この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、GUI アプリケーションを使用して新規 Cisco Nexus 1000V ソフトウェアを設定する方法について説明します。内容は次のとおりです。
ここでは、このプロセスをガイドします。各手順の完了後に、この項に戻り、必要な手順がすべて正しい順に完了したことを確認してください。
ステップ 1 「GUI を使用した VSM 仮想マシンの設定」を使用して、VSM 仮想マシンを設定します。
ステップ 2 Cisco Nexus 1000V ライセンスを追加します。
(注) ソフトウェアでは、16 CPU ソケットに 60 日間のライセンスが提供されます。永久ライセンスが VSM にインストールされていない場合だけ、これらのライセンスが使用されます。このソフトウェアをインストールすると、60 日間の評価期間が開始します。
ライセンスを購入した場合は、『 Cisco Nexus 1000V License Configuration Guide, Release 4.0(4)SV1(3) 』 を参照してください。
• この VSM がスタンドアロンの場合、VSM の HA ロールは自動的に設定されます。ステップ 5 に移動します。
ステップ 4 「VSM HA ロールの設定」を使用してこの VSM に HA ロールを設定します。
ステップ 5 このプロセスが完了しました。「ソフトウェアの設定プロセス」に戻り、VSM ソフトウェアのセットアップを続けます。
この設定プロセスには、次の注意事項および制約事項があります。
• 通信の中断を防ぐためには、VSM vSwitch が追加されているホスト上にあるすべての VM をオフにする必要があります。
• 移行のために GUI を使用するには、VSM vSwitch が追加されているホスト上にあるすべての VM をオフにする必要があります。
• このプロセスによって、VSM が使用するすべての PNIC が vSwitch から Cisco Nexus 1000V DVS に移動します。
• 通信の中断を防ぐため、すべてのポート プロファイルはシステム VLAN を使用して作成します。必要に応じて、移行後に変更できます。
• GUI を使用して移行するためには、アプリケーションの第 1 弾として作成した DVS により、VSM ホストがあるのと同じデータセンターとの SVS 接続が作成される必要があります。
• 次のポート グループに対するポート プロファイルを作成します。
• VMware カーネル NIC に対するポート プロファイルを作成します。
• システム ログインおよび設定と、コントロールおよびパケット トラフィックに使用する VLAN を作成します。
(注) コントロール、パケット、管理には同じ VLAN を使用し、この VLAN 上にデータ トラフィックは流さないことを推奨します。柔軟性を高めるため、個別の VLAN を設定できます。
• Cisco Nexus 1000V プラグインを作成し、vCenter Server に登録します。
• 各 VMware ポート グループまたはカーネル NIC を適切なポート プロファイルに移行します。
• 各 PNIC を VMware vSwitch から DVS 上の適切なアップリンクに移行します。
• Distributed Virtual Switch(DVS; 分散仮想スイッチ)にホストを追加します。
この手順を開始する前に、次の事柄を理解または実行しておく必要があります。
ステップ 1 ブラウザのアドレス フィールドに VSM の IP アドレスを入力します。
Cisco Nexus 1000V のホームページが表示されます。
ステップ 2 [Launch Application] をクリックします。
セキュリティ画面が開き、このアプリケーションを実行するかどうかについてメッセージが表示されます。
GUI には、左側のパネルに設定手順全体のリストが表示され、右側のパネルに設定の進行状況が表示されます。
ステップ 4 管理者用パスワードを入力してから [Next] をクリックします。
ステップ 5 次の vCenter クレデンシャルを入力します。
デフォルトでポート 443 が設定されていますが、必要に応じて変更できます。
• vCenter ユーザ ID(管理者レベルの権限を持つ vCenter ユーザの場合)
• vCenter パスワード(管理者レベルの権限を持つ vCenter ユーザの場合)
ステップ 7 VSM のホストを選択し、[Next] をクリックします。
ステップ 8 選択リストから使用する VSM を選択します。
• デフォルトの設定を使用するには、[Default] をクリックし、[Next] をクリックし、ステップ 11 に移動します。
これにより、コントロール、管理、およびパケット ポートのプロファイルに使用するための 1 つの VLAN(管理 VLAN)が設定されます。ステップ 11 に移動します。
• [Advanced] をクリックして各ポート プロファイルに対する個別の VLAN を設定し、次の手順に進みます。
ステップ 10 選択リストからポート グループを選択し、VLAN ID を入力し、[Next] をクリックします。
ステップ 11 VSM の設定オプション画面で、使用する VSM を次のように追加し、[Next] をクリックします。
• 管理 IP アドレス、サブネット マスク、およびゲートウェイ IP アドレス
VSM VM は、管理対象の ESX 4.0 ホストと同じ IP サブネット上で実行される必要があります。
• 修正をするには、[Prev] をクリックして前の画面に戻り、修正を加えます。
要約画面が開き、VSM 上の設定が完了した進捗状況が表示されます。
完了した VSM 設定が表示され、ホストとネットワークを新しい DVS に移行するように求められます。
• ホストが自動的に新しい DVS に移行されるようにするには [Yes] をクリックし、次の手順に進みます。
• ホストを DVS に移行せずに続行するには [No] をクリックし、[Next] をクリックしてステップ 20 に移動します。
ステップ 19 ステップ 21 に移動します。
ステップ 21 Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの設定が完了しました。
「GUI ソフトウェアの設定プロセス」に戻ります。
この手順に従って、VSM のロールがすでに使用中になっていれば、次のいずれかのロールに変更できます。
この手順を開始する前に、次の事柄を理解または実行しておく必要があります。
• スタンドアロン VSM をプライマリまたはセカンダリ VSM に変更する場合は、最初にその VSM をペアの他の VSM から次の手順で切り離します。
– VSM VM 管理ポートとコントロール ポートを、スイッチから切断します。
– アップストリーム スイッチでコントロールおよび管理 VLAN を停止します。
これで、変更中に 2 つの VSM 間の相互作用を禁止します。スタンバイで再接続するには、vSphere Client から VM の電源を切ってください。
1. show system redundancy status
2. system redundancy role { standalone | primary | secondary }
|
|
|
---|---|---|
switch# show system redundancy status |
||
system redundancy role [standalone | primary | secondary] |
||
実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーし、リブートや再起動後も維持されるように永続的に保存します。 |