この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ラップトップ、タブレット、携帯電話などのモバイル デバイスの使用と依存度が増加するにつれ、どこからでもインターネットにアクセスできることは当たり前と見なされるようになりました。ただし、企業ネットワークへのアクセスには、地元のカフェからの無料の Wi-Fi 以上のセキュリティが必要です。ネットワーク セキュリティは、企業の機密保持およびデータ整合性の維持に重要です。ネットワーク セキュリティは、認証されていないユーザによる会社のネットワークへのハッキングを防止します。
企業のネットワークを保護し、承認されたユーザのみアクセス可能にするには、Cisco Identity Services Engine(ISE)ゲスト サービスを使用します。Cisco ISE は、訪問者、コントラクタ、コンサルタント、顧客などの承認されたゲストのみがネットワークにアクセスできるようにします。
スポンサーは、スポンサー ポータルを使用し、組織への承認された訪問者のゲスト アカウントを作成および管理する責任を負います。これらのアカウントによって、訪問者は企業のネットワークやインターネットにアクセスできます。これらのアカウントを作成する場合は、訪問者にネットワーク アクセスを提供するための企業のガイドラインに従います。Cisco ISE は、監査およびレポート目的でゲストのプロセス全体を保存します。企業では、承認された訪問者にのみネットワーク アクセスが許可されていることを確認するために、この情報を使用できます。
スポンサー ポータルを使用して、承認ユーザ用の一時アカウントを作成し、企業ネットワークまたはインターネットにセキュアにアクセスできるようにします。アカウント作成後、スポンサー ポータルを使用して、アカウント詳細をゲスト用に印刷したり、電子メールまたはテキスト メッセージでゲストに送信することができます。また、スポンサー ポータルのページ上部にあるタブを使用して、アカウントを中断、延長、および削除したり、ゲストのネットワーク アクセスを承認または拒否することもできます。
[アカウントの作成(Create Accounts)]:アカウント グループを生成するか、シスコ提供のテンプレートを使用してスプレッドシート(CSV)からアカウントをインポートすることで、ゲスト アカウントを個別に作成します。
[アカウントの管理(Manage Accounts)]:ゲスト アカウントを編集、削除、中断、再開、および延長します。ゲストにアカウント詳細を再送信します。
[保留中のアカウント(Pending Accounts)]:選択したゲスト アカウントを承認または拒否します。
[通知(Notices)]:多数のゲスト アカウントを作成または管理する際に、バックグラウンド動作のステータスを確認します。
システム管理者がスポンサー アカウントの機能を設定するため、スポンサー ポータルで使用可能なすべての機能にアクセスできるとは限りません。
スポンサー ポータルは、承認された訪問者のためにゲスト アカウントを作成する場合に使用する Web ベースのポータルです。スポンサー ポータルにサインインすると、システム管理者が設定した非アクティブ期間が過ぎた後、自動的にログアウトします。
デスクトップに正常にログインすると、スポンサー ポータルのホーム ページである [アカウントの作成(Create Accounts)] ページが表示されます。モバイル デバイスからサインオンすると、ウェルカム ページが表示されます。表示されない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
デフォルトで、スポンサー アカウントのパスワードを 5 回連続で誤って入力した場合、スポンサー ポータルはユーザをシステムから 2 分間一時的にロックします。その後、追加で試行できますが、設定された時間内には、再びロックされるまでに試行できる回数は 1 回のみとなります。システム管理者は、このデフォルト設定を変更して、一時的にアカウントがロックされるまでに誤って試行できる回数とロックされる時間を増減できます。