compression -- データ セットの保存に必要な容量、またはデータ セットの送信に必要な帯域幅を減らすアルゴリズムによるデータ セットの処理。
context -- コンプレッサがヘッダーの圧縮に使用し、デコンプレッサがヘッダーの圧縮解除に使用する状態。コンテキストは、送信された最終ヘッダーの非圧縮バージョンであり、パケットの圧縮と圧縮解除に使用する他の情報が含まれます。
context-state packet -- 同期が失われた(TCP または NON_TCP/RTP)コンテキスト識別子(CID)のリストを伝達するために、デコンプレッサからコンプレッサに送信される特殊パケット。このパケットは単一のリンクでのみ送信されるため、IP ヘッダーは必要ありません。
DLCI -- Data-Link Connection Identifier(データリンク接続識別子)。フレームリレー ネットワークで、相手先固定接続(PVC)または相手先選択接続(SVC)を指定する値です。基本のフレームリレー仕様の場合、DLCI はローカルで重要です(接続デバイスは異なる値を使用して同じ接続を指定できます)。ローカル管理インターフェイス(LMI)拡張仕様の場合、DLCI
はグローバルで重要です(DLCI は個々のエンド デバイスを指定します)。
encapsulation -- 特定のプロトコル ヘッダーにデータをラップする手法。たとえば、イーサネット データは、ネットワークで送信される前に、特定のイーサネット ヘッダーでラップされます。また、類似点のないネットワークがブリッジされる場合、一方のネットワークからの全体のフレームは、もう一方のネットワークのデータリンク層プロトコルに使用されるヘッダーに配置されるだけです。
full header (header refresh) -- パケット ストリームのコンテキストを更新またはリフレッシュする非圧縮ヘッダー。これは、コンテキストの特定に使用される CID を伝送します。非 TCP パケット ストリームのフル ヘッダーでは、更新またはリフレッシュするコンテキストの生成についても伝送します。
HDLC -- ハイレベル データ リンク コントロール。国際標準化機構(ISO)によって開発された、ビット指向の同期データリンク層プロトコルです。HDLC は同期データ リンク制御(SDLC)から派生したもので、フレーム文字とチェックサムを使用して同期シリアル
リンクのデータをカプセル化する方法を指定します。
header -- 一連のサブヘッダー。
IETF -- Internet Engineering Task Force(インターネット技術特別調査委員会)。インターネットの規格を策定している 80 を超えるワーキング グループで構成される委員会。
IPHC -- IP ヘッダー圧縮。TCP および UDP 両方のヘッダーを圧縮できるプロトコル。
ISDN -- Integrated Services Digital Network(統合サービス デジタル網)。電話交換網でデータ、音声、およびその他のソースのトラフィックの伝送が許可された電話会社によって提供される通信プロトコル。
lossy serial links -- パケット損失が発生しやすいネットワークのリンク。
packet stream -- ヘッダーが類似しており、コンテキストを共有するパケットのシーケンス。たとえば、RTP パケット ストリームのヘッダーは送信元と最終的な宛先のアドレスが同じで、RTP ヘッダーのポート番号は同じです。
PPP -- ポイントツーポイント プロトコル。同期回線および非同期回線上で、ルータ間の接続、およびホストからネットワークへの接続を提供するプロトコルです。
regular header -- 通常の圧縮されていないヘッダー。標準ヘッダーは、Context Identifier(CID)または生成の関連付けを伝送しません。
RTP -- リアルタイム転送プロトコル。ユニキャストまたはマルチキャスト ネットワーク サービスで、リアルタイム データ(オーディオ、ビデオ、シミュレーション データなど)を送信するアプリケーションに、エンドツーエンド ネットワーク送信機能を提供するように設計されたプロトコルです。RTP
は、ペイロード タイプの識別、シーケンス番号付け、タイムスタンプ処理、配信のモニタリングなどのサービスをリアルタイム アプリケーションに提供します。
subheader -- IPv6 ベースのヘッダー、IPv6 拡張ヘッダー、IPv4 ヘッダー、UDP ヘッダー、RTP ヘッダー、または TCP ヘッダーなど。