この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
キャプティブ ポータル ルールにより、キャプティブ ポータルの表示および SSID に接続している顧客のインターネット プロビジョニングを管理できます。
キャプティブ ポータル ルールを使用して、次の方法で、キャプティブ ポータルの表示およびインターネット プロビジョニングを管理できます。
また、キャプティブ ポータル ルールにより、次の操作を行うことができます。
キャプティブ ポータル ルールでは、定義された条件が満たされているときに実行するアクションを設定できます。ロケーション、タグ、顧客のアクセスの数や時間、アプリケーションのステータスなど、さまざまなパラメータに基づいて、ルールに応じて顧客をフィルタリングできます。
キャプティブ ポータル ルールを作成するには、次の手順を実行します。
2. インターネット プロビジョニングおよび RADIUS 認証に関する Meraki の設定
4. SSID のインポート
5. ロケーション階層の定義
6. ポータルの作成
7. タグの作成
(注) キャプティブ ポータルを設定するには Meraki および WiFi Engage のアカウントが必要です。
SSID をキャプティブ ポータル ルール用に設定するために WiFi Engage にインポートするには、それらの SSID を Meraki で有効にする必要があります。
(注) Meraki は Enterprise Mobility Services Platform に含まれていないため、メニュー パスおよびメニュー名は変更される場合があります。
Meraki で SSID を有効にするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 https://meraki.cisco.com に移動します。
ステップ 2 Meraki アカウントのログイン資格情報を使用してアプリケーションにログインします。
ステップ 3 SSID を有効にする必要のある Meraki 組織をクリックし、必要なネットワークを選択します。
ステップ 4 [Wireless]> [Configure] > [SSIDs]の順に選択します。
ステップ 6 [Edit Settings]をクリックし、[Splash] ページ オプションで [Click-Through] ラジオ ボタンを選択します。
ステップ 7 [Save Changes]をクリックします。
ポータルにより多くのセキュリティを提供するために、WiFi Engage はポータルに RADIUS 認証を提供します。また、インターネットのプロビジョニングを管理するには、特定の設定が Meraki に必要です。キャプティブ ルール オプションを使用するには、Meraki に次の設定をします。
ステップ 1 Meraki のクレデンシャルで Meraki にログインします。
ステップ 2 [Wireless] > [Access Control]の順に選択します。
ステップ 3 キャプティブ ポータル ルールの SSID を選択します。
ステップ 4 [Association requirements] 領域で、[Mac-based access control (no encryption)]を選択します。
ステップ 5 [Spash] ページ領域で、[Click-through]を選択します。
ステップ 6 [Radius servers] 領域で、[Add a server]をクリックし、表示されたフィールドに認証のための RADIUS サーバの詳細を指定します。
注 WiFi Engage の RADIUS サーバだけを設定できます。RADIUS サーバのホストと秘密鍵については、Cisco EMSP のサポート チームに連絡する必要があります。
ステップ 7 [Radius accounting] ドロップダウン リストから、[Radius Accounting is enabled]を選択します。
ステップ 8 [Radius accounting servers] 領域で、[Add a server]をクリックし、表示されたフィールドにアカウンティングのための RADIUS サーバの詳細を指定します。
注 WiFi Engage の RADIUS サーバだけを設定できます。RADIUS サーバの IP アドレスと秘密鍵については、Cisco EMSP のサポート チームに連絡する必要があります。
ステップ 9 [Radius attribute specifying group policy name] ドロップダウン リストから、[Filter-Id]を選択します。
ステップ 11 Meraki ダッシュボードで、[Network-wide] > [Group Policies]の順にクリックします。
ステップ 12 [Add a Group]をクリックします。
ステップ 13 表示された [Group] ウィンドウに、グループの名前を入力します。
(注) WiFi Engage ダッシュボードで、この名前をポリシー名として設定する必要があります。グループ名を「CaptiveBypass」と指定する場合、このポリシー名はすべてのキャプティブ ポータル ルールのデフォルトのポリシー名として機能します。つまり、[Seamlessly Internet Provision] が選択されるキャプティブ ポータル ルールに対してポリシー名を指定しない場合、ポリシー名「CaptiveBypass」がこのルールに対して適用されます。
ステップ 14 [Bandwidth] ドロップダウン リストから必要なオプションを選択し、顧客にプロビジョニングするインターネットの帯域幅を指定します。
ステップ 15 [Splash] ドロップダウン リストから [Bypass]を選択します。
ステップ 17 ウォールド ガーデンの範囲を設定します。Meraki でウォールド ガーデンの範囲を設定する方法の詳細については、“手動による SSID の設定” sectionを参照してください。
WiFi Engage へアクセスする手順については、“WiFi Engage へのアクセス” sectionで説明しています。
SSID のインポートなどの特定のタスクを実行するには、Meraki との接続を確立する必要があります。WiFi Engage から Meraki に接続する手順については、“Meraki ネットワークへの接続” sectionで説明しています。
SSID とは、Wi-Fi 経由でインターネットにアクセスするために接続するネットワーク ID のことです。Meraki の SSID のキャプティブ ポータル ルールを作成するには、Meraki ネットワークからその SSID をインポートする必要があります。
Meraki ネットワークの SSID をインポートするには、 “Meraki の SSID の有効化” sectionを参照してください。有効化された SSID はインポート可能です。
ステップ 1 WiFi Engage ダッシュボードで、[SSIDs]を選択します。
[Please Select SSID to Import] ページが表示されます。
ステップ 3 インポートする必要がある SSID を選択して、[Import SSID]をクリックします。
インポートされた SSID が [SSIDs] ウィンドウに表示されます。
ステップ 4 SSID の [Activate]ボタンをクリックし、Meraki の SSID 用に WiFi Engage の設定を更新します。
Meraki で設定する必要がある SSID の更新を含む、[SSID Configuration Sync] ウィンドウが表示されます。
また、手動で Meraki の SSID を設定することもできます。手動で Meraki の SSID を設定する方法については、“手動による SSID の設定” sectionを参照してください。
(注) WiFi Engage は Meraki ネットワークと同期してインポートした SSID をロードする必要があるため、SSID を表示するには、ウィンドウの更新が必要になる場合があります。
ルールのロケーションを選択するには、ロケーション階層を定義する必要があります。ロケーション階層を定義する手順については、“ロケーション階層の定義” sectionで説明しています。
ポータルは、Wi-Fi ユーザが SSID に接続したときに表示されるユーザ インターフェイスです。キャプティブ ポータルを作成し、WiFi Engage から提供されるさまざまなポータル モジュールを使用して、ポータルを強化できます。
ポータルを定義するときに、ポータルを利用可能にする必要があるロケーションを設定することもできます
(注) この手順はキャプティブ ポータル ルールのポータルを設定するときにのみ必要です。
ステップ 1 WiFi Engage ダッシュボードで、[Portal]を選択し、[Create New] をクリックします。
ステップ 2 表示される [Portal] ウィンドウで、ポータルの名前を [Name]フィールドに入力します。
ステップ 3 すべてのロケーションでポータルを利用可能にする場合は、[This portal will be available in all locations] チェックボックスをオンにします。それ以外の場合は、ポータルを利用可能にする必要があるロケーションを選択します。
ポータル ページでは、左側にポータル モジュールが、右側にポータル プレビューが表示されます。
ステップ 5 ポータル モジュールを使用してポータルに機能を追加します。
(注) 名前や電話番号などの顧客の詳細をキャプチャするには、キャプティブ ポータルに [Data Capture] モジュールを追加します。インターネットをプロビジョニングする前に、データ キャプチャ フォームが顧客に表示されます。キャプチャされた顧客の詳細は、WiFi Engage データベースに保存されます。[Data Capture] モジュールは、Hard SMS with Verification Code および Email 認証タイプで使用できます。
ステップ 6 [Save]をクリックして、各モジュールに加えた変更を保存します。
キャプティブ ポータル ルールでタグ フィルタを使用するには、タグを作成する必要があります。タグを定義する手順は、“プロファイル ルールを使用したタグの作成または既存のタグへの顧客の追加または除外” sectionで定義されています。
(注) この手順はキャプティブ ポータル ルールでタグ フィルタを使用するときにのみ必要です。
CUWN 設定、ロケーション階層などの前提条件を満たした後、キャプティブ ポータル ルールを定義できます。前提条件は、ルールで使用するフィルタによって異なります。
顧客のロケーション、顧客がオプトイン ユーザかどうか、顧客が属するタグ、顧客のアクセス回数、顧客のデバイスのアプリケーションの状態などに基づいて、ルールを適用する顧客をフィルタリングできます。ロケーションまたはそのロケーションに関連付けられているメタデータに基づいて、ルールが適用されるロケーションをフィルタリングできます。指定された時間内に指定したロケーションへの顧客によるアクセス回数に基づき、ルールを適用できます。また、特定の期間だけ、特定の曜日だけ、および特定の時間だけ、ルールを適用するように設定できます。キャプティブ ポータル ルールにより、ルールに応じてフィルタリングされた顧客が SSID に接続する際に、直接インターネット接続を提供するように設定することもできます。この場合、キャプティブ ポータルは表示されませんが、顧客はインターネットへアクセスできるようになります。また、ルールに応じてフィルタリングされた顧客にインターネット アクセスを拒否するようにも設定できます。
キャプティブ ポータル ルールを使用して、新しいタグを作成、またはルールに応じてフィルタリングされた顧客の既存のタグを変更できます。キャプティブ ポータル ルールはまた、ルールに応じて設定されている SSID に接続されている顧客の詳細を外部 API へ送信します。
ポータルを表示するキャプティブ ポータル ルールを作成するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 WiFi Engage ダッシュボードで、[Proximity Rules] > [Captive Portal Rule]の順に選択します。
ステップ 2 [Create a new rule]をクリックします。
ステップ 3 [Rule Name] テキスト フィールドに、キャプティブ ポータル ルールの名前を入力します。
ステップ 4 [Sense] 領域で、次の手順を実行します。
a. [When a user is on] の後のドロップダウン リストから、[WiFi]を選択します。
b. [and connected to] の後のドロップダウン リストから、キャプティブ ポータルを表示する SSID を選択します。
(注) SSID は SSID をインポートした場合にのみ選択することができます。SSID のインポートの詳細については、“SSID のインポート” sectionを参照してください。
ステップ 5 [Location] 領域で、ルールを適用するロケーションを指定します。
ロケーション階層全体、1 つまたは複数の Meraki 組織、グループ、ロケーション、フロア、ゾーンにルールを適用するように設定できます。ロケーション階層の作成の詳細については、“ロケーション階層の定義” sectionを参照してください。
また、選択したロケーション、またはその親や子のロケーションに定義されているメタデータに基づいてロケーションをフィルタリングできます。ロケーションに対するメタデータの設定の詳細については、“ロケーション要素のメタデータの定義” sectionを参照してください。特定のメタデータのロケーションにルールを適用するか、または特定のメタデータのロケーションを除外することができます。
ルールを適用するロケーションを指定するには、次の手順を実行します。
a. [Add Locations]ボタンをクリックします。
b. 表示される [Choose Location] ウィンドウで、キャプティブ ポータル ルールを適用するロケーションを選択します。
特定のメタデータのロケーションにルールを適用するには、次の手順を実行します。
a. [Filterby Metadata] チェックボックスをオンにします。
b. [Filter] 領域で、[+Add Metadata]ボタンをクリックします。
[Choose Location Metadata] ウィンドウが表示されます。
c. ドロップダウン リストから、メタデータの変数を選択し、隣接フィールドに変数の値を入力します。
特定のメタデータのロケーションを除外するには、次の手順を実行します。
a. [Filterby Metadata] チェックボックスをオンにします。
b. [Exclude] 領域で、[+Add Metadata]ボタンをクリックします。
[Choose Location Metadata] ウィンドウが表示されます。
c. ドロップダウン リストから、メタデータの変数を選択し、隣接フィールドに変数の値を入力します。
ステップ 6 [IDENTIFY] 領域で、ルールを適用する顧客のタイプを指定します。
(注) 顧客がオプトイン ユーザかどうか、顧客が属するタグ、顧客のアクセス回数、顧客のデバイスのアプリケーションの状態などに基づいてルールを適用する顧客をフィルタリングできます。これらのフィルタをすべて適用することも、要件に応じて一部を適用することもできます。
キャプティブ ポータル ルールが適用される顧客を指定するには、次の手順を実行します。
a. オプトイン ステータスにより顧客をフィルタリングする場合、[Filter by OptIn Status] チェックボックスをオンにして、[Only for] ドロップダウン リストから、オプトイン ユーザまたは非オプトイン ユーザのどちらにルールを適用するかを選択します。
注 オプトイン ユーザの詳細については、“オプトイン ユーザ” sectionを参照してください。
b. タグに基づいて顧客をフィルタリングするには、[Filter by Tags]チェックボックスをオンにします。
注 2 つの異なる方法でタグをフィルタリングできます。ルールを適用する必要のあるタグを指定することも、ルールを適用しないタグを指定することもできます。要件に基づいて、最適なフィルタリング方法を選択できます。たとえば、1 つのタグを除くすべてのタグの顧客にルールを適用する場合、除外オプションを選択し、ルールを適用しない特定のタグを指定する方法が簡単です。
– 選択したタグの顧客にルールが適用されるようにタグを含めるには、[Add Tags]ボタンを使用して「含め」ます。
– 除外したタグの顧客にルールを適用しないようにするには、[Add Tags]ボタンを使用して「除外」します。
タグ フィルタの使用の詳細については、“タグによるフィルタリング” sectionを参照してください。
c. 選択したロケーションの顧客のアクセスの数に基づいて顧客をフィルタリングするには、[Filter by Previous Visits]チェックボックスをオンにします。
[Add Locations]ボタンをクリックします。[Choose location] ウィンドウで、フィルタリングについて検討する必要がある顧客のアクセス先を選択します。次のフィールドで、フィルタリング対象のアクセス数と時間を指定します。自分で設定できるアクセスと時間の詳細については、“通知基準” sectionを参照してください。
d. 顧客のアプリケーションのステータスに基づいて顧客をフィルタリングするには、[Filter by App Status]チェックボックスをオンにします。[Filter by the users who] ドロップダウン リストから、ルールを適用するアプリケーション ユーザのステータスを選択します。
ステップ 7 [Schedule] 領域で、ルールを適用する期間を指定します。
a. [Set a time range for the rule] チェックボックスをオンにし、表示されるフィールドに、キャプティブ ポータル ルールを適用する時間範囲を指定します。
b. [Set a date range for the rule] チェックボックスをオンにし、表示されるフィールドに、キャプティブ ポータル ルールを適用する期間の開始日と終了日を指定します。
c. 特定の曜日にだけルールを適用するには、[Filter by days of the week] チェックボックスをオンにし、表示される曜日のリストから、ルールを適用する曜日を選択します。
ステップ 8 [Actions] 領域で、前述の条件が満たされたときに実行する操作を設定します。
a. ルールに応じてフィルタリングされた顧客のインターネットのプロビジョニングを管理するには、次から必要なオプションを選択してください。
– [Rule/Policy Name] フィールドに、ポリシーの名前を入力します。Meraki に定義したものと同じ名前を指定する必要があります。
– [Session Duration] フィールドには、各接続にインターネット アクセスを提供する期間を指定します。
注 [bandwidth] フィールドは、ネットワークに必要ありません。Meraki のポリシーに指定した帯域幅が考慮されます。
b. このキャプティブ ポータル ルールに基づいてフィルタリングされた顧客にタグを作成する、または、フィルタリングされた顧客を既存のルールに追加または削除するには、[Add Tags]ボタンをクリックします。タグ フィルタの使用の詳細については、“タグによるフィルタリング” sectionを参照してください。
c. 外部 API に通知を送信するには、[Trigger API] チェックボックスをオンにします。
注 API URI またはメソッド パラメータにスマート リンク変数を追加することで、通知メッセージに顧客の詳細を追加できます。
– Get:get メソッドを使用して API に通知を送信します。このメソッドを選択すると、要求パラメータを指定できる追加のフィールドが表示され、顧客の名、姓、携帯番号などの追加情報を通知に含めることができます。API で定義された要求パラメータのキーを追加し、スマート リンクを使用して、これらの値を指定できます。値はハードコード値または変数のどちらでもかまいません。隣接する [Add Variable] ドロップダウン リストを使用するか、または値フィールドに「$」を入力して、スマート リンク変数を追加できます。スマート リンクの詳細については、“Smart Link” sectionを参照してください。[add]ボタンを使用して、さらに「get パラメータ」を追加できます。
– Post Form:post form メソッドを使用して API に通知を送信します。このメソッドを選択すると、form パラメータを指定できる追加のフィールドが表示され、顧客の名、姓、携帯番号などの追加情報を通知に含めることができます。API に定義されている form パラメータのキーを追加し、それらの値を指定できます。値は、ハードコード値または変数のどちらでもかまいません。隣接する [Add Variable] ドロップダウン リストを使用するか、または値フィールドに「$」を入力して、form パラメータ変数として変数を追加できます。スマート リンクの詳細については、“Smart Link” sectionを参照してください。[add] ボタンを使用して、さらに「form パラメータ」を追加できます。
– Post Json:post json メソッドを使用して API に通知を送信します。このメソッドを選択すると、API に通知メッセージとして送信する json データを指定できるテキスト ボックスが表示されます。API で定義されるさまざまな json フィールドの json 値を指定できます。値はハードコード値または変数のどちらでもかまいません。隣接する [Add Variable] ドロップダウン リストを使用するか、またはテキスト ボックスに「$」を入力して、json 値として変数を追加できます。スマート リンクの詳細については、“Smart Link” sectionを参照してください。
– Post Body:post body メソッドを使用して API に通知を送信します。このメソッドを選択すると、API に送信する通知に含める必要がある内容を指定できる追加のフィールドが表示されます。
注 ポータルの [Data Capture] モジュールを使用してキャプチャするように設定されたこれらのスマート リンク変数だけが通知に含まれます。
ルールは [Captive Portal Rules] ページに表示されます。
ステップ 10 ルールの右端の [Make Rule Live]アイコンをクリックします。
XYZ は、モバイル ストアからスーパーマーケットまで、さまざまな事業のストリームラインに関わっているビジネス グループです。XYZ はニューヨークの各地に 5 軒のモバイル ストアと 4 軒のスーパーマーケットを展開しています。ニューヨークの XYZ の SSID は XYZID です。XYZ は顧客が XYZ のスーパーマーケットから XYZID に接続すると、スーパーマーケットのさまざまな品目が利用可能なオファーを表示する、キャプティブ ポータル C1 を表示したいと考えています。同様に、キャプティブ ポータル C2 は、XYZ のモバイル ストアから XYZID に接続する顧客に表示される必要があります。キャプティブ ポータルは、オプトインではない顧客に表示される必要があります。
スーパー マーケットのロケーション:L1、L2、L3、L4、L5
ステップ 1 Meraki で、SSID、XYZID を有効にします。Meraki での SSID の有効化の詳細については、Meraki の SSID の有効化を参照してください。
ステップ 3 [Import SSID] オプションを使用して、WiFi Engage に XYZID を追加します。
ステップ 4 XYZ のロケーション階層を作成します。ロケーション階層では、ニューヨークの XYZ のすべてのスーパーマーケットとモバイル ストアが、ロケーション [New York] の下のロケーション要素として定義される必要があります。キーが[StoreType]、値が [SM]の、ロケーション L1、L2、L3、L4、L5 のロケーション メタデータを追加します。キーが[StoreType]、値が [MS]の、ロケーション L7、L8、L9、L10 のロケーション メタデータを追加します。ロケーション メタデータの定義の詳細については、“ロケーション要素のメタデータの定義” sectionを参照してください。
ステップ 5 スーパーマーケットのポータル C1 と、モバイル ストアのポータル C2 を作成します。ポータルの作成の詳細については、“ポータルの作成” sectionを参照してください。
ステップ 6 WiFi Engage ダッシュボードで、[Proximity Rules] > [Captive Portal Rule]の順に選択します。
ステップ 7 [Create a new rule]をクリックします。
ステップ 8 [RULE NAME] フィールドに、キャプティブ ポータル ルールの名前 R1 を入力します。
ステップ 9 [When a user is on] ドロップダウン リストから [WiFi]を、[and connected to] ドロップダウン リストから [XYZID] を選択します。
ステップ 10 [Locations] 領域で、次の手順を実行します。
a. [Add Locations]ボタンをクリックし、表示される [Choose Location] ウィンドウで、ニューヨークのロケーションを選択し、[OK] をクリックします。
b. [Filter by metadata] チェックボックスをオンにし、フィルタの [Add Tags]ボタンをクリックします。
c. [Choose Location Metadata] ウィンドウで、キーに [StoreType]を選択し、値に [SM] を選択します。
注 ロケーション メタデータ「StoreType」は、ロケーション「New York」の下にあるロケーションに定義されているため、[Enter Location Metadata] ウィンドウで選択することができます。
ステップ 11 [Identify] 領域で、[Filter by OptIn Status] チェックボックスをオンにし、[Only for] ドロップダウン リストから[not Opted In Users] を選択します。
ステップ 12 [Schedule] 領域で、[Set a date range for the rule] チェックボックスをオンにし、開始日に今日の日付を、終了日に今年の最後の日付を指定します。
ステップ 13 [Actions] 領域で、[Show them Portal] ドロップダウン リストから [C1]を選択します。
ルールは [Captive Rules] ページでパブリッシュされます。
ステップ 15 [Captive Rules] ページの [Make Rule Live]アイコンをクリックして、ルールをパブリッシュします。
ステップ 16 同様に、ロケーション メタデータ キーが[StoreType]、値が [MS]、キャプティブ ポータルが [C2] の、別のルール R2 を、モバイル グループ用に作成します。
これで、顧客が XYZ のスーパーマーケットにアクセスして XYZID に接続すると、 C1 が表示されます。同じ顧客が XYZ のモバイル ストアから XYZID に接続すると、 C2 が表示されます。
SSID に対し Meraki ネットワークと同期していない WiFi Engage 設定更新がある場合は、[SSID] ウィンドウで SSID に赤色のインジケータが表示されます。同期するには [Sync link] をクリックします。同期後、インジケータは緑色に変わります。
WiFi Engage は、Enterprise Mobility Services Platform の RADIUS サーバ、または Enterprise Mobility Services Platform Studio を使用して作成されたキャプティブ ポータルが、SSID 用に設定されているかどうかを表示します。どちらかまたは両方が SSID 用に設定されている場合、その SSID に対する [Advanced Configuration With Meraki] メッセージが [SSID] ウィンドウの [Actions] カラムに表示されます。
さらに、RADIUS サーバの設定では、[Radius Server Configuration] メッセージが [Remarks] カラムに表示されます。同様に、Enterprise Mobility Services Platform Studio ポータルの設定では、Enterprise Mobility Services Platform Studio ポータルの設定の詳細が、SSID の [Remarks] カラムに表示されます。緑色のインジケータがこれらの設定ごとに表示されます。
設定された RADIUS サーバ、またはキャプティブ ポータルが Enterprise Mobility Services Platform ではない場合、同期オプションが赤色で表示されます。
対応する [Revert to Basic Config] ボタンをクリックすると SSID の拡張設定を戻すことができます。次に、WiFi Engage キャプティブ ポータルをその SSID に対して設定します。
手動で Meraki の SSID を設定するには、最初にその SSID を WiFi Engage にインポートする必要があります。詳細については、“SSID のインポート” sectionを参照してください。
Meraki で SSID を手動で設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 meraki.cisco.com に移動します。
ステップ 2 Meraki アカウントのログイン資格情報を使用してアプリケーションにログインします。
ステップ 3 それぞれのドロップダウン リストから必要な Meraki 組織およびネットワークを選択します。
ステップ 4 [Wireless] > [Access Control]の順に選択します。
ステップ 5 [SSID] ドロップダウン リストから、WiFi Engage に設定する SSID を選択します。
ステップ 6 [splash] ページ領域で、[Click-through]を選択します。
ステップ 7 [Wall garden] ドロップダウン リストから、[Wall garden is enabled]を選択します。
ステップ 8 [Wall garden ranges] テキスト フィールドに、必要なウォールド ガーデンの範囲を入力します。
ウォールド ガーデンの範囲を表示するには、WiFi Engage ダッシュボードで、SSID を選択し、[Configure SSIDs Manually?] リンクをクリックします。
ステップ 9 [Save Changes]をクリックします。
ステップ 10 [Wireless] > [Splash page]に移動します。
ステップ 11 以前に指定された SSID に対しては、[Custom Splash URL] 領域で、顧客がリダイレクトされる URL を選択するかまたは入力します。
(注) SSID を WiFi Engage にインポートするとき、SSID のスプラッシュ ページの URL は WiFi Engage で生成されます。SSID のスプラッシュ URL を表示するには、WiFi Engage ダッシュボードで、SSID をクリックしてから、[Configure SSIDs Manually?] リンクをクリックします。
ステップ 12 [Save Changes]をクリックします。
ステップ 13 実行する WiFi Engage で使用するすべての SSID について、ステップ 4 ~ 12 を繰り返します。