clear cable-diagnostics tdr
Time Domain Reflectometer(TDR; タイム ドメイン リフレクトメータ)をサポートする特定のインターフェイスまたはすべてのインターフェイスをクリアするには、 clear cable-diagnostics tdr コマンドを使用します。
clear cable-diagnostics tdr [ interface interface interface-number ]
シンタックスの説明
interface interface |
(任意)インターフェイス タイプを指定します。有効値は fastethernet 、 gigabitethernet 、および tengigabitethernet です。 |
interface-number |
モジュールおよびポート番号。有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
TDR をサポートするモジュールの一覧については、『Release Notes for Cisco IOS Release 12.2 SX on the Catalyst 6500』を参照してください。
例
次に、特定のインターフェイスをクリアする例を示します。
Router# clear cable-diagnostics tdr interface gigabitethernet 4/1
関連コマンド
|
|
show cable-diagnostics tdr |
TDR ケーブル診断のテスト結果を表示します。 |
test cable-diagnostics |
48 ポート 10/100/1000 BASE-T モジュール上の 10 ギガビット イーサネット リンクまたは銅ケーブルの状態をテストします。 |
clear catalyst6000 traffic-meter
トラフィック メーターのカウンタをクリアするには、 clear catalyst6000 traffic-meter コマンドを使用します。
clear catalyst6000 traffic-meter
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、トラフィック メーターのカウンタをクリアする例を示します。
Router# clear catalyst6000 traffic-meter
clear counters
インターフェイス カウンタをクリアするには、 clear counters コマンドを使用します。
clear counters [{ interface interface-number } | { null interface-number } | { port-channel number } | { vlan vlan-id }]
シンタックスの説明
interface |
(任意)インターフェイス タイプ。有効値は ethernet 、 fastethernet 、 gigabitethernet 、および tengigabitethernet です。その他の有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
interface-number |
(任意)モジュールおよびポート番号。有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
null interface-number |
(任意)ヌル インターフェイスを指定します。有効値は 0 です。 |
port-channel number |
(任意)チャネル インターフェイスを指定します。有効値は 1 ~ 256 の範囲の最大 64 個の値です。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN ID を指定します。有効値は 1 ~ 4094 です。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
インターフェイスが指定されていない場合、このコマンドはインターフェイスから現在のすべてのインターフェイス カウンタをクリアします。
(注) このコマンドは、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)で検索されたカウンタはクリアせず、show queueing interface コマンドを入力したときに表示されるカウンタだけをクリアします。
interface-number 引数はモジュールおよびポート番号を指定します。 interface-number の有効値は、指定されたインターフェイス タイプ、および使用されるシャーシとモジュールによって異なります。たとえば、13 スロット シャーシに 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールが搭載されている場合に、ギガビット イーサネット インターフェイスを指定すると、モジュール番号の有効値は 1 ~ 13、ポート番号の有効値は 1 ~ 48 になります。
例
次に、すべてのインターフェイス カウンタをクリアする例を示します。
Clear "show interface" counters on all interfaces [confirm]y
次に、特定のインターフェイスのカウンタをクリアする例を示します。
Router#
clear counters vlan 200
Clear "show interface" counters on this interface [confirm]y
関連コマンド
|
|
show queueing interface |
キューイング情報を表示します。 |
clear fm netflow counters
NetFlow カウンタをクリアするには、 clear fm netflow counters コマンドを使用します。
clear fm netflow counters
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、NetFlow カウンタをクリアする例を示します。
Router# clear fm netflow counters
clear interface gigabitethernet
ギガビット イーサネット IEEE 802.3z インターフェイスのハードウェア ロジックをクリアするには、 clear interface gigabitethernet コマンドを使用します。
clear interface gigabitethernet number
シンタックスの説明
number |
ギガビット イーサネット インターフェイス番号。有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
number 引数は、モジュールおよびポート番号を指定します。 number の有効値は、指定されたインターフェイス タイプ、および使用されるシャーシとモジュールによって異なります。たとえば、13 スロット シャーシに 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールが搭載されている場合に、ギガビット イーサネット インターフェイスを指定すると、モジュール番号の有効値は 1 ~ 13、ポート番号の有効値は 1 ~ 48 になります。
例
次に、ギガビット イーサネット IEEE 802.3z インターフェイスのハードウェア ロジックをクリアする例を示します。
Router#
clear interface gigabitethernet 5
関連コマンド
|
|
show interfaces status |
インターフェイス ステータスを表示したり、LAN ポートで errdisable ステートにあるインターフェイスだけのリストを表示したりします。 |
clear interface vlan
VLAN のハードウェア ロジックをクリアするには、 clear interface vlan コマンドを使用します。
clear interface vlan vlan-id
シンタックスの説明
vlan-id |
VLAN ID。有効値は 1 ~ 4094 です。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、特定の VLAN のハードウェア ロジックをクリアする例を示します。
Router#
clear interface vlan 5
関連コマンド
|
|
show interfaces status |
インターフェイス ステータスを表示したり、LAN ポートで errdisable ステートにあるインターフェイスだけのリストを表示したりします。 |
clear ip access-template
アクセス リストの統計情報をクリアするには、 clear ip access-template コマンドを使用します。
clear ip access-template access-list
シンタックスの説明
access-list |
アクセス リスト番号。有効値は IP 拡張アクセス リストについては 100 ~ 199、拡張範囲 IP 拡張アクセス リストについては、2000 ~ 2699 です。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、アクセス リストの統計情報をクリアする例を示します。
Router#
clear ip access-template 201
関連コマンド
|
|
show mls netflow |
NetFlow ハードウェアに関する設定情報を表示します。 |
clear ip arp inspection log
ログ バッファのステータスをクリアするには、 clear ip arp inspection log コマンドを使用します。
clear ip arp inspection log
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、ログ バッファのカウンタをクリアする例を示します。
Router#
clear ip arp inspection log
関連コマンド
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|
arp access-list |
ARP インスペクションおよび QoS フィルタリング用の ARP ACL を設定し、ARP ACL コンフィギュレーション サブモードを開始します。 |
show ip arp inspection log |
ログ バッファのステータスを表示します。 |
clear ip arp inspection statistics
Dynamic ARP Inspection(DAI; ダイナミック ARP インスペクション)の統計情報をクリアするには、 clear ip arp inspection statistics コマンドを使用します。
clear ip arp inspection statistics [ vlan vlan-range ]
シンタックスの説明
vlan vlan-range |
(任意)VLAN 範囲を指定します。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、VLAN 1 から DAI 統計情報をクリアする例を示します。
Router# clear ip arp inspection statistics vlan 1
関連コマンド
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arp access-list |
ARP インスペクションおよび QoS フィルタリング用の ARP ACL を設定し、ARP ACL コンフィギュレーション サブモードを開始します。 |
clear ip arp inspection log |
ログ バッファのステータスをクリアします。 |
show ip arp inspection log |
ログ バッファのステータスを表示します。 |
clear ip auth-proxy watch-list
1 つのウォッチ リスト エントリまたはすべてのウォッチ リスト エントリを削除するには、 clear ip auth-proxy watch-list コマンドを使用します。
clear ip auth-proxy watch-list { ip-addr | * }
シンタックスの説明
ip-addr |
ウォッチ リストから削除される IP アドレス |
* |
ウォッチ リストのすべてのウォッチ リスト エントリ |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ウォッチ リストに有効ではないと考えられるエントリが表示される場合は、ウォッチ リストが期限切れになるのを待機するのではなく、 clear ip auth-proxy watch-list コマンドを入力して、エントリを手動でクリアできます。
例
次に、1 つのウォッチ リスト エントリを削除する例を示します。
Router# clear ip auth-proxy watch-list 12.0.0.2
次に、すべてのウォッチ リスト エントリを削除する例を示します。
Router# clear ip auth-proxy watch-list *
関連コマンド
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|
ip auth-proxy max-login-attempts |
ファイアウォール インターフェイスおよび QoS フィルタリングにおけるログイン試行回数を制限し、ARP ACL コンフィギュレーション サブモードを開始します。 |
ip auth-proxy watch-list |
認証プロキシ ウォッチ リストをイネーブルにして設定します。 |
show ip auth-proxy watch-list |
認証プロキシ ウォッチ リストに関する情報を表示します。 |
clear ip cef epoch full
新しいエポックを開始し、すべてのテーブル(隣接テーブルを含む)のエポック番号を増分するには、 clear ip cef epoch full コマンドを使用します。
clear ip cef epoch full
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
テーブルを再構築する場合に、 clear ip cef epoch full コマンドを使用します。このコマンドでは、同一のデータ構造内で以前のテーブル エントリと新しいテーブル エントリを区別することができ、新しいテーブルを構築しても以前の CEF データベースを維持できます。
次の show コマンドはエポック情報を表示します。
• show ip cef summary :特定の Forwarding Information Base(FIB; 転送情報ベース)テーブルのテーブル エポックを表示します。
• show ip cef detail :特定の FIB テーブルの各エントリのエポック値を表示します。
• show adjacency summary :隣接テーブルのエポックを表示します。
• show adjacency detail :隣接テーブルの各エントリのエポック値を表示します。
例
次に、エポック テーブルをクリアし、エポック番号を増分する前後の出力例を示します。
Router# show ip cef epoch
Table epoch:2 (164 entries at this epoch)
Table epoch:1 (33 entries at this epoch)
Router# clear ip cef epoch full
Router# show ip cef epoch
Table epoch:3 (164 entries at this epoch)
Table epoch:2 (33 entries at this epoch)
関連コマンド
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show adjacency detail |
プロトコルの詳細およびタイマーに関する情報を表示します。 |
show adjacency summary |
CEF 隣接情報のサマリーを表示します。 |
show ip cef detail |
詳細 FIB エントリ情報を表示します。 |
show ip cef epoch |
隣接テーブルおよびすべての FIB テーブルのエポック情報を表示します。 |
show ip cef summary |
FIB の概要を表示します。 |
clear ip cef inconsistency
CEF 一貫性チェッカーの統計情報および記録情報をクリアするには、 clear ip cef inconsistency コマンドを使用します。
clear ip cef inconsistency
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、 ip cef table consistency-check コマンドをイネーブルにしたときに集めた統計情報および記録情報をクリアします。
例
次に、CEF 一貫性チェッカーが検出した統計情報および記録情報をクリアする例を示します。
Router# clear ip cef inconsistency
関連コマンド
|
|
ip cef table consistency-check |
CEF テーブル一貫性チェッカーのタイプおよびパラメータをイネーブルにします。 |
clear ip dhcp snooping
DHCP スヌーピングをディセーブルにせずに、DHCP スヌーピング テーブルをクリアするには、 clear ip dhcp snooping コマンドを使用します。
clear ip dhcp snooping { binding | database | statistics }
シンタックスの説明
binding |
DHCP スヌーピングをディセーブルにせずに、DHCP スヌーピング バインディング エントリ テーブルをクリアします。 |
database |
DHCP スヌーピングをディセーブルにせずに、DHCP スヌーピング データベース テーブルをクリアします。 |
statistics |
DHCP スヌーピングをディセーブルにせずに、DHCP スヌーピング統計テーブルをクリアします。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、DHCP スヌーピング バインディング エントリ テーブルをクリアする例を示します。
Router# clear ip dhcp snooping binding
次に、DHCP スヌーピング データベース テーブルをクリアする例を示します。
Router# clear ip dhcp snooping database
次に、DHCP スヌーピング統計をクリアする例を示します。
Router# clear ip dhcp snooping statistics
関連コマンド
|
|
show ip dhcp snooping |
DHCP スヌーピングの設定を表示します。 |
show ip dhcp snooping binding |
DHCP スヌーピングのバインディング エントリを表示します。 |
show ip dhcp snooping database |
DHCP スヌーピング データベース エージェントのステータスを表示します。 |
clear ip flow stats
NetFlow スイッチングの統計情報をクリアするには、 clear ip flow stats コマンドを使用します。
clear ip flow stats
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show ip cache flow コマンドは、NetFlow スイッチングの統計情報を表示します。
例
次に、NetFlow スイッチングの統計情報をクリアする例を示します。
Router# clear ip flow stats
関連コマンド
|
|
show ip cache flow |
NetFlow キャッシュ フロー エントリのサマリーを表示します。 |
clear ip igmp group
IGMP グループ キャッシュのエントリを削除するには、 clear ip igmp group コマンドを使用します。
clear ip igmp [ vrf vrf-name ] group [{ interface interface-number } | { group-name | group-address } { loopback interface-number } | { null interface-number } | { port-channel number } | { vlan vlan-id }]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)マルチキャスト VPN Routing/Forwarding(VRF; VPN ルーティング/転送)インスタンスに割り当てられている名前を指定します。 |
interface |
(任意)インターフェイス タイプ。有効値は ethernet 、 fastethernet 、 gigabitethernet 、および tengigabitethernet です。 |
interface-number |
(任意)モジュールおよびポート番号。有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
group-name |
(任意)Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)ホスト テーブルまたは ip host コマンドで定義されているグループ名 |
group-address |
(任意)4 分割ドット表記によるマルチキャスト グループのアドレス |
loopback interface-number |
(任意)ループバック インターフェイスを指定します。有効値は 0 ~ 2,147,483,647 です。 |
null interface-number |
(任意)ヌル インターフェイスを指定します。有効値は 0 です。 |
port-channel number |
(任意)チャネル インターフェイスを指定します。有効値は 1 ~ 256 の範囲の最大 64 個の値です。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN ID を指定します。有効値は 1 ~ 4094 です。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
IGMP キャッシュには、直接接続されている LAN 上のホストのリストが含まれます。スイッチがグループに加入すると、このグループもキャッシュに表示されます。
IGMP キャッシュからすべてのエントリを削除する場合は、引数なしで clear ip igmp group コマンドを入力します。
interface-number 引数はモジュールおよびポート番号を指定します。 interface-number の有効値は、指定されたインターフェイス タイプ、および使用されるシャーシとモジュールによって異なります。たとえば、13 スロット シャーシに 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールが搭載されている場合に、ギガビット イーサネット インターフェイスを指定すると、モジュール番号の有効値は 1 ~ 13、ポート番号の有効値は 1 ~ 48 になります。
例
次に、IGMP キャッシュから特定のグループのエントリをクリアする例を示します。
Router# clear ip igmp group 224.0.255.1
次に、IGMP グループ キャッシュの特定のインターフェイスから、IGMP グループ キャッシュ エントリをクリアする例を示します。
Router# clear ip igmp group gigabitethernet 2/2
関連コマンド
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|
ip host |
スタティック ホスト名とアドレスのマッピングをホスト キャッシュで定義します。 |
show ip igmp groups |
ルータに直接接続され、IGMP によって学習されたレシーバーを含むマルチキャスト グループを表示します。 |
show ip igmp interface |
IGMP インターフェイス ステータスおよび設定に関する情報を表示します。 |
clear ip igmp snooping statistics
IGMP スヌーピングの統計情報をクリアするには、 clear ip igmp snooping statistics コマンドを使用します。
clear ip igmp snooping statistics [ vlan vlan-id ]
シンタックスの説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN ID を指定します。有効値は 1 ~ 4094 です。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
VLAN を指定しない場合、すべての VLAN の IGMP スヌーピング統計情報がクリアされます。
例
次に、すべての VLAN の IGMP スヌーピング統計情報をクリアする例を示します。
Router# clear ip igmp snooping statistics
次に、特定の VLAN の IGMP スヌーピング統計情報をクリアする例を示します。
Router# clear ip igmp snooping statistics vlan 300
関連コマンド
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|
show ip igmp snooping statistics |
IGMPv3 統計に関する情報を表示します。 |
clear ip mroute
IP マルチキャスト ルーティング テーブルからエントリを削除するには、 clear ip mroute コマンドを使用します。
clear ip mroute [ vrf vrf-name ] { * | group } [ source ]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)マルチキャスト VPN ルーティング/転送(VRF)インスタンスに割り当てられている名前を指定します。 |
* |
IP マルチキャスト ルーティング テーブルからすべてのエントリを削除します。 |
group |
マルチキャスト グループの名前または IP アドレス。詳細については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
source |
(任意)グループに送信するマルチキャスト送信元の名前またはアドレス。詳細については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
group 引数は、次のいずれかを指定します。
• DNS ホスト テーブルまたは ip host コマンドで定義されるマルチキャスト グループ名
• 4 分割ドット表記によるマルチキャスト グループの IP アドレス
group の名前またはアドレスを指定する場合、 source 引数を入力して、グループに送信するマルチキャスト送信元の名前またはアドレスも指定できます。送信元は、グループのメンバーである必要はありません。
例
次に、IP マルチキャスト ルーティング テーブルからすべてのエントリを削除する例を示します。
Router# clear ip mroute *
次に、マルチキャスト グループ 224.2.205.42 に送信する 228.3.0.0 サブネット上のすべての送信元を IP マルチキャスト ルーティング テーブルから削除する例を示します。この例では、ネットワーク 228.3 上の個別の送信元ではなく、すべての送信元が削除されます。
Router# clear ip mroute 224.2.205.42 228.3.0.0
関連コマンド
|
|
ip host |
スタティック ホスト名とアドレスのマッピングをホスト キャッシュで定義します。 |
show ip mroute |
IP マルチキャスト ルーティング テーブルに関する情報を表示します。 |
clear ip msdp peer
指定された MSDP ピアへの TCP 接続をクリアするには、 clear ip msdp peer コマンドを使用します。
clear ip msdp [ vrf vrf-name ] peer { peer-address | peer-name }
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)マルチキャスト VPN ルーティング/転送(VRF)インスタンスに割り当てられている名前を指定します。 |
peer-address | peer-name |
TCP 接続がクリアされる MSDP ピアの IP アドレスまたは名前 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドによりピアへの TCP 接続はクローズされ、すべての MSDP ピアの統計情報はリセットされ、MSDP ピアでの入力/出力キューはクリアされます。
例
次に、224.15.9.8 の MSDP ピアへの TCP 接続をクリアする例を示します。
Router# clear ip msdp peer 224.15.9.8
関連コマンド
|
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ip msdp peer |
MSDP ピアを設定します。 |
clear ip msdp sa-cache
MSDP 送信元のアクティブ キャッシュ エントリをクリアするには、 clear ip msdp sa-cache コマンドを使用します。
clear ip msdp [ vrf vrf-name ] sa-cache [ group-address | group-name ]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)マルチキャスト VPN ルーティング/転送(VRF)インスタンスに割り当てられている名前を指定します。 |
group-address | group-name |
(任意) source-active エントリが source-active キャッシュからクリアされるマルチキャスト グループのアドレスまたは名前 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
キャッシュ内にクリアする任意の source-active エントリを含めるには、 ip msdp cache-sa-state コマンドを入力して、source-active キャッシングをイネーブルにする必要があります。
グループのアドレスまたは名前によりマルチキャスト グループが識別されない場合、すべての source-active キャッシュ エントリがクリアされます。
例
次に、キャッシュからマルチキャスト グループ 224.5.6.7 の source-active エントリをクリアする例を示します。
Router# clear ip msdp sa-cache 224.5.6.7
関連コマンド
|
|
ip msdp peer |
MSDP ピアを設定します。 |
ip msdp cache-sa-state |
ルータに source-active ステートを作成します。 |
show ip msdp sa-cache |
MSDP ピアから学習した(S,G)状態を表示します。 |
clear ip msdp statistics
セッションをリセットせずに、1 つまたはすべての MSDP ピアの統計情報カウンタをクリアするには、 clear ip msdp statistics コマンドを使用します。
clear ip msdp [ vrf vrf-name ] statistics [ peer-address | peer-name ]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)マルチキャスト VPN ルーティング/転送(VRF)インスタンスに割り当てられている名前を指定します。 |
peer-address | peer-name |
(任意)統計情報カウンタ、リセット カウント、および入力/出力カウントがクリアされる MSDP ピアのアドレスまたは名前 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、sanjose という名前のピアのカウンタをクリアする例を示します。
Router# clear ip msdp statistics sanjose
関連コマンド
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|
show ip msdp sa-cache |
MSDP ピアから学習した(S,G)状態を表示します。 |
clear ip pim auto-rp
Auto-RP キャッシュからエントリを削除するには、 clear ip pim auto-rp コマンドを使用します。
clear ip pim [ vrf vrf-name ] auto-rp rp-address
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)マルチキャスト VPN ルーティング/転送(VRF)インスタンスに割り当てられている名前を指定します。 |
rp-address |
Rendezvous Point(RP; ランデブー ポイント)アドレス。詳細については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
rp-address 引数を入力すると、このアドレスのランデブー ポイントに関連するエントリだけがクリアされます。この引数を省略する場合、Auto-RP キャッシュ全体がクリアされます。
例
次に、Auto-RP キャッシュからすべてのエントリを削除する例を示します。
Router# clear ip pim auto-rp 224.5.6.7
関連コマンド
|
|
show ip pim rp mapping |
PIM グループとアクティブ ランデブー ポイント のマッピングを表示します。 |
clear ip pim snooping statistics
IP PIM スヌーピングのグローバルな統計情報を削除するには、 clear ip pim snooping statistics コマンドを使用します。
clear ip pim snooping statistics
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、IP PIM 統計情報をクリアする例を示します。
Router# clear ip pim snooping statistics
関連コマンド
|
|
ip pim snooping (global configuration mode) |
PIM スヌーピングをグローバルにイネーブルにします。 |
show ip pim snooping statistics |
IP PIM スヌーピングに関する統計情報を表示します。 |
clear ip pim snooping vlan
特定の VLAN 上の IP PIM スヌーピング エントリを削除するには、 clear ip pim snooping vlan コマンドを使用します。
clear ip pim snooping vlan vlan-id mac-address gda-address
clear ip pim snooping vlan vlan-id mroute { * | { group-addr src-addr } {{ downstream-neighbor ip-addr } | { upstream-neighbor ip-addr }}}
clear ip pim snooping vlan vlan-id neighbor { * | ip-addr }
シンタックスの説明
vlan-id |
VLAN ID。有効値は 1 ~ 4094 です。 |
mac-address gda-address |
削除するマルチキャスト グループの MAC アドレスを指定します。 |
mroute * |
すべてのマルチキャスト ルート エントリを削除します。 |
mroute group-addr src-addr |
指定したグループおよび送信元 IP アドレスのマルチキャスト ルート エントリを削除します。 |
downstream-neighbor ip-addr |
join/prune メッセージを発信する特定のダウンストリーム ネイバのエントリを削除します。 |
upstream-neighbor ip-addr |
join/prune メッセージを受信する特定のアップストリーム ネイバのエントリを削除します。 |
neighbor * |
すべてのネイバを削除します。 |
neighbor ip-addr |
特定の IP アドレスのネイバを削除します。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、特定の VLAN 上の IP PIM 統計情報をクリアする例を示します。
Router# clear ip pim snooping vlan 25 statistics
関連コマンド
|
|
ip pim snooping (interface configuration mode) |
特定のインターフェイスで PIM スヌーピングをイネーブルにします。 |
show ip pim snooping |
IP PIM スヌーピングに関する情報を表示します。 |
clear lacp counters
特定のチャネル グループに属するすべてのインターフェイスの統計情報をクリアするには、 clear lacp counters コマンドを使用します。
clear lacp [ channel-group ] counters
シンタックスの説明
channel-group |
(任意)チャネル グループ番号。有効値は 1 ~ 256 です。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
channel-group を指定しない場合は、すべてのチャネル グループがクリアされます。
PAgP モードのメンバーを含むチャネル グループに対してこのコマンドを入力する場合、このコマンドは無視されます。
例
次に、特定のグループの統計情報をクリアする例を示します。
Router# clear lacp 1 counters
clear logging ip access-list cache
OAL キャッシュからすべてのエントリをクリアして、Syslog に送信するには、 clear logging ip access-list cache コマンドを使用します。
clear logging ip access-list cache
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、OAL キャッシュからすべてのエントリをクリアして、Syslog に送信する例を示します。
Router#
clear logging ip access-list cache
関連コマンド
|
|
logging ip access-list cache (global configuration mode) |
OAL パラメータをグローバルに設定します。 |
logging ip access-list cache (interface configuration mode) |
方向に基づいてインターフェイス上で OAL ロギング キャッシュをイネーブルにします。 |
show logging ip access-list |
ロギング IP アクセス リストに関する情報を表示します。 |
clear mac-address-table dynamic
ダイナミック アドレス エントリをレイヤ 2 の MAC アドレス テーブルから削除するには、 clear mac-address-table dynamic コマンドを使用します。
clear mac-address-table dynamic [{ address mac-addr } | { interface interface interface-number } | { protocol { assigned | ip | ipx | other }}] [ vlan vlan-id ]
シンタックスの説明
address mac-addr |
(任意)MAC アドレスを指定します。 |
interface interface |
(任意)インターフェイス タイプを指定します。有効値は ethernet 、 fastethernet 、 gigabitethernet 、および tengigabitethernet です。その他の有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
interface-number |
(任意)モジュールおよびポート番号。有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
protocol assigned |
(任意)DECnet、Banyan VINES、および AppleTalk などの割り当てられたプロトコルのバケット アカウントを指定します。 |
protocol ip | ipx |
(任意)クリアするエントリのプロトコル タイプを指定します。 |
protocol other |
(任意)クリアするエントリのプロトコル タイプ(IP または IPX 以外)を指定します。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN ID を指定します。有効値は 1 ~ 4094 です。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
すべてのダイナミック エントリをテーブルから削除するには、引数なしで clear mac-address-table dynamic コマンドを入力します。
interface-number 引数はモジュールおよびポート番号を指定します。 interface-number の有効値は、指定されたインターフェイス タイプ、および使用されるシャーシとモジュールによって異なります。たとえば、13 スロット シャーシに 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールが搭載されている場合に、ギガビット イーサネット インターフェイスを指定すると、モジュール番号の有効値は 1 ~ 13、ポート番号の有効値は 1 ~ 48 になります。
例
次に、特定のインターフェイス(e2/1)およびプロトコル タイプ(IPX)のすべてのダイナミック レイヤ 2 エントリをクリアする例を示します。
Router#
clear mac-address-table dynamic interface e2/1 protocol ipx
関連コマンド
|
|
mac-address-table aging-time |
レイヤ 2 テーブルでエントリのエージング タイムを設定します。 |
mac-address-table static |
スタティック エントリを MAC アドレス テーブルに追加するか、IGMP スヌーピングをアドレスに対してディセーブルにしてスタティック MAC アドレスを設定します。 |
show mac-address-table |
MAC アドレス テーブルに関する情報を表示します。 |
clear mls acl counters
Multilayer Switching(MLS; マルチレイヤ スイッチング)ACL カウンタをクリアするには、 clear mls acl counters コマンドを使用します。
clear mls acl counters { all | { interface interface interface-number } [{ loopback interface-number } | { null interface-number } | { port-channel number } | { vlan vlan-id }}]
シンタックスの説明
all |
すべてのインターフェイスの MLS ACL カウンタをすべてクリアします。 |
interface interface |
指定したインターフェイスに関連付けられたカウンタをクリアします。有効値は ethernet 、 fastethernet 、 gigabitethernet 、および tengigabitethernet です。その他の有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
interface-number |
モジュールおよびポート番号。有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
loopback interface-number |
(任意)ループバック インターフェイスを指定します。有効値は 0 ~ 2,147,483,647 です。 |
null interface-number |
(任意)ヌル インターフェイスを指定します。有効値は 0 です。 |
port-channel number |
(任意)チャネル インターフェイスを指定します。有効値は 1 ~ 256 の範囲の最大 64 個の値です。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN ID を指定します。有効値は 1 ~ 4094 です。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
clear mls acl counters all を入力すると、すべてのモジュールおよびスーパーバイザ エンジンの全 MLS ACL カウンタがクリアされます。
interface-number 引数はモジュールおよびポート番号を指定します。 interface-number の有効値は、指定されたインターフェイス タイプ、および使用されるシャーシとモジュールによって異なります。たとえば、13 スロット シャーシに 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールが搭載されている場合に、ギガビット イーサネット インターフェイスを指定すると、モジュール番号の有効値は 1 ~ 13、ポート番号の有効値は 1 ~ 48 になります。
例
次に、すべてのインターフェイスで MLS ACL カウンタをリセットする例を示します。
Router#
clear mls acl counters all
関連コマンド
|
|
show tcam interface |
インターフェイスベースの TCAM に関する情報を表示します。 |
clear mls cef ip accounting per-prefix
プレフィクス単位の IP アカウンティング統計に関する情報をクリアするには、 clear mls cef ip accounting per-prefix コマンドを使用します。
clear mls cef ip accounting per-prefix { all | { prefix mask [ instance ]}}
シンタックスの説明
all |
プレフィクス単位のアカウンティング統計情報をすべてクリアします。 |
prefix |
A.B.C.D のフォーマットでのエントリのプレフィクス |
mask |
エントリのプレフィクス マスク |
instance |
(任意)VPN ルーティング/転送インスタンス名 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、プレフィクス単位のアカウンティング統計に関する情報をすべてクリアする例を示します。
Router#
clear mls cef ip accounting per-prefix all
clear mls cef ipv6 accounting per-prefix
プレフィクス単位の IPv6 アカウンティング統計に関する情報をクリアするには、 clear mls cef ipv6 accounting per-prefix コマンドを使用します。
clear mls cef ipv6 accounting per-prefix { all | { ipv6-address / mask [ instance ]}}
シンタックスの説明
all |
プレフィクス単位のアカウンティング統計情報をすべてクリアします。 |
ipv6-address |
エントリの IPv6 アドレス。フォーマットの詳細については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
mask |
エントリのプレフィクス マスク |
instance |
(任意)VPN ルーティング/転送インスタンス名 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ipv6-address / mask 引数を入力する場合、フォーマット X:X:X:X::X/ mask を使用します。 mask の有効値は 0 ~ 128 です。
例
次に、プレフィクス単位のアカウンティング統計に関する情報をすべてクリアする例を示します。
Router#
clear mls cef ipv6 accounting per-prefix all
clear mls ip multicast bidir-rpcache
Bidirectional(Bidir; 双方向)ランデブー ポイントのキャッシュ エントリをすべてクリアするには、 clear mls ip multicast bidir-rpcache コマンドを使用します。
clear mls ip multicast bidir-rpcache
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、Bidir カウンタをリセットする例を示します。
Router#
clear mls ip multicast bidir-rpcache
関連コマンド
|
|
show mls ip multicast bidir |
Bidir ハードウェアでスイッチングされるエントリを表示します。 |
clear mls ip multicast group
IP マルチキャスト グループを削除するには、 clear mls ip multicast group コマンドを使用します。
clear mls ip multicast group { ip-name | group-address }
シンタックスの説明
ip-name |
ホストの IP 名 |
group-address |
(任意)4 分割ドット表記によるマルチキャスト グループのアドレス |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、IP マルチキャスト グループを削除する例を示します。
Router#
clear mls ip multicast group 224.0.255.1
関連コマンド
|
|
show mls ip multicast group |
特定のマルチキャスト グループ アドレスのエントリを表示します。 |
clear mls ip multicast statistics
IP マルチキャスト統計情報のカウンタをリセットするには、 clear mls ip multicast statistics コマンドを使用します。
clear mls ip multicast statistics
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、IP マルチキャスト統計情報のカウンタをリセットする例を示します。
Router#
clear mls ip multicast statistics
関連コマンド
|
|
show mls ip multicast |
MLS IP 情報を表示します。 |
clear mls nde flow counters
NetFlow Data Export(NDE; NetFlow データ エクスポート)カウンタをクリアするには、 clear mls nde flow counters コマンドを使用します。
clear mls nde flow counters
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、NDE カウンタをリセットする例を示します。
Router#
clear mls nde flow counters
関連コマンド
|
|
show mls nde |
NDE ハードウェアによってスイッチングされるフローに関する情報を表示します。 |
clear mls netflow
MLS NetFlow のショートカット エントリをクリアするには、 clear mls netflow コマンドを使用します。
clear mls netflow ip [ destination ip-addr [ source ip-addr-spec ]] [ dynamic | { sw-installed [ non-static | static ]}] [ module mod ]
clear mls netflow ipv6 [ destination ipv6-addr [ / ipv6-prefix ] [ source ipv6-addr [ / ipv6-prefix ]]] [ flow { tcp | udp }] [{ destination | source } port-num ] [ dynamic | { sw-installed [ non-static | static ]}] [ module mod ]
clear mls netflow mpls [ top-label entry ] [ dynamic | { sw-installed [ non-static | static ]}] [ module mod ]
clear mls ipx [[ module mod ] [ destination ipx-network [ ipx-node ]] [ source ipx-network ] [ macs mac-addr ] [ macd mac-addr ] [ interface interface-num ] | [ all ]]
シンタックスの説明
ip |
IP MLS エントリをクリアします。 |
destination ip-addr |
(任意)宛先 のフル IP アドレスまたはサブネット アドレスを指定します。フォーマットの注意事項については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
source ip-addr-spec |
(任意)送信元 のフル IP アドレスまたはサブネット アドレスを指定します。フォーマットの注意事項については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
dynamic |
(任意) ハードウェアで作成された NetFlow 統計情報エントリ をクリアします。 |
sw-installed non-static |
(任意)ソフトウェアがインストールされた非スタティック エントリをクリアします。 |
sw-installed static |
(任意)ソフトウェアがインストールされたスタティック エントリをクリアします。 |
module mod |
(任意)モジュール番号を指定します。 |
ipv6 |
ソフトウェアがインストールされた IPv6 エントリをクリアします。 |
destination ipv6-addr |
(任意)宛先 のフル IPv6 アドレスまたはサブネット アドレスを指定します。フォーマットの注意事項については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
/ ipv6-prefix |
(任意)IPv6 プレフィクス。有効値は 0 ~ 128 です。 |
source iv6p-addr |
(任意)送信元 のフル IPv6 アドレスまたはサブネット アドレスを指定します。フォーマットの注意事項については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
flow tcp |
(任意) TCP のフロー情報をクリアします。 |
flow udp |
(任意) UDP のフロー情報をクリアします。 |
destination port-num |
(任意)宛先ポート番号を指定します。 |
source port-num |
(任意)送信元ポート番号を指定します。 |
mpls |
ソフトウェアがインストールされた MPLS エントリをクリアします。 |
top-label entry |
(任意)top-label エントリをクリアします。有効値は 1 ~ 4,294,967,295 です。 |
ipx |
IPX MLS エントリをクリアします。 |
destination ipx-network |
(任意)宛先 IPX アドレスを指定します。 フォーマットの注意事項については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
ipx-node |
(任意)IPX ノード アドレス。フォーマットの注意事項については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
source ipx-network |
(任意)送信元 IPX アドレスを指定します。 フォーマットの注意事項については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
macs mac-addr |
(任意)削除するエントリを検索するのに使用する送信元の MAC アドレスを指定します。 |
macd mac-addr |
(任意) 削除するエントリを検索するのに使用する宛先の MAC アドレスを指定します。 |
interface interface-num |
(任意)指定した VLAN またはインターフェイスに関連付けられるエントリをクリアします。 |
all |
(任意)すべてのエントリをクリアします。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
IPX アドレス構文を入力するときは、次のフォーマットを使用します。
• IPX ネットワーク アドレス:1 ~ FFFFFFFE
• IPX ノード アドレス:x.x.x(x は 0 ~ FFFF)
• IPX アドレス:ipx _ net.ipx_node(たとえば、3.0034.1245.AB45、A43.0000.0000.0001)
入力パラメータの組み合わせを入力することにより、クリアするエントリの検索を絞り込むことができます。 destination または source port-num のキーワードおよび引数には、telnet、File Transfer Protocol(FTP; ファイル転送プロトコル)、WWW、SMTP、X、または DNS のいずれかを指定する必要があります。
16 までのルータを明示的に MLS-RP として組み込むことができます。
IP サブネット アドレスを指定するには、次の構文を使用します。
• ip-subnet-addr または ipv6-subnet-addr :サブネット アドレスのショート フォーマット。IP または IPv6 アドレス YY.YY.YY.00 の末尾の 10 進数 00 は、IP または IPv6 サブネット アドレスの境界を指定します。たとえば、172.22.36.00 は 24 ビット サブネット アドレス(サブネット マスク 172.22.36.00/255.255.255.0)を示し、173.24.00.00 は 16 ビット サブネット アドレス(サブネット マスク 173.24.00.00/255.255.0.0)を示します。ただし、このフォーマットで識別できるのは、8、16、または 24 ビットのサブネット アドレスだけです。
• ip-addr/subnet-mask または ipv6-addr/subnet-mask :サブネット アドレスのロング フォーマット。たとえば、172.22.252.00/255.255.252.00 は、22 ビット サブネット アドレスを示します。このフォーマットは、任意のビット数のサブネット アドレスを指定できます。より柔軟に指定するには、 ip-addr または ipv6-addr に 172.22.253.1/255.255.252.00 のようなフル ホスト アドレスを指定します。
• ip-addr/maskbits または ipv6-addr/maskbits :サブネット アドレスの簡易ロング フォーマット。マスク ビットは、ネットワーク マスクのビット数を指定します。たとえば、172.22.252.00/22 は、22 ビット サブネット アドレスを示します。 ip-addr または ipv6-addr は 193.22.253.1/22 のようなフル ホスト アドレスであり、 ip-subnet-addr または ipv6-subnet-addr と同じサブネット アドレスを含みます。
all キーワードを使用しない場合、少なくとも他の 4 つのキーワード( source 、 destination 、 flow 、または interface )の中の 1 つと その引数を指定する必要があります。
destination または source port-num のキーワードおよび引数の値を 0 にすると、すべてのエントリがクリアされます。指定されていないオプションはワイルドカードとして扱われ、エントリがすべてクリアされます。
例
次に、特定のモジュール(2)に関連付けられ、特定の宛先 IP アドレス(173.11.50.89)を持つすべてのエントリをクリアする例を示します。
Router#
clear mls netflow ip destination 173.11.50.89 module 2
次に、ソフトウェアがインストールされた IPv6 エントリをクリアする例を示します。
Router#
clear mls netflow ipv6
次に、統計情報をクリアする例を示します。
Router#
clear mls netflow dynamic
関連コマンド
|
|
show mls netflow ip |
ハードウェア NetFlow IP に関する情報を表示します。 |
show mls netflow ipv6 |
ハードウェア NetFlow IPv6 設定に関する情報を表示します。 |
clear mls qos
MLS の集約 QoS 統計情報をクリアするには、 clear mls qos コマンドを使用します。
clear mls qos [{ ip | ipx | mac | mpls | ipv6 | arp } [{ interface interface-number } | { null interface-number } | { port-channel number } | { vlan vlan-id }]]
シンタックスの説明
ip |
(任意)MLS の IP 集約 QoS 統計情報をクリアします。 |
ipx |
(任意)MLS の IPX 集約 QoS 統計情報をクリアします。 |
mac |
(任意)MLS の MAC 集約 QoS 統計情報をクリアします。 |
mpls |
(任意)MLS の MPLS 集約 QoS 統計情報をクリアします。 |
ipv6 |
(任意)MLS の IPv6 集約 QoS 統計情報をクリアします。 |
arp |
(任意)MLS の ARP 集約 QoS 統計情報をクリアします。 |
interface |
(任意)インターフェイス タイプ。有効値は ethernet 、 fastethernet 、 gigabitethernet 、および tengigabitethernet です。その他の有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
interface-number |
(任意)モジュールおよびポート番号。有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
null interface-number |
(任意)ヌル インターフェイスを指定します。有効値は 0 です。 |
port-channel number |
(任意)チャネル インターフェイスを指定します。有効値は 1 ~ 256 の範囲の最大 64 個の値です。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN ID を指定します。有効値は 1 ~ 4094 です。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
(注) clear mls qos コマンドを入力した場合、ポリシングのトークン バケット カウンタが影響を受け、ポリシングされるはずのトラフィックが転送される可能性があります。
interface-number 引数はモジュールおよびポート番号を指定します。 interface-number の有効値は、指定されたインターフェイス タイプ、および使用されるシャーシとモジュールによって異なります。たとえば、13 スロット シャーシに 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールが搭載されている場合に、ギガビット イーサネット インターフェイスを指定すると、モジュール番号の有効値は 1 ~ 13、ポート番号の有効値は 1 ~ 48 になります。
引数なしで clear mls qos コマンドを入力すると、すべてのプロトコルでグローバルおよびインターフェイス単位の集約 QoS カウンタがクリアされます。
インターフェイス タイプを入力しない場合、すべてのインターフェイスのプロトコル集約 QoS カウンタがクリアされます。
例
次に、すべてのプロトコルでグローバルおよびインターフェイス単位の集約 QoS カウンタをクリアする例を示します。
次に、すべてのインターフェイスで特定プロトコルの集約 QoS カウンタをクリアする例を示します。
関連コマンド
|
|
show mls qos |
MLS QoS 情報を表示します。 |
clear mls statistics
MLS 統計情報のカウンタをリセットするには、 clear mls statistics コマンドを使用します。
clear mls statistics [ module num ]
シンタックスの説明
module num |
(任意)モジュール番号を指定します。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
clear mls stats コマンドが、このコマンドに置き換えられました。
例
次に、すべてのモジュールの MLS 統計情報カウンタをリセットする例を示します。
Router#
clear mls statistics
次に、特定のモジュールの MLS 統計情報カウンタをリセットする例を示します。
Router#
clear mls statistics module 5
関連コマンド
|
|
show mls statistics |
IP、IPX、マルチキャスト、レイヤ 2 プロトコル、および QoS の MLS 統計情報を表示します。 |
clear mls stats
MLS の統計情報をクリアするには、 clear mls stats コマンドを使用します。
clear mls stats
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、すべてのモジュールの MLS 統計情報をクリアする例を示します。
関連コマンド
|
|
clear mls statistics |
MLS 統計カウンタをリセットします。 |
clear pagp
ポート チャネル情報をクリアするには、 clear pagp コマンドを使用します。
clear pagp { group-number | counters }
シンタックスの説明
group-number |
チャネル グループ番号。有効値は 1 ~ 256 の範囲の最大 64 個の値です。 |
counters |
トラフィック フィルタをクリアします。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、特定グループのポート チャネル情報をクリアする例を示します。
次に、ポート チャネル トラフィック フィルタをクリアする例を示します。
Router#
clear pagp counters
関連コマンド
|
|
show pagp |
ポート チャネル情報を表示します。 |
clear platform netint
プラットフォームの割り込みスロットリング カウンタをクリアするには、 clear platform netint コマンドを使用します。
clear platform netint
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
例
次に、プラットフォームの割り込みスロットリング カウンタをクリアする例を示します。
Router#
clear platform netint
関連コマンド
|
|
show platform netint |
プラットフォームのネットワーク割り込み情報を表示します。 |
clear platform pisa ixp counters
Supervisor Engine 32 PISA 固有カウンタをクリアするには、 clear platform pisa ixp コマンドを使用します。
clear platform pisa ixp counters counter
シンタックスの説明
counter |
カウンタ情報。有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC (#)
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZYA |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
12.2(18)ZYA1 |
このコマンドのサポートは、 clear platform pisa np counters コマンドの使用が推奨されるているため廃止されました。 |
使用上のガイドライン
counter 引数の有効値は次のとおりです。
• all counters :Supervisor Engine 32 PISA 固有カウンタをすべてクリアします。
• fpm counters :Flexible Packet Matching(FPM; フレキシブル パケット マッチング)カウンタをクリアします。
• me num counters :マイクロエンジン情報をクリアします。有効値は 0 ~ 15 です。
• mqc counters :モジュラ サービス品質(QoS)CLI カウンタをクリアします。
• mtacl counters :MTrie ACL カウンタをクリアします。
• nbar counters :Network-Based Application Recognition(NBAR)カウンタをクリアします。
• rx counters :受信エンジン カウンタをクリアします。
• tx counters :送信エンジン カウンタをクリアします。
• urlf counters :URL フィルタリング カウンタをクリアします。
• vfr counters :Virtual Fragmentation and Reassembly(VFR)カウンタをクリアします。
例
次に、プラットフォームの フレキシブル パケット マッチング(FPM) カウンタをクリアする例を示します。
Router#
clear platform pisa ixp counters fpm
関連コマンド
|
|
show platform pisa np |
Supervisor Engine 32 PISA 固有情報を表示します。 |
clear platform pisa np counters
プラットフォームの Supervisor Engine 32 PISA 固有カウンタをクリアするには、 clear platform pisa np counters コマンドを使用します。
clear platform pisa np counter counters
シンタックスの説明
counter |
カウンタ情報。有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC (#)
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZYA1 |
このコマンドのサポートが、 clear platform pisa ixp counters コマンドを入れ替えるために導入されました。 |
使用上のガイドライン
counter 引数の有効値は次のとおりです。
• all :すべての Supervisor Engine 32 PISA 固有カウンタをクリアします。
• fpm :フレキシブル パケット マッチング(FPM)カウンタをクリアします。
• me num :マイクロエンジン情報をクリアします。有効値は 0 ~ 15 です。
• mqc :サービス品質(QoS)CLI カウンタをクリアします。
• mtacl :MTrie ACL カウンタをクリアします。
• nbar :Network-Based Application Recognition(NBAR)カウンタをクリアします。
• rx :受信エンジン カウンタをクリアします。
• tagging :プロトコル タギング カウンタをクリアします。
• tx :送信エンジンカウンタ をクリアします。
• urlf :URL フィルタリング カウンタをクリアします。
• vfr :Virtual Fragmentation and Reassembly(VFR)カウンタをクリアします。
例
次に、プラットフォームのすべての Supervisor Engine 32 PISA 固有 カウンタをクリアする例を示します。
Router#
clear platform pisa np all counters
RX Statistics cleared for ME: 0
TX Statistics cleared for ME: 1
Protocol Tagging Statistics cleared
Stubs Statistics cleared for ME: 2 to 15
関連コマンド
|
|
show platform pisa np |
Supervisor Engine 32 PISA 固有情報を表示します。 |
clear port-security
MAC アドレス テーブルからセキュア MAC アドレスおよびスティッキ MAC アドレスを削除するには、 clear port-security コマンドを使用します。
clear port-security dynamic [{ address mac-addr } | { interface interface-id }] [ vlan vlan-id ]
シンタックスの説明
address mac-addr |
(任意)指定されたセキュア MAC アドレスまたはスティッキ MAC アドレスを削除します。 |
interface interface-id |
(任意)指定された物理ポートまたはポート チャネル上のすべてのセキュア MAC アドレスおよびスティッキ MAC アドレスを削除します。 |
vlan vlan-id |
(任意)指定された VLAN から特定のセキュア MAC アドレスまたはスティッキ MAC アドレスを削除します。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドをサポートするのは、ネゴシエートされたトランクだけです。
キーワードまたは引数を指定せずに clear port-security コマンドを入力した場合、MAC アドレス テーブルからすべてのセキュア MAC アドレスおよびスティッキ MAC アドレスが削除されます。
clear port-security dynamic interface interface-id コマンドを入力すると、インターフェイス上のすべてのセキュア MAC アドレスおよびスティッキ MAC アドレスが MAC アドレス テーブルから削除されます。
この情報が削除されたことを確認する場合は、 show port-security コマンドを入力します。
例
次に、MAC アドレス テーブルから特定のセキュア MAC アドレスを削除する例を示します。
Router# clear port-security dynamic address 0008.0070.0007
次に、特定のインターフェイスで学習されたすべてのセキュア MAC アドレスおよびスティッキ MAC アドレスを削除する例を示します。
Router# clear port-security dynamic interface gigabitethernet0/1
関連コマンド
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show port-security |
ポート セキュリティ設定に関する情報を表示します。 |
switchport port-security mac-address |
セキュア MAC アドレスのリストに MAC アドレスを追加します。 |
clear spanning-tree detected-protocol
プロトコル マイグレーションを再開するには、 clear spanning-tree detected-protocol コマンドを使用します。
clear spanning-tree detected-protocol [ interface interface interface-num ]
シンタックスの説明
interface interface |
(任意)インターフェイスのタイプと番号を 指定 します。タイプの有効値は ethernet 、 fastethernet 、 gigabitethernet 、 tengigabitethernet 、 port-channel 、および vlan です。その他の有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
interface-num |
モジュールおよびポート番号。 port-channel および vlan の有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
EXEC
コマンドの履歴
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
RSTP および MST には他のリージョンまたは別のバージョンの IEEE スパニング ツリーと正しく対話するための互換メカニズムが組み込まれています。たとえば、レガシー ブリッジに接続した RSTP ブリッジは、ポートのいずれかで 802.1D BPDU を送信できます。MST ブリッジがレガシー BPDU または別のリージョンに関連付けられた MST BPDU を受信すると、ポートがリージョンの境界にあることを検出します。このようなメカニズムは必ずしも最も効率的なモードへ復帰できるとはかぎりません。たとえば、レガシー 802.1D に指定された RSTP ブリッジは、レガシー ブリッジがリンクから取り外されたあとも 802.1D モードのままです。同様に、MST ポートは接続しているブリッジが同じリージョンに加入したあとも、自身を境界ポートと見なします。強制的にネイバと再ネゴシエーションさせる場合は、 clear spanning-tree detected-protocol コマンドを入力します。
interface-number の有効値は、指定したインターフェイス タイプおよび使用されているシャーシおよびモジュールによって決まります。たとえば、13 スロット シャーシに 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールが搭載されている場合に、ギガビット イーサネット インターフェイスを指定すると、モジュール番号の有効値は 2 ~ 13、ポート番号の有効値は 1 ~ 48 になります。
port-channel number の有効値は、1 ~ 256 の範囲の最大 64 個の値です。
引数なしで clear spanning-tree detected-protocol コマンドを入力する場合、コマンドは Catalyst 6500 シリーズ スイッチのすべてのポートに適用されます。
例
次に、特定のインターフェイスでプロトコル マイグレーションを再開させる例を示します。
Router#
clear spanning-tree detected-protocol fa1/1
関連コマンド
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show spanning-tree mst |
MST プロトコルに関する情報を表示します。 |
clear top counters interface report
TopN レポートをクリアするには、 clear top counters interface report コマンドを使用します。
clear top counters interface report number
シンタックスの説明
number |
(任意)表示されるポートの数。有効値は、1 ~ 5000 の物理ポートです。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
EXEC
コマンドの履歴
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、イーサネット、ファスト イーサネット、ギガビット イーサネット、および10ギガビット イーサネットのポートだけでサポートされます。OSM 上の LAN ポートもサポートされます。
clear top interface report コマンドにより、完了したすべてのレポートがクリアされます。保留中の TopN レポートは削除されません。レポート番号が指定された場合、TopN タスクはステータスに関係なくクリアされます。
例
次に、すべての TopN タスクをクリアする例を示します。
Router# clear top counters interface report
04:00:06: %TOPN_COUNTERS-5-DELETED: TopN report 1 deleted by the console
04:00:06: %TOPN_COUNTERS-5-DELETED: TopN report 2 deleted by the console
04:00:06: %TOPN_COUNTERS-5-DELETED: TopN report 3 deleted by the console
04:00:06: %TOPN_COUNTERS-5-DELETED: TopN report 4 deleted by the console1/24/
次に、保留中の TopN タスクをクリアしようとした場合の出力例を示します。
Router# clear top counters interface report 4
04:52:12: %TOPN_COUNTERS-5-KILLED: TopN report 4 killed by the sattili onvty0 (9.10.69.9)
関連コマンド
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collect top counters interface |
TopN プロセスおよび特定の TopN レポートを表示します。 |
show top counters interface report |
TopN レポートおよび情報を表示します。 |
clear vlan counters
ソフトウェア キャッシュ カウンタの値をクリアし、指定された VLAN または既存のすべての VLAN で再び 0 から開始するには、 clear vlan counters コマンドを使用します。
clear vlan [ vlan-id ] counters
シンタックスの説明
vlan-id |
(任意)VLAN ID。有効値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
デフォルト
このコマンドにはデフォルト設定がありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
vlan-id を指定しない場合、既存のすべての VLAN に対するソフトウェア キャッシュ カウンタの値がクリアされます。
例
次に、指定した VLAN に対するソフトウェア キャッシュ カウンタの値をクリアする例を示します。
Router# clear vlan 10 counters
Clear "show vlan" counters on this vlan [confirm]y
関連コマンド
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show vlan counters |
ソフトウェア キャッシュ カウンタの値を表示します。 |
clock
1000BASE-T トランシーバにポート クロッキング モードを設定するには、 clock コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
clock { auto | active [ prefer ] | passive [ prefer ]}
no clock
シンタックスの説明
auto |
自動クロック コンフィギュレーションをイネーブルにします。 |
active |
アクティブ動作をイネーブルにします。 |
prefer |
(任意)指定されたモードをリンクの遠端とネゴシエートします。 |
passive |
パッシブ動作をイネーブルにします。 |
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション
コマンドの履歴
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、1000BASE-T トランシーバだけでサポートされています。
リンクの近端のクロック モードが遠端のクロック モードと一致しない場合、ライン プロトコルは動作しません。
自動ネゴシエーション中に、アクティブおよびパッシブ クロック ステータスが決定されてから、伝送リンクが確立されます。
clock コマンドは、次のコンフィギュレーションをサポートしています。
• auto :リンクの遠端と自動ネゴシエートしますが、アクティブクロック スイッチが優先されます。
• active :ローカル クロックを使用して、トランスミッタ動作のタイミングを決定します。
• passive :クロックを受信信号から回復し、回復済みクロックを使用して、トランスミッタ動作のタイミングを決定します。
• active prefer :リンクの遠端と自動ネゴシエートしますが、アクティブクロック スイッチが優先されます。
• passive prefer :リンクの遠端と自動ネゴシエートしますが、パッシブクロック スイッチが優先されます。
現在のクロック モードを表示するには、 show running-config interface コマンドを使用します。
ファームウェアによりネゴシエートされたクロック モードを表示するには、 show interfaces コマンドを入力します。
例
次に、アクティブクロックの動作をイネーブルにする例を示します。
Router(config-if)# clock active
関連コマンド
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show interfaces |
特定のインターフェイスが認識するトラフィックを表示します。 |
show running-config interface |
モジュールまたはレイヤ 2 VLAN のステータスおよび設定を表示します。 |
collect top counters interface
TopN プロセスおよび特定の TopN レポートを表示するには、 collect top counters interface コマンドを使用します。
collect top [ number ] counters interface interface-type [ interval seconds ] [ sort-by sort-by-value ]
シンタックスの説明
number |
(任意)表示されるポートの数。有効値は、1 ~ 5000 の物理ポートです。 |
interface-type |
TopN 要求で使用されるポート タイプ。有効値は、 all 、 ethernet 、 fastethernet 、 gigabitethernet 、 tengigabitethernet 、 layer-2 vlan-num 、および layer-3 です。 |
interval seconds |
(任意)統計情報を収集するインターバルを指定します。有効値は、0 ~ 999 秒です。 |
sort-by sort-by-value |
(任意)レポートを生成するポート統計情報を指定します。有効値は、次のとおりです。 • broadcast :送受信ブロードキャスト パケットに基づいて、レポートをソートします。 • bytes :送受信バイトに基づいて、レポートをソートします。 • errors :受信エラーに基づいて、レポートをソートします。 • multicast :送受信マルチキャスト パケットに基づいて、レポートをソートします。 • overflow :送信オーバーフロー エラーに基づいて、レポートをソートします。 • packets :送受信パケットに基づいて、レポートをソートします。 • utilization :ポートの利用率に基づいて、レポートをソートします。 |
デフォルト
デフォルト設定は次のとおりです。
• number は、 20 の物理ポートです。
• sort-by-value は、 util です。
• seconds は、 30 秒です。
• interface-type は、 all です。
コマンド モード
EXEC
コマンドの履歴
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、イーサネット、ファスト イーサネット、ギガビット イーサネットおよび 10 ギガビット イーサネット ポートだけでサポートされます。OSM 上の LAN ポートもサポートされます。
0 秒のインターバルを指定すると、TopN レポートは絶対カウンタ値に基づいて生成されます。特定のインターバルで計算されるのは利用率だけであるため、ソート基準が utilization の場合は、 interval seconds キーワードおよび引数は指定できません。
layer-2 vlan-num を指定した場合、有効値は 1 ~ 4094 で、レイヤ 2 インターフェイス数を示します。
レポートを表示できるのは、完了済みステータスを伴う TopN タスクだけです。不完全(保留中)であるレポートを表示しようとすると、該当するメッセージが表示されます。
- TopN ユーティリティは、 seconds インターバルで次の物理ポート単位のポート利用率データを収集します。
• 送受信バイトの総数
• 送受信パケットの総数
• 送受信ブロードキャスト パケットの総数
• 送受信マルチキャスト パケットの総数
• エラーの総数 (Cyclic Redundancy Check(CRC; 巡回冗長検査)などのイーサネット ポート、 サイズ不足パケット(+Runt)、サイズ超過パケット、フラグメンテーション、およびジャバー)
• アウトロスト パケットを含むバッファオーバーフロー エラーの総数(バッファが満杯であることが原因の送信エラーおよび dmaTxOverflow、dmaTxFull の イーサネット ポート など)
情報が収集されると、ポートは sort-by-value 引数に従ってソートされ、上から number 個のポートが表示されます。
TopN レポートの準備ができると、TopN レポートが使用できるという Syslog メッセージが表示されます。レポートを表示する場合は、 show top interface report コマンドを使用します。 clear top interface report コマンドを入力してレポートをクリアするまで、何度でも TopN レポートを表示できます。
レポートをクリアするには、 clear top interface report コマンドを使用します。
例
次に、送受信ブロードキャスト パケットに基づいて TopN レポートをソートする例を示します。
Router# collect top 40 counters interface all sort-by broadcast
次に、送受信ブロードキャスト パケットに基づいて TopN レポートをソートして、TopN サンプリング インターバルを指定する例を示します。
Router# collect top 40 counters interface all sort-by broadcast interval 500
関連コマンド
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clear top counters interface report |
TopN レポートをクリアします。 |
show top counters interface report |
TopN レポートおよび情報を表示します。 |
control-plane
ユーザが、装置のコントロール プレーンに関連付けられた引数またはパラメータ(サービス ポリシーなど)の関連付けおよび変更が許可されるコントロール プレーン コンフィギュレーション モードを開始するには、 control-plane コマンドを使用します。
control-plane
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
コントロール プレーンのサービス ポリシーは、定義されていません。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンドの履歴
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
(注) すべてのクラスにポリシー アクションを設定する必要があります。すべてのクラスにポリシー アクションを設定しなかった場合、トラフィックはポリシー アクションがないクラスをスキップし、後続クラスとマッチングします。
control-plane コマンドを入力すると、ルート プロセッサの集約コントロール プレーン サービスを定義できます。たとえば、コントロール プレーンとサービス ポリシーを関連付けて、コントロール プレーン宛のすべてのトラフィックをポリシングできます。
例
次に、信頼できるホストを送信元アドレス 10.1.1.1 および 10.1.1.2 に設定して、Telnet パケットをコントロール プレーンに制限なく転送し、残りのすべての Telnet パケットには指定速度でのポリシングを許可する例を示します。
Router(config)# access-list 140 deny tcp host 10.1.1.1 any eq telnet
! Allow 10.1.1.2
trusted host traffic.
Router(config)# access-list 140 deny tcp host 10.1.1.2 any eq telnet
! Rate limit all other Telnet traffic.
Router(config)# access-list 140 permit tcp any any eq telnet
! Define class-map “telnet-class.”
Router(config)# class-map telnet-class
Router(config-cmap)# match access-group 140
Router(config-cmap)# exit
Router(config)# policy-map control-plane
Router(config-pmap)# class telnet-class
Router(config-pmap-c)# police 80000 conform transmit exceed drop
Router(config-pmap-c)# exit
Router(config-pmap)# exit
! Define aggregate control plane service for the active Route Processor.
Router(config)# control-plane
Router(config-cp)# service-policy input control-plane-policy
関連コマンド
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class (policy-map) |
作成または変更を行うポリシーがあるクラスの名前を指定するか、ポリシーを設定する前にデフォルト クラス(一般には class-default クラス)を指定します。 |
class-map |
QoS クラス マップを設定するための QoS クラス マップ コンフィギュレーション モードにアクセスします。 |
drop |
特定のクラスに属すパケットを破棄するようにトラフィック クラスを設定します。 |
match access-group |
指定された ACL を基に、クラス マップの一致基準を設定します。 |
policy-map |
QoS ポリシー マップを設定するための QoS ポリシー マップ コンフィギュレーション モードにアクセスします。 |
service-policy (control-plane) |
集約コントロール プレーン サービスのコントロール プレーンにポリシー マップを付加します。 |
show policy-map control-plane |
コントロール プレーンのポリシー マップの 1 つのクラスまたはすべてのクラスの設定を表示します。 |
copy /noverify
現在のコピー操作の自動イメージ確認をディセーブルにするには、 copy /noverify コマンドを使用します。
copy /noverify source-url destination-url
シンタックスの説明
source-url |
コピー元のファイルまたはディレクトリの場所を示す URL またはエイリアス。詳細については「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
destination-url |
ファイルまたはディレクトリのコピー先を示す URL またはエイリアス。詳細については「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
デフォルト
コピー操作が完了すると自動的に確認が行われます。
コマンド モード
EXEC
コマンドの履歴
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12.2(18)ZY |
このコマンドのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コピー元およびコピー先の URL の形式は、ファイルまたはディレクトリの場所によって変わります。特定のファイルのエイリアス キーワードまたはファイル システム タイプのエイリアス キーワード(特定のタイプ内のファイルではない)のどちらを使用してもかまいません。
ワンポイント アドバイス エイリアスは入力量を少なくするために使用します。たとえば、copy system:r nvram:s(copy system:running-config nvram:startup-config コマンドの省略形)と入力するよりも copy run start(copy running-config startup-config コマンドの省略形)の方が簡単です。エイリアスを使用すると、以前のバージョンの Cisco IOS ソフトウェアで使用されていた共通コマンドの一部を引き続き使用できます。
表 2-3 に、URL のキーワード ショートカットを 2 つ示します。
表 2-3 URL の共通キーワード エイリアス
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running-config |
(任意) system:running-config の URL のエイリアスを指定します。このキーワードは、 more および show file コマンド構文では動作しません。 |
startup-config |
(任意) nvram:startup-config の URL のエイリアスを指定します。 nvram:startup-config キーワードは、初期化(起動)中に使用されるコンフィギュレーション ファイルを示します。このファイルは NVRAM に保存されます。このキーワードは、 more および show file EXEC コマンド構文では動作しません。 |
表 2-4 から 表 2-6 に、ファイル システム タイプ別のエイリアスを紹介します。エイリアスを指定しない場合、システムは現在のディレクトリ内のファイルを検索します。
表 2-4 に、特別な(opaque)ファイル システムの URL プレフィクス エイリアスを、 表 2-5 にネットワーク ファイル システムの URL プレフィクス エイリアスを、 表 2-6 にローカルで書き込み可能なストレージ ファイル システムの URL プレフィクス エイリアスを示します。
表 2-4 特別なファイル システムのURLプレフィクス エイリアス
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flh: |
フラッシュのロード ヘルパー ログ ファイルのコピー元 URL |
nvram: |
ルータの NVRAM。NVRAM から、または NVRAM へスタートアップ コンフィギュレーションをコピーできます。また、プライベート コンフィギュレーション ファイルのサイズの表示もできます。 |
null: |
ヌルのコピー先またはファイル。リモート ファイルをヌルへコピーして、サイズを判別できます。 |
system: |
システム メモリのコピー元またはコピー先 URL(実行コンフィギュレーションを含む) |
xmodem: |
Xmodem プロトコルを使用するネットワーク装置からのファイルのコピー元またはコピー先 |
ymodem: |
Ymodem プロトコルを使用するネットワーク装置からのファイルのコピー元またはコピー先 |
表 2-5 ネットワーク ファイル システムの URL プレフィクス エイリアス
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ftp: |
FTP ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先 URL。このエイリアスの構文は次のとおりです。 ftp: [[[//username [:password]@]location]/directory]/filename |
rcp: |
rcp ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先 URL。このエイリアスの構文は次のとおりです。 rcp: [[[//username@ ] location]/directory]/filename |
tftp: |
TFTP ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先 URL。このエイリアスの構文は次のとおりです。 tftp: [[//location]/directory]/filename |
表 2-6 ローカルで書き込み可能なストレージ ファイル システムの URL プレフィクス エイリアス
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bootflash: |
ブート フラッシュ メモリのコピー元またはコピー先 URL |
disk0: および disk1: |
回転メディアのコピー元またはコピー先 URL |
flash: |
フラッシュ メモリのコピー元またはコピー先 URL。このエイリアスはすべてのプラットフォームで使用できます。 フラッシュ装置のないプラットフォームの場合、flash: のエイリアスは slot0: に設定されるため、すべてのプラットフォームのメイン フラッシュ メモリのストレージ エリアを指定できます。 |
slavebootflash: |
High System Availability(HSA; ハイ システム アベイラビリティ)に設定された装置のスレーブ RSP カード上にある内部フラッシュ メモリのコピー元またはコピー先 URL |
slaveram: |
HSA に設定された装置のスレーブ RSP カード上の NVRAM |
slavedisk0: |
HSA に設定された装置のスレーブ RSP カード上にある最初の PCMCIA カードのコピー元またはコピー先 URL |
slavedisk1: |
HSA に設定された装置のスレーブ RSP カード上にある 2 番めの PCMCIA スロットのコピー元またはコピー先 URL |
slaveslot0: |
HSA に設定されたルータのスレーブ RSP カード上にある最初の PCMCIA カードのコピー元またはコピー先 URL(サポート対象外) |
slaveslot1: |
HSA に設定されたルータのスレーブ RSP カード上にある 2 番めの PCMCIA カードのコピー元またはコピー先 URL(サポート対象外) |
slot0: |
最初の PCMCIA フラッシュ メモリ カードのコピー元またはコピー先 URL(サポート対象外) |
slot1: |
2 番めの PCMCIA フラッシュ メモリ カードのコピー元またはコピー先 URL(サポート対象外) |
コマンド ライン上で必要なすべてのコピー元およびコピー先 URL 情報、および使用するユーザ名とパスワードを入力できます。または、 copy コマンドを入力して、不足している情報の入力をスイッチに指示させることができます。
情報を入力する場合は、3 つのオプション( running-config 、 startup-config 、またはファイル システム エイリアス)のいずれか 1 つを選択します( 表 2-3 ~ 表 2-6 を参照してください)。コピー元またはコピー先 URL の形式は、ファイル システムの場所によって決まります。
エイリアスの後ろにはコロンが必要です。コロンを必要としない以前のコマンドも引き続きサポートされていますが、コンテキスト ヘルプでは使用できません。
コピー処理は全体で数分かかる場合がありますが、プロトコルやネットワークによって異なります。
ftp: 、 rcp: 、および tftp: のエイリアス構文では、ロケーションは IP アドレスまたはホスト名です。ファイル名は、ファイル転送で使用するディレクトリに対して指定します。
確認をグローバルに設定するには、 file verify auto コマンドを使用します。
例
次に、現在のコピー操作の自動イメージ確認をディセーブルにする例を示します。
Router# copy /noverify tftp: sup-bootflash:
.................................................
24301348 bytes copied in 157.328 secs (154463 bytes/sec)
関連コマンド
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file verify auto |
圧縮 Cisco IOS イメージ チェックサムを確認します。 |
verify |
フラッシュ メモリ ファイル システムのファイルのチェックサムを確認するか、ファイルの MD5 シグニチャを計算します。 |