサポートされます。
ハント パイロットには、ハント パイロット番号および関連するハント リストが含まれています。ハント パイロットは、ネットワーク設計に柔軟性をもたらします。また、ルート フィルタおよびハント リストと連動して、特定のデバイスにコールを直接転送したり、特定の数字パターンを包含、除外、変更したりします。
ハント リストには、一連の回線グループが特定の順序で含まれています。単一の回線グループを複数のハント リストに表示できます。グループ コール ピックアップ機能とダイレクト コール ピックアップ機能では、ハント リストは使用されません。
回線グループは、特定の順序で並んだ一連の電話番号から成っています。この順序によって、着信コールで使用可能な電話番号の検索の進行が制御されます。
定義されたハント リストに従って、Cisco Unified Communications Manager はルーティングするコールを決定した後、ハント リストで定義されている回線グループの順序に基づいて最初に使用可能なデバイスを検出します。
Cisco Unified Communications Manager 9.x 以降では、応答がない場合の、ハント メンバーの自動ログアウトの設定を行えます。
自動ログアウト、手動ログアウト、または Cisco Unified Communications Manager の管理者によるログアウトのいずれかによってユーザがログアウトすると、ログアウト通知が表示されます。
回線グループを使用して、電話番号を選択する順序を指定できます。Cisco Unified Communications Manager は、コール分配アルゴリズムと無応答(RNA)予約のタイムアウト設定に基づいて、回線グループのアイドル状態または対応可能なメンバーにコールを分配します。
ユーザは、回線グループに属する DN へのコールを、ダイレクト コール ピックアップ機能を使用してピックアップすることはできません。
電話番号を設定してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [回線グループの検索と一覧表示(Find and List Line Groups)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [回線グループの設定(Line Group Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | [回線グループ情報(Line Group Information)] セクションに次の設定を入力します。 |
ステップ 5 | [ハント オプション(Hunt Options)] セクションに次の設定を入力します。 |
ステップ 6 | [回線グループ メンバー情報(Line Group Member Information)] セクションでは、以下を実行できます。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 |
ハント リストを設定し、回線グループをハント リストに追加します。
ハント リストには、一連の回線グループが特定の順序で含まれています。ハント リストは 1 つ以上のハント パイロットに関連付けられており、それらの回線グループにアクセスする順序を示します。この順序によって、着信コールで使用可能な電話番号の検索の進行が制御されます。
ハント リストは、回線グループによって定義された一連の電話番号から成っています。定義されたハント リストに従って、Cisco Unified Communications Manager がルーティングするコールを決定した後、Cisco Unified Communications Manager は、ハント リストで定義されている回線グループの順序に基づいて 1 番目に使用可能なデバイスを検出します。
グループ コール ピックアップ機能とダイレクト コール ピックアップ機能では、ハント リストは使用されません。
ハント リストには回線グループだけを含めることができます。各ハント リストには、少なくとも 1 つの回線グループが必要です。各回線グループには、少なくとも 1 つの電話番号が含まれます。単一の回線グループを複数のハント リストに表示できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [グループの検索とハント リスト(Find and Hunt List Groups)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [ハント リストの設定(Hunt List Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 |
[ハント リスト情報(Hunt List Information)] セクションに次の設定を入力します。
|
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択してハント リストを追加します。 |
回線グループをハント リストに追加します。
回線グループを構成して、ハント リストを設定する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [グループの検索とハント リスト(Find and Hunt List Groups)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | 回線グループを追加するハント リストを検索します。 |
ステップ 4 |
回線グループを追加するには、[回線グループの追加(Add Line Group)] を選択します。 [ハント リスト詳細の設定(Hunt List Detail Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 5 | [回線グループ(Line Group)] ドロップダウン リストから回線グループを選択します。 |
ステップ 6 | 回線グループを追加するには、[保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 7 | さらに別の回線グループを追加するには、ステップ 4 ~ 6 を繰り返します。 |
ステップ 8 | [保存] を選択します。 |
ステップ 9 | ハント リストをリセットするには、[リセット(Reset)] を選択します。ダイアログボックスが表示されたら、[リセット(Reset)] を選択します。 |
ハント パイロットは、数字から構成される文字列(アドレス)と、ハント リストにコールをルーティングする一連の番号操作から成り立っています。ハント パイロットは、ネットワーク設計に柔軟性をもたらします。また、ルート フィルタおよびハント リストと連動して、特定のデバイスにコールを直接転送したり、特定の数字パターンを包含、除外、変更したりします。
ハント パイロットの設定オプションの詳細については、Cisco Unified Communications Manager の関連するマニュアルを参照してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [ハント パイロットの検索と一覧表示(Find and List Hunt Pilots)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [ハント パイロットの設定(Hunt Pilot Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | 数字とワイルドカードを含む、ハント パイロットを入力します。 |
ステップ 5 | [ハント リスト(Hunt List)] ドロップダウン リストからハント リストを選択します。 |
ステップ 6 | [ハント パイロットの設定(Hunt Pilot Configuration)] ウィンドウで追加の設定を入力します。ハント パイロットの設定の詳細については、Cisco Unified Communications Manager の関連するマニュアルを参照してください。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 |
(注) |
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Jabber 間コール機能を使用するには、GoDaddy Class 2 Certification Authority Root Certificate ルート証明書をインストールします。この証明書名に関する警告を解決するには、必要な GoDaddy 証明書をインストールします。
UDP 経由の RTP/SRTP に対してメディア ポートとプロトコルの次の範囲を有効にします:33434 ~ 33598 および 8000 ~ 8100。HTTPS 経由の Jabber 間コール設定の場合は、ポート 443 を有効にします。
[設定タブ(Configuration Tab)] セクションで [P2P 設定(P2P settings)] を使用します。詳細については、『Cisco WebEx Messenger Administrator's Guide(Cisco WebEx Messenger 管理者ガイド)』を参照してください。
Jabber 間コールは、ユーザのグループまたはすべてのユーザについて有効にすることができます。Cisco WebEx Messenger 管理ツールのポリシー エディタで、[内部 VoIP(Internal VoIP)] および [外部 VoIP(External VoIP)] 設定を使用します。Jabber 間コールのビデオ サービスは、[内部ビデオ(Internal Video)] および [外部ビデオ(External Video)] ポリシー アクションを使用して制御できます。詳細については、『Cisco WebEx Messenger Administration Guide(Cisco WebEx Messenger 管理ガイド)』の「Policy Editor(ポリシー エディタ)」セクションを参照してください。
2 人のユーザが Jabber 間コールを相互に同時に開始すると、コードが自動的に接続されます。その場合、どちらのユーザも着信コール通知を受信しません。
ユーザが Jabber 間コール中に別の通話を開始すると、相手が応答しない場合でも、進行中の通話が直ちに終了します。
Jabber 間コール中に Jabber 間コールが着信した場合は、[コールを終了して応答(End Call And Answer)] が表示されます。ユーザがこのボタンを選択すると、現行の Jabber 間コールは終了し、着信コールへの応答が行われます。
Jabber 間コールと Cisco Unified Communications Manager コールを使用する場合には、Jabber 間の制限に加えて、次のシナリオが考えられます。
ユーザが Jabber 間コール中に Cisco Unified Communications Manager コールを行うと、相手が応答しない場合でも、進行中の Jabber 間コールが直ちに終了します。
ユーザが Jabber 間コール中に Cisco Unified Communications Manager コールを保留してから再開すると、Jabber 間コールが直ちに終了します。
ユーザが Jabber 間コール中に Cisco Unified Communications Manager コールを着信すると、通知と [コールを終了して応答(End Call And Answer)] ボタンが表示されます。ユーザがこのボタンを選択すると、進行中の Jabber 間コールが終了し、着信コールへの応答が行われます。
ユーザが Cisco Unified Communications Manager コールを受信した場合は、進行中の Cisco Unified Communications Manager コールを保留にして新しいコールに応答できます。
ユーザが Cisco Unified Communications Manager コール中に Jabber 間コールを行うように選択すると、Jabber 間コールの参加者がコールに応答しない場合でも、Cisco Unified Communications Manager コールが直ちに保留になります。
ユーザが Cisco Unified Communications Manager コール中に Jabber 間コールに応答した場合は、Cisco Unified Communications Manager コールが直ちに保留になります。
ユーザの回線が Cisco Unified Communications Manager でコールに自動応答するように設定されている場合、Jabber 間コール中に Cisco Unified Communications Manager コールを受信すると、Jabber 間コールが通知なく直ちに終了し、Cisco Unified Communications Manager コールに応答します。
Jabber 間コールに使用される最大帯域幅(キロビット/秒単位)を指定します。コールのビデオ画質(解像度)は、この帯域幅制限に適合するように下げられます。この機能は J2JMaxBandwidthKbps パラメータを使用して設定されます。
このパラメータの詳細については、ご使用のリリースに対応する『Parameter Reference Guide』を参照してください。
サインアウト非アクティビティ タイマーにより、指定された時間にわたって非アクティブ状態のユーザをクライアントから自動的にサインアウトさせることができます。
この機能はモバイル クライアントで ForceLogoutTimerMobile パラメータを使用して設定されます。
この機能はデスクトップ クライアントで ForceLogoutTimerDesktop パラメータを使用して設定されます。
このパラメータが設定されていない場合、クライアントは自動的にサインアウトしません。
複数のデバイスにサインインしているユーザは、どのデバイスがアクティブの場合でも、各デバイスで送受信されたすべての IM を確認できます。通知は同期されます。あるデバイスで IM を表示すると、その IM はサインインしている他のデバイスでも既読と表示されます。この機能はデフォルトで有効になっていますが、Disable_MultiDevice_Message パラメータを使用して無効にすることができます。次の制限が適用されます。
クライアントにサインインしている必要があります。サインアウトしたクライアントには、送受信される IM または通知は表示されません。
ファイル転送はサポートされません。ファイルは、ファイルを送受信したアクティブ デバイスでのみ使用できます。
グループ チャットはサポートされません。
AES 暗号化が必要である場合は、マルチ デバイス メッセージングを有効にできません。
クラウド展開にのみ適用されます。
パラメータの詳細については、ご使用のリリースに対応する『Parameters Reference Guide』を参照してください。
ボイスメールの無効化は、コールがモバイル サービス プロバイダーのボイスメールによって応答されることを防ぐ機能です。この機能は、ユーザがモバイル デバイスで企業からモバイル コネクト コールを受信するときに便利です。また、DvO-R の受信コールがモバイル デバイスに発信される場合にも便利です。
ボイスメールの無効化は、次の 2 つの方法のいずれかで設定できます。
タイマー制御:(デフォルト)この方式では、コールがモバイル ユーザまたはモバイル サービス プロバイダーのボイスメールに応答するかどうかを指定するように Cisco Unified Communications Manager にタイマーを設定します。
ユーザ制御:この方法では、コールを進める前に、DTMF トーンの生成にユーザがデバイスのキーパッド上の任意のキーを押すことを要求するように Cisco Unified Communications Manager を設定します。
DvO-R を導入する場合は、ユーザ制御のボイスメールの無効化も設定することが推奨されます。ユーザ制御のボイスメールの無効化を設定すると、この機能は DvO-R とモバイル コネクト コールの両方に適用されます。
ボイスメールの無効化の詳細については、ご使用のリリースの『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』の「Confirmed Answer and DvO VM detection」の項を参照してください。
タイマー制御方式をセットアップするには、モビリティ ID またはリモート接続先のいずれかで [呼び出し開始タイマー(Answer Too Soon Timer)] および [呼び出し終了タイマー(Answer Too Late Timer)] を設定します。詳細については、「モビリティ ID の追加」または「リモート接続先の追加(オプション)」のトピックを参照してください。
タイマー制御のボイスメールの無効化は、Cisco Unified Communications Manager リリース 6.0 以降でサポートされています。
ユーザ制御のボイスメールの無効化は、Cisco Unified Communications Manager リリース 9.0 以降で使用できます。
ユーザ制御のボイスメールの無効化を次のようにセットアップします。
「ボイスメールの無効化をサポートするための Cisco Unified Communications Manager の設定」のトピックを使用して Cisco Unified Communications Manager をセットアップします。
次のトピックのいずれかを使用してデバイスをセットアップします。
Cisco は、エンド ユーザがクライアントで設定した代替番号で DvO-R を使用する場合、ユーザ制御のボイス メールの無効化をサポートしていません。代替番号とは、ユーザのモビリティ ID で設定した電話番号と一致しない、ユーザがクライアントの DvO コールバック番号のフィールドに入力した電話番号です。
代替番号を使用してこの機能を設定する場合、Cisco Unified Communications Manager は、コールバックが誤った番号またはボイスメール システムに接続しても DvO-R コールを接続します。
ユーザ制御のボイスメールの無効化をサポートするように Cisco Unified Communications Manager を設定するには、次の手順を使用します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 | の順に選択します。 | ||
ステップ 3 | [サーバ(Server)] ドロップダウン リストで、アクティブな Cisco Unified Communications Manager を選択します。 | ||
ステップ 4 | [サービス(Service)] ドロップダウン リストで、[Cisco Call Manager(アクティブ)(Cisco Call Manager (Active))] サービスを選択します。 | ||
ステップ 5 |
[クラスタ全体のパラメータ(システム - モビリティ シングル ナンバー リーチ ボイスメール)(Clusterwide Parameters (System - Mobility Single Number Reach Voicemail))] セクションで設定を構成します。
|
||
ステップ 6 | [保存(Save)] をクリックします。 |
エンド ユーザのモビリティ ID に対してユーザ制御のボイスメールの無効化を有効にするには、次の手順を使用します。
Cisco Unified Communications Manager でアナンシエータを設定します。詳細については、ご使用のリリースの『Cisco Unified Communications Manager Administrator Guide』の「Annunciator setup」の項を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager にメディア リソース グループを設定する場合は、メディア リソース グループにアナンシエータを設定します。詳細については、ご使用のリリースの『Cisco Unified Communication Manager Administrator Guide』の「Media resource group setup」の項を参照してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 | 設定するデバイスに次のように移動します。 | ||
ステップ 3 |
[関連付けられたモビリティ ID(Associated Mobility Identity)] セクションで、モビリティ ID のリンクをクリックします。
|
||
ステップ 4 |
ポリシーを次のように設定します。
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||
ステップ 5 | [保存(Save)] をクリックします。 |
エンド ユーザのリモート接続先に対してユーザ制御のボイスメールの無効化を有効にするには、次の手順を使用します。
Cisco Unified Communications Manager でアナンシエータを設定します。詳細については、ご使用のリリースの『Cisco Unified Communications Manager Administrator Guide』の「Annunciator setup」の項を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager にメディア リソース グループを設定する場合は、メディア リソース グループにアナンシエータを設定します。詳細については、ご使用のリリースの『Cisco Unified Communication Manager Administrator Guide』の「Media resource group setup」の項を参照してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | 設定するデバイスに次のように移動します。 |
ステップ 3 | [関連付けられたリモート接続先(Associated Remote Destinations)] セクションで、関連付けられたリモート接続先のリンクをクリックします。 |
ステップ 4 |
ポリシーを次のように設定します。
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ステップ 5 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ユーザ エクスペリエンスと製品パフォーマンスを向上させるために、Cisco Jabber は、個人識別が不可能な利用状況とパフォーマンスに関するデータを収集してシスコに送信する場合があります。収集されたデータは、シスコによって、Jabber クライアントがどのように使用され、どのように役立っているかに関する傾向を把握するために使用されます。
テレメトリ機能を使用するには、GoDaddy Class 2 Certification Authority Root Certificate という名前のルート証明書をインストールする必要があります。テレメトリ サーバ証明書名は "metrics-a.wbx2.com" です。この証明書名に関する警告を解決するには、必要な GoDaddy 証明書をインストールします。詳細については、「証明書の検証設定」方法を参照してください。
Telemetry_Enabled:分析データを収集するかどうかを指定します。デフォルト値は true です。
TelemetryEnabledOverCellularData:分析データを携帯データ ネットワークと Wi-Fi 経由で送信する(true)のか、WiFi 経由のみで送信する(false)のかを指定します。デフォルト値は true です。
TelemetryCustomerID:このオプション パラメータは分析情報の送信元を指定します。この ID は、個別の顧客を明示的に識別する文字列にすることも、顧客を識別せずに共通の送信元を識別する文字列にすることもできます。Global Unique Identifier(GUID)を生成するツールを使用して 36 文字の一意の ID を作成するか、逆ドメイン名を使用することをお勧めします。
これらのパラメータの詳細については、「ポリシー パラメータ」を参照してください。
Cisco Jabber が収集する分析データと、収集しない分析データの詳細については、http://www.cisco.com/web/siteassets/legal/privacy_02Jun10.html の「Cisco Jabber Supplement to Cisco’s On-Line Privacy Policy」で確認できます。