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目次
会議では、アドホック会議で複数の通話相手と同時に会話できます。
会議コールで会話をする場合は、会議を使用して相手にダイヤルし、通話の相手を会議コールに追加します。
複数の電話回線がある場合は、交互に会議を使用して、2 つの回線をまたいで 2 つのコールを結合できます。 たとえば、回線 1 に 1 つのコールがあり、回線 2 にも 1 つのコールがある場合、それらのコールを 1 つの会議にまとめることができます。
ステップ 1 | 保留されていない接続済みコールから開始します。 |
ステップ 2 | [会議] を押し、次のいずれかを実行します。 |
ステップ 3 | 相手の応答を待つか、またはコールの呼び出し中にステップ 4 に進みます。 |
ステップ 4 | [会議] を押します。 会議が開始されます。 |
会議はアクティブ コールのある回線で確立されます。
別の人を会議に追加する前に、会議およびその人と個別に相談できます。
ステップ 1 | 新しいコール参加者にコールしますが、その参加者を会議には追加しないでください。 |
ステップ 2 | 参加者と会議の間で切り替えるには、[切替] を押します。 |
会議に参加した最新 16 人の参加者の詳細を表示できます。
|
ステップ 1 | 会議中に、[詳細の表示] を押します。 |
ステップ 2 | 削除する参加者を強調表示してから、[削除] を押します。 |
ミートミーを使用すると、スケジュールした時刻に所定の番号にコールしてミートミー会議を開催したり、ミートミー会議に参加したりできます。
ミートミー会議は、ホストが接続すると開始されます。 ホストが参加する前に会議にコールすると、参加者にはビジー トーンが聞こえます。その場合は、もう一度ダイヤルする必要があります。
すべての参加者が切断すると会議は終了します。ホストが切断しても会議は自動的に終了しません。
ステップ 1 | システム管理者からミートミー電話番号を入手します。 |
ステップ 2 | 参加者にミートミー電話番号を配布します。 |
ステップ 3 | 会議を開始する準備ができたら、ハンドセットを取り上げてダイヤル トーンを受信し、[ミートミー] を押します。 |
ステップ 4 | ミートミー電話番号をダイヤルします。 |
ステップ 1 | 会議のホストから提供されたミートミー電話番号をダイヤルします。 |
ステップ 2 | ビジー トーンが聞こえる場合は、ホストがまだ会議に参加していません。 この場合は、コールを終了して、再試行してください。 |
短縮ダイヤルでは、ボタンを押すかプリセットしたコードを入力するだけでコールを発信できます。 電話機で短縮ダイヤル機能を使用する前に、セルフ ケア ポータルで短縮ダイヤルを設定する必要があります。
電話機は設定に応じて、次のような短縮ダイヤル機能をサポートできます。
短縮ダイヤルを使用して、強制承認コード(FAC)、クライアント識別コード(CMC)、または付加的なディジット(ユーザ内線、会議のアクセス コード、ボイスメールのパスワードなど)を必要とする電話番号をダイヤルすることもできます。 通常、これらの番号では、ディジット文字列の間にポーズ文字を入力する必要があります。
電話機で短縮ダイヤル ボタンを使用する前に、セルフ ケア ポータルで短縮ダイヤルを設定する必要があります。
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電話機で短縮ダイヤル コードを使用する前に、セルフ ケア ポータルで短縮ダイヤルを設定する必要があります。
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電話機で短縮ダイヤル コードを使用する前に、セルフ ケア ポータルで短縮ダイヤルを設定する必要があります。
ステップ 1 | ハンドセットを持ち上げて、[短縮ダイヤル] を押します。 |
ステップ 2 | 短縮ダイヤル コードを入力し、もう一度 [短縮ダイヤル] を押して、コールを完了します。 |
短縮ダイヤルを使用すると、強制承認コード(FAC)、クライアント識別コード(CMC)、ダイヤル中のポーズ、または付加的なディジット(ユーザ内線、会議のアクセス コード、ボイスメールのパスワードなど)を必要とする接続先にダイヤルできます。 設定済みの短縮ダイヤルを押すと、電話機は接続先番号とのコールを確立し、ダイヤル中のポーズを入れて、指定された FAC、CMC、および付加的なディジットを送信します。
ダイヤル中のポーズを短縮ダイヤルに含めるには、短縮ダイヤル文字列の一部としてカンマ(,)を含めます。 このカンマは、2 秒間のポーズを指定します。 このポーズは、短縮ダイヤル文字列の中の他のディジットと、FAC および CMC を区別するためにも使用できます。
(注) |
短縮ダイヤル文字列に FAC および CMC を含めるときは、以下の要件に注意してください。
|
文字列に含める各カンマは、追加の 2 秒間のポーズを表します。 たとえば、2 個のカンマ(,,)は、4 秒間のポーズを表します。
(注) |
短縮ダイヤルを設定する前に、指定したディジットに少なくとも 1 回手動でダイヤルしてみて、ディジット シーケンスが正しいことを確認してください。 |
電話機では、短縮ダイヤルの FAC、CMC、および付加的なディジットを通話履歴に保存しません。 短縮ダイヤルを使用して接続先に接続した後で [リダイヤル] を押すと、FAC、CMC、または DTMF の必要なすべてのディジットを手動で入力するように電話機からプロンプトが出されます。
ボイスメールにアクセスするための次の要件を考えます。
このボイスメール ボックスにアクセスする短縮ダイヤルを設定するには、次の短縮ダイヤル文字列を指定します。
8000,123456#,,,3
次のコール要件を考えます。
この接続先にアクセスするには、次の短縮ダイヤル文字列を指定します。
95556543,1234,9876,,56789#
サイレントが有効である場合、着信コールはボイスメールなどの別の番号が設定されている場合はその番号に転送され、コールはコール履歴に保存されることも表示されることもありません。
サイレント機能は電話機の全回線に適用されます。 この機能は、インターコムおよび緊急コールには影響しません。
セルフ ケア ポータルから [サイレント] オプションを変更できます。 [サイレント] オプションのカスタマイズの詳細については、『Cisco Unified Communications Self Care Portal User Guide』(http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/products_user_guide_list.html)を参照してください。
ステップ 1 |
サイレントをオンにするには、[サイレント] を押します。 ビジュアル通知が一瞬表示されます。 |
ステップ 2 |
サイレントをオフにするには、[サイレント] を再度押します。 ビジュアル通知が一瞬表示されます。 |
迷惑呼 ID(MCID)では、アクティブ コールを不審なコールとして識別し、一連の自動化されたトラッキングおよび通知メッセージを開始できます。
サイレント通知メッセージが送信されると、電話機ではビジュアル通知とオーディオ通知の両方が出ます。 |
Cisco エクステンション モビリティ(EM)を使用すると、自分用に異なる Cisco IP Phone を一時的に設定できます。 EM にログインすると、電話機に自分のユーザ プロファイル(電話回線、機能、設定されているサービス、Web ベースの設定など)が適用されます。 EM はシステム管理者が設定します。
Cisco エクステンション モビリティの暗証番号の変更機能では、Cisco IP Phone から暗証番号を変更できます。
モバイル コネクトを設定すると、携帯電話を使用してデスクの電話番号にかかってきたコールを処理できます。
Cisco Mobile Connect を使用する場合、デスクの電話機と同じ電話番号を使用してコールの発信や受信ができるよう、携帯電話や他の電話機を追加する必要があります。 このような電話機をリモート接続先と呼びます。 また、アクセス リストを定義して、特定の番号からのコールが携帯電話に送信されるのを制限または許可することもできます。
ステップ 1 | [モビリティ] を押して、リモート接続先の現在のステータス(有効または無効)を表示します。 |
ステップ 2 | [選択] を押して、ステータスを変更します。 |
ステップ 3 | [終了] を押します。 |
ステップ 1 | [モビリティ] または [携帯電話へ] を押して、リモート接続先の現在のステータス(有効または無効)を表示します。 |
ステップ 2 | [選択] を押して、ステータスを変更します。 |
ステップ 3 | [終了] を押します。 |
ステップ 1 | [モビリティ] を押します。 | ||
ステップ 2 | [携帯電話へ] を選択します。 | ||
ステップ 3 |
進行中のコールに携帯電話で応答します。
|
ステップ 1 | デスクの電話機の回線を選択します。 |
ステップ 2 | 携帯電話で通話を終了して携帯電話を切断します。ただし、コールは切断しないでおきます。 |
ステップ 3 | 5 ~ 10 秒以内にデスクの電話機の [復帰] を押して、デスクの電話機で会話を開始します。 |
アイコン |
インジケータ |
---|---|
回線は使用中です。 |
|
回線はアイドル状態です。 |
|
回線は呼び出し中です (コール ピックアップ専用の状態)。 |
|
回線はサイレント(DND)状態です。 |
システム管理者は、短縮ダイヤル ボタンに回線ステータス インジケータを設定し、次の機能を持たせて使用できます。
短縮ダイヤル ボタンのダイレクトコールパーク番号の回線ステータスをモニタ(またその番号にダイヤル)できます。
短縮ダイヤル ボタンの呼び出し中のコールの回線ステータスをモニタ(また呼び出し中のコールをピックアップ)できます。
システム管理者は、モニタしている回線でコールが鳴ったら、電話機がオーディオ アラートを鳴らすようにも設定できます。
カスタム回線フィルタでは、アラート フィルタが適用される回線のサブセットにアラート コール通知のプライオリティを設定できるので、プライオリティの高い回線に絞ることにより、アラート アクティビティを軽減できます。 カスタム フィルタは、選択した回線の着信コールに対して、従来のポップアップ アラートか、アクション可能なアラートを生成します。 それぞれのフィルタで、適用範囲内の回線のサブセットだけがアラートを生成します。 フィルタがオフになっていると、その適用範囲内の回線はアラート通知を表示しません。
この機能が設定されている場合、次の選択可能な 3 つのフィルタ タイプを使用できます。
管理者は、デフォルトの回線フィルタを設定し、このフィルタは、毎日のスケジュール フィルタとして表示されます。 管理者がデフォルトのフィルタを設定していない場合でも、すべてのコール フィルタおよびカスタム フィルタ オプションを使用できます。 カスタム フィルタを作成していない場合、デフォルトの回線フィルタが存在しているときには、プロビジョニングされているすべての回線にこのフィルタが適用され、存在しない場合はすべてのコールに適用されます。
すべてのコール フィルタも毎日のスケジュール フィルタも編集できませんが、毎日のスケジュール フィルタをコピーし、コピーしたフィルタを編集することによって、新しいカスタム フィルタのテンプレートとして使用することができます。
適用範囲を簡単に選択および変更できるようにするため、カスタム フィルタは電話機に直接保存します。 最大 20 のカスタム フィルタを定義できますが、一度にアクティブにできるフィルタは 1 つだけです。
(注) |
カスタム回線フィルタとアクション可能な着信コール アラートの両方の機能が有効な場合、アクション可能なコール アラートは、フィルタの適用範囲の回線だけに適用されます。 |
ステップ 1 | 電話機で、 を選択します。 |
ステップ 2 |
[コール通知] を強調表示して、[選択] を押します。 現在利用できるフィルタオプションが表示されます。 |
ステップ 3 | 適用するフィルタを強調表示して、[選択] を押します。 |
ステップ 1 | 電話機で、 に移動します。 |
ステップ 2 | [コール通知] を強調表示して、[選択] を押します。 |
ステップ 3 |
削除するフィルタを強調表示して、[削除] を押します。 フィルタは削除され、フィルタのリストに表示されなくなります。 |
ステップ 1 | 電話機で、 に移動します。 |
ステップ 2 | [コール通知] を強調表示して、[選択] を押します。 |
ステップ 3 | 名前を変更するフィルタを強調表示して、[編集] を押します。 |
ステップ 4 | フィルタの新しい名前を入力します。 |
ステップ 5 | [適用] をクリックします。 |
ステップ 6 | フィルタを表示するには、[戻る] を押します。 |
ハント グループは、大量の着信コールがある組織のコールの負荷を分散するために使用します。
システム管理者はハント グループに一連の電話番号を設定します。 ハント グループ内の最初の電話番号が使用中の場合は、次に使用可能な番号がグループ内で検索され、その電話機にコールが転送されます。
ハント グループのメンバーは、コールを受信する場合にハント グループにログインし、コールで電話機の呼出音を鳴らさなくする場合にグループからログアウトします。
管理者は、ハント グループのキューに関する統計をユーザが表示できるように、[キューのステータス] ボタンを設定します。
グループのいずれかの電話機からリストにアクセスする場合でも、グループ コール キュー内のコールには、同じコール識別番号が表示されます。
ハント グループからログアウトしても、ダイレクト コールは引き続き電話機に着信します。
ステップ 1 |
[ハントグループ] を押してログインします。 ビジュアル通知が一瞬表示されます。 |
ステップ 2 | [ハントグループ] をもう一度押してログアウトします。 |
ハント グループ キューのステータスを確認するには、キューの統計情報を使用します。
ステップ 1 |
[キューのステータス] を押します。 [キューのステータス] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 | 統計情報を更新するには、[更新] を押します。 |
ステップ 3 | 終了するには、[終了] を押します。 |
割り込みを使用すると、共有回線のプライベート以外のコールに参加できます。 つまり、コールを会議に切り替えたり、新しい参加者を加えたりできます。
[割り込みアラート] オプションはデフォルトで [オフ] に設定されており、プロンプトが表示されずに適格な共有回線に割り込むことができます。 [割り込みアラート] を [オン] に設定した場合、アラート プロンプトが表示されます。
ステップ 1 | 電話機で、 に移動します。 |
ステップ 2 |
[割り込みアラート] メニュー項目で、[オン] をクリックしてアラートを有効にするか、[オフ] をクリックして割り込みを有効にします。 デフォルトでは、割り込みアラート プロンプトは [オフ] に切り替えられています。 |
|
プライバシーを使用すると、回線を共有する他のユーザから自分のコール情報を隠すように設定できます。
プライバシーは、使用している電話機のすべての共有回線に適用されます。 複数の共有回線を使用していて、プライバシーが有効になっている場合は、他の通話者は該当する共有回線を一切確認できません。
回線を共有している電話でプライバシーが有効になっている場合は、通常どおり、共有回線を使用して通話を発信および受信できます。
ステップ 1 | この機能を有効にするには、[プライバシ] を押します。 この機能が有効な場合は、電話スクリーンにビジュアル通知が表示されます。 |
ステップ 2 | この機能をオフにするには、[プライバシ] をもう一度押します。 |
割り込みのプロンプト機能が電話機で有効になっている場合、コールへの割り込みを開始するときにポップアップ メニューが表示されます。
[割り込みアラート] プロンプト ウィンドウが閉じます。
|
コール監察では、権限を与えられたコール監察ユーザ(監察者)がコールを監察および録音できます。 監察対象のコールには、発信者、監察者、着信者の最低 3 人が関わります。 自分自身が認可された監察者であるかどうかは、システム管理者に問い合わせてください。
監察者はコールに応答し、会議コールを開始し、その会議コールに留まってコールを監察および録音します。 コール監察機能が設定されている Cisco IP Phone には、[録音] ボタンもあります。
ステップ 1 |
着信コールに応答します。 コールの監視および録音が必要であるとシステムが判断した場合、[録音] が表示されます。 |
ステップ 2 |
[会議]
を押して、会議コールを開始します。 |
ステップ 3 | 追加する通話相手の電話番号を入力し、[コール] を押します。 |
ステップ 4 |
通話相手が応答したら、会議を押します。 会議が開始されます。 |
ステップ 5 |
録音を押して、会議コールの録音を開始します。 会議コールが確立される前にコールの録音を開始することもできます。 この場合、着信コールに応答後に会議を押します。 コールは自動的に保留になり、会議コールを設定している間、録音は停止します。 会議コールが確立されると、録音は自動的に再開されます。 |
ステップ 6 | 監察中のコールを終了するには、[終了] を押します。すべての通話者が切断されます。 |
Uniform Resource Identifier(URI)ダイヤリングにより、bob@cisco.com など、英数字の URI アドレスを電話番号として使用してコールを発信できます。 接続先を選択するには、URI アドレスを入力する必要があります。
電話スクリーンに、URI コールのコール情報が表示されます。 URI コール情報は、電話機の通話履歴および [詳細] ページに保存されます。 URI アドレスを伴うコールを受信した場合、URI アドレスは通話履歴に保存されます。 最後にダイヤルした URI アドレスに発信するには、[リダイヤル] を押します。
管理者による電話機の設定に応じて、着信コール アラート、コール セッション、および通話履歴に対して、URI か電話番号(DN)のどちらが表示されるかが決まります。 DN を表示するように電話機が設定されていても、URI しか利用できない場合は、URI が表示されます。 URI を表示するように電話機が設定されていても、DN しか利用できない場合は、DN が表示されます。
(注) |
URI コールは、ソフトキー パッドを使用して発信できません。 |
URI アドレスを使用してオンフック コールを発信するには、[ABC] ソフトキーを押して、キーパッド モードを切り替える必要があります。
URI アドレスを使用してオフフック コールを発信するには、URI アドレスが [通話履歴] または [短縮ダイヤル] リストに保存されている必要があります。
(注) |
URI アドレスを入力してコールを発信する場合、キーを押してから次のキーを押すまで 10 秒以上の間隔を空けないでください。 入力のない状態が 10 秒続くと、電話機は完全なアドレスが入力されたと見なし、コールを発信しようとします。 |
URI ダイヤリングでコールをダイヤルまたは受信するときに、コール ウィンドウと着信コール アラートに完全な URI アドレスが表示されます。
URI アドレスを入力する場合、最大長は 254 文字です。 完全なドメイン名を入力して、デフォルト ドメインを上書きできます。
URI ダイヤリングは、次のように電話機の他の機能と連動します。
インテリジェント プロキシミティでは、携帯端末をペアリングして Cisco IP Phone から携帯電話回線を使用できます。 携帯端末をペアリングすると、ヘッドセットまたはスピーカのいずれかを使用して、Cisco IP Phone から携帯電話回線に発着信することができます。 携帯電話回線で保留およびリダイヤルなどの通話機能を使用することもできます。
携帯電話の連絡先および通話履歴を Cisco IP Phone と共有し、携帯端末と Cisco IP Phone の間で通話を移動できます。 携帯電話回線で携帯端末の信号強度と電池残量を表示することもできます。
(注) |
オペレーティング システムによって使用できる機能が一部異なっている場合があり、携帯端末では他にも異なる点があります。 |
ステップ 1 |
携帯端末を検出可能モードにします。
|
||
ステップ 2 | Cisco IP Phone で、[アプリケーション] ボタンを押して を選択します。 | ||
ステップ 3 | 新規デバイスを追加し、ペアリングするには使用可能なデバイスのリストから携帯端末を選択します。 | ||
ステップ 4 | 携帯端末と Cisco IP Phone のパスキーを確認します。 | ||
ステップ 5 | 携帯電話の連絡先を保存するようプロンプトが表示されると、携帯電話の連絡先と通話履歴を Cisco IP Phone で使用可能になるよう選択します。 |
携帯端末を Cisco IP Phone にペアリングすると、圏内の場合は携帯端末に自動的に接続され、圏外の場合は携帯端末から切断されます。 携帯端末が切断されると、携帯電話回線は「接続されていません」とグレー表示されます。
ご使用の Cisco IP Phone の圏内に 2 台以上のペアリングされた携帯端末が存在する場合は、接続する携帯端末を選択できます。
ステップ 1 | [アプリケーション] ボタンを押し、[Bluetooth] を選択します。 |
ステップ 2 | 使用可能なデバイスのリストから携帯端末を選択します。 以前に接続した携帯端末が切断され、選択した携帯端末が接続されます。 |
ステップ 1 | 使用可能なデバイスのリストにある携帯端末を選択します。 |
ステップ 2 | [削除] を押します。 |
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コールが終了します。 |
|
ステップ 1 | 携帯電話回線を選択します。 |
ステップ 2 | 10 桁の番号を入力するか、通話履歴から連絡先を選択します。 |
ステップ 3 | [コール] を押します。 |
Cisco IP Phone を使用してアクティブ コールを携帯端末に移動したり、携帯端末から移動できます。
ステップ 1 | Cisco IP Phone から携帯端末にコールを移動するには、[オーディオを移動] を選択します。 |
ステップ 2 | 携帯端末から Cisco IP Phone にコールを移動するには、[オーディオを移動] を選択します。 |
Cisco IP Phone と携帯端末の音量コントロールは同期されます。 アクティブ コールを実行している場合は、同期のみが実行されます。
|
ペア設定された携帯端末は、
に [Bluetooth] と表示されます。 このアカウントは携帯端末をペア解除するまで維持されます。IP フォンの通話履歴メニューから携帯電話の連絡先を確認できます。発信ソフトキーを使用して携帯電話の通話履歴の共有を見つけることができます。
携帯端末を接続すると、連絡先が Cisco IP Phone に自動的に同期されます。 コール終了時または携帯端末の再接続時に連絡先が更新されます。 手動で連絡先を同期する必要はありません。
次の手順を使用して連絡先のステータスを確認します。
ステップ 1 | を押します。 |
ステップ 2 | [設定] を選択します。 |
ステップ 3 | [電話帳へのアクセス] を選択します。 |
Bluetooth 電話帳へのアクセス プロファイル オプションが「いいえ」になっている場合はこの手順を使用します。
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Bluetooth 電話帳へのアクセス プロファイル オプションが「保存」になっている場合はこの手順を使用します。
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目次
- 拡張コール機能
- 会議
- 会議への第三者の追加
- 会議へのコールの参加
- 会議実行前にコール間で切り替え
- 会議参加者の表示
- 会議参加者の削除
- ミートミー会議
- ミートミー会議の開催
- ミートミー会議への参加
- 短縮ダイヤル
- 短縮ダイヤル ボタンを使用したコールの発信
- オンフックでの短縮ダイヤル コードの使用
- オフフックでの短縮ダイヤル コードの使用
- ポーズ入り短縮ダイヤル
- サイレント
- DND のオン/オフの切り替え
- 迷惑呼 ID
- 不審なコールのトレース
- エクステンション モビリティ
- エクステンション モビリティの有効化
- モバイル コネクト
- モバイル コネクトの有効化
- デスクの電話機からすべてのリモート接続先に対するモバイル コネクトの有効化または無効化
- デスクの電話機のコールを携帯電話に切り替え
- 携帯電話のコールをデスクの電話機に切り替え
- 携帯電話からデスクの電話機へのコールのハンドオフ
- 回線ステータス
- 回線ステータス インジケータ
- カスタム回線フィルタ
- 回線フィルタの追加
- アクティブな回線フィルタの選択
- 回線フィルタの削除
- 回線フィルタのコピー
- 回線フィルタの編集
- 回線フィルタ名の変更
- ハント グループ
- ハント グループへのログイン、ログアウト
- キューの統計情報の表示
- 割り込み
- 割り込みアラートの設定
- 共有回線のコールに参加
- 共有回線でのプライバシーの有効化
- [割り込みアラート] プロンプト ウィンドウの終了
- コール監察
- 監察対象コールの録音
- Uniform Resource Identifier ダイヤリング
- インテリジェント プロキシミティ
- 携帯端末のペアリング
- 携帯端末の自動接続
- 接続された携帯端末の切り替え
- 携帯端末の削除
- 携帯電話のコールに応答
- 携帯電話のコールの拒否
- 携帯電話の無視
- 携帯電話のコールの発信
- IP フォンと携帯電話の間でコールの移動
- 携帯端末の音量の調整
- 携帯電話の連絡先と携帯電話の通話履歴の共有
- Bluetooth 連絡先の同期
- Bluetooth 連絡先の保存
- Bluetooth 連絡先の削除
会議
会議では、アドホック会議で複数の通話相手と同時に会話できます。
会議コールで会話をする場合は、会議を使用して相手にダイヤルし、通話の相手を会議コールに追加します。
複数の電話回線がある場合は、交互に会議を使用して、2 つの回線をまたいで 2 つのコールを結合できます。 たとえば、回線 1 に 1 つのコールがあり、回線 2 にも 1 つのコールがある場合、それらのコールを 1 つの会議にまとめることができます。
ミートミー会議
ミートミーを使用すると、スケジュールした時刻に所定の番号にコールしてミートミー会議を開催したり、ミートミー会議に参加したりできます。
ミートミー会議は、ホストが接続すると開始されます。 ホストが参加する前に会議にコールすると、参加者にはビジー トーンが聞こえます。その場合は、もう一度ダイヤルする必要があります。
すべての参加者が切断すると会議は終了します。ホストが切断しても会議は自動的に終了しません。
短縮ダイヤル
短縮ダイヤルでは、ボタンを押すかプリセットしたコードを入力するだけでコールを発信できます。 電話機で短縮ダイヤル機能を使用する前に、セルフ ケア ポータルで短縮ダイヤルを設定する必要があります。
電話機は設定に応じて、次のような短縮ダイヤル機能をサポートできます。
- 短縮ダイヤル ボタン:短縮ダイヤル用に設定された 1 つ以上の回線ボタンから電話番号をすばやくダイヤルできます。 システム管理者が回線ステータス機能を設定している場合は、回線ステータス インジケータを使用して短縮ダイヤル回線のステータスをモニタリングできます。
- 短縮ダイヤル コード:コードを入力して電話番号をダイヤルできます(「短縮ダイヤル」と呼ぶ場合もあります)。
短縮ダイヤルを使用して、強制承認コード(FAC)、クライアント識別コード(CMC)、または付加的なディジット(ユーザ内線、会議のアクセス コード、ボイスメールのパスワードなど)を必要とする電話番号をダイヤルすることもできます。 通常、これらの番号では、ディジット文字列の間にポーズ文字を入力する必要があります。
関連資料
ポーズ入り短縮ダイヤル
短縮ダイヤルを使用すると、強制承認コード(FAC)、クライアント識別コード(CMC)、ダイヤル中のポーズ、または付加的なディジット(ユーザ内線、会議のアクセス コード、ボイスメールのパスワードなど)を必要とする接続先にダイヤルできます。 設定済みの短縮ダイヤルを押すと、電話機は接続先番号とのコールを確立し、ダイヤル中のポーズを入れて、指定された FAC、CMC、および付加的なディジットを送信します。
ダイヤル中のポーズを短縮ダイヤルに含めるには、短縮ダイヤル文字列の一部としてカンマ(,)を含めます。 このカンマは、2 秒間のポーズを指定します。 このポーズは、短縮ダイヤル文字列の中の他のディジットと、FAC および CMC を区別するためにも使用できます。
(注)
短縮ダイヤル文字列に FAC および CMC を含めるときは、以下の要件に注意してください。
- 短縮ダイヤル文字列では、FAC が常に CMC よりも前に来る必要があります。
- FAC および DTMF のディジットを含む短縮ダイヤルには、短縮ダイヤル ラベルが必要です。
- 文字列内の FAC および CMC のディジット間に入力できるカンマは 1 つだけです。
文字列に含める各カンマは、追加の 2 秒間のポーズを表します。 たとえば、2 個のカンマ(,,)は、4 秒間のポーズを表します。
(注)
短縮ダイヤルを設定する前に、指定したディジットに少なくとも 1 回手動でダイヤルしてみて、ディジット シーケンスが正しいことを確認してください。
電話機では、短縮ダイヤルの FAC、CMC、および付加的なディジットを通話履歴に保存しません。 短縮ダイヤルを使用して接続先に接続した後で [リダイヤル] を押すと、FAC、CMC、または DTMF の必要なすべてのディジットを手動で入力するように電話機からプロンプトが出されます。
サイレント
サイレントが有効である場合、着信コールはボイスメールなどの別の番号が設定されている場合はその番号に転送され、コールはコール履歴に保存されることも表示されることもありません。
サイレント機能は電話機の全回線に適用されます。 この機能は、インターコムおよび緊急コールには影響しません。
セルフ ケア ポータルから [サイレント] オプションを変更できます。 [サイレント] オプションのカスタマイズの詳細については、『Cisco Unified Communications Self Care Portal User Guide』(http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/products_user_guide_list.html)を参照してください。
エクステンション モビリティ
Cisco エクステンション モビリティ(EM)を使用すると、自分用に異なる Cisco IP Phone を一時的に設定できます。 EM にログインすると、電話機に自分のユーザ プロファイル(電話回線、機能、設定されているサービス、Web ベースの設定など)が適用されます。 EM はシステム管理者が設定します。
Cisco エクステンション モビリティの暗証番号の変更機能では、Cisco IP Phone から暗証番号を変更できます。
モバイル コネクト
モバイル コネクトを設定すると、携帯電話を使用してデスクの電話番号にかかってきたコールを処理できます。
Cisco Mobile Connect を使用する場合、デスクの電話機と同じ電話番号を使用してコールの発信や受信ができるよう、携帯電話や他の電話機を追加する必要があります。 このような電話機をリモート接続先と呼びます。 また、アクセス リストを定義して、特定の番号からのコールが携帯電話に送信されるのを制限または許可することもできます。
回線ステータス
回線ステータス インジケータ
- 短縮ダイヤル
- 短縮ダイヤル ボタンに設定された番号のステータスをモニタ(またその番号にダイヤル)できます。 モニタ対象の回線が使用できない場合、回線ステータス ボタンは通常の短縮ダイヤル ボタンに変わります。
- ダイレクト コール パーク
短縮ダイヤル ボタンのダイレクトコールパーク番号の回線ステータスをモニタ(またその番号にダイヤル)できます。
- コール ピックアップ
短縮ダイヤル ボタンの呼び出し中のコールの回線ステータスをモニタ(また呼び出し中のコールをピックアップ)できます。
システム管理者は、モニタしている回線でコールが鳴ったら、電話機がオーディオ アラートを鳴らすようにも設定できます。
カスタム回線フィルタ
カスタム回線フィルタでは、アラート フィルタが適用される回線のサブセットにアラート コール通知のプライオリティを設定できるので、プライオリティの高い回線に絞ることにより、アラート アクティビティを軽減できます。 カスタム フィルタは、選択した回線の着信コールに対して、従来のポップアップ アラートか、アクション可能なアラートを生成します。 それぞれのフィルタで、適用範囲内の回線のサブセットだけがアラートを生成します。 フィルタがオフになっていると、その適用範囲内の回線はアラート通知を表示しません。
この機能が設定されている場合、次の選択可能な 3 つのフィルタ タイプを使用できます。
管理者は、デフォルトの回線フィルタを設定し、このフィルタは、毎日のスケジュール フィルタとして表示されます。 管理者がデフォルトのフィルタを設定していない場合でも、すべてのコール フィルタおよびカスタム フィルタ オプションを使用できます。 カスタム フィルタを作成していない場合、デフォルトの回線フィルタが存在しているときには、プロビジョニングされているすべての回線にこのフィルタが適用され、存在しない場合はすべてのコールに適用されます。
すべてのコール フィルタも毎日のスケジュール フィルタも編集できませんが、毎日のスケジュール フィルタをコピーし、コピーしたフィルタを編集することによって、新しいカスタム フィルタのテンプレートとして使用することができます。
適用範囲を簡単に選択および変更できるようにするため、カスタム フィルタは電話機に直接保存します。 最大 20 のカスタム フィルタを定義できますが、一度にアクティブにできるフィルタは 1 つだけです。
(注)
カスタム回線フィルタとアクション可能な着信コール アラートの両方の機能が有効な場合、アクション可能なコール アラートは、フィルタの適用範囲の回線だけに適用されます。
回線フィルタの追加
手順
ステップ 1 電話機で、 に移動します。 ステップ 2 [コール通知] を強調表示して、[選択] を押します。 現在のフィルタはオプションの隣に表示されます。
ステップ 3 [フィルタの新規追加] を強調表示して、[選択] を押します。 カスタム フィルタの最大数は 20 です。 すでに最大数のカスタム フィルタを作成している場合は、この手順を進める前に、フィルタを削除してください。
ステップ 4 もう一度 [選択] を押して、テキストを編集可能にします。 [選択された回線のコール通知の表示] 画面に、利用可能な電話回線が表示されます。
ステップ 5 新しいフィルタにデフォルト名を受け入れるか、新しい名前を入力します。 ステップ 6 新しいフィルタに追加する回線を選択します。 使用可能なすべての回線がリストに表示されます。 リストにない回線が必要な場合は、管理者にお問い合わせください。
ステップ 7 [適用] をクリックします。 ステップ 8 フィルタを表示するには、[戻る] を押します。
ハント グループ
ハント グループは、大量の着信コールがある組織のコールの負荷を分散するために使用します。
システム管理者はハント グループに一連の電話番号を設定します。 ハント グループ内の最初の電話番号が使用中の場合は、次に使用可能な番号がグループ内で検索され、その電話機にコールが転送されます。
ハント グループのメンバーは、コールを受信する場合にハント グループにログインし、コールで電話機の呼出音を鳴らさなくする場合にグループからログアウトします。
管理者は、ハント グループのキューに関する統計をユーザが表示できるように、[キューのステータス] ボタンを設定します。
グループのいずれかの電話機からリストにアクセスする場合でも、グループ コール キュー内のコールには、同じコール識別番号が表示されます。
割り込み
共有回線でのプライバシーの有効化
手順プライバシーを使用すると、回線を共有する他のユーザから自分のコール情報を隠すように設定できます。
プライバシーは、使用している電話機のすべての共有回線に適用されます。 複数の共有回線を使用していて、プライバシーが有効になっている場合は、他の通話者は該当する共有回線を一切確認できません。
回線を共有している電話でプライバシーが有効になっている場合は、通常どおり、共有回線を使用して通話を発信および受信できます。
ステップ 1 この機能を有効にするには、[プライバシ] を押します。 この機能が有効な場合は、電話スクリーンにビジュアル通知が表示されます。 ステップ 2 この機能をオフにするには、[プライバシ] をもう一度押します。
コール監察
コール監察では、権限を与えられたコール監察ユーザ(監察者)がコールを監察および録音できます。 監察対象のコールには、発信者、監察者、着信者の最低 3 人が関わります。 自分自身が認可された監察者であるかどうかは、システム管理者に問い合わせてください。
監察者はコールに応答し、会議コールを開始し、その会議コールに留まってコールを監察および録音します。 コール監察機能が設定されている Cisco IP Phone には、[録音] ボタンもあります。
監察対象コールの録音
手順
ステップ 1 着信コールに応答します。 コールの監視および録音が必要であるとシステムが判断した場合、[録音] が表示されます。
ステップ 2 [会議] を押して、会議コールを開始します。 ステップ 3 追加する通話相手の電話番号を入力し、[コール] を押します。 ステップ 4 通話相手が応答したら、会議を押します。 会議が開始されます。
ステップ 5 録音を押して、会議コールの録音を開始します。 会議コールが確立される前にコールの録音を開始することもできます。 この場合、着信コールに応答後に会議を押します。 コールは自動的に保留になり、会議コールを設定している間、録音は停止します。 会議コールが確立されると、録音は自動的に再開されます。
ステップ 6 監察中のコールを終了するには、[終了] を押します。すべての通話者が切断されます。
Uniform Resource Identifier ダイヤリング
Uniform Resource Identifier(URI)ダイヤリングにより、bob@cisco.com など、英数字の URI アドレスを電話番号として使用してコールを発信できます。 接続先を選択するには、URI アドレスを入力する必要があります。
電話スクリーンに、URI コールのコール情報が表示されます。 URI コール情報は、電話機の通話履歴および [詳細] ページに保存されます。 URI アドレスを伴うコールを受信した場合、URI アドレスは通話履歴に保存されます。 最後にダイヤルした URI アドレスに発信するには、[リダイヤル] を押します。
管理者による電話機の設定に応じて、着信コール アラート、コール セッション、および通話履歴に対して、URI か電話番号(DN)のどちらが表示されるかが決まります。 DN を表示するように電話機が設定されていても、URI しか利用できない場合は、URI が表示されます。 URI を表示するように電話機が設定されていても、DN しか利用できない場合は、DN が表示されます。
(注)
URI コールは、ソフトキー パッドを使用して発信できません。
URI アドレスを使用してオンフック コールを発信するには、[ABC] ソフトキーを押して、キーパッド モードを切り替える必要があります。
URI アドレスを使用してオフフック コールを発信するには、URI アドレスが [通話履歴] または [短縮ダイヤル] リストに保存されている必要があります。
(注)
URI アドレスを入力してコールを発信する場合、キーを押してから次のキーを押すまで 10 秒以上の間隔を空けないでください。 入力のない状態が 10 秒続くと、電話機は完全なアドレスが入力されたと見なし、コールを発信しようとします。
URI ダイヤリングでコールをダイヤルまたは受信するときに、コール ウィンドウと着信コール アラートに完全な URI アドレスが表示されます。
URI アドレスを入力する場合、最大長は 254 文字です。 完全なドメイン名を入力して、デフォルト ドメインを上書きできます。
URI ダイヤリングは、次のように電話機の他の機能と連動します。
- コールを発信するための短縮ダイヤル エントリとして URI アドレスを設定できます。
- 短縮ダイヤルまたは通話履歴のエントリを使用して、すべてのコールの転送に対する接続先を設定できます。
- URI アドレスが [短縮ダイヤル] リストまたは [通話履歴] に保存されている場合は、URI ダイヤルを使用して、会議コールを開始し、複数の参加者を追加できます。
- ミートミー会議中、またはグループ コール ピックアップには URI アドレスを使用できません。
- URI アドレスが [短縮ダイヤル] リストまたは [通話履歴] に保存されている場合は、URI ダイヤルを使用したコールの転送を開始できます。
- 短縮ダイヤルまたは通話履歴と関連付けられた URI ダイヤルを使用して、コールの状態(使用中またはアイドル)をモニタできます。
- 話中または応対不可能な通話相手が応対可能になったときに、URI ダイヤルを開始できます。
- 表示される URI アドレス情報を非表示にできます。
- 電話機が Cisco Unified Communications Manager Express and Survivable Remote Site Telephony(CME/SRST)に接続されている場合、URI ダイヤル機能は無効です。 [ABC] ソフトキーは電話スクリーンに表示されません。
インテリジェント プロキシミティ
インテリジェント プロキシミティでは、携帯端末をペアリングして Cisco IP Phone から携帯電話回線を使用できます。 携帯端末をペアリングすると、ヘッドセットまたはスピーカのいずれかを使用して、Cisco IP Phone から携帯電話回線に発着信することができます。 携帯電話回線で保留およびリダイヤルなどの通話機能を使用することもできます。
携帯電話の連絡先および通話履歴を Cisco IP Phone と共有し、携帯端末と Cisco IP Phone の間で通話を移動できます。 携帯電話回線で携帯端末の信号強度と電池残量を表示することもできます。
(注)
オペレーティング システムによって使用できる機能が一部異なっている場合があり、携帯端末では他にも異なる点があります。
- 携帯端末のペアリング
- 携帯電話のコールに応答
- 携帯電話のコールの拒否
- 携帯電話の無視
- 携帯電話のコールの発信
- IP フォンと携帯電話の間でコールの移動
- 携帯端末の音量の調整
- 携帯電話の連絡先と携帯電話の通話履歴の共有
携帯端末のペアリング
手順
ステップ 1 携帯端末を検出可能モードにします。
(注) 検出可能モードに関する詳細については、携帯端末のマニュアルを参照してください。 ステップ 2 Cisco IP Phone で、[アプリケーション] ボタンを押して を選択します。 ステップ 3 新規デバイスを追加し、ペアリングするには使用可能なデバイスのリストから携帯端末を選択します。 ステップ 4 携帯端末と Cisco IP Phone のパスキーを確認します。 ステップ 5 携帯電話の連絡先を保存するようプロンプトが表示されると、携帯電話の連絡先と通話履歴を Cisco IP Phone で使用可能になるよう選択します。