コンポーネント RPM パッケージについて
(注) |
Cisco Nexus NX-OS 7.0(3)I7(1)以降、NX-OS プログラマブル インターフェイス ベース コンポーネント RPM パッケージ(エージェント、Cisco ネイティブ モデル、その他の必要なモデルの大部分、およびインフラストラクチャ)が NX- OS イメージに含められています。そのため、イメージがロードされると、必要なソフトウェアのほぼすべてが自動的にインストールされます。これは、Cisco Artifactory から大量のソフトウェアをダウンロードしてインストールする必要がないことを意味します。例外は、必須の OpenConfig モデルです。Cisco Artifactory から OpenConfig モデルを明示的にダウンロードする必要があります。 ただし、Cisco Nexus NX-OS 7.0(3)I6(1) 以前のリリースの場合、またはアップグレードする場合は、次のセクションで説明している、パッケージのダウンロードとインストールが必要です。 |
NX-OS プログラマブル インターフェイス コンポーネント RPM パッケージは、Cisco Artifactory からダウンロードできます。次の 3 種類のコンポーネント RPM パッケージが必要です。
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NX-OS プログラマブル インターフェイス インフラストラクチャ コンポーネント
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共通モデル コンポーネント
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エージェント コンポーネント
NX-OS プログラマブル インターフェイス インフラストラクチャ コンポーネント
NX-OS プログラマブル インターフェイス インフラストラクチャは、次の 2 つの RPM パッケージで構成されています:
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mtx-infra:この RPM はプラットフォームに依存しません。
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mtx-device-model:この RPM はプラットフォームに依存しますします。そして、Cisco Artifactory のダウンロード時にインストールされている NX-OS イメージと一致するように選択する必要があります。
共通モデル コンポーネント
共通モデル コンポーネント RPM は、Openconfig および IETF 定義モデルのサポートを提供します。必要な 1 つ以上の共通モデルのサポートを有効にするには、関連する共通モデル コンポーネント RPM をダウンロードしてインストールする必要があります。mtx-device-model RPM と同様に、共通モデルコンポーネントもプラットフォームに依存します。そのため、Cisco Artifactory のダウンロード時に、インストールされている NX-OS イメージと一致するように選択する必要があります。
次に、サポートされている RPM のリストを示します。
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mtx-openconfig-bgp
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mtx-openconfig-bgp-multiprotocol
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mtx-openconfig-if-ip
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mtx-openconfig-interfaces
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mtx-openconfig-local-routing
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mtx-openconfig-routing-policy
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mtx-openconfig-vlan
エージェント コンポーネント
NETCONF、RESTConf、gRPC の 3 つのエージェントパッケージを使用できます。モデル化された NX-OS インターフェイスにアクセスするには、少なくとも 1 つのエージェントをインストールする必要があります。
(注) |
Cisco Nexus NX-OS 7.0(3)I7(3)以降では、feature netconf コマンドと feature restconf コマンドを使用してエージェントを有効にできます。ただし、これらのコマンドは以前のリリースには含まれていないため、Cisco Nexus NX-OS 7.0(3)I7(1) から 7.0(3)I7(3) のリリースでは、インストールの準備の「デバイス上の bash シェルを開く」セクションの指示に従って bash シェルに入ってから、netconfctl start および restconfctl start コマンドを実行する必要があります。 |