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Catalyst 6500 シリーズ スイッチ、Catalyst 6000 シリーズ スイッチ、Cisco 7600 シリーズ ルータ上の Network Analysis Module(NAM; ネットワーク解析モジュール)を管理する方法は、Cisco IOS ソフトウェアと Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアのどちらを使用しているかによって異なります。ただし、両方のオペレーティング システムに共通する手順もいくつかあります。
以下の各項では、CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用して NAM を管理する手順について、オペレーティング システム別に説明します。
• 「Catalyst オペレーティング システム ソフトウェア」
ソフトウェア別の NAM 属性の設定が完了したら、両方のソフトウェアに共通した属性を設定できます。詳細は、「オペレーティング システムに依存しない NAM 管理」を参照してください。
ここでは、Cisco IOS ソフトウェアを使用して NAM で実行できる各種の管理作業について説明します。
• 「Cisco IOS ソフトウェアを使った NAM へのログイン」
• 「Cisco IOS ソフトウェアを使用した NAM CLI パスワードの変更」
• 「Cisco IOS ソフトウェアを使用した NAM のリセット」
• 「Cisco IOS ソフトウェアを使用した NAM ソフトウェアのアップグレード」
• 「Cisco IOS ソフトウェアを使用した mini-RMON の設定」
NAM には、アクセス権の異なる 2 種類のユーザ レベルがあります。
• Guest ― 読み取り専用 CLI アクセス(デフォルトのパスワードは guest)
• Root ― すべての読み取り書き込みアクセス(デフォルトのパスワードは cisco)
(注) root アカウントには # プロンプト、guest アカウントには > プロンプトが使用されます。
WS-SVC-NAM-1 または WS-SVC-NAM-2 の場合、メンテナンス イメージ用のデフォルトの root パスワードと guest パスワードは cisco です。
表4-1 に、NAM のユーザ レベルとパスワードを示します。
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(注) NAM メンテナンス イメージの guest アカウントには、すべての読み取り権限とすべての書き込み権限が与えられます。
アプリケーション イメージまたはメンテナンス イメージのいずれかを起動して IP 情報を設定すると、その情報は両方のイメージ間で同期化されます。ただし、パスワードを変更した場合、その情報はイメージ間で同期化されず、未変更のイメージには変更は反映されません。
リモート Telnet セッションを可能にするには、 exsession on コマンドを使用します。SSH(セキュア シェル)を使用して NAM にログインすることもできます。この機能を使用するには、crypto パッチをインストールする必要があります。NAM 上で SSH をイネーブルにするには、 exsession on ssh コマンドを使用します。
ステップ 1 Telnet 接続またはコンソール ポート接続を使用してスイッチにログインします。
ステップ 2 CLI プロンプトで、次のように session slot slot_number processor 1 コマンドを使用して、NAM とのコンソール セッションを確立します。
ステップ 3 NAM ログイン プロンプトに、root と入力して root ユーザとしてログインするか、または guest と入力して guest ユーザとしてログインします。
ステップ 4 パスワード プロンプトに、アカウントに対応するパスワードを入力します。root アカウントのデフォルトのパスワードは「root」であり、guest アカウントのデフォルトのパスワードは「guest」です。
正常にログインできると、次のようにコマンドライン プロンプトが表示されます。
出荷時に設定されたデフォルトのパスワードを変更していない場合は、NAM へのログイン時に警告メッセージが表示されます。
ローカル データベース上の Web アプリケーションを使用できます。管理者が不明の場合は、CLI で rmwebusers コマンドを使用すると、Web ユーザ データベースからローカル Web ユーザを削除できます。
(注) 新しいパスワードは、6 文字以上の長さにしなければなりません。大文字/小文字、数字、および句読点を含めることができます。
(注) WS-SVC-NAM-1 および WS-SVC-NAM-2 モジュールで、NAM メンテナンス イメージ用の root アカウントまたは guest アカウントのパスワードを忘れた場合は、メンテナンス イメージをアップグレードする必要があります。アップグレードすると、パスワードはデフォルトに設定されます。表4-1 または 表4-4 を参照してください。
パスワードを変更するには、NAM に root アカウントでログインしているときに、次の作業を行います。
root パスワードを変更するには、NAM に Telnet で接続し、 password root コマンドを使用します。
guest パスワードを変更するには、NAM に Telnet で接続し、 password guest コマンドを使用します。
パスワードを忘れた場合は、スイッチの CLI で clear module pc-module module-number password コマンドを入力すると、アプリケーション イメージの root アカウントのパスワードを root に、guest アカウントのパスワードを guest に戻すことができます。
CLI または外部 Telnet セッションから NAM にアクセスできない場合は、 hw-module module module_number reset コマンドを入力し、NAM をリセットして再起動します。リセット プロセスには数分かかります。
NAM の初回の起動時には、自動的にメモリ テストの一部が実行されます。完全なメモリ テストを実行する場合は、 hw-module module module_number reset device:partition mem-test-full コマンドに mem-test-full キーワードを使用します。このコマンドは、Cisco IOS ソフトウェア専用のコマンドなので、Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアには使用できません。
Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアについては、「Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアを使用した NAM のリセット」を参照してください。
NAM をリセットすると、完全なメモリ テストが実行されます。完全なメモリ テストは部分的なメモリ テストよりも完了に時間がかかります。
hw-module module module_number mem-test-full コマンドでもメモリ テストを実行できます。モジュール 5 の完全なメモリ テストを実行するには、次のように入力します。
モジュールをリセットして NAM をアプリケーション イメージで起動するには、Cisco IOS CLI プロンプトで hw-module module slot reset hdd:1 [mem-test-full] コマンドを入力します。
モジュールをリセットして NAM をメンテナンス イメージで起動するには、Cisco IOS CLI プロンプトで hw-module module slot reset cf:1 [mem-test-full] コマンドを入力します。
CLI を使用してスロット 9 に搭載された NAM をリセットする例を示します。
完全なメモリ テストをイネーブルにするには、 set boot device bootseq mod# mem-test-full コマンドを入力します。次に、完全なメモリ テストを実行する例を示します。
NAM をリセットすると、完全なメモリ テストが実行されます。
アプリケーション ソフトウェアとメンテナンス ソフトウェアの両方をアップグレードできます。アプリケーション ソフトウェアをアップグレードする場合は、「Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアを使用した NAM アプリケーション ソフトウェアのアップグレード」を参照してください。メンテナンス ソフトウェアをアップグレードする場合は、「Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアを使用した NAM メンテナンス ソフトウェアのアップグレード」を参照してください。
NAM アプリケーション イメージとメンテナンス イメージには互換性がありません。
表4-2 に、NAM イメージ プレフィクスを示します。
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NAM アプリケーション ソフトウェアをアップグレードする手順は、次のとおりです。
ステップ 1 NAM アプリケーション ソフトウェア イメージを、FTP(ファイル転送プロトコル)からアクセスできるディレクトリにコピーします。
ステップ 2 コンソール ポートまたは Telnet セッションを使用して、スイッチにログインします。
ステップ 3 NAM がすでにメンテナンス イメージで稼働している場合は、ステップ 4 に進んでください。NAM がメンテナンス イメージで稼働していない場合は、特権モードで次のコマンドを入力します。
ステップ 4 NAM がオンラインに戻ったあと、NAM とのコンソール セッションを確立し、root アカウントにログインします。
ステップ 5 次のコマンドを入力して、NAM アプリケーション ソフトウェアをアップグレードします。
ftp-url は、NAM ソフトウェア イメージ ファイルの FTP ロケーションおよび名前です。
(注) --install キーワードはすべての NAM パーティションをクリアして再作成し、工場出荷時のデフォルト設定にします。--install キーワードを使用すると、それまでに保存されているレポートやデータがある場合は失われます。
(注) FTP サーバが匿名ユーザを受け付けない場合は、ftp-url の値に、ftp://user@host/absolute-path/filename の構文を使用してください。入力を要求されたら自分のパスワードを入力します。
ステップ 6 アップグレードの間は、表示されるプロンプトに従ってください。
ステップ 7 アップグレードが完了したら、NAM からログアウトします。
ステップ 8 次のコマンドを入力して NAM をリセットします。
(注) NAM のパフォーマンスを最適にするには、NAM ソフトウェアをアップグレードした後でアプリケーション パーティションを起動し、その後すぐにもう 1 度再起動します。
ステップ 9 (任意)NAM がオンラインに戻ったあと、NAM の root アカウントにログインし、次のコマンドを入力して、初期設定を確認します。
NAM アプリケーション ソフトウェアをアップグレードする例を示します。
NAM メンテナンス ソフトウェアをアップグレードする手順は、次のとおりです。
ステップ 1 NAM メンテナンス ソフトウェア イメージを、FTP からアクセスできるディレクトリにコピーします。
ステップ 2 コンソール ポートまたは Telnet セッションを使用して、スイッチにログインします。
ステップ 3 NAM がすでにアプリケーション イメージで稼働している場合は、ステップ 5 に進んでください。NAM がアプリケーション イメージで稼働していない場合は、イネーブル モードで次のコマンドを入力します。
ステップ 4 NAM がオンラインに戻ったあと、NAM とのコンソール セッションを確立し、root アカウントにログインします。
ステップ 5 次のコマンドを入力して、NAM メンテナンス ソフトウェアをアップグレードします。
ftp-url は、NAM ソフトウェア イメージ ファイルの FTP ロケーションおよび名前です。
(注) FTP サーバが匿名ユーザを受け付けない場合は、ftp-url の値に、ftp://user@host/absolute-path/filename の構文を使用してください。入力を要求されたら自分のパスワードを入力します。
ステップ 6 アップグレードの間は、表示されるプロンプトに従ってください。
ステップ 7 アップグレードが完了したら、NAM からログアウトします。
ステップ 8 次のコマンドを入力してメンテナンス イメージを起動し、NAM メンテナンス ソフトウェアをリセットします。
ステップ 9 (任意)NAM がオンラインに戻ったあと、NAM の root アカウントにログインし、次のコマンドを入力して、初期設定を確認します。
ステップ 10 (任意)次のコマンドを入力して、アプリケーション イメージを再起動します。
NAM メンテナンス ソフトウェアをアップグレードする例を示します。
Cisco IOS ソフトウェアでは、インターフェイスごとに明示的に mini-RMON をイネーブルにする必要があります。各インターフェイスに mini-RMON を設定するには、 rmon collection stats
collection-control-index owner owner-string を入力します。 collection-control-index および owner-string には値を入力する必要があります。 Setup タブを使って、NAM Traffic Analyzer アプリケーションで mini-RMON をイネーブルにすることもできます。
(注) NAM が表示するのは、モニタのオーナー ストリングが設定されている mini-RMON 収集だけです。
ファスト イーサネット モジュール 4 ポート 1 上の mini-RMON にコントロール インデックス 3000 とモニタのオーナー ストリングの使用を設定する場合は、次の例のように入力します。
Catalyst オペレーティング システムソフトウェアを使用して、以下の管理作業を NAM で実行できます。
• 「Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアを使った NAM へのログイン」
• 「Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアを使用した NAM CLI パスワードの変更」
• 「Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアを使用した NAM のリセット」
• 「Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアを使用した NAM ソフトウェアのアップグレード」
• 「Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアを使用した mini-RMON の設定」
NAM Traffic Analyzer を使用して NAM を管理できます。詳しくは、『 User Guide for the Network Analysis Module NAM Traffic Analyzer 』Release 3.3 を参照してください。
• CLI または NAM Traffic Analyzer を使用して、NAM ユーザの追加と削除およびパスワードの変更を行う。
• スーパーユーザ用パスワードを回復する(ただしパスワードは変更しない)。
• NAM Traffic Analyzer を使用して、ローカルおよびリモート(TACACS+ サーバ)のユーザおよびパスワードを変更する。ユーザおよびパスワードの管理についての詳細は、NAM Traffic Analyzer アプリケーションのオンライン ヘルプ トピック「User and System Administration」を参照してください。
表4-3 に、CLI および NAM Traffic Analyzer を使用して実行できるユーザ管理作業について説明します。
NAM には権限の異なる 2 つのアクセス レベルがあります。
• Guest ― 読み取り専用 CLI アクセス(デフォルトのパスワードは guest)
• Root ― すべての読み取り書き込みアクセス(デフォルトのパスワードは cisco)
(注) root アカウントには # プロンプト、guest アカウントには > プロンプトが使用されます。メンテナンス イメージ用のデフォルトの root パスワードと guest パスワードは cisco です。
表4-4 に、NAM のユーザ レベルとパスワードを示します。
(ハード ディスクに保存されている) |
(コンパクト フラッシュに保存されている) |
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(注) NAM メンテナンス イメージの guest アカウントには、すべての読み取り権限とすべての書き込み権限が与えられます。
アプリケーション イメージまたはメンテナンス イメージのいずれかを起動して IP 情報を設定すると、その情報は両方のイメージ間で同期化されます。ただし、パスワードを変更した場合、その情報はイメージ間で同期化されず、未変更のイメージには変更は反映されません。
ステップ 1 Telnet 接続またはコンソール ポート接続を使用してスイッチにログインします。
(注) リモート Telnet セッションを確立するには、exsession on コマンドを使用します。SSH を使用して NAM にログインすることもできます。この機能を使用するには、crypto パッチをインストールする必要があります。NAM 上で SSH をイネーブルにするには、exsession on ssh コマンドを使用します。
ステップ 2 CLI プロンプトに session コマンドを入力し、NAM とのコンソール セッションを確立します。
ステップ 3 NAM にログインします。ログイン プロンプトに root と入力して root ユーザとしてログインするか、または guest と入力して guest ユーザとしてログインします。
ステップ 4 パスワード プロンプトに、アカウントに対応するパスワードを入力します。root アカウントのデフォルトのパスワードは root であり、guest アカウントのデフォルトのパスワードは guest です。
正常にログインできると、次のようにコマンドライン プロンプトが表示されます。
次の方法で、パスワードの変更および回復を行うことができます。
• NAM および CLI への Telnet 接続を使用します。
root パスワードおよび guest パスワードの設定、変更、および回復を行うことができます。
–パスワードを変更するには、NAM に Telnet で接続し、 password コマンドを使用します。
–パスワードを回復するには、スーパバイザ エンジンに Telnet で接続し、 clear module password module コマンドを使用します。
–パスワードを忘れた場合は、スイッチの CLI から clear module password コマンドを入力すると、root アカウントのパスワードを root に、guest アカウントのパスワードを guest に戻すことができます。
–NAM のパスワードを工場出荷時のデフォルト設定に戻すには、特権モードで次のコマンドを入力します。
• ローカル データベース上で NAM Traffic Analyzer を使用します。
CLI を使用して、最初の NAM Traffic Analyzer アプリケーション ユーザを作成します。NAM Traffic Analyzer の起動後に、その他のユーザ パスワードの設定と編集を行うことができます。次のように NAM Traffic Analyzer または TACACS+ サーバを使用して、パスワードを変更します。
–NAM Traffic Analyzer アプリケーションの管理者として、パスワードをリセットできます。
–管理者が不明の場合は、CLI から rmwebusers コマンドを使用して、Web データベースからローカル Web ユーザ データベースを削除できます。
• TACACS+ サーバのマニュアルに記載されている説明に従ってください。
(注) NAM メンテナンス イメージの root アカウントまたは guest アカウントのパスワードを忘れた場合は、メンテナンス イメージをアップグレードする必要があります。アップグレードすると、パスワードはデフォルトに設定されます。表4-1 または 表4-4 を参照してください。
工場出荷時に設定されたデフォルトのパスワードを変更していない場合は、NAM へのログイン時に警告メッセージが表示されます。
(注) 新しいパスワードは、6 文字以上の長さにしなければなりません。大文字/小文字、数字、および句読点を含めることができます。
パスワードを変更するには、NAM に root としてログインしているときに、次の作業を行います。
(注) リリース 2.2 の NAM ソフトウェアでは、username 引数を指定する必要があります。
root パスワードを変更するには、NAM に Telnet で接続し、 password root コマンドを使用します。
guest パスワードを変更するには、NAM に Telnet で接続し、 password guest コマンドを使用します。
パスワードを忘れた場合は、CLI から clear module password コマンドを入力すると、root アカウントのパスワードを root に、guest アカウントのパスワードを guest に戻すことができます。
CLI または外部 Telnet セッションから NAM にアクセスできない場合は、 reset mod_num boot_string コマンドを入力し、NAM をリセットして再起動します。リセット プロセスには数分かかります。
Cisco IOS ソフトウェアについては、「Cisco IOS ソフトウェアを使用した NAM のリセット」を参照してください。
完全なメモリ テストをイネーブルにするには、 set boot device bootseq mod# mem-test-full コマンドを入力します。完全なメモリ テストを実行する例を示します。
NAM をリセットすると、完全なメモリ テストが実行されます。
モジュールをリセットして NAM をアプリケーション イメージで起動するには、Catalyst オペレーティング システム CLI プロンプトで reset mod hdd:1 コマンドを実行します。
モジュールをリセットして NAM をメンテナンス イメージで起動するには、Catalyst オペレーティング システム CLI プロンプトで reset mod cf:1 コマンドを実行します。
次に、スロット 9 に搭載された NAM をリセットする例を示します。
(注) ブート デバイスについては、アプリケーション イメージには hdd:1、メンテナンス イメージには cf:1 を指定できます。
次に、モジュールをイネーブル モードからメンテナンス イメージにリセットする例を示します。
次に、モジュールをイネーブル モードから NAM アプリケーション イメージにリセットする例を示します。
次に、CLI を使用してスロット 4 に搭載された NAM をリセットする例を示します。
完全なメモリ テストをイネーブルにするには、 set boot device bootseq mod# mem-test-full コマンドを入力します。このオプションは、デフォルトではディセーブルです。次に、完全なメモリ テストを実行する例を示します。
NAM をリセットすると、完全なメモリ テストが実行されます。完全なメモリ テストは部分的なメモリ テストよりも完了に時間がかかります。
アプリケーション ソフトウェアとメンテナンス ソフトウェアの両方をアップグレードできます。アプリケーション ソフトウェアをアップグレードする場合は、「Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアを使用した NAM アプリケーション ソフトウェアのアップグレード」を参照してください。メンテナンス ソフトウェアをアップグレードする場合は、「Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアを使用した NAM メンテナンス ソフトウェアのアップグレード」を参照してください。
NAM アプリケーション ソフトウェアをアップグレードする手順は、次のとおりです。
ステップ 1 NAM アプリケーション ソフトウェア イメージを、FTP からアクセスできるディレクトリにコピーします。
ステップ 2 コンソール ポートまたは Telnet セッションを使用して、スイッチにログインします。
ステップ 3 NAM がすでにメンテナンス イメージで稼働している場合には、ステップ 4 に進んでください。NAM がメンテナンス イメージで稼働していない場合は、特権モードで次のコマンドを入力します。
ステップ 4 NAM がオンラインに戻ったあと、NAM とのコンソール セッションを確立し、root アカウントにログインします。
ステップ 5 次のコマンドを入力して、NAM アプリケーション ソフトウェアをアップグレードします。
ftp-url は、NAM ソフトウェア イメージ ファイルの FTP ロケーションおよび名前です。
(注) --install キーワードは、すべての NAM パーティションをクリアして再作成し、工場出荷時のデフォルト設定にします。
(注) FTP サーバが匿名ユーザを受け付けない場合は、ftp-url の値に、ftp://user@host/absolute-path/filename の構文を使用してください。入力を要求されたら自分のパスワードを入力します。
ステップ 6 アップグレードの間は、表示されるプロンプトに従ってください。
ステップ 7 アップグレードが完了したら、メンテナンス イメージからログアウトします。
ステップ 8 次のコマンドを入力して、NAM アプリケーション イメージにリセットします。
ステップ 9 (任意)NAM がオンラインに戻ったあと、NAM の root アカウントにログインし、次のコマンドを入力して、初期設定を確認します。
NAM アプリケーション ソフトウェアをアップグレードする例を示します。
NAM メンテナンス ソフトウェアをアップグレードする手順は、次のとおりです。
ステップ 1 NAM メンテナンス ソフトウェア イメージを、FTP からアクセスできるディレクトリにコピーします。
ステップ 2 コンソール ポートまたは Telnet セッションを使用して、スイッチにログインします。
ステップ 3 NAM がすでにアプリケーション イメージで稼働している場合は、ステップ 4 に進んでください。NAM がアプリケーション イメージで稼働していない場合は、特権モードで次のコマンドを入力します。
ステップ 4 NAM がオンラインに戻ったあと、NAM とのコンソール セッションを確立し、root アカウントにログインします。
ステップ 5 次のコマンドを入力して、NAM メンテナンス ソフトウェアをアップグレードします。
ftp-url は、NAM ソフトウェア イメージ ファイルの FTP ロケーションおよび名前です。
(注) FTP サーバが匿名ユーザを受け付けない場合は、ftp-url の値に、ftp://user@host/absolute-path/filename の構文を使用してください。入力を要求されたら自分のパスワードを入力します。
ステップ 6 アップグレードの間は、表示されるプロンプトに従ってください。
ステップ 7 アップグレードが完了したら、NAM からログアウトします。
ステップ 8 メンテナンス イメージで起動し、次のように入力して NAM メンテナンス ソフトウェアをリセットします。
ステップ 9 (任意)NAM がオンラインに戻ったあと、NAM の root アカウントにログインし、次のコマンドを入力して、初期設定を確認します。
ステップ 10 (任意)次のコマンドを入力して、アプリケーション イメージを再起動します。
NAM メンテナンス ソフトウェアをアップグレードする例を示します。
Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアを使用して、mini-RMON をイネーブルにできます。
ここでは、スイッチ オペレーティング システムに依存しない NAM の管理作業について説明します。
NAM にパッチをインストールするには、次の作業を行います。
ステップ 1 コンソール ポートまたは Telnet セッションを使用して、スイッチにログインします。
ステップ 2 NAM がすでにアプリケーション イメージで稼働している場合は、ステップ 4 に進んでください。NAM がメンテナンス イメージで稼働している場合は、特権モードで次のコマンドを入力します。
Cisco IOS ソフトウェアの場合は、次のコマンドを入力します。
Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアの場合は、次のコマンドを入力します。
ステップ 3 NAM がオンラインに戻ったあと、NAM とのコンソール セッションを確立し、root アカウントにログインします。
ステップ 4 次のコマンドを入力して、NAM ソフトウェアにパッチ ソフトウェアをインストールします。
ftp-url は、NAM パッチ ソフトウェア イメージ ファイルの FTP ロケーションおよび名前です。
(注) FTP サーバが匿名ユーザを受け付けない場合は、ftp-url の値に、ftp://user@host/absolute-path/filename の構文を使用してください。入力を要求されたら自分のパスワードを入力します。
ステップ 5 パッチ アプリケーションの処理中は、表示されるプロンプトに従ってください。
ステップ 6 (任意)NAM がオンラインに戻ったあと、NAM の root アカウントにログインし、次のコマンドを入力して、初期設定を確認します。
(注) HTTP または HTTPS サーバの稼働中に NAM Traffic Analyzer の Web アプリケーションを実行している場合、GUI のAbout をクリックするとインストールされているパッチが表示されます。何も表示されない場合、インストールされているパッチはありません。
Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアで、パッチ ソフトウェアを適用する例を示します。
NAM CLI で使用できる NAM コマンドについては、『 Catalyst 6500 Series and Cisco 7600 Series Network Analysis Module Command Reference 』を参照してください。