この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。 このモジュールに記載されている機能の詳細を検索し、各機能がサポートされているリリースのリストを確認する場合は、このマニュアルの最後にある機能情報の表を参照してください。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator には、http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。
スイッチ上に最大 512 の WLAN を作成した後では、さまざまなアクセス ポイントに WLAN を選択的に公開(アクセス ポイント グループを使用して)することで、ワイヤレス ネットワークをより適切に管理できます。 一般的な展開では、WLAN 上のすべてのユーザはスイッチ上の 1 つのインターフェイスにマップされます。 したがって、WLAN に関連付けられているすべてのユーザは、同じサブネットまたは VLAN に存在します。 しかし、複数のインターフェイス間で負荷を分散すること、またはアクセス ポイント グループを作成して、個々の部門(たとえばマーケティング部門)などの特定の条件に基づくグループ ユーザへと負荷を分配することを選択できます。 さらに、ネットワーク管理を簡素化するために、これらのアクセス ポイント グループを別個の VLAN で設定できます。
図では、3 つの設定された動的インターフェイスが、3 つの異なる VLAN(VLAN 61、VLAN 62、および VLAN 63)にマップされています。 3 つのアクセス ポイント グループが定義されており、各グループは異なる VLAN のメンバですが、すべてのグループが同じ SSID のメンバとなっています。 無線 SSID 内のクライアントには、そのアクセス ポイントがメンバとなっている VLAN サブネットから IP アドレスが割り当てられています。 たとえば、アクセス ポイント グループ VLAN 61 のメンバであるアクセス ポイントにアソシエートする任意のユーザには、そのサブネットから IP アドレスが割り当てられます。
図では、スイッチは内部的にレイヤ 3 ローミング イベントとしてアクセス ポイント間のローミングを扱っています。 こうすることで、WLAN クライアントは元の IP アドレスを保持します。
すべてのアクセス ポイントがスイッチに join された後は、アクセス ポイント グループを作成して、最大 16 の WLAN を各グループに割り当てることができます。 各アクセス ポイントは、有効化されている WLAN のうち、そのアクセス ポイント グループに属する WLAN だけをアドバタイズします。 アクセス ポイント グループで無効化されている WLAN または別のグループに属する WLAN はアドバタイズしません。
この操作を実行するには、管理者特権が必要です。
1. configure terminal
2. ap group ap-group-name
3. wlan wlan-name
4. (任意) vlan vlan-name
5. end
次に、AP グループを作成する例を示します。
Switch# configure terminal Switch(config-apgroup)# ap group test-ap-group-16 Switch(config-wlan-apgroup)# wlan test-ap-group-16 Switch(config-wlan-apgroup)# vlan VLAN1300
この操作を実行するには、管理者特権が必要です。
1. ap name ap-name ap-group-name ap-group
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | ap name ap-name ap-group-name ap-group 例: Switch# ap name 1240-101 ap-groupname apgroup_16 |
アクセス ポイント グループにアクセス ポイントを割り当てます。 次のキーワードと引数があります。 |
この操作を実行するには、管理者特権が必要です。
1. show ap groups [extended]
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | show ap groups [extended] 例: Switch# show ap groups |
スイッチで設定された AP グループを表示します。 extended キーワードは、システムで詳細に定義されているすべての AP グループ情報を表示します。 |
関連項目 | マニュアル タイトル |
---|---|
WLAN コマンド | WLAN Command Reference, Cisco IOS XE Release 3SE(Catalyst 3850 スイッチ) |
Lightweight アクセス ポイント コンフィギュレーション | Lightweight Access Point Configuration Guide, Cisco IOS XE Release 3SE(Catalyst 3850 スイッチ) |
Lightweight アクセス ポイント コマンド | Lightweight Access Point Command Reference, Cisco IOS XE Release 3SE(Catalyst 3850 スイッチ) |
説明 | Link |
---|---|
このリリースのシステム エラー メッセージを調査し解決するために、エラー メッセージ デコーダ ツールを使用します。 |
https://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Errordecoder/index.cgi |
MIB | MIB のリンク |
---|---|
本リリースでサポートするすべての MIB | 選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。 |
説明 | Link |
---|---|
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次の表で、このモジュールで説明した機能をリストし、特定の設定情報へのリンクを示します。
機能名 | リリース | 機能情報 |
---|---|---|
AP グループ数 | Cisco IOS XE 3.2SE | この機能が導入されました。 |