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目次
この章は、次の内容で構成されています。
Cisco Nexus 1000V シリーズ スイッチの Web ページで Cisco Nexus 1000V ソフトウェアを入手できます。
[Cisco Nexus 1000V Download Software] ページ
ファイル名は Nexus1000v.4.2.1.SV1.5.2.zip です。
次の表にリストされたソースから仮想イーサネット モジュール(VEM)ソフトウェアを入手できます。
入手元 |
説明 |
---|---|
VSM |
VSM が仮想マシン(VM)としてインストールされた後、次の URL にある仮想スーパーバイザ モジュール(VSM)のホームページから、VEM ソフトウェアを含むファイルをコピーします。 http://VSM_IP_Address/ |
Cisco |
[Cisco Nexus 1000V Download Software] ページから VEM ソフトウェアをダウンロードします。 |
Nexus 1000V Installation Management Center は、VSM をハイ アベイラビリティ(HA)モードでインストールしたり、VEM を ESX/ESXi ホストにインストールしたりするためのグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)です。
通信の中断を防ぐため、すべてのポート プロファイルはシステム VLAN を使用して作成します。 必要に応じて、移行後に変更できます。
ホストおよびアダプタの移行プロセスでは、VSM で使用されるすべての物理ネットワーク インターフェイス カード(PNIC)が VMware vSwitch から Cisco Nexus 1000V 分散仮想スイッチ(DVS)に移動します。
移行プロセスはレイヤ 2 トポロジおよびレイヤ 3 トポロジをサポートします。
インストーラにより、次の作業が実行されます。
(注) |
制御、パケット、管理ポート グループ用に同じ VLAN を使用できますが、柔軟性を高めるため、個別の VLAN を使用することもできます。 同じ VLAN を使用する場合は、VLAN のあるネットワーク セグメントの帯域幅と遅延が適切であることを確認してください。 |
VMware vSwitch から Cisco Nexus 1000V DVS にホストおよびアダプタを移行する場合は、次の基準を満たす必要があります。
VSM が存在するホストには、VEM はインストールされません。
Cisco Nexus 1000V で使用される ESX/ESXi ホストの前提条件は次のとおりです。
注意 |
VSM VM は、RAM および CPU が正しく割り当てられていない場合、起動できないことがあります。 このマニュアルに、RAM の割り当てと CPU 速度の設定の手順に関する説明があります。 |
次の表に、VSM をホスティングする場合の最小限の要件を示します。
VSM VM コンポーネント |
最小限の要件 |
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プラットフォーム |
64 ビット |
タイプ |
他の 64 ビット Linux(推奨) |
プロセッサ |
1 |
RAM(設定および予約済み) |
2 GB1 |
NIC |
3 |
SCSI ハード ディスク |
LSI Logic Parallel アダプタを搭載した 3 GB |
CPU 速度 |
1500 MHz2 |
Cisco Nexus 1000V からのスイッチ アップストリームの前提条件は次のとおりです。
show running interface interface number interface GigabitEthernet interface number description description of interface switchport switchport trunk encapsulation dot1q switchport trunk native VLAN native VLAN switchport trunk allowed vlan list of VLANs switchport mode trunk end
Cisco Nexus 1000V VSM ソフトウェアの前提条件は次のとおりです。
HA ロール |
シングル スーパーバイザ システム |
デュアル スーパーバイザ システム |
---|---|---|
スタンドアロン(テスト環境のみ) |
X |
|
HA |
X |
(注) |
スタンドアロン VSM は、実稼働環境ではサポートされません。 |
Cisco Nexus 1000V VEM ソフトウェアの前提条件は次のとおりです。
(注) |
VMware vCenter Server が Cisco Nexus 1000V VEM と同じ ESX/ESXi ホストでホストされている場合、VUM を使用したホストでのアップグレードは失敗します。 アップグレードを実行する前に、vCenter Server VM を別のホストに手動で vMotion する必要があります。 |
Nexus 1000V Installation Management Center の使用によるソフトウェアの設定には、次の注意事項と制限事項があります。
注意 |
ホスト管理接続は、管理 vmknic または vswif が移行され、アップリンクのネイティブ VLAN がセットアップ プロセスで適切に指定されていない場合に中断されることがあります。 |
Cisco Nexus 1000V ソフトウェアをインストールするときは、次のガイドラインと制約事項に従ってください。
VSM HA ペアを VEM の背後にインストールする手順は、次のとおりです。
ステップ 1 |
Nexus1000v.4.2.1.SV1.5.2.zip ファイルをダウンロードします。 |
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ステップ 2 | Windows、Linux、または Mac のコマンド プロンプトから、次のコマンドを入力します。 java -jar zip_file_location/Nexus1000v.4.2.1.SV1.5.2/VSM/Installer_App/Nexus1000V-install.jar | ||||||||
ステップ 3 |
[Nexus 1000V Installation Management Center] ウィンドウで、[VSM Installation] オプション ボタンをクリックします。
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ステップ 4 |
[Enter vCenter Credentials] 画面で、次の手順を実行します。
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ステップ 5 |
[Select the VSM's host] 画面で、VSM を展開するホストを選択し、[Next] をクリックします。
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ステップ 6 |
[Select OVA File to create VSM] 画面で、次の手順を実行します。
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ステップ 7 |
レイヤ 3 接続を設定するには、[Configure Networking] 画面で [L3: Configure port groups for L3] オプション ボタンをクリックします。
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ステップ 8 | 制御ポート グループについては、次の手順を実行します。 | ||||||||
ステップ 9 |
管理ポート グループについては、次の手順を実行します。
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ステップ 10 |
レイヤ 3 接続の場合は、[mgmt0] オプション ボタンを選択し、次の手順を実行します。
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ステップ 11 |
[Configure VSM] 画面で、次の情報を入力します。
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ステップ 12 | (任意) Telnet をイネーブルにする場合は [Enable Telnet] を、SSH をイネーブルにする場合は [Enable SSH] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 13 |
[Next] をクリックします。
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ステップ 14 | [Review Configuration] 画面で、次のいずれかを実行します。 | ||||||||
ステップ 15 |
[Review Configuration] 画面で、[Next] をクリックします。
HA の冗長性の値を選択すると、プライマリ VSM およびセカンダリ VSM が作成されます。 |
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ステップ 16 |
[Configure Migration] 画面で、次の手順を実行します。
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ステップ 17 |
[Configure Migration] 画面で、[Next] をクリックします。
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ステップ 18 |
[DVS Migration Components] 画面で、[Finish] をクリックします。
移行が開始され、[DVS Migration Installation Progress] 画面が開きます。 |
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ステップ 19 |
[Initial VSM Installation Completed Successfully] 画面で、[Close] をクリックします。
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これで VSM のインストールは完了です。
(注) |
インストーラ アプリケーションは、VIB の使用を想定しません。 |
これで、VEM ソフトウェアのインストールは完了です。
ステップ 1 |
[vSphere Client] ウィンドウで、[Hosts and Clusters] > [Networking] を選択します。
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ステップ 2 |
[vSphere Client Hosts] ウィンドウで DVS を選択し、[Hosts] タブをクリックします。
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ステップ 3 |
[Add Hosts to DVS] ウィンドウで DVS を右クリックし、ドロップダウン リストから [Add Host] を選択します。
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ステップ 4 |
[Select Hosts and Physical Adapters] 画面でホストとアップリンク ポートを選択して、[Next] をクリックします。
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ステップ 5 |
[Network Connectivity] 画面で、[Next] をクリックします。
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ステップ 6 |
[Virtual Machine Networking] 画面で、[Next] をクリックします。
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ステップ 7 |
[Ready to Complete] 画面で、[Finish] をクリックします。
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ステップ 8 |
[vSphere Client Hosts] ウィンドウで、ホストが「Connected」の状態であることを確認します。
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これで、ホストの接続手順は完了です。
ステップ 1 |
[vSphere Client] ウィンドウで、[Networking] > [Host and Clusters] を選択します。
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ステップ 2 |
[Powering Off Secondary VSM] ウィンドウで、セカンダリ VSM を右クリックし、ドロップダウン リストから [Power] > [Power Off] を選択します。
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ステップ 3 |
[Confirm Power Off] ダイアログボックスで、[Yes] をクリックします。
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ステップ 4 |
[Migrate Secondary VSM] ウィンドウで、セカンダリ VSM を右クリックし、ドロップダウン リストから [Migrate] を選択します。
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ステップ 5 |
[Select Migration Type] 画面で [Change both host and datastore] オプション ボタンをクリックし、[Next] をクリックします。
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ステップ 6 |
[Select Destination] 画面で移動先のホストを選択し、[Next] をクリックします。
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ステップ 7 |
[Storage] 画面で、[Next] をクリックします。
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ステップ 8 |
[Ready to Complete] 画面で、[Finish] をクリックします。
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ステップ 9 |
[Power On] ウィンドウで、セカンダリ VSM を右クリックし、ドロップダウン リストから [Power] > [Power On] を選択します。
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これで、セカンダリ VSM をプライマリ VSM とは別のホストに移動する手順は完了です。
ステップ 1 |
[vSphere Client] ウィンドウでホストを選択し、[Configuration] タブをクリックします。
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ステップ 2 |
[Configuration] ペインで、[Virtual Machine Startup/Shutdown] を選択します。
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ステップ 3 |
[Virtual Machine Startup and Shutdown] ペインで、[Properties] リンクをクリックします。
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ステップ 4 |
[System Settings] ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
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これでスタートアップおよびシャットダウンの設定は完了です。
ホストが DVS に追加されると、VMware Update Manager(VUM)は、ホストにインストールされる適切な VEM ソフトウェアを自動的に選択します。
(注) |
VEM の前提条件を参照し、VUM 動作が失敗せずに継続していることを確認してください。 |
サーバで動作する VMware ESX/ESXi ソフトウェアのバージョンに基づき、4 つの異なるインストール パスがあります。
ステップ 1 |
ESX ホストの /tmp ディレクトリから VEM の更新手順を開始します。
例: /tmp # esxupdate --bundle VEM410-201201401.zip update Unpacking cross_cisco-vem-v14.. ######################################## [100%] Installing packages :cross_ci.. ######################################## [100%] Running [/usr/sbin/vmkmod-install.sh]... ok. 例: /tmp # esxupdate -b cross_cisco-vem-v140-4.2.1.1.5.2.0-2.0.1.vib update Unpacking cross_cisco-vem-v140-esx.. ################################################# [100%] Installing packages :cross_cisco-v.. ################################################# [100%] Running [/usr/sbin/vmkmod-install.sh]... ok. ソフトウェアが手動でホストにロードされ、カーネル モジュールがロードされ、実行中のシステム上で VEM Agent が起動します。 |
ステップ 2 |
VEM ソフトウェアがホストにインストールされたことを確認します。 /tmp # esxupdate --vib-view query | grep cisco cross_cisco-vem-v140-4.2.1.1.5.2.0-2.0.1.vib installed 2012-02-02T12:29:18.728890+00:00 |
ステップ 3 |
インストールが成功したことを確認します。vem status コマンドの出力の中に「VEM Agent (vemdpa) is running」という文があるかどうかを調べてください。 /tmp # vem status -v Package vssnet-esx5.5.0-00000-release Version 4.2.1.1.5.2.0-2.0.2 Build 2 Date Tue Jan 31 05:01:37 PST 2012 Number of PassThru NICs are 0 VEM modules are loaded Switch Name Num Ports Used Ports Configured Ports MTU Uplinks vSwitch0 128 3 128 1500 vmnic0 Number of PassThru NICs are 0 VEM Agent (vemdpa) is running |
ステップ 4 | 次のいずれかを実行します。 |
(注) |
vCLI のコマンド セットを使用すると、ESX/ESXi システムに対して一般的なシステム管理コマンドを、それらのシステムにネットワークでアクセスできる任意のマシンから入力できます。 また、ほとんどの CLI コマンドでは、vCenter Server システムに対してコマンドを入力し、その vCenter Server システムが管理している任意の ESX/ESXi システムをコマンドの対象にすることもできます。 ESXi にはサービス コンソールが含まれていないため、ESXi ホストでは特に vCLI コマンドが役に立ちます。 |
ステップ 1 |
新しい VEM ソフトウェアがコピーされたディレクトリに移動します。 [root@serialport -]# cd tmp [root@serialport tmp]# |
ステップ 2 |
VEM ソフトウェアをインストールします。 [root@serialport tmp]# vihostupdate -i -b ./Cisco_updated_VEM_offline_bundle --server vsphere_host 例: [root@serialport tmp]# vihostupdate -i -b ./VEM410-201201401.zip --server 192.0.2.0 Enter username: root Enter password: Please wait patch installation is in progress ... Host updated successfully. |
ステップ 3 |
VEM ソフトウェアがホストにインストールされたことを確認します。 vihostupdate.pl -q --server host_ip_address 例: [root@serialport tmp]# vihostupdate.pl -q --server 192.0.2.1 Enter username: root Enter password: 次を確認します。 ---------Bulletin ID--------- -----Installed----- ----------------Summary------- ---------- VEM410-201201401-BG 2012-02-02T00:54:14 Cisco Nexus 1000V 4.2(1)SV1(5.2) |
ステップ 4 | 次のいずれかを実行します。 |
ステップ 1 | VEM ソフトウェアを /tmp ディレクトリにコピーします。 |
ステップ 2 |
VEM のインストール手順を開始します。 esxcli software vib install -v /tmp/VIB_FILE 例: ~ # esxcli software vib install -v /tmp/cross_cisco-vem-v140-4.2.1.1.5.2.0-3.0.1.vib Installation Result Message: Operation finished successfully. Reboot Required: false VIBs Installed: Cisco_bootbank_cisco-vem-v140-esx_4.2.1.1.5.2.0-3.0.1 VIBs Removed: VIBs Skipped: |
ステップ 3 |
VEM ソフトウェアがホストにインストールされたことを確認します。 ~ # esxcli software vib list | grep cisco cisco-vem-v140-esx 4.2.1.1.5.2.0-3.0.1 Cisco PartnerSupported 2012-02-02 |
ステップ 4 |
インストールが成功したことを確認します。vem status コマンドの出力の中に「VEM Agent (vemdpa) is running」という文があるかどうかを調べてください。 例: ~ # vem status -v Package vssnet-esxmn-ga-release Version 4.2.1.1.5.2.0-3.0.1 Build 1 Date Mon Jan 30 18:38:49 PST 2012 Number of PassThru NICs are 0 VEM modules are loaded Switch Name Num Ports Used Ports Configured Ports MTU Uplinks vSwitch0 128 3 128 1500 vmnic0 Number of PassThru NICs are 0 VEM Agent (vemdpa) is running |
ステップ 5 | 次のいずれかを実行します。 |
ステップ 1 | ESXi 5.0 ホストにマウントされた NFS ストレージに VEM ソフトウェアをコピーします。 | ||
ステップ 2 |
vCLI がインストールされたリモート マシンから、次のコマンドを入力します。 esxcli --server=[server ip] software vib install --depot=Path_to_the_NFS_storage_mounted_ _on_ESXi_5.0 host 例: vi-admin@localhost:~> esxcli --server=192.0.2.2 software vib install --depot=/vmfs/volumes/newnfs/MN-patch01/CN-FCS/VEM500-201201140102-BG-release.zip Enter username: root Enter password: Installation Result Message: Operation finished successfully. Reboot Required: false VIBs Installed: Cisco_bootbank_cisco-vem-v140-esx_4.2.1.1.5.2.0-3.0.1 VIBs Removed: VIBs Skipped: ここで、192.0.2.2 はターゲット ESXi 5.0 ホストの IP アドレスで、newnfs は ESXi 5.0 ホストにマウントされた NFS ストレージを示します。
|
||
ステップ 3 |
VEM ソフトウェアがホストにインストールされたことを確認します。 esxcli --server=host_ip_address software vib list 例: vi-admin@localhost:~> esxcli --server=192.0.2.1 software vib list Enter username: root Enter password: 次を確認します。 Name Version Vendor Acceptance Lev el Install Date -------------------- ---------------------------------- ------ -------------- -- ------------ cisco-vem-v140-esx 4.2.1.1.5.2.0-3.0.1 Cisco PartnerSupport ed 2012-04-06 |
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ステップ 4 | 次のいずれかを実行します。 |
次に、ステートレス ESXi ホストへの VEM のインストール手順を示します。
ステップ 1 | Cisco Nexus 1000V の ESXi イメージ プロファイルへの追加の手順を参照してください。 |
ステップ 2 | VEM ソフトウェアをインストールするには、次の 2 つの手順のいずれかを実行します。 |
ステップ 3 | レイヤ 2 接続の設定の手順を参照してください。 |
(注) |
ステートレス ESXi の場合、Preboot Execution Environment(gPXE)および Management に使用する VLAN は、Cisco Nexus 1000V 管理アップリンク内のネイティブ VLAN である必要があります。 また、管理 VMkernel NIC 上およびアップリンク上のシステム VLAN である必要もあります。 |
VMware vSphere 5.0.0 では VMware Auto Deploy が導入されました。この機能では ESXi イメージをホストのメモリに直接ロードするためのインフラストラクチャが提供されます。 ステートレス ESXi のソフトウェア イメージは、毎ブート後に Auto Deploy Server からロードされます。 この場合、ホストがブートしたイメージがプロファイルとして識別されます。
イメージ プロファイルはホストが動作するために必要な vSphere Installation Bundles(VIB)の集まりで、イメージ プロファイルには VMware からのベース VIB およびパートナーからの追加 VIB が含まれます。
ステートレス ホストで、VUM または CLI のいずれかを使用して VEM ソフトウェアをインストールまたはアップグレードできます。
さらに、新しい VEM モジュールまたは変更された VEM モジュールも、ステートレス ホストがブートするイメージ プロファイルにバンドルする必要があります。 イメージ プロファイルにバンドルされていないと、ステートレス ホストがリブートされた後に VEM モジュールが保持されません。
VMware Auto Deploy インフラストラクチャとステートレス ブート プロセスの詳細については、『vSphere Installation and Setup, vSphere 5.0.0』の「Installing ESXi using VMware Auto Deploy」の章を参照してください。
(注) |
次の手順では、イメージ プロファイル バンドルを C:\ESXi-5.0.0-depot.zip、VEM バンドルを C:\VEM500-20110822140-BG.zip としてそれぞれ入手できます。 |
ステップ 1 | vSphere PowerCLI アプリケーションを起動します。 | ||||
ステップ 2 |
vCenter Server に接続します。 [vSphere PowerCLI] > Connect-VIServer 192.0.2.1 –User Administrator –Password XXXXX |
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ステップ 3 |
イメージ プロファイル オフライン バンドルをロードします。
[vSphere PowerCLI] > Add-ESXSoftwareDepot c:\vmware-ESXi-5.0.0-depot.zip |
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ステップ 4 |
イメージ プロファイルを一覧表示します。 [vSphere PowerCLI] > Get-EsxImageProfile Name Vendor Last Modified ---- ------ ------------- ESXi-5.0.0-standard VMware, Inc. 2/25/2011 9:42:21 PM ESXi-5.0.0-no-tools VMware, Inc. 2/25/2011 9:42:21 PM |
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ステップ 5 |
Get-EsxImageProfile コマンドの出力から、VEM がバンドルされるイメージ プロファイルを選択します。
[vSphere PowerCLI] > New-EsxImageProfile -CloneProfile ESXi-5.0.0-standard -Name n1kv-Image
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ステップ 6 |
Cisco Nexus 1000V VEM オフライン バンドルをロードします。
[vSphere PowerCLI] > Add-EsxSoftwareDepot C:\VEM500-20110822140-BG.zip |
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ステップ 7 |
n1kv-vib パッケージがロードされたことを確認します。 [vSphere PowerCLI] > Get-EsxSoftwarePackage -Name cisco* Name Version Vendor Release ---- ------- ------ ----------- cisco-vem-v131-esx 4.2.1.1.3.24.0-3.0.8 Cisco 8/22/2011. |
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ステップ 8 |
n1kv-package をコピーされたイメージ プロファイルにバンドルします。 [vSphere PowerCLI] > Add-EsxSoftwarePackage -ImageProfile n1kv-Image -SoftwarePackage cisco-vem-v131-esx |
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ステップ 9 |
コピーされたイメージ プロファイルのすべての VIB をリストします。 [vSphere PowerCLI]> $img = Get-EsxImageProfile n1kv-Image [vSphere PowerCLI]> $img.vibList Name Version Vendor Release Date ---- ------- ------ ------------ scsi-bnx2i 1.9.1d.v50.1-3vmw.500.0.0.4... VMware 6/22/2011... net-s2io 2.1.4.13427-3vmw.500.0.0.43... VMware 6/22/2011... net-nx-nic 4.0.557-3vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... scsi-aic79xx 3.1-5vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... sata-ata-piix 2.12-4vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... net-e1000e 1.1.2-3vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... net-forcedeth 0.61-2vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... tools-light 5.0.0-0.0.434219 VMware 6/22/2011... ipmi-ipmi-msghandler 39.1-4vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... scsi-aacraid 1.1.5.1-9vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... net-be2net 4.0.88.0-1vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... sata-ahci 3.0-6vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... ima-qla4xxx 2.01.07-1vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... ata-pata-sil680 0.4.8-3vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... scsi-ips 7.12.05-4vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... scsi-megaraid-sas 4.32-1vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... scsi-mpt2sas 06.00.00.00-5vmw.500.0.0.43... VMware 6/22/2011... net-cnic 1.10.2j.v50.7-2vmw.500.0.0.... VMware 6/22/2011... ipmi-ipmi-si-drv 39.1-4vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... esx-base 5.0.0-0.0.434219 VMware 6/22/2011... ata-pata-serverworks 0.4.3-3vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... scsi-mptspi 4.23.01.00-5vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... net-bnx2x 1.61.15.v50.1-1vmw.500.0.0.... VMware 6/22/2011... ata-pata-hpt3x2n 0.3.4-3vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... sata-sata-sil 2.3-3vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... scsi-hpsa 5.0.0-17vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... block-cciss 3.6.14-10vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... net-tg3 3.110h.v50.4-4vmw.500.0.0.4... VMware 6/22/2011... net-igb 2.1.11.1-3vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... ata-pata-amd 0.3.10-3vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... ata-pata-via 0.3.3-2vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... net-e1000 8.0.3.1-2vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... scsi-adp94xx 1.0.8.12-6vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... scsi-lpfc820 8.2.2.1-18vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... scsi-mptsas 4.23.01.00-5vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... ata-pata-cmd64x 0.2.5-3vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... sata-sata-svw 2.3-3vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... misc-cnic-register 1.1-1vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... ipmi-ipmi-devintf 39.1-4vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... sata-sata-promise 2.12-3vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... sata-sata-nv 3.5-3vmw.500.0.0.434219 VMware 6/22/2011... cisco-vem-v131-esx 4.2.1.1.3.24.0-3.0.8 Cisco 6/30/2011... |
||||
ステップ 10 |
将来の使用に備えてイメージ プロファイルを depot ファイルにエクスポートします。 [vSphere PowerCLI] > Export-EsxImageProfile –ImageProfile n1kv-Image –FilePath C:\n1kv-Image.zip –ExportToBundle. |
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ステップ 11 |
このイメージ プロファイルでブートするホストのルールを設定します。
[vSphere PowerCLI] > New-deployrule -item $img -name rule-test –Pattern “mac=00:50:56:b6:03:c1” [vSphere PowerCLI] > Add-DeployRule -DeployRule rule-test |
||||
ステップ 12 |
設定されたルールを表示して、正しいイメージ プロファイルがホストに関連付けられていることを確認します。 [vSphere PowerCLI] > Get-DeployRuleSet Name : rule-test PatternList : {mac=00:50:56:b6:03:c1} ItemList : {n1kv-Image} |
||||
ステップ 13 |
ホストをリブートします。 ホストが Auto-Deploy サーバに接続し、ホストのブート パラメータを提示します。 Auto Deploy サーバは、このホストに関連付けられたイメージ プロファイルを検出するためのルールをチェックし、そのイメージをホストのメモリにロードします。 ホストはそのイメージからブートします。 |
ステップ 1 |
VMware のバージョンおよびビルド番号を表示します。 ~ # vmware -v VMware ESXi 5.0.0 build-441354 ~ # ~ # vmware -l VMware ESXi 5.0.0 GA |
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ステップ 2 | ESXi ステートレス ホストにログインします。 | ||
ステップ 3 |
オフライン バンドルをホストにコピーします。 ~ # esxcli software vib install -d /vmfs/volumes/newnfs/MN-VEM/VEM500-20110728153-BG-release.zip
Installation Result
Message: WARNING: Only live system was updated, the change is not persistent.
Reboot Required: false
VIBs Installed: Cisco_bootbank_cisco-vem-v131-esx_4.2.1.1.4.1.0-3.0.5
VIBs Removed:
VIBs Skipped:
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ステップ 4 |
VIB がインストールされたことを確認します。 ~ # esxcli software vib list | grep cisco
cisco-vem-v131-esx 4.2.1.1.4.1.0-3.0.5 Cisco PartnerSupported 2011-08-18 |
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ステップ 5 |
VEM エージェントが実行されていることを確認します。 ~ # vem status -v
Package vssnet-esxmn-ga-release
Version 4.2.1.1.4.1.0-3.0.5
Build 5
Date Thu Jul 28 01:37:10 PDT 2011
Number of PassThru NICs are 0
VEM modules are loaded
Switch Name Num Ports Used Ports Configured Ports MTU Uplinks
vSwitch0 128 4 128 1500 vmnic4
Number of PassThru NICs are 0
VEM Agent (vemdpa) is running |
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ステップ 6 |
VEM バージョン、VSM バージョン、および ESXi バージョンを表示します。 ~ # vemcmd show version
VEM Version: 4.2.1.1.4.1.0-3.0.5
VSM Version:
System Version: VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-441354 |
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ステップ 7 |
Display the ESXi のバージョンおよびパススルー NIC についての詳細を表示します。 ~ # vem version -v
Number of PassThru NICs are 0
Running esx version -441354 x86_64
VEM Version: 4.2.1.1.4.1.0-3.0.5
VSM Version:
System Version: VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-441354 |
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ステップ 8 | vCenter Server を使用してホストを DVS に追加します。 | ||
ステップ 9 |
VSM で、VEM ソフトウェアがインストールされたことを確認します。 switch# show module
Mod Ports Module-Type Model Status
--- ----- -------------------------------- ------------------ ------------
1 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V active *
2 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V ha-standby
3 248 Virtual Ethernet Module NA ok
Mod Sw Hw
--- ---------------- ------------------------------------------------
1 4.2(1)SV1(4a) 0.0
2 4.2(1)SV1(4a) 0.0
3 4.2(1)SV1(4a) VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-441354 (3.0)
Mod MAC-Address(es) Serial-Num
--- -------------------------------------- ----------
1 00-19-07-6c-5a-a8 to 00-19-07-6c-62-a8 NA
2 00-19-07-6c-5a-a8 to 00-19-07-6c-62-a8 NA
3 02-00-0c-00-03-00 to 02-00-0c-00-03-80 NA
Mod Server-IP Server-UUID Server-Name
--- --------------- ------------------------------------ --------------------
1 10.104.62.227 NA NA
2 10.104.62.227 NA NA
3 10.104.62.216 3fa746d4-de2f-11de-bd5d-c47d4f7ca460 sans2-216.cisco.com |
ステップ 1 | vCenter Server で、[Home] > [Update Manager] > [Configuration] > [ESX host/Cluster settings] を選択します。 |
ステップ 2 |
[PXE Booted ESXi Host Settings] チェックボックスをオンにします。
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ステップ 3 | vCenter Server を使用してホストを DVS に追加します。 |
(注) |
レイヤ 3 接続を推奨します。 |
次の図に、冗長 VSM VM の例を示します。ここでは、プライマリ VSM のソフトウェアが ESXi 1 にインストールされ、レイヤ 2 接続用にセカンダリ VSM のソフトウェアが ESXi 2 にインストールされます。
次の図に、同じホスト上でレイヤ 2 モードで動作する VSM と VEM の例を示します。
(注) |
レイヤ 3 接続を推奨します。 |
ステップ 1 | 各 VSM ネットワーク アダプタにそれぞれ異なる VMware vSwitch ポート グループを設定するには、[Configure Networking] 画面で [L2: Configure port groups for L2] をクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Configure Networking] 画面で、次の手順を実行します。
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ステップ 3 | レイヤ 2 の設定手順のステップ 17 に戻ります。 |
VSM を Cisco Nexus 1010 にインストールできます。また、レイヤ 2 接続からレイヤ 3 接続に移動できます。
ステップ 1 |
次のコマンドを入力して仮想サービス ブレードを作成します。 switch(config)# show virtual-service-blade summary --------------------------------------------------------------------------------- Name HA-Role HA-Status Status Location --------------------------------------------------------------------------------- switch(config)# virtual-service-blade vsm-1 switch(config-vsb-config)# virtual-service-blade-type new nexus-1000v.4.2.1.SV1.5.2.iso switch(config-vsb-config)# show virtual-service-blade summary -------------------------------------------------------------------------------------- Name HA-Role HA-Status Status Location -------------------------------------------------------------------------------------- vsm-1 PRIMARY NONE VSB NOT PRESENT PRIMARY vsm-1 SECONDARY NONE VSB NOT PRESENT SECONDARY switch(config-vsb-config)# |
ステップ 2 |
スタティックで柔軟なトポロジを構成するように、コントロール、パケット、および管理インターフェイス VLAN を設定します。 switch(config-vsb-config)# interface management vlan 100 switch(config-vsb-config)# interface control vlan 101 switch(config-vsb-config)# interface packet vlan 101 |
ステップ 3 |
Cisco Nexus 1010 上で Cisco Nexus 1000V を設定します。 switch(config-vsb-config)# enable Enter vsb image: [nexus-1000v.4.2.1.SV1.5.2.iso] Enter domain id[1-4095]: 127 Enter SVS Control mode (L2 / L3): [L3] L2 Management IP version [V4/V6]: [V4] Enter Management IP address: 192.0.2.79 Enter Management subnet mask: 255.255.255.0 IPv4 address of the default gateway: 192.0.2.1 Enter HostName: n1000v Enter the password for ‘admin’: ******** Note: VSB installation is in progress, please use show virtual-service-blade commands to check the installation status. switch(config-vsb-config)# |
ステップ 4 |
プライマリ VSM およびセカンダリ VSM のステータスを表示します。 switch(config-vsb-config)# show virtual-service-blade summary -------------------------------------------------------------------------------------- Name HA-Role HA-Status Status Location -------------------------------------------------------------------------------------- vsm-1 PRIMARY NONE VSB POWER ON IN PROGRESS PRIMARY vsm-1 SECONDARY ACTIVE VSB POWERED ON SECONDARY |
ステップ 5 |
VSM にログインします。 switch(config)# virtual-service-blade vsm-1 switch(config-vsb-config)# login virtual-service-blade vsm-1 Telnet escape character is ‘^\’. Trying 192.0.2.18... Connected to 192.0.2.18. Escape character is ‘^\’. Nexus 1000v Switch n1000v login: admin Password: Cisco Nexus operating System (NX-OS) Software TAC support: http://www/cisco.com/tac Copyright (c) 2002-2012, Cisco Systems, Inc. All rights reserved. The copyrights to certain works contained in this software are owned by other third parties and used and distributed under license. Certain components of this software are licensed under the GNU General Public License (GPL) version 2.0 or the GNU Lesser General Public License (LGPL) Version 2.1. A copy of each such license is available at http://www.opensource.org/licenses/gpl-2.0.php and http://www.opensource.org/licenses/lgpl-2.1.php switch# |
ステップ 6 |
Cisco Nexus 1000V で、svs モードをレイヤ 2 からレイヤ 3 に変更します。 switch(config)# svs-domain switch(config-svs-domain)# no control vlan Warning: Config saved but not pushed to vCenter Server due to inactive connection! switch(config-svs-domain)# no packet vlan Warning: Config saved but not pushed to vCenter Server due to inactive connection! switch(config-svs-domain)# svs mode L3 interface mgmt0 Warning: Config saved but not pushed to vCenter Server due to inactive connection! switch(config-svs-domain)# show svs domain SVS domain config Domain id: 101 Control vlan: 1 Packet vlan: 1 L2/L3 Control mode: L3 L3 control interface: mgmt0 Status: Config push to VC failed: (communication failure to VC). switch(config-svs-domain)# |
次の表に、Cisco Nexus 1000V のインストールのリリース履歴を示します。
機能名 |
リリース |
機能情報 |
---|---|---|
更新されたインストール アプリケーション |
4.2(1)SV1(5.2) |
Java アプリケーションに追加された画面 |
VSM および VEM のインストール |
4.2(1)SV1(5.1) |
VSM および VEM のインストールに導入された Java アプリケーション |
Cisco Nexus 1000V のインストール |
4.0(1)SV1(1) |
このリリースで追加されました。 |