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目次
Cisco Unified IP Conference Phone 8831 は、IP ネットワークでの音声通信を提供する、フル機能の単一回線会議ステーションです。 デジタル ビジネス電話機とほぼ同様に機能し、電話コールの発受信に加えて、ミュート、保留、転送、スピード ダイヤル、コール転送などの機能を使用できます。 さらに、会議ステーションがデータ ネットワークへ接続するため、ネットワーク情報やネットワーク サービスへのアクセスやカスタマイズ可能な機能やサービスなど、拡張 IP テレフォニー機能を提供します。
会議ステーションはバックライト付き LCD 画面や、最大 10 件のスピード ダイヤル番号のサポート、その他のさまざまな高度な機能を提供します。 オプションのマイクロフォン拡張キットを使用すれば、2 つのユニットをリンクさせて室内カバー範囲を拡張することが可能です。
この会議ステーションを使用すると、基本的なコール処理機能に、強化された生産性機能が加わるため、コール処理機能が拡張されます。 設定により、会議ステーションは次のことをサポートしています。
会議用電話機を使用するには、企業の IP テレフォニー ネットワークへ接続する必要があります。
サウンド ベースおよび DCU の LED により、会議用電話機の状態に関する情報が提供されます。
たとえば、サウンド ベースと DCU の発信ボタンの緑色の点滅は、着信コールがあることを示します。 会議用電話機がミュートになっているときに着信コールがあると、発信ボタンが引き続き緑色に点滅しますが、DCU のミュート ボタンの LED は赤色に点灯し、サウンド ベースのミュート ボタンも赤色に点灯します。
次の表に、サウンド ベースおよび DCU の LED 動作について説明します。
メディア パス状態 |
フォーカスされたコール |
サウンド ベース |
ディスプレイ制御ユニット(DCU) |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ベースの LED(3 箇所) |
ミュート ボタン |
DCU の発信ボタン |
DCU のミュート ボタン |
||||||
オフ |
コールなし |
||||||||
オフ |
コールなし、VM あり |
赤色 |
点灯 |
||||||
オフ |
サイレント(フラッシュ) |
緑色 |
点滅 |
緑色 |
点滅 |
||||
オフ |
着信コール |
緑色 |
点滅 |
緑色 |
点滅 |
||||
オフ |
保留復帰コール |
緑色 |
点滅 |
緑色 |
点滅 |
||||
オフ |
保留コール |
緑色 |
明滅 |
緑色 |
明滅 |
||||
オフ |
リモート保留コール |
赤色 |
明滅 |
||||||
オフ |
リモートで使用中のコール |
赤色 |
点灯 |
||||||
ミュート解除 |
発信中/接続中のコール |
緑色 |
点灯 |
緑色 |
点灯 |
||||
ミュート解除 |
サイレント(フラッシュ) |
緑色 |
点灯 |
緑色 |
点滅 |
||||
ミュート解除 |
着信コール |
緑色 |
点灯 |
緑色 |
点滅 |
||||
ミュート解除 |
保留復帰コール |
緑色 |
点灯 |
緑色 |
点滅 |
||||
ミュート |
発信中/接続中 |
赤色 |
点灯 |
赤色 |
点灯 |
緑色 |
点灯 |
赤色 |
点灯 |
ミュート |
サイレント(フラッシュ) |
赤色 |
点灯 |
赤色 |
点灯 |
緑色 |
点滅 |
赤色 |
点灯 |
ミュート |
着信コール |
赤色 |
点灯 |
赤色 |
点灯 |
緑色 |
点滅 |
赤色 |
点灯 |
ミュート |
保留復帰コール |
赤色 |
点灯 |
赤色 |
点灯 |
緑色 |
点滅 |
赤色 |
点灯 |
ディープ スリープ モード |
ディープ スリープ モード |
グレー |
点灯 |
ディスプレイ制御ユニット(DCU)は、マイクロ USB コネクトを使用してサウンド ベースに接続します。
次の図および表は、DCU のボタンおよびハードウェアを示しています。
項目 | 説明 | |
---|---|---|
1 |
電話スクリーン |
会議用電話機のメニューおよび機能が表示される LCD スクリーン。 |
2 |
ソフトキー |
4 つのプログラマブル キー。 |
3 |
ナビゲーション バーと選択キー |
ディスプレイ上でメニューをスクロールして項目を選択できる 2 方向のナビゲーション バーと選択キー。 |
4 |
発信ボタン |
LED バックライト付き発信ボタン。 |
5 |
キーパッド |
電話番号のダイヤルや文字の入力を行います。 |
6 |
ミュート ボタン |
ミュート機能を切り替えます。 赤色のバックライトは、コールがミュートになっていることを示します。 |
7 |
音量調節ボタン |
スピーカの音量を上げる 2 方向の調整スイッチ。 |
(注) |
DCU の LED の意味の詳細については、「LED の状態の定義」を参照してください。 |
サウンド ベースは、360 度全方位をカバーする 4 つのマイクロフォンを内蔵し、全二重方式のスピーカー フォンをサポートしています。
室内カバー範囲を拡張するには、2 つのサウンド ベース ユニットをリンクします。
次の図および表は、サウンド ベースのボタンおよび接続部を示しています。
項目 |
説明 |
|
---|---|---|
1、2、3 |
LED インジケータ |
3 つの LED インジケータによって、コール ステータス情報が提供されます。 LED 動作の詳細については、「LED の状態の定義」を参照してください。 |
4 |
ミュート ボタン |
バックライト付きミュート ボタン。 |
オプションのワイヤレス拡張マイクロフォンおよびチャージャー キットには、2 つの無指向性ワイヤレス マイクロフォン、チャージャー ユニット、チャージャー ユニットに電源を投入するための 2 つの国別の AC 電源クリップ アダプタがあります。 マイクロフォン キットを接続することにより、会議ステーションの室内カバー範囲が広くなります。
項目 | 説明 |
---|---|
1 |
無指向性ワイヤレス マイクロフォン |
2 |
LED バッテリ ステータス インジケータ |
3 |
チャージャー トレイ |
4 |
ミュート ボタン |
5 |
バッテリ収納部 |
6 |
充電接触部 |
(注) |
CP-MIC-WRLS-S-US= ワイヤレス マイクロフォンについては、バッテリ カバーの下にある FCC ID 認証番号を参照してください。 FCC ID:LDKMICWR0776 |
(注) |
CP-MIC-WRLS-S-US= ワイヤレス マイクロフォンについては、バッテリ カバーの下にあるカナダ IC 認証番号を参照してください。 IC:2461B-MICWR0776 |
オプションの有線拡張マイクロフォン キットには、2 つの無指向性有線マイクロフォンがあります。 マイクロフォン キットを接続すると、会議用電話機の室内カバー範囲が拡張されます。 サウンド ベースには 2 つの有線マイクロフォン ポートがあり、1 つまたは 2 つの有線マイクロフォンを接続できます。
会議用電話をリンク モードで別のサウンド ベースに接続した場合、プライマリ サウンド ベースは、1 つまたは 2 つのワイヤレス マイクロフォン、あるいは 1 つの有線マイクロフォンをサポートします。 セカンダリ ユニットは、1 つの有線マイクロフォンのみをサポートします。ワイヤレス マイクロフォンをセカンダリ サウンド ベースに接続することはできません。 マイクロフォン キットの混在はできません。マイクロフォンを両方のサウンド ベースに接続する場合は、マイクロフォン キットを両方とも有線マイクロフォンにする必要があります。
(注) |
有線マイクロフォンとワイヤレス マイクロフォンを同時に使用することはできません。ワイヤレス マイクロフォンが優先されます。 ペアリングされた、またはチャネルに接続された会議用電話機に有線マイクロフォンを接続しようとすると、有線マイクロフォンは無効であることを示す警告が表示されます。 この問題を解決するには、有線マイクロフォンを接続する前に、ペアリングまたは接続されたワイヤレス マイクロフォンをペア解除します。 |
項目 | 説明 |
---|---|
1 |
ミュート ボタン |
DCU には、LCD 電話スクリーンが搭載されています。 アイドル状態のスクリーンとホーム画面に、コールおよび機能のステータスに関する情報が表示されます。
会議用電話機がオフライン状態である場合、アイドル状態のスクリーンに「電話が未登録です」というメッセージが表示され、[機能] ソフトキーが使用可能な状態になっています。
画面上で使用可能な機能については、以下の図および表を参照してください。
項目 | 説明 | |
---|---|---|
1 |
ヘッダー |
日付、時刻、現在の電話番号が表示されます。 メニュー名が表示されます(該当する場合)。 |
2 |
回線の詳細とその他の電話機情報 |
回線ラベル、コール詳細、およびステータス メッセージ(不在着信、メッセージ受信、コール転送情報など)が表示されます。 |
3 |
コール状態アイコン |
コールの状態(コール呼び出し中、コール保留中、暗号化済みコール、接続済みコールなど)が表示されます。 |
4 |
ソフトキー ラベル |
現在利用可能な機能や操作のソフトキーが表示されます。 |
5、6 |
機能アイコン |
これらのアイコンは、拡張マイクロフォン(5)、リンク モード (6)などの関連機能が接続されている場合に表示されます。 |
アイコン |
説明 |
---|---|
|
オンフック |
|
オフフック |
|
呼び出し中 |
|
接続中 |
|
保留 |
|
共有回線 |
|
マイクロフォン接続中 |
|
リンク モード |
|
暗号化済み |
注意 |
会議ステーションのディスプレイ スクリーンを拭くときは、乾いた柔らかい布だけを使用してください。 電話機には液体や粉を使用しないでください。電話機の部品に入り込み、故障の原因になる可能性があります。 |
サウンド ベースは電話機へのネットワーク接続部および電源接続部を備えています。 また、DCS 用ミニ USB 接続部、有線マイクロフォン ポート、およびリンク モード機能用デイジー チェーン ポートも備えています。
次の図および表は、サウンド ベースの接続部およびポートを示しています。
項目 | 説明 | |
---|---|---|
1 |
ネットワーク ポート |
ネットワーク ポート(10/100 SW)の接続。 IEEE 802.3af 電源対応。 |
2 |
壁面の電源 |
ローカル電源の接続。 |
3 |
ミニ USB ポート |
ベース ステーションを DCU に接続します。 USB ケーブルを接続するときは、フェライト ビーズをしっかりと押し込み、ポスト間に正しく取り付けます。 |
4 |
有線マイクロフォン ポート |
2 つの RJ11 マイクロフォン ポート。 オプションの有線マイクロフォンを各ポートに接続できます。 |
5 |
リンク モードのデイジー チェーン ポート |
リンク モードでの 2 つのベース ステーションの接続をサポートします。 |
次のイメージでは USB ケーブルの装着方法を説明しています。
ステップ 1 | ミニ USB コネクタを電話機の底部にあるポートに差し込みます。 |
ステップ 2 | フェライト ビーズをポスト間に配置し、しっかりと押し込みます。 |
ステップ 3 | ケーブル用の溝にケーブルを通します。 ケーブルに少し緩みがあることを確認します。 |
次のイメージではネットワーク ケーブルへのフェライト ビーズの装着方法を説明しています。
お使いの会議ステーションでは、Cisco EnergyWise(EW)プログラムをサポートしています。 システム管理者は、節電のために会議ステーションのスリープ(電源オフ)時間とウェイク(電源オン)時間を設定します。 スリープ状態にすると、サウンド ベースのミュート ボタンの LED がグレーに点灯し、DCU の電源がオフになります。
スケジュールされたスリープ時間の 10 分前になると、特定の時刻に会議ステーションの電源がオフになることを示すメッセージが表示されます。 システム管理者が省電力モードを有効にしている場合、呼出音が再生されます。 呼出音は、次のスケジュールに従って再生されます。
電源オフの 10 分前になると、呼出音が 4 回再生されます。
電源オフの 7 分前になると、呼出音が 4 回再生されます。
電源オフの 4 分前になると、呼出音が 4 回再生されます。
電源オフの 30 秒前になると、呼出音が 15 回または会議用電話機の電源がオフになるまで再生されます。
スリープ時に会議ステーションが非アクティブ(アイドル)の場合は、会議ステーションの電源がオフになります。 会議ステーションがアクティブ(コール中など)の場合、会議ステーションが非アクティブになってしばらく経ってから電源がオフになります。
会議ステーションがスリープ状態になった後で会議ステーションをウェイク アップするには、サウンド ベースのミュート ボタンを押します。 DCU を使用して会議ステーションをウェイク アップすることはできません。 会議ステーションが一定期間非アクティブになっていると、再びスリープ状態になります。 設定されたウェイク時間になると、会議ステーションの電源がオンになります。
ウェイク時間とスリープ時間は、通常勤務する設定済みの日にもリンクされています。 要件が変わった(たとえば、勤務時間または勤務日が変わった)場合は、会議ステーションを再設定するようシステム管理者に依頼してください。
会議ステーションのシステム設定に応じて、このガイドに記載されている機能がご使用の会議ステーションで利用できない、または動作が異なる場合があります。 詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
目次
機能の概要
Cisco Unified IP Conference Phone 8831 は、IP ネットワークでの音声通信を提供する、フル機能の単一回線会議ステーションです。 デジタル ビジネス電話機とほぼ同様に機能し、電話コールの発受信に加えて、ミュート、保留、転送、スピード ダイヤル、コール転送などの機能を使用できます。 さらに、会議ステーションがデータ ネットワークへ接続するため、ネットワーク情報やネットワーク サービスへのアクセスやカスタマイズ可能な機能やサービスなど、拡張 IP テレフォニー機能を提供します。
会議ステーションはバックライト付き LCD 画面や、最大 10 件のスピード ダイヤル番号のサポート、その他のさまざまな高度な機能を提供します。 オプションのマイクロフォン拡張キットを使用すれば、2 つのユニットをリンクさせて室内カバー範囲を拡張することが可能です。
この会議ステーションを使用すると、基本的なコール処理機能に、強化された生産性機能が加わるため、コール処理機能が拡張されます。 設定により、会議ステーションは次のことをサポートしています。
ボタンとハードウェア
LED の状態の定義
サウンド ベースおよび DCU の LED により、会議用電話機の状態に関する情報が提供されます。
たとえば、サウンド ベースと DCU の発信ボタンの緑色の点滅は、着信コールがあることを示します。 会議用電話機がミュートになっているときに着信コールがあると、発信ボタンが引き続き緑色に点滅しますが、DCU のミュート ボタンの LED は赤色に点灯し、サウンド ベースのミュート ボタンも赤色に点灯します。
次の表に、サウンド ベースおよび DCU の LED 動作について説明します。
表 1 会議用電話機の LED の状態に関する表 メディア パス状態
フォーカスされたコール
サウンド ベース
ディスプレイ制御ユニット(DCU)
ベースの LED(3 箇所)
ミュート ボタン
DCU の発信ボタン
DCU のミュート ボタン
オフ
コールなし
オフ
コールなし、VM あり
赤色
点灯
オフ
サイレント(フラッシュ)
緑色
点滅
緑色
点滅
オフ
着信コール
緑色
点滅
緑色
点滅
オフ
保留復帰コール
緑色
点滅
緑色
点滅
オフ
保留コール
緑色
明滅
緑色
明滅
オフ
リモート保留コール
赤色
明滅
オフ
リモートで使用中のコール
赤色
点灯
ミュート解除
発信中/接続中のコール
緑色
点灯
緑色
点灯
ミュート解除
サイレント(フラッシュ)
緑色
点灯
緑色
点滅
ミュート解除
着信コール
緑色
点灯
緑色
点滅
ミュート解除
保留復帰コール
緑色
点灯
緑色
点滅
ミュート
発信中/接続中
赤色
点灯
赤色
点灯
緑色
点灯
赤色
点灯
ミュート
サイレント(フラッシュ)
赤色
点灯
赤色
点灯
緑色
点滅
赤色
点灯
ミュート
着信コール
赤色
点灯
赤色
点灯
緑色
点滅
赤色
点灯
ミュート
保留復帰コール
赤色
点灯
赤色
点灯
緑色
点滅
赤色
点灯
ディープ スリープ モード
ディープ スリープ モード
グレー
点灯
ディスプレイ制御ユニット
ディスプレイ制御ユニット(DCU)は、マイクロ USB コネクトを使用してサウンド ベースに接続します。
次の図および表は、DCU のボタンおよびハードウェアを示しています。
表 2 ディスプレイ制御ユニットのボタンおよびソフトキー 項目 説明 1
電話スクリーン
会議用電話機のメニューおよび機能が表示される LCD スクリーン。
2
ソフトキー
4 つのプログラマブル キー。
3
ナビゲーション バーと選択キー
ディスプレイ上でメニューをスクロールして項目を選択できる 2 方向のナビゲーション バーと選択キー。
4
発信ボタン
LED バックライト付き発信ボタン。
5
キーパッド
電話番号のダイヤルや文字の入力を行います。
6
ミュート ボタン
ミュート機能を切り替えます。 赤色のバックライトは、コールがミュートになっていることを示します。
7
音量調節ボタン
スピーカの音量を上げる 2 方向の調整スイッチ。
(注)
DCU の LED の意味の詳細については、「LED の状態の定義」を参照してください。
サウンド ベース
サウンド ベースは、360 度全方位をカバーする 4 つのマイクロフォンを内蔵し、全二重方式のスピーカー フォンをサポートしています。
室内カバー範囲を拡張するには、2 つのサウンド ベース ユニットをリンクします。
次の図および表は、サウンド ベースのボタンおよび接続部を示しています。
表 3 サウンド ベースのボタン 項目
説明
1、2、3
LED インジケータ
3 つの LED インジケータによって、コール ステータス情報が提供されます。 LED 動作の詳細については、「LED の状態の定義」を参照してください。
4
ミュート ボタン
バックライト付きミュート ボタン。
ワイヤレス拡張マイクロフォンおよびチャージャー キット
オプションのワイヤレス拡張マイクロフォンおよびチャージャー キットには、2 つの無指向性ワイヤレス マイクロフォン、チャージャー ユニット、チャージャー ユニットに電源を投入するための 2 つの国別の AC 電源クリップ アダプタがあります。 マイクロフォン キットを接続することにより、会議ステーションの室内カバー範囲が広くなります。
表 4 ワイヤレス拡張マイクロフォンおよびチャージャーのボタンと機能 項目 説明 1
無指向性ワイヤレス マイクロフォン
2
LED バッテリ ステータス インジケータ
3
チャージャー トレイ
4
ミュート ボタン
5
バッテリ収納部
6
充電接触部
(注)
CP-MIC-WRLS-S-US= ワイヤレス マイクロフォンについては、バッテリ カバーの下にある FCC ID 認証番号を参照してください。 FCC ID:LDKMICWR0776
(注)
CP-MIC-WRLS-S-US= ワイヤレス マイクロフォンについては、バッテリ カバーの下にあるカナダ IC 認証番号を参照してください。 IC:2461B-MICWR0776
有線拡張マイクロフォン キット
オプションの有線拡張マイクロフォン キットには、2 つの無指向性有線マイクロフォンがあります。 マイクロフォン キットを接続すると、会議用電話機の室内カバー範囲が拡張されます。 サウンド ベースには 2 つの有線マイクロフォン ポートがあり、1 つまたは 2 つの有線マイクロフォンを接続できます。
会議用電話をリンク モードで別のサウンド ベースに接続した場合、プライマリ サウンド ベースは、1 つまたは 2 つのワイヤレス マイクロフォン、あるいは 1 つの有線マイクロフォンをサポートします。 セカンダリ ユニットは、1 つの有線マイクロフォンのみをサポートします。ワイヤレス マイクロフォンをセカンダリ サウンド ベースに接続することはできません。 マイクロフォン キットの混在はできません。マイクロフォンを両方のサウンド ベースに接続する場合は、マイクロフォン キットを両方とも有線マイクロフォンにする必要があります。
(注)
有線マイクロフォンとワイヤレス マイクロフォンを同時に使用することはできません。ワイヤレス マイクロフォンが優先されます。 ペアリングされた、またはチャネルに接続された会議用電話機に有線マイクロフォンを接続しようとすると、有線マイクロフォンは無効であることを示す警告が表示されます。 この問題を解決するには、有線マイクロフォンを接続する前に、ペアリングまたは接続されたワイヤレス マイクロフォンをペア解除します。
電話スクリーン
DCU には、LCD 電話スクリーンが搭載されています。 アイドル状態のスクリーンとホーム画面に、コールおよび機能のステータスに関する情報が表示されます。
会議用電話機がオフライン状態である場合、アイドル状態のスクリーンに「電話が未登録です」というメッセージが表示され、[機能] ソフトキーが使用可能な状態になっています。
画面上で使用可能な機能については、以下の図および表を参照してください。
表 6 電話スクリーンのレイアウト。 項目 説明 1
ヘッダー
日付、時刻、現在の電話番号が表示されます。 メニュー名が表示されます(該当する場合)。
2
回線の詳細とその他の電話機情報
回線ラベル、コール詳細、およびステータス メッセージ(不在着信、メッセージ受信、コール転送情報など)が表示されます。
3
コール状態アイコン
コールの状態(コール呼び出し中、コール保留中、暗号化済みコール、接続済みコールなど)が表示されます。
4
ソフトキー ラベル
現在利用可能な機能や操作のソフトキーが表示されます。
5、6
機能アイコン
これらのアイコンは、拡張マイクロフォン(5)、リンク モード (6)などの関連機能が接続されている場合に表示されます。
電話機の接続
サウンド ベースは電話機へのネットワーク接続部および電源接続部を備えています。 また、DCS 用ミニ USB 接続部、有線マイクロフォン ポート、およびリンク モード機能用デイジー チェーン ポートも備えています。
次の図および表は、サウンド ベースの接続部およびポートを示しています。
表 8 サウンド ベースの接続部およびポート 項目 説明 1
ネットワーク ポート
ネットワーク ポート(10/100 SW)の接続。 IEEE 802.3af 電源対応。
2
壁面の電源
ローカル電源の接続。
3
ミニ USB ポート
ベース ステーションを DCU に接続します。
注目:USB ケーブルを接続するときは、フェライト ビーズをしっかりと押し込み、ポスト間に正しく取り付けます。
4
有線マイクロフォン ポート
2 つの RJ11 マイクロフォン ポート。 オプションの有線マイクロフォンを各ポートに接続できます。
5
リンク モードのデイジー チェーン ポート
リンク モードでの 2 つのベース ステーションの接続をサポートします。
IP Phone に関する全般情報
省電力モード
お使いの会議ステーションでは、Cisco EnergyWise(EW)プログラムをサポートしています。 システム管理者は、節電のために会議ステーションのスリープ(電源オフ)時間とウェイク(電源オン)時間を設定します。 スリープ状態にすると、サウンド ベースのミュート ボタンの LED がグレーに点灯し、DCU の電源がオフになります。
スケジュールされたスリープ時間の 10 分前になると、特定の時刻に会議ステーションの電源がオフになることを示すメッセージが表示されます。 システム管理者が省電力モードを有効にしている場合、呼出音が再生されます。 呼出音は、次のスケジュールに従って再生されます。
電源オフの 10 分前になると、呼出音が 4 回再生されます。
電源オフの 7 分前になると、呼出音が 4 回再生されます。
電源オフの 4 分前になると、呼出音が 4 回再生されます。
電源オフの 30 秒前になると、呼出音が 15 回または会議用電話機の電源がオフになるまで再生されます。
スリープ時に会議ステーションが非アクティブ(アイドル)の場合は、会議ステーションの電源がオフになります。 会議ステーションがアクティブ(コール中など)の場合、会議ステーションが非アクティブになってしばらく経ってから電源がオフになります。
会議ステーションがスリープ状態になった後で会議ステーションをウェイク アップするには、サウンド ベースのミュート ボタンを押します。 DCU を使用して会議ステーションをウェイク アップすることはできません。 会議ステーションが一定期間非アクティブになっていると、再びスリープ状態になります。 設定されたウェイク時間になると、会議ステーションの電源がオンになります。
ウェイク時間とスリープ時間は、通常勤務する設定済みの日にもリンクされています。 要件が変わった(たとえば、勤務時間または勤務日が変わった)場合は、会議ステーションを再設定するようシステム管理者に依頼してください。