この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco UCS ドメインの各サーバには 1 つ以上の管理 IP アドレスが必要です。これらの IP アドレスは、Cisco Integrated Management Controller(CIMC)に割り当てられたり、サーバに関連付けられたサービス プロファイルに割り当てられます。Cisco UCS Manager は、CIMC で終端する外部アクセスに対してこれらの IP アドレスを使用します。この外部アクセスは、次のいずれかのサービスを経由することが可能です。
サーバの CIMC にアクセスするための管理 IP アドレスとして、アウトオブバンド(OOB)アドレス(このアドレスから管理ポート経由で、トラフィックがファブリック インターコネクトを通過)、またはインバンド アドレス(このアドレスからファブリック アップリンク ポート経由で、トラフィックがファブリック インターコネクトを通過)を使用できます。サーバの CIMC にアクセスする最大 6 つの IP アドレスを設定できます(2 つはアウトオブバンド(OOB)アドレス、他の 4 つはインバンド アドレス)。
以下の管理 IP アドレスを設定できます。
サーバに直接割り当てられるスタティック OOB IPv4 アドレス
グローバル ext-mgmt プールからサーバに割り当てられる OOB IPv4 アドレス
サーバに関連付けられたサービス プロファイルから取得するインバンド IPv4 アドレス
管理 IP プールから取り込まれ、サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに割り当てられるインバンド IPv4 アドレス
サーバに直接割り当てられるスタティック インバンド IPv6 アドレス
サーバに関連付けられたサービス プロファイルから取得するインバンド IPv6 アドレス
サーバの各 CIMC およびサーバに関連付けられたサービス プロファイルに、複数の管理 IP アドレスを割り当てることができます。その場合は、それぞれ異なる IP アドレスを使用する必要があります。
サービス プロファイルに関連付けられた管理 IP アドレスはそのサービス プロファイルとともに移動します。別のサーバにサービス プロファイルを移行するときに KVM または SoL セッションがアクティブな場合、Cisco UCS Manager はセッションを終了させ、移行完了後もそのセッションを再開しません。管理 IP アドレスは、サービス プロファイルを作成または変更するときに設定します。
(注) | Cisco UCS ドメイン内のサーバまたはサービス プロファイルにすでにスタティック IP アドレスが割り当てられている場合、サーバまたはサービス プロファイルにそのスタティック IP アドレスを割り当てることはできません。そのような設定を試みると、Cisco UCS Manager は IP アドレスがすでに使用中であることを警告し、設定を拒否します。 |
ARP 要求は、インバンド IP アドレスが設定された各サーバからゲートウェイ IP アドレスに毎秒送信されます。これは、現在のファブリック インターコネクトを使用したインバンド トラフィック用の接続が動作しているかを確認し、動作していない場合は他のファブリック インターコネクトに対してフェールオーバーを開始するためです。インバンド用に選択されたパスとフェールオーバー処理は、サーバのデータ トラフィックから完全に独立しています。
サーバの管理 IP アドレスの設定
このアクションがグレー表示されている場合、サーバにはすでにスタティック IP アドレスが割り当てられています。
サーバ 1 台あたり合計 3 つのスタティック管理アドレスを設定できます。
(注) | 3 つをすべて設定する必要はありません。 |
この手順のなかのどれかのアクションがグレー表示されている場合、設定がすでに完了していることを示します。サーバ 1 台あたりに合計 3 つの管理 IP プールを設定できます。
(注) | 3 つをすべて設定する必要はありません。 |
サーバで管理 IP プールを使用するように設定する前に、管理 IP プールを設定します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します |
ステップ 3 | 管理 IP プールを使用するように設定するサーバをクリックします。 |
ステップ 4 | [Work] ペインの [Inventory] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [CIMC] サブタブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Use Outband Pooled Management IP] をクリックします。 |
ステップ 7 | [Use Outband Pooled Management IP] の確認ダイアログ ボックスで [Yes] をクリックし、[OK] をクリックします。 これで管理 IP アドレス ポリシーが、アウトバンド管理 IP プールの OOB IP アドレスを使用するように設定されます。 |
ステップ 8 | [Actions] 領域で、[Change Inband Management IP] をクリックします。 |
ステップ 9 | [Change Management IP] ダイアログ ボックスには、2 つのタブがあります。
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ステップ 10 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 11 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
この手順では、サーバからインバンド管理 IP アドレスの設定を削除します。このアクションがグレー表示されている場合、インバンド設定は完了していません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | の順に展開します | ||
ステップ 3 | インバンド管理 IP 設定を削除するサーバを選択します。 | ||
ステップ 4 | [Work] 領域の [Inventory] タブをクリックします。 | ||
ステップ 5 | [CIMC] サブタブをクリックします。 | ||
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Delete Inband Configuration] をクリックします。 | ||
ステップ 7 | [Delete] の確認ダイアログボックスで [Yes] をクリックします。
サーバのインバンド設定が削除されます。
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ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 管理 IP アドレスを設定するサービス プロファイル テンプレートを含む組織のノードを展開します。
システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 管理 IP アドレスを設定するサービス プロファイル テンプレートをクリックします。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Management IP Address] 領域を展開します。 |
ステップ 7 | [Actions] 領域で、[Change Management IP Address] をクリックします。 |
ステップ 8 | [Change Management IP Address] ダイアログボックスのフィールドに入力します。 |
ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 管理 IP アドレスを設定するサービス プロファイル テンプレートを含む組織のノードを展開します。
システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 管理 IP アドレスを設定するサービス プロファイル テンプレートをクリックします。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Management IP Address] 領域を展開します。 |
ステップ 7 | [Actions] 領域で、[Change Management IP Address] をクリックします。 |
ステップ 8 | [Change Management IP Address] ダイアログボックスのフィールドに入力します。 |
ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
デフォルトの管理 IP プール IP Pool ext-mgmt は、外部の IPv4 および IPv6 アドレスの集合です。Cisco UCS Manager は、サーバの CIMC で終端する外部アクセスのために、管理 IP プールに IP アドレスの各ブロックを予約しています。
デフォルトでは、IP Pool ext-mgmt を使用して CIMC アウトバウンド管理 IP アドレスを設定します。静的 IP アドレスがこのプールからサーバに割り当てられてしまうと、この IP プールを変更できません。静的 IP アドレスから CIMC のアウトバウンド管理 IP アドレスを設定する場合は、デフォルトの管理 IP プールから IP アドレスを削除できます。
個別のアウトオブバンド IPv4 アドレス プール、およびインバンド IPv4 または IPv6 アドレス プールを設定できます。IPv4 と IPv6 アドレス ブロックの両方を含むインバンド プールを設定できます。
ヒント | サーバ CIMC に IPv4 アドレスのみを含む IP プールをインバンド IPv6 ポリシーとして割り当てたり、IPv6 アドレスのみを含む IP プールをインバンド IPv4 ポリシーとして割り当てることを回避するために、それぞれが IPv4 または IPv6 アドレスのみを持つ個別のインバンド アドレス プールを設定することを推奨します。 |
管理 IP プールの IP アドレスを使用するようにサービス プロファイルとサービス プロファイル テンプレートを設定できます。管理 IP プールを使用するようサーバを設定することはできません。
管理 IP プール内のすべての IP アドレスは、同じ IPv4 サブネットに含まれるか、ファブリック インターコネクトの IP アドレスと同じ IPv6 ネットワーク プレフィックスが付けられている必要があります。
(注) | サーバまたはサービス プロファイルのスタティック IP アドレスとして割り当てられている IP アドレスが、管理 IP プールに含まれていてはなりません。 |
サーバまたはサービス プロファイルのスタティック IP アドレスとして割り当てられている IP アドレスが、管理 IP プールに含まれていてはなりません。
1 つ以上のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートを設定し、管理 IP プールから CIMC IP アドレスを取得します。
サーバまたはサービス プロファイルのスタティック IP アドレスとして割り当てられている IP アドレスが、管理 IP プールに含まれていてはなりません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [LAN] をクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 2 | [LAN] タブで、 の順に展開します。 | ||||||||||||||||
ステップ 3 | [IP Pools] ノードを展開します。 | ||||||||||||||||
ステップ 4 | [IP Pool ext-mgmt] を右クリックし、[Create Block of IP Addresses] を選択します。 | ||||||||||||||||
ステップ 5 | [Create a Block of IPv4 Addresses] ダイアログ ボックスで、次のフィールドに入力します。
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ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
1 つ以上のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートを設定し、管理 IP プールから CIMC IP アドレスを取得します。