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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章の内容は、次のとおりです。
このマニュアルでは、Cisco UCS Manager リリース 1.4 または 2.0.1 と統合する Cisco UCS C200、C210、および C250 サーバのインストールに関する情報とその手順について説明します。
Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバ は、組み込みのスタンドアロン ソフトウェアである Cisco Integrated Management Controller(CIMC)によって管理します。 C シリーズ ラックマウント サーバ と Cisco UCS Manager を統合すると、CIMC ではサーバを管理しないようになります。 その代わりとして Cisco UCS Manager ソフトウェアを使用してサーバを管理します。 サーバは Cisco UCS Manager GUI または Cisco UCS Manager CLI を使用して管理します。
Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバと Cisco UCS Manager は次のいずれかの設定で統合できます
リリース 1.2(2) のサーバでは、これに組み込まれている Cisco UCS Manager の前提条件となるファームウェアと設定が準備されています。 したがって、Cisco UCS Manager 1.4 または 2.0(1) に簡単に接続できます。
(注) |
サーバ リリース 1.3 では、Cisco UCS Manager との統合はサポートされていません。 Cisco UCS Manager でサーバを管理する場合は、1.2(2) リリース バージョンより新しいものにサーバをアップグレードしないでください。 |
この構成における装置の詳細については、次の URL を参照してください。
この構成における Cisco Nexus 2248 ファブリック エクステンダ(FEX)の詳細については、次のリンク先にあるマニュアルを参照してください。
(注) |
ハードウェア構成には、管理トラフィックとデータ トラフィックの両方のための冗長ネットワーク ファブリックとパスが含まれます。 |
(注) |
Cisco UCS P81E 仮想インターフェイス カード(N2XX-ACPCI01)をインストールし、このカードを UCS 統合のために使用する場合、カードのファームウェアのレベルの要件は 1.4(1i) 以上です。 『Install and Upgrade Guides』の「Special Considerations for the Cisco UCS P81E 仮想インターフェイス カード (N2XX-ACPCI01)」の項を参照してください。 |
(注) |
FEX の 2 つの電源装置それぞれに電源コードを接続する必要があります。 電源が接続されていて、ハードウェアに問題がある場合は、電源投入時自己診断テスト(POST)の途中で「重大な」障害が報告されることがあります。 たとえば、「Power supply 1 in fex 6 power: error」というエラーが表示されることがあります。 不足している電源コードを FEX 電源装置に接続すると、これらのエラーをクリアできます。 |
サーバと Cisco UCS ドメインを接続する前に、カードのファームウェアが統合に適した推奨レベルであることを確認します。 各 C シリーズ ラックマウント サーバの接続の図については、物理的な接続の図を参照してください。
Cisco UCS Manager と統合するには、サーバの CIMC が工場出荷時の設定に設定されていることを確認してください。
ステップ 1 | ラックにサーバを設置します。 使用しているサーバの『Install and Upgrade Guide』を参照してください。 インストール ガイドは、次の URL から入手できます。Install and Upgrade Guides | ||
ステップ 2 |
管理トラフィックのパスを接続するには、次の手順を実行します。
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ステップ 3 | データ トラフィックのパスを接続するには、次の手順を実行します。 | ||
ステップ 4 |
電源コードをサーバの各電源装置に接続し、次に接地された AC 電源コンセントにコードを接続します。
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ステップ 5 | キーボードと VGA モニタをサーバに接続します。 | ||
ステップ 6 | サーバをリブートします。 | ||
ステップ 7 | Cisco UCS Manager ソフトウェアからサーバ設定を表示し、設定を行うには、Cisco UCS Manager Configuration Guide for Release 1.4(1) または Cisco UCS Manager Configuration Guide for Release 2.0(1) の説明を参照してください。 |
次の図では、C シリーズ ラックマウント サーバと Cisco UCS ドメイン、Cisco UCS Manager リリース 1.4 または 2.0.1 の物理的な接続について説明します。
次の図は、C200 M2 サーバと Cisco UCS Manager とを統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。
1 |
Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A) |
5 |
Cisco UCS C200 M2 サーバ |
2 |
Cisco Nexus 2248 FEX(ファブリック A) |
6 |
1 Gb イーサネット LOM ポート |
3 |
Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B) |
7 |
PCIe スロット 6 の 10 Gb アダプタ カード |
4 |
Cisco Nexus 2248 FEX(ファブリック B) |
- |
- |
次の図は、C210 M2 サーバと Cisco UCS Manager とを統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。
1 |
Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A) |
5 |
Cisco UCS C210 M2 サーバ |
2 |
Cisco Nexus 2248 FEX(ファブリック A) |
6 |
1 Gb イーサネット LOM ポート |
3 |
Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B) |
7 |
PCIe スロット 1 の 10 Gb アダプタ カード |
4 |
Cisco Nexus 2248 FEX(ファブリック B) |
- |
- |
次の図は、C250 M2 サーバと Cisco UCS Manager とを統合する場合の配線を表しています。 青色で示されたパスでは、管理トラフィックが伝送されます。 ゴールドで示されたパスでは、データ トラフィックが伝送されます。
1 |
Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック A) |
5 |
Cisco UCS C250 M2 サーバ |
2 |
Cisco Nexus 2248 FEX(ファブリック A) |
6 |
1 Gb イーサネット LOM ポートの Eth1 および Eth 3 |
3 |
Cisco UCS 6100 シリーズまたは 6200 FI(ファブリック B) |
7 |
PCIe スロット D の 10 Gb アダプタ カード |
4 |
Cisco Nexus 2248 FEX(ファブリック B) |
- |
- |
Cisco UCS Manager を使用して Cisco UCS ドメインに統合されているすべてのラックマウント サーバを管理およびモニタすることができます。 統合後は、ラックマウント サーバの管理タスクはすべて Cisco UCS Manager GUI または Cisco UCS Manager CLI のサービス プロファイルからのみ実行します。 Cisco UCS Manager によるサーバの管理を開始すると、C シリーズ ラックマウント サーバの CIMC は使用できなくなります。
Cisco UCS Manager は、検出した各ラックマウント サーバの情報、エラー、および障害を提供します。
Cisco UCS Manager からの C シリーズ ラックマウント サーバの管理の詳細については、各リリースの『Cisco UCS Manager GUI Configuration Guide』の「Managing Rack-Mount Servers」の章を参照してください。
Cisco UCS Manager ソフトウェアを使用して Cisco UCS C シリーズ サーバを管理すると、そのサーバに UCS Manager サービス プロファイルが関連付けられます。 C シリーズ サーバをスタンドアロン モードに戻す(すなわち CIMC ソフトウェアで管理できるようにする)場合は、UCS Manager で次の処理を行う必要があります。