この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、TCC+ カードまたは TCC2 カードを使用して、Cisco ONS 15454 Cisco Transport Controller (CTC) ソフトウェアをリリース 4.x からリリース 4.1.x にアップグレードする方法を説明します。
作業を始める前に、作業日、作業場所の住所と電話番号、およびダイアル呼び出し番号を書き留めておいてください。作業を記録しておくと、アップグレード中とアップグレード後に便利です。
(注) この章の手順は、特に明記されていない限り、記載順に実行してください。通常は、アップグレードするすべてのノードについて各手順を完了した場合に、その手順が完了します。また、ネットワークに適用するすべての手順を完了した場合に、アップグレードが完了します。ONS 15454 を初めてアップグレードする場合は、この章を印刷し、各手順が完了するごとに、そのハード コピーにチェックマークを付けることをお勧めします。
(注) NTP と DLP の詳細については、「マニュアルの構成」を参照してください。
ソフトウェア リリース 4.x から 4.1.x にアップグレードするには、次の作業を完了する必要があります。これらの作業の一部は、この章で説明しませんが、記載順に完了する必要があります。ここでは、この章の手順(NTP)について説明します。適用する作業(DLP)については、各手順を参照してください。
1. 「NTP-U86 リリース 4.x からリリース 4.1.x へのアップグレードの準備」:この項では、アップグレードプロセスを開始する前に読んでおく必要がある重要情報と、完了しておく必要がある作業について説明します。
2. 「NTP-U87 ソフトウェア リリース 4.x データベースのバックアップ」:ノードおよびネットワークの設定情報を復元する場合に備えて、データベースのバックアップを取ります。
3. 「NTP-U88 ソフトウェア リリース 4.x から ソフトウェア リリース 4.1.x へのアップグレード」:この手順全体を完了すると、アップグレードを完了できます。
4. 「NTP-U79 公開鍵セキュリティ証明書のインストール」:ONS 15454 ソフトウェア リリース 4.1.x を実行するには、この手順を完了する必要があります。
5. 「NTP-U80 旧ソフトウェアとデータベースの復元」:ソフトウェア リリース 4.1.x を起動する前に実行していた旧ソフトウェアに戻す必要がある場合は、この手順を完了します。
6. 「NTP-U81 TCC+ カードから TCC2 カードへのアップグレード」:TCC+ カードを TCC2 カードにアップグレードする場合は、この手順を行います。
7. 「NTP-U85 TL1 を使用したソフトウェア リリース 4.1.x からのアップグレード」:TL1 でソフトウェア リリース 4.1.x にアップグレードする場合は、この手順を行います。
NTP-U86 リリース 4.x からリリース 4.1.x へのアップグレードの準備
アップグレードする ONS 15454 |
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ステップ 1 『Release Notes for Cisco ONS 15454 Release 4.1.x』をお読みください。
ステップ 2 アップグレードするノードにログインします。詳細については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』を参照してください。
ステップ 3 「DLP-U140 CTC ワークステーションの要件の検証」の作業を行います。
ステップ 4 「DLP-U141 LAN 接続の検証」の作業を行います。
ステップ 5 同じ IP サブネット内で複数の ONS 15454 ノードを設定している場合は、ルータに接続されているノードが 1 つだけであることを確認します。複数のノードが接続されていると、残りのノードと通信できないことがあります。LAN 接続の推奨事項については、『Cisco ONS 15454 Reference Manual』を参照してください。
ステップ 6 「DLP-U142 共通コントロール カードの検証」の作業を行います。
ステップ 7 この項の作業が完了したら、「NTP-U87 ソフトウェア リリース 4.x データベースのバックアップ」に進んでください。
NTP-U87 ソフトウェア リリース 4.x データベースのバックアップ
ステップ 1 CTC にログインします。詳細については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』を参照してください。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 ノード ビュー(デフォルト)で Maintenance > Database タブをクリックします。
ステップ 4 ワークステーションのハード ドライブまたはネットワーク ストレージにデータベースを保存します。適切なファイル名とファイル拡張子「.db」を指定してください( 1010120192061103.db のようにノードの IP アドレスと日付を使用することをお勧めします)。
ステップ 5 Save をクリックします。バックアップが完了したことを表すメッセージが表示されます。
ステップ 7 ネットワーク内の各ノードについてステップ 1 ~ 6 を繰り返します。
ステップ 8 (オプション)重要な情報は、書き留めるか、画面を印刷して、記録しておくことをお勧めします。記録する必要がある情報については、次の表を参照してください。ネットワーク内の各ノードについて、 表 3-1 (または独自で作成した表)の情報を記録してください。
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NTP-U88 ソフトウェア リリース 4.x から ソフトウェア リリース 4.1.x へのアップグレード
ステップ 1 ワークステーションの CD-ROM ドライブにソフトウェア リリース 4.1.x の CD を挿入するか、または他の方法でソフトウェア リリース 4.1.x にアクセスして、アップグレードを開始します。
(注) ソフトウェア CD を挿入すると、CTC のセットアップ ウィザードが起動します。このセットアップ ウィザードを使用してコンポーネントをインストールするか、または Cancel をクリックしてアップグレードを続けます。
(注) TL1 を使用してソフトウェアをアップグレードする場合は、「NTP-U85 TL1 を使用したソフトウェア リリース 4.1.x からのアップグレード」を参照してください。
ステップ 2 「DLP-U145 ソフトウェア リリース 4.1.x のダウンロード」の作業を行います(すべてのノード)。
ステップ 3 「DLP-U151 ソフトウェア リリース 3.x または 4.x からの BLSR ロックアウトの実行」の作業を行います(BLSR ノードのみ)。
ステップ 4 「DLP-U147 新しくロードしたソフトウェアの起動」の作業を行います(すべてのノード)。
ステップ 5 「DLP-U148 キャッシュされた JAR ファイルの削除」の作業を行います。
(注) ステップ 5 が必要なのは、ネットワークで最初のノードをアップグレードした後だけです。キャッシュしたファイルをワークステーションから削除するのは、一度だけでかまいません。残りのノードについては、ノードのリブート中に切断されて、ネットワーク ビューに戻りますが、リブートが完了すると、CTC によってノードへの接続が復元されます。
ステップ 6 ネットワークでアップグレードする必要があるすべてのノードについてステップ 4(起動)を繰り返します。1 つのノードの起動を完了してから(すべてのアラームが 10 分間クリアされます)、次のノードを起動します。
ステップ 7 「DLP-U149 ソフトウェア リリース 3.x または 4.x からの BLSR ロックアウトの解除」の作業を行います(BLSR ノードのみ)。
ステップ 8 「DLP-U150 日付と時刻の設定」の作業を行います(SNTP を使用していないすべてのノード)。
ステップ 9 必要に応じて、ソフトウェア リリース 4.1.x がインストールされたノードのスタンバイ スロットに予備の TCC+/TCC 2 カードを取り付けて、アップグレードします。
(注) スタンバイ TCC+ カードは、必要に応じて、アクティブな TCC+ カードから一方または両方のソフトウェア リリースをコピーします。ソフトウェアを 1 回コピーするには、約 15 分かかります。1 回のコピー処理が完了するごとに TCC+ カードがリセットされます。このため、アクティブな TCC+ カードと同じソフトウェアがない TCC+ カードについては、TCC+ カードが 2 回リセットされるので、処理に合計で約 30 分かかります。
ステップ 10 ソフトウェア リリース 4.1.x を起動する前の、以前のソフトウェアとデータベースに戻る必要がある場合は、「NTP-U80 旧ソフトウェアとデータベースの復元」 に進みます。