この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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この章では、LSI Software RAID Setup Utility を使用してオンボード Intel ICH10R RAID コントローラを設定する方法について説明します。
• 「BIOS での統合型 Intel ICH10R RAID コントローラのイネーブル化」
(注) 統合型 ICH10R RAID コントローラは、Cisco UCS C200 サーバと C210 サーバのすべての世代およびバージョンにおいて、VMWare ESX/ESXi Server ソフトウェアと併用することはできません。
ステップ 1 サーバを起動し、プロンプトに従って F2 を押して、BIOS セットアップ ユーティリティを起動します。
ステップ 2 [Advanced] タブを選択してから、[Mass Storage Controllers Configuration] を選択します。
ステップ 3 [Onboard SATA Controller] を [Enabled] に設定します。
ステップ 4 [SATA Mode] を [SW RAID] に設定します。
ステップ 5 F10 を押して変更内容を保存し、ユーティリティを終了します。
オンボード Intel ICH10R コントローラの管理に使用される LSI Software RAID Setup Utility を起動するには、次の手順を実行します。
図 6-1 に示されているように、セットアップ ユーティリティのメイン ウィンドウが表示されます。
図 6-1 セットアップ ユーティリティのメイン ウィンドウ
ステップ 1 次のいずれかのオプションを選択して、設定を開始します。
• [New Configuration]。「新しい RAID 設定の作成」または「RAID 設定の表示または変更」に進みます。
[New Configuration] 設定では、ドライブの既存の設定をクリアしたり、新しい RAID 設定を設定したりできます。
• [View/Add Configuration]。「RAID 設定の表示または変更」に進みます。
[View/Add Configuration] 設定では、ドライブの既存の設定を変更したり、RAID 設定を変更したりできます。
ステップ 2 [New Configuration] を選択し、[Yes] を選択します。
[New Configuration -- ARRAY SELECTION MENU] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 矢印キーを使用してドライブを選択し、Space を押して各ドライブを新しいアレイに追加します。
(注) ドライブを選択すると、ステータスが [READY] から [ONLIN A[array number]-[drive number]] に変化します。たとえば、ONLIN A00-01 は、アレイ 0、ディスク 1 を意味します。
(注) 選択を解除するには、もう一度 Space を押します。
[Physical Drive Information] ウィンドウを表示するには、F2 を押します。
[Virtual Drive(s) Configured] ウィンドウを表示するには、F3 を押します。
ステップ 4 次のいずれかを実行して、単一の RAID アレイまたは複数の RAID アレイを設定します。
• 単一の RAID アレイを設定するには、最初のアレイ用のドライブをすべて選択し、Enter を押し、ステップ 5 に進みます。
– 最初のアレイ用のドライブをすべて選択し、Enter を押します。
– 各アレイに対して作業を繰り返します。すべてのアレイに対してドライブの選択が完了したら、ステップ 5 に進みます。
ステップ 5 F10 を押して、アレイに対する RAID レベルの選択を開始します。
[Select Configurable Array (s)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 Space を押してアレイ(たとえば SPAN-1)を選択します。
[Virtual Drive(s) Configured] ウィンドウ、[Virtual Drive #] ウィンドウ、および [Raid Level] ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 RAID レベルを選択し、Enter を押します。
(注) 表示される使用可能な RAID レベルの数は、指定したハード ディスクの数によって異なります。
[New Configuration -- ARRAY SELECTION MENU] ウィンドウが表示されます。
ステップ 9 各アレイに対する RAID レベルの設定を続行する場合は、ステップ 5 ~ステップ 8 を繰り返します。
ステップ 10 Enter を押して、[New Configuration] 設定による設定を完了します。
ステップ 11 「Save Configuration」というメッセージが表示されます。
ステップ 13 アレイの設定が終了し、「Configuration Is Saved Press Any Key To Continue」というメッセージが表示されます。
ステップ 14 任意のキーを押して、LSI Software RAID Setup Utility を終了します。
ステップ 2 [View/Add Configuration] を選択し、[Yes] を選択します。
(注) 既存のストレージ設定は、新たに変更した設定をこのプロセスの最後で保存した場合に限り消去されます。変更した設定を保存しなかった場合、セットアップ ユーティリティは前の設定を復元します。
[View/Add Configuration -- ARRAY SELECTION MENU] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 矢印キーを使用してドライブを選択し、Space を押します。
(注) ドライブを選択すると、ステータスが [READY] から [ONLIN A[array number]-[drive number]] に変化します。たとえば、ONLIN A00-01 は、アレイ 0、ディスク 1 を意味します。
(注) 選択を解除するには、もう一度 Space を押します。
[Physical Drive Information] ウィンドウを表示するには、F2 を押します。
[Virtual Drive(s) Configured] ウィンドウを表示するには、F3 を押します。
ステップ 4 F10 を押して、アレイに対する RAID レベルの選択を開始します。
[Select Configurable Array (s)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 Space を押してアレイ(たとえば SPAN-1 )を選択します。
[Virtual Drive(s) Configured] ウィンドウ、[Virtual Drive #] ウィンドウ、および [Raid Level] ウィンドウが表示されます。
(注) 表示される使用可能な RAID レベルの数は、指定したハード ディスクの数によって異なります。
• RAID レベルを変更する場合は、Enter を押します。
• RAID レベルを現状のままにする場合は、ステップ 9 に進みます。
ステップ 8 各アレイに対する RAID レベルの設定を続行する場合は、ステップ 4 ~ステップ 7 を繰り返します。
ステップ 9 Enter を押して、[View/Add Configuration] 設定による設定を完了します。
ステップ 10 「Save Configuration」というメッセージが表示されます。
ステップ 12 アレイの設定が終了し、「Configuration Is Saved Press Any Key To Continue」というメッセージが表示されます。
ステップ 13 任意のキーを押して、LSI Software RAID Setup Utility を終了します。