この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Prime Collaboration では、データをバックアップおよび復元できます。 Prime Collaboration のユーザ インターフェイスを使用して、定期的なバックアップをスケジュールしたり、管理ユーザ(CLI ユーザ)としてシステムにログインし、バックアップ コマンドを手動で実行したりできます。 ただし、管理ユーザとしてシステムにログインし、手動で復元コマンドを実行する必要があります。
(注) |
Prime Collaboration Assurance アプリケーションおよび Prime Collaboration Provisioning アプリケーション(UI)は統合されていますが、Assurance サーバと Provisioning サーバのそれぞれでバックアップを実行する必要があります。
このガイドでは、Prime Collaboration Assurance によるバックアップおよび復元だけを扱います。 Prime Collaboration Provisioning のバックアップと復元については、『Cisco Prime Collaboration 10.0 Provisioning Guide』の「Provisioning Database Backup and Restore(Provisioning データベースのバックアップと復元)」の章を参照してください。
(注) |
このセクションのすべての情報が、Prime Collaboration Assurance Standard モードに適用できるわけではありません。 標準および拡張モードでの機能サポートに関する情報については、Standard および Advanced Prime Collaboration Assuranceを参照してください。 |
Prime Collaboration Assurance では、次のパージ ポリシーを使用しています。
1 日以上経過したすべてのセッション統計とエンドポイント統計データはパージされます。 詳細については、『Cisco Prime Collaboration 10.0 Assurance Guide - Advanced. Prime Collaboration 10.0 』の「Monitoring Sessions(モニタリング セッション)」の項を参照してください。
14 日以上経過したすべてのセッション情報とトラブルシューティング情報は、1 時間に 1 回パージされます。 詳細については、『Cisco Prime Collaboration 10.0 Assurance Guide - Advanced』 の「Diagnostics for Video Endpoints(ビデオエンドポイントの診断)」の項を参照してください。.
30 日以上経過したコール品質のイベント履歴および音声/ビデオ電話の監査レポート データは、パージされます。 詳細については、『Cisco Prime Collaboration 10.0 Assurance Guide - Advanced 』の「Voice Reports(音声レポート)」の項を参照してください。.
14 日以上経過したクリア済みアラームおよびイベントは、1 時間に 1 回パージされます。 アラームがパージされると、すべての関連イベントもパージされます。 アクティブなイベントとアラームはパージされません。 詳細については、「概要」を参照してください。
バックアップと復元サービスを使用して、データベース、コンフィギュレーション ファイル、ログ ファイルをリモート ロケーションとローカル ディスクのいずれかにバックアップできます。 バックアップ サービスでバックアップされるのは次のフォルダのファイルです。
(注) |
データのバックアップは、Prime Collaboration Assurance サーバの管理対象デバイスの数によって、時間がかかる場合があります(最大で 12 時間)。 この操作によって Prime Collaboration Assurance UI パフォーマンスが大幅に低下するため、バックアップのスケジュールは業務時間外に設定することを推奨します。 |
ユーザ インターフェイスから Assurance および Provisioning の両方にバックアップをスケジュールし、実行できます。 バックアップの作成に、SFTP、FTP、またはローカル接続を使用できます。
CLI を使用したバックアップと復元は、次の方法で実行できます。
システムのデータのバックアップを作成し、同じシステムで復元します。詳細については、「同じシステムでの復元」を参照してください。
システムのデータのバックアップを作成し、別のシステムで復元します。詳細については、「新しいシステムでの復元」を参照してください。
データのバックアップ前にリポジトリを作成する必要があります。 デフォルトでは、バックアップ サービスは *.tar.gpg ファイルを設定されたリポジトリに作成します。 バックアップされたファイルは圧縮形式になっています。 CD-ROM、ディスク、HTTP、FTP、SFTP または TFTP にあるリポジトリを使用できます。
リポジトリを作成後、Prime Collaboration Assurance サーバに admin としてログインし、次のコマンドを実行してデータをバックアップします。
admin# backup Backupfilename repository RepositoryName application cpcm
Backupfilename:バックアップ ファイル名(拡張子 .tar.gpg なし)。 この名前には最大 100 文字までの英数字を指定できます。
RepositoryName:ファイルをバックアップする場所。 この名前には最大 30 文字までの英数字を指定できます。
% Creating backup with timestamped filename: Backupfilename-Timestamp.tar.gpg
% Creating backup with timestamped filename: Backupfilename-Timestamp.tar.gpg
バックアップ ファイルには、サフィックスとして末尾にタイム スタンプ( YYMMDD-HHMM)とファイル拡張子 .tar.gpg が付され、リポジトリに保存されます。 次に例を示します。
admin# backup cmbackup repository tmp application cpcm
% Creating backup with timestamped filename: cmbackup-110218-0954.tar.gpg
データを復元するには、Prime Collaboration Assurance サーバに admin としてログインし、次のコマンドを実行します。
admin# restore Backupfilename repository RepositoryName application cpcm
ここで、 Backupfilename は、サフィックスとして末尾にタイムスタンプ( YYMMDD-HHMM)とファイル拡張子 .tar.gpg が付された、バックアップ ファイルの名前です。
admin# restore cmbackup-110218-0954.tar.gpg repository tmp application cpcm
Prime Collaboration では、システムのデータをバックアップし、システム全体に障害が発生した場合に別のシステムでデータを復元することができます。
ファイルをバックアップする前に、バックアップを実行するシステムの「qovr」データベース インスタンス パスワードを変更し、(ファイルの復元を実行する)新しいシステムで同じパスワードを使用します。
バックアップの作成プロセスは「同じシステムでの復元」の場合と同じです。また、「FTP、SFTP、または TFTP サーバでのリポジトリの作成」も参照してください。
バックアップの前に、実行中のシステムの「qovr」データベース インスタンス パスワードを変更するには、以下を実施します。
ステップ 1 | システムに root ユーザとしてログインします。 |
ステップ 2 |
Prime Collaboration Assurance サーバを停止します。 /opt/emms/emsam/bin/cpcmcontrol.sh stop |
ステップ 3 |
次のコマンドを実行します。 perl opt/CSCOpx/bin/dbpasswd.pl dsn=qovr npwd=”new password” |
ステップ 4 |
Prime Collaboration Assurance サーバを起動します。 /opt/emms/emsam/bin/cpcmcontrol.sh start |
ステップ 5 | 管理者としてログインし、「データのバックアップ」の説明に従ってバックアップを実行します。 また、「FTP、SFTP、または TFTP サーバでのリポジトリの作成」も参照してください。 |
別のシステムからのバックアップを復元するには、次の前提条件が満たされている必要があります。
データの復元先のシステムには、バックアップされたシステムと同じ MAC アドレスが必要です(IP アドレスとホスト名は違っていてもかまいません)。
システム(バックアップされた元のシステム)の MAC アドレスを別のシステムに割り当てることができない場合は、Cisco TAC に新しいライセンス ファイル(新しい MAC アドレス用)に関する情報をお問い合わせください。
バックアップを実行するシステムの「qovr」データベース インスタンス パスワードを変更し、(ファイルの復元を実行する)新しいシステムで同じパスワードを使用します。
別のシステムからのバックアップを復元するには、管理者としてログインし、「データの復元」に従って復元を実行します。
(注) |
復元後にすべてのデバイスを再検出する必要があります。 |
リポジトリ内のデータをリストするには、Prime Collaboration Assurance サーバに admin としてログインし、次のコマンドを実行します。
admin# show repository RepositoryName
admin# show repository tmp cmbackup-110218-0954.tar.gpg admin#
バックアップ履歴を確認できます。 Prime Collaboration Assurance サーバに admin としてログインし、次のコマンドを実行します。
admin# show backup history Fri Feb 18 09:54:39 UTC 2011: backup cmbackup-110218-0954.tar.gpg to repository temp: success Fri Feb 18 18:29:48 UTC 2011: backup cmbackup-110218-1829.tar.gpg to repository tmp: success admin#
目次
Prime Collaboration では、データをバックアップおよび復元できます。 Prime Collaboration のユーザ インターフェイスを使用して、定期的なバックアップをスケジュールしたり、管理ユーザ(CLI ユーザ)としてシステムにログインし、バックアップ コマンドを手動で実行したりできます。 ただし、管理ユーザとしてシステムにログインし、手動で復元コマンドを実行する必要があります。
(注) |
Prime Collaboration Assurance アプリケーションおよび Prime Collaboration Provisioning アプリケーション(UI)は統合されていますが、Assurance サーバと Provisioning サーバのそれぞれでバックアップを実行する必要があります。
このガイドでは、Prime Collaboration Assurance によるバックアップおよび復元だけを扱います。 Prime Collaboration Provisioning のバックアップと復元については、『Cisco Prime Collaboration 10.0 Provisioning Guide』の「Provisioning Database Backup and Restore(Provisioning データベースのバックアップと復元)」の章を参照してください。
(注) |
このセクションのすべての情報が、Prime Collaboration Assurance Standard モードに適用できるわけではありません。 標準および拡張モードでの機能サポートに関する情報については、Standard および Advanced Prime Collaboration Assuranceを参照してください。 |
Prime Collaboration Assurance では、次のパージ ポリシーを使用しています。
1 日以上経過したすべてのセッション統計とエンドポイント統計データはパージされます。 詳細については、『Cisco Prime Collaboration 10.0 Assurance Guide - Advanced. Prime Collaboration 10.0 』の「Monitoring Sessions(モニタリング セッション)」の項を参照してください。
14 日以上経過したすべてのセッション情報とトラブルシューティング情報は、1 時間に 1 回パージされます。 詳細については、『Cisco Prime Collaboration 10.0 Assurance Guide - Advanced』 の「Diagnostics for Video Endpoints(ビデオエンドポイントの診断)」の項を参照してください。.
30 日以上経過したコール品質のイベント履歴および音声/ビデオ電話の監査レポート データは、パージされます。 詳細については、『Cisco Prime Collaboration 10.0 Assurance Guide - Advanced 』の「Voice Reports(音声レポート)」の項を参照してください。.
14 日以上経過したクリア済みアラームおよびイベントは、1 時間に 1 回パージされます。 アラームがパージされると、すべての関連イベントもパージされます。 アクティブなイベントとアラームはパージされません。 詳細については、「概要」を参照してください。
バックアップと復元サービスを使用して、データベース、コンフィギュレーション ファイル、ログ ファイルをリモート ロケーションとローカル ディスクのいずれかにバックアップできます。 バックアップ サービスでバックアップされるのは次のフォルダのファイルです。
(注) |
データのバックアップは、Prime Collaboration Assurance サーバの管理対象デバイスの数によって、時間がかかる場合があります(最大で 12 時間)。 この操作によって Prime Collaboration Assurance UI パフォーマンスが大幅に低下するため、バックアップのスケジュールは業務時間外に設定することを推奨します。 |
ユーザ インターフェイスから Assurance および Provisioning の両方にバックアップをスケジュールし、実行できます。 バックアップの作成に、SFTP、FTP、またはローカル接続を使用できます。
CLI を使用したバックアップと復元は、次の方法で実行できます。
システムのデータのバックアップを作成し、同じシステムで復元します。詳細については、「同じシステムでの復元」を参照してください。
システムのデータのバックアップを作成し、別のシステムで復元します。詳細については、「新しいシステムでの復元」を参照してください。
データのバックアップ前にリポジトリを作成する必要があります。 デフォルトでは、バックアップ サービスは *.tar.gpg ファイルを設定されたリポジトリに作成します。 バックアップされたファイルは圧縮形式になっています。 CD-ROM、ディスク、HTTP、FTP、SFTP または TFTP にあるリポジトリを使用できます。
リポジトリを作成後、Prime Collaboration Assurance サーバに admin としてログインし、次のコマンドを実行してデータをバックアップします。
admin# backup Backupfilename repository RepositoryName application cpcm
Backupfilename:バックアップ ファイル名(拡張子 .tar.gpg なし)。 この名前には最大 100 文字までの英数字を指定できます。
RepositoryName:ファイルをバックアップする場所。 この名前には最大 30 文字までの英数字を指定できます。
% Creating backup with timestamped filename: Backupfilename-Timestamp.tar.gpg
% Creating backup with timestamped filename: Backupfilename-Timestamp.tar.gpg
バックアップ ファイルには、サフィックスとして末尾にタイム スタンプ( YYMMDD-HHMM)とファイル拡張子 .tar.gpg が付され、リポジトリに保存されます。 次に例を示します。
admin# backup cmbackup repository tmp application cpcm
% Creating backup with timestamped filename: cmbackup-110218-0954.tar.gpg
データを復元するには、Prime Collaboration Assurance サーバに admin としてログインし、次のコマンドを実行します。
admin# restore Backupfilename repository RepositoryName application cpcm
ここで、 Backupfilename は、サフィックスとして末尾にタイムスタンプ( YYMMDD-HHMM)とファイル拡張子 .tar.gpg が付された、バックアップ ファイルの名前です。
admin# restore cmbackup-110218-0954.tar.gpg repository tmp application cpcm
Prime Collaboration では、システムのデータをバックアップし、システム全体に障害が発生した場合に別のシステムでデータを復元することができます。
ファイルをバックアップする前に、バックアップを実行するシステムの「qovr」データベース インスタンス パスワードを変更し、(ファイルの復元を実行する)新しいシステムで同じパスワードを使用します。
バックアップの作成プロセスは「同じシステムでの復元」の場合と同じです。また、「FTP、SFTP、または TFTP サーバでのリポジトリの作成」も参照してください。
バックアップの前に、実行中のシステムの「qovr」データベース インスタンス パスワードを変更するには、以下を実施します。
ステップ 1 | システムに root ユーザとしてログインします。 |
ステップ 2 |
Prime Collaboration Assurance サーバを停止します。 /opt/emms/emsam/bin/cpcmcontrol.sh stop |
ステップ 3 |
次のコマンドを実行します。 perl opt/CSCOpx/bin/dbpasswd.pl dsn=qovr npwd=”new password” |
ステップ 4 |
Prime Collaboration Assurance サーバを起動します。 /opt/emms/emsam/bin/cpcmcontrol.sh start |
ステップ 5 | 管理者としてログインし、「データのバックアップ」の説明に従ってバックアップを実行します。 また、「FTP、SFTP、または TFTP サーバでのリポジトリの作成」も参照してください。 |
別のシステムからのバックアップを復元するには、次の前提条件が満たされている必要があります。
データの復元先のシステムには、バックアップされたシステムと同じ MAC アドレスが必要です(IP アドレスとホスト名は違っていてもかまいません)。
システム(バックアップされた元のシステム)の MAC アドレスを別のシステムに割り当てることができない場合は、Cisco TAC に新しいライセンス ファイル(新しい MAC アドレス用)に関する情報をお問い合わせください。
バックアップを実行するシステムの「qovr」データベース インスタンス パスワードを変更し、(ファイルの復元を実行する)新しいシステムで同じパスワードを使用します。
別のシステムからのバックアップを復元するには、管理者としてログインし、「データの復元」に従って復元を実行します。
(注) |
復元後にすべてのデバイスを再検出する必要があります。 |
バックアップ履歴を確認できます。 Prime Collaboration Assurance サーバに admin としてログインし、次のコマンドを実行します。
admin# show backup history Fri Feb 18 09:54:39 UTC 2011: backup cmbackup-110218-0954.tar.gpg to repository temp: success Fri Feb 18 18:29:48 UTC 2011: backup cmbackup-110218-1829.tar.gpg to repository tmp: success admin#