よくある質問:オペレーション センターと Cisco Prime Infrastructure
アラームおよびイベント
Q. |
オペレーション センターに表示される [アラームのまとめ(Alarm Summary)] の集計値が Cisco Prime Infrastructure の管理対象インスタンスに表示される数と一致しないのはなぜですか。 |
A. |
ユーザは、オペレーション センターとオペレーション センターが管理しているすべての Cisco Prime Infrastructure インスタンスが同じアラーム カテゴリを使用していることを確認する必要があります。 オペレーション センターとすべてのインスタンスが同じカテゴリを使用していることを確認するには、次の手順を実行します。
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Q. |
オペレーション センターに表示される合計アラーム数が管理対象インスタンスに表示される数と一致しないのはなぜですか。 |
A. |
デフォルトでは、オペレーション センターは、合計アラーム数を計算するときにすべてのアラームをカウントしますが、Cisco Prime Infrastructure の管理対象インスタンスは、承認済みアラームとクリア済みアラームを非表示にしています。すべての管理対象インスタンスの合計アラーム数をオペレーション センターのアラーム数と一致させる場合は、承認済みアラームとクリア済みアラームを表示するようにすべての管理対象インスタンスを設定する必要があります。
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Q. |
オペレーション センターに表示されるイベントおよび Syslog の集計数が管理対象インスタンスに表示される数と一致しないのはなぜですか。 |
A. |
性質上、イベントおよび syslog は管理対象インスタンス上で常に変化しています。この変化は、5 秒ごとに更新ボタンをクリックすることで確認できます。イベントおよび Syslog の数が変化してから、対応する NBI コールでその数が更新されるまでの時間には、常にわずかなラグがあります。これは絶えず変化しているため、オペレーション センターに表示される集計数を個々の管理対象インスタンスと比較するべきではありません。 |
Q. |
[アラームおよびイベント(Alarms and Events)] ページをスクロールすると、たまに空のテーブルが表示されるのはなぜですか。 |
A. |
これは、Cisco Prime Infrastructure のユーザ インターフェイス コンポーネントの既知の不具合です。大規模なデータセットをスクロールすると空のテーブルが表示されます。 |
クロス起動
Q. |
[イベント(Events)] ページへのクロス起動が期待どおりに機能しないのはなぜですか。 |
A. |
現時点では、オペレーション センターは、Cisco Prime Infrastructure へのクロス起動時に [イベント(Events)] タブを開くことをサポートしていません。代わりに、クロス起動では [アラーム(Alarms)] タブが開き、何も表示されません。正しいイベント データを表示するには、[イベント(Events)] タブに手動で切り替えて、[更新(Refresh)] ボタンをクリックする必要があります。これは Cisco Prime Infrastructure バージョン 2.2 の既知の問題で、リリース ノートに記載されています。 |
Q. |
Cisco Prime Infrastructure の管理対象インスタンスでデバイス ワーク センターからクロス起動すると、選択したデバイスがフィルタリングされるのではなく複数のデバイスが表示されるのはなぜですか。 |
A. |
これは、管理対象インスタンスのデバイス名が類似していることが原因である可能性が高いです。この問題はオペレーション センターの制限としてとらえていますが、バージョン 2.2 でこれを修正するには Cisco Prime Infrastructure のコード変更が必要になり、ユーザへの利益よりもリスクのほうが上回りました。今後のリリースで対処する可能性があります。 |
Q. |
[ネットワークデバイスの概要(NDS)(Network Device Summary (NDS))] ダッシュレットからワイヤレス コントローラ(WLC)の [デバイス(Devices)] ページにクロス起動するときに不一致があるのはなぜですか。 |
A. |
これは、Cisco Prime Infrastructure がダッシュレットのデータと個々のワイヤレス デバイスのデータを取得する方法の違いによる問題です。[ネットワークデバイスの概要(Network Device Summary)] のカウントを取得するために、ダッシュレットは、デバイスが到達可能なときにエントリを持つデータ構造を照会しますが、インベントリ収集ステータスはチェックしません。開いている WLC の [デバイス(Devices)] ページをクロス起動すると、そのデバイスのインベントリ収集ステータスが正常である(少なくとも一度)場合にのみ、エントリがあるテーブルからカウントが取得されます。これはオペレーション センターではなく Cisco Prime Infrastructure の問題であることに注意してください。 |
Q. |
[ネットワークデバイス(Network Devices)] ページの特定のデバイス グループからのクロス起動に関する既知の問題はありますか。 |
A. |
オペレーション センターの [ネットワークデバイス(Network Devices)] ページ下の特定のデバイス グループから、管理対象インスタンス内の同じデバイス グループへのクロス起動に関する既知の問題があります。ユーザは管理対象インスタンスの [ネットワークデバイス(Network Devices)] ページにリダイレクトされますが、オペレーション センターで選択されたデバイス グループではなくすべてのデバイス グループが表示されます。 |
Q. |
管理対象インスタンスの [アラームのまとめ(Alarm Summary)] ダッシュレットからオペレーション センターの [アラームおよびイベント(Alarms & Events)] ページへのクロス起動が予期しない結果をもたらすのはなぜですか。 |
A. |
これは、2.1 の管理対象インスタンスでのみ発生する既知の問題です。2.2 の管理対象インスタンスでは見られません。[アラームのまとめ(Alarm Summary)] ダッシュレットは、v2.1 と v2.2 の間で異なる SQL クエリを使用するため、この問題が発生します。 |
Q. |
[ネットワークデバイスの概要(Network Device Summary)] ダッシュレットのサードパーティ製 AP でクロス起動が正常に機能しないのはなぜですか。 |
A. |
オペレーション センターのサードパーティ製 AP の [ネットワークデバイスの概要(Network Device Summary)] ダッシュレットからのクロス起動には既知の問題があります。オペレーション センターからクロス起動すると、[ネットワークデバイス(Network Devices)] ページにはサードパーティ製 AP は表示されません。 |
Q. |
syslog のクロス起動が予期どおりに機能しません。 |
A. |
現在 Cisco Prime Infrastructure では、syslog のインスタンス ID によるフィルタリングはサポートされていません。その結果、オペレーション センターは、Cisco Prime Infrastructure の管理対象インスタンスへのクロス起動時に、syslog のフィルタリングをサポートできません。 |
デバイス
Q. |
[デバイスワークセンター(Device Work Center)] ページに Unified AP の集約数が正しく表示されないのはなぜですか。 |
A. |
これは、Cisco Prime Infrastructure ノースバウンド インターフェイス(NBI)の問題によるものです。 |
Q. |
オペレーション センターはサードパーティ製デバイスをサポートしますか。 |
A. |
いいえ。Cisco Prime Infrastructure はサードパーティ製デバイスに直接照会を行うため、データを取得するための対応するノースバウンド インターフェイス API がないので、オペレーション センターには表示されません。 |
Q. |
[ネットワークデバイス(Network Devices)] のクイックビューでカウントが正しく表示されないのはなぜですか。 |
A. |
この問題は、オペレーション センターが Cisco Prime Infrastructure バージョン 2.1 のインスタンスを管理している場合にのみ見られます。この問題は、Cisco Prime Infrastructure バージョン 2.2 で解決されました。 |
Q. |
[ネットワークデバイスの概要(Network Device Summary)] ダッシュレットの [APの総数(Total AP Count)] でバージョン 2.1 と 2.2 の間に相違があるのですか。 |
A. |
到達可能 AP と到達不能 AP の定義が Cisco Prime Infrastructure で変更されました。2.2 の定義は次のとおりです。
2.1 の定義では、管理ステータスが「無効」(動作ステータスに関係なく)の場合、AP は到達不能として分類されていました。 |
Q. |
バージョン 2.1 の管理対象インスタンスからワイヤレス コントローラ(WLC)のインベントリ詳細を表示できないのはなぜですか。 |
A. |
これは主に、2.1 と 2.2 の間のモデル変更によるものです。WLC の「到達可能」データはバージョン 2.1 ではブール値として保存されていましたが、2.2 では整数に変更されました。その結果、オペレーション センターは 2.1 インスタンスの結果をアンマーシャリングできません。これにより、WLC が 2.1 のインスタンスから選択されている場合に表示されるメッセージ「データを読み込めません(Unable to load data)」が表示されます。 |
Q. |
オペレーション センターの [クライアントおよびユーザ(Clients and Users)] ページと、Cisco Prime Infrastructure 管理対象インスタンスの同じページで、VLAN ID とアソシエーション ID に違いがあるのはなぜですか。 |
A. |
これは、これらの値がすばやく更新されるために発生します。オペレーション センターでこれらの値を更新すると、Cisco Prime Infrastructure 管理対象インスタンスで同じデータが既に変更されている可能性があります。 |
Q. |
オペレーション センターのライセンスを削除した後、[パフォーマンス(Performance)] ダッシュボードに 1 つの [デバイス(Device)] タブしか表示されないのはなぜですか。 |
A. |
これは既知の問題で、今後のリリースで修正が提供される予定です。現時点では、ユーザ インターフェイスで [パフォーマンス(Performance)] ダッシュボードを更新することで手動で問題を解決できます。 |
Q. |
オペレーション センターと管理対象インスタンス間で、[デバイスの詳細(Device Details)] ページの 自律 AP の [CPU使用率(CPU Utilization)] フィールドと [メモリ使用率(Memory Utilization)] フィールドに表示される内容が異なるのはなぜですか。 |
A. |
不一致の理由の 1 つは、これらの値が非常に迅速に変化することです。オペレーション センターでこれらの値を更新すると、1 つ以上の Cisco Prime Infrastructure 管理対象インスタンスで同じデータが既に変更されている可能性があります。 |
レポート
Q. |
オペレーション センターと Cisco Prime Infrastructure で生成されるレポート値にわずかな差異があるのはなぜですか。 |
A. |
これは想定されている動作です。Cisco Prime Infrastructure は小数値を自由に使用してレポート値を生成しますが、オペレーション センターは丸められた数値のセットを使用してこれらの値を集約します。このため不一致が生じます。 |
Q. |
レポート データが 2.1 の Cisco Prime Infrastructure インスタンスからポーリングされないのはなぜですか。 |
A. |
2.1 の Cisco Prime Infrastructure インスタンス上の既存のレポートと同じ名前でオペレーション センターでレポートを生成しようとすると、そのインスタンスのデータはオペレーション センターで無視されます。この問題を回避するには、オペレーション センターとすべての管理対象 Cisco Prime Infrastructure インスタンス間で一意となるレポート名を指定します。 |
Q. |
2.1 と 2.2 の管理対象インスタンス間でレポートを生成するときに、パフォーマンスの不一致が発生するのはなぜですか。 |
A. |
レポートの GZip 圧縮は、バージョン 2.2 以降の Cisco Prime Infrastructure インスタンスでのみ使用できます。これは古いバージョンでは使用できなかったため、バージョン 2.1 以前のインスタンスを管理する場合は、レポートのエクスポートや電子メール送信の速度が遅くなることがあります。オペレーション センターで GZip 圧縮を有効にするには、 を選択し、[圧縮を有効にする(Enable Compression)] を選択してから [保存(Save)] をクリックします。 |
その他
Q. |
2.1 の管理対象インスタンスからサイト情報が取得されないのはなぜですか。 |
A. |
Cisco Prime Infrastructure バージョン 2.1 と 2.2 の間で変更された内部(IFM)API が原因です。 の順に選択すると、2.1 インスタンスのサイト情報は取得されません。これは、 |
Q. |
FireFox ESR 17.0.6 で Cisco Prime Infrastructure 仮想ドメインが正常に動作しないのはなぜですか。 |
A. |
仮想ドメインは、ブラウザの文字エンコーディングが「Western(ISO-8859-1」に設定されている場合に正しく動作します。これを FireFox で修正するには、ブラウザの符号化方式の設定を変更し、ブラウザを更新します。 |
Q. |
オペレーション センターと Cisco Prime Infrastructure で、[現在関連付けられている有線クライアント(Current Associated Wired Clients)] テーブルの列が異なるのはなぜですか。 |
A. |
オペレーション センターの [現在関連付けられている有線クライアント(Current Associated Wired Clients)] テーブルには固定列があります。Cisco Prime Infrastructure の管理対象インスタンスの同じテーブルには、カスタマイズ可能な列があります。オペレーション センターの今後のバージョンでは、これが変更される可能性があります。 |