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目次
ここでは、仮想マシンに Cisco Prime License Manager をインストールする方法について説明します。 オペレーティング システムおよびアプリケーションのインストールは、インストール プログラムを実行して行います。
インストールのシステム要件
Cisco Prime License Manager をインストールする場合に使用する必要がある OVA で定義されたとおり、サーバ要件は次のとおりです。
要件 | 詳細 |
---|---|
製品 | Cisco Prime License Manager |
Version | 10.5(2) |
CPU | 1800 MHz の予約がある vCPU X 1 |
メモリ | 4 GB の予約がある 4 GB(RAM) |
ハード ドライブ | 1 ~ 50 GB のディスク |
Cisco Prime License Manager の OVA イメージは、Software Download Center(http://software.cisco.com)の [ダウンロードホーム(Downloads Home)] > [製品(Products)] > [クラウドおよびシステム管理(Cloud and Systems Management)] > [CollaborationおよびUnified Communications Management(Collaboration and Unified Communications Management)] > [Cisco Prime License Manager)] > [Cisco Prime License Manager 10.5] からダウンロードできます。
インストール前のタスクをすべて実行して、Cisco Prime License Manager を正常にインストールできるようにします。
この項では、よく寄せられる質問とそれに対する回答を記載します。 この項は、インストールを開始する前によく確認してください。
Cisco Prime License Manager インストール プロセス全体で 30 分程度かかります(インストール前後のタスクは除く)。
インストール中に指定しなければならないユーザ名およびパスワードは、次のとおりです。
コマンドライン インターフェイスへのログインには、OS 管理者アカウントのユーザ名とパスワードを使用します。 Cisco Prime License Manager の GUI インターフェイスへのログインには、Cisco Prime License Manager アプリケーション アカウントのユーザ名とパスワードを使用します。
(注) |
コマンドライン インターフェイスを使用して、管理者アカウント パスワードを変更したり、新しい管理者アカウントを追加したりすることができます。 詳細については、『Command Line Interface Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。 |
インストール ウィザードは、インストール中に設定されたユーザ名とパスワードが次のガイドラインに従っていることを確認します。
上記の要件に加え、以下のような強力なパスワードを作成することを推奨します。
承認されていないサードパーティー製ソフトウェア アプリケーションはインストールまたは使用できません。 システムがアップロードおよび処理できるのは、シスコが承認したソフトウェアのみです。
承認されたソフトウェアのインストールとアップグレードは、CLI を使用して実行できます。
次の表に、Cisco Prime License Manager のファイアウォールを通過することを許可する必要があるポートのリストを示します。
説明 | プロトコル | 着信ポート | 発信ポート |
---|---|---|---|
ブラウザ HTTP |
TCP |
80/8080、443/8443 |
該当なし |
SSH/SFTP |
TCP |
22 |
該当なし |
接続を開始するクライアントのエフェメラル ポート範囲 |
TCP、UDP |
32768 ~ 61000 |
該当なし |
DNS 名前解決 |
TCP、UDP |
該当なし |
53 |
製品インスタンスと電子履行のためのシスコ バック オフィスへの接続 |
TCP |
該当なし |
80、8080、443、8443(HTTP および HTTPS) |
DRS |
TCP |
該当なし |
22(SSH/SFTP) |
DHCP クライアント |
UDP |
該当なし |
67 |
NTP クライアント |
TCP、UDP |
該当なし |
123 |
次の表に従って、お使いのシステムおよびネットワークに関連する情報を収集します。
パラメータ | 説明 | インストール後のエントリ変更の可否 | ||
---|---|---|---|---|
OS 管理者アカウントのユーザ名 |
Cisco Prime License Manager の CLI へのセキュア シェル アクセスに使用する OS 管理者アカウントのユーザ名を指定します。 |
不可。インストール後、エントリは変更できません。
|
||
OS 管理者パスワード(OS Administrator Password) |
CLI へのセキュア シェル アクセスに使用する、管理者アカウントのパスワードを指定します。 このパスワードは、adminsftp ユーザが使用することもできます。 adminsftp ユーザは、ローカル バックアップ ファイルへのアクセスやサーバ ライセンスのアップロードなどに使用します。 強力なパスワードに関するガイドラインについては、該当するパスワード セクションを参照してください。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set password user admin |
||
Cisco Prime License Manager アプリケーション アカウントのユーザ名 |
Cisco Prime License Manager の GUI へのログインに使用する Cisco Prime License Manager アプリケーション アカウントのユーザ名を指定します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > license management change user name |
||
Cisco Prime License Manager アプリケーション パスワード |
Cisco Prime License Manager の GUI へのセキュア シェル アクセスに使用する Cisco Prime License Manager アプリケーション アカウントのパスワードを指定します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > license management change user password |
||
証明書パラメータ |
リストから、インストールに適切な組織、部門、場所、都道府県を選択します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set web-security |
||
DHCP |
Cisco Prime License Manager にはスタティック IP アドレスが必要です。 したがって、[DHCP] オプションには [いいえ(No)] を選択して、ホスト名、IP アドレス、IP マスク、ゲートウェイを入力することを推奨します。 |
不可。インストール後、エントリを変更してはなりません。 |
||
DNS 有効(DNS Enable) |
DNS サーバがホスト名を IP アドレスへ、または IP アドレスをホスト名へ解決します。 [はい(Yes)] を選択して、DNS を有効にします。 これにより、電子履行が正常に機能します。 |
不可。インストール後、エントリを変更してはなりません。 |
||
DNS プライマリ(DNS Primary) |
プライマリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。 IP アドレスは、ドット付き 10 進表記(ddd.ddd.ddd.ddd)で入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set network dns DNS とネットワーク情報を表示するには、次の CLI コマンドを使用します。 CLI > show network eth0 detail |
||
DNS セカンダリ(省略可能) |
オプションのセカンダリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set network dns |
||
ゲートウェイ アドレス(Gateway Address) |
ネットワーク ゲートウェイの IP アドレスを入力します。 ゲートウェイがない場合も、このフィールドを 255.255.255.255 に設定する必要があります。 ゲートウェイがないと、Cisco Prime License Manager はサブネットの外側と通信できないため、電子履行を使用できません。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set network gateway |
||
ホストネーム(Hostname) |
サーバに対する一意のホスト名を入力します。 ホスト名は最大 32 文字で、英数字とハイフンを使用できます。 ただし、最初の文字をハイフンにすることはできません。 |
可。インストール後、エントリを変更できます。 CLI > set network hostname
|
||
IP マスク(IP Mask) |
このマシンの IP サブネット マスクを入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set network ip eth0 |
||
場所(Location) |
サーバの場所を入力します。 組織内の識別できる任意の場所を入力できます。 たとえば、サーバが設置されている都道府県や市区町村などを入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set web-security |
||
MTU サイズ(MTU Size) |
MTU(Maximum Transmission Unit)は、このホストがネットワークで転送する最大パケットをバイト単位で表します。 使用するネットワークの MTU サイズをバイト単位で入力します。 ネットワークの MTU 設定が不明な場合は、デフォルト値を使用します。 デフォルトでは 1500 バイトが指定されます。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set network mtu |
||
NTP サーバ(NTP Server) |
同期する 1 台または複数のネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。 最大 5 台の NTP サーバを入力できます。
|
可。インストール後、エントリを変更できます。 CLI > utils ntp server |
||
所属(Organization) |
組織の名前を入力します。
|
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set web-security |
||
セキュリティ パスワード(Security Password) |
セキュリティ パスワードを入力します。 このパスワードは、6 文字以上の英数字にする必要があります。 パスワードにはハイフンおよび下線を使用できますが、先頭は英数字にする必要があります。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set password user security |
||
都道府県(State) |
サーバが配置されている場所を入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set web-security |
||
タイム ゾーン(Time Zone) |
ローカル タイム ゾーンおよびグリニッジ標準時(GMT)との時差を指定します。 マシンの場所に最も近いタイム ゾーンを選択します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set timezone 現在のタイム ゾーン設定を表示するには、次の CLI コマンドを使用します。 CLI > show timezone config |
仮想マシンをインストールするには、次の手順を使用します。また、VMware のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 | ソフトウェア ダウンロード センター(http://software.cisco.com)にアクセスし、 を選択して、目的のリリースの Cisco Prime License Manager OVA イメージをダウンロードします。 |
ステップ 2 | vCenter クライアントから、新しくダウンロードした仮想マシン テンプレートのコンソールを開きます。 |
ステップ 3 | vCenter クライアントから [ファイル(File)] > [OVFテンプレートの導入(Deploy OVF Template)] を選択します。 |
ステップ 4 | [OVFテンプレートの導入(Deploy OVF Template)] ウィザードに従って、Cisco Prime License Manager 仮想マシンを作成します。 インストールが完了すると、新しくインストールされた仮想マシンが vCenter クライアント内の選択した場所に表示されます。 |
仮想マシンのインストール
共存配置では、使用していない Cisco Prime License Manager を削除することができます。 たとえば、Cisco Unified Communications Manager のクラスタでは、Cisco Prime License Manager はパブリッシャ ノードとサブスクライバ ノードにインストールされています。 すべてのノードのライセンスを管理するために Cisco Prime License Manager をアクティブにする必要があるのは単一のノードのみであるため、Cisco Prime License Manager が非アクティブな状態になっているノードからは削除することができます。
(注) |
サーバに関連するすべてのサービスに影響を及ぼすために、システムのリブートが必要になります。 Cisco Prime License Manager の削除は、オフピーク時に行うことを推奨します。 |
Cisco Prime License Manager を削除した後も、アプリケーションへのログイン時に Cisco Prime License Manager へのリンクが引き続き表示されますが、Cisco Prime License Manager にアクセスを試みると日付と時刻のスタンプとともに削除が通知されます。
注意 |
Cisco Prime License Manager を削除後に復元することはできません。 |
ステップ 1 |
コマンドライン インターフェイスから次のコマンド、license management system remove を入力します。 Cisco Prime License Manager がすでに削除されている場合は、このコマンドを利用できないことに注意してください。 |
ステップ 2 | y と入力し、削除を続行することを確認します。 |
ステップ 3 | システムのリブートを実行します。 |
Cisco Prime License Manager GUI を使用してソフトウェアをアップグレードするには、以下のいずれかのオプションを使用できます。
FTP または SFTP サーバからソフトウェアをアップグレードするには、次の手順を実行します。 この手順で使用しているソフトウェア バージョンは例であることに注意してください。 最新のソフトウェア バージョンについては、該当する『Release Notes for Cisco Prime License Manager』を参照してください。
Cisco Prime License Manager から アクセスできる FTP サーバに、アプリケーション ISO ファイルをコピーします。
ステップ 1 | Cisco Prime License Manager のメイン メニューから、[管理(Administration)] > [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。 [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] ページが開きます。 | ||
ステップ 2 |
[ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] をクリックします。 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] ダイアログボックスが開きます。 |
||
ステップ 3 |
[ネットワークからのインストール/アップグレード(Install/Upgrade from Network)] をクリックします(デフォルトでは、このオプションが選択されています)。 次の情報を入力します。 |
||
ステップ 4 | [次へ(Next)] をクリックします。 | ||
ステップ 5 |
この表には、すべての有効なアップグレードがリスト表示されています。 必要なアップグレード ファイルをリストから選択します。
|
||
ステップ 6 |
[インストール/アップグレードの開始(Start Installation/Upgrade)] をクリックします。 アップグレードの確認を求めるメッセージが表示されます。 アップグレードを開始するには、[続行(Continue)] をクリックします。
|
仮想マシンのメディア ソースを定義します。 たとえば、データストアの ISO ファイルまたはクライアントやホストの物理光ドライブがメディア ソースになります。 VM CD/DVD ドライブの [接続済み(Connected)] チェックボックスをオンにします。
ステップ 1 | Cisco Prime License Manager のメイン メニューから、[管理(Administration)] > [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。 [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] ページが開きます。 | ||
ステップ 2 |
[ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] をクリックします。 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] ダイアログボックスが開きます。 |
||
ステップ 3 | [Cisco Prime License ManagerサーバのDVD/CDドライブからのインストール/アップグレード(Install/Upgrade from DVD/CD drive on Cisco Prime License Manager server)] をクリックします。 | ||
ステップ 4 | この表には、すべての有効なアップグレードがリスト表示されています。 適切な(有効な)アップグレード ファイルをリストから選択します。 | ||
ステップ 5 | [インストール/アップグレードの開始(Start Installation/Upgrade)] をクリックします。 アップグレードの確認を求めるメッセージが表示されます。 | ||
ステップ 6 |
アップグレードを開始するには、[続行(Continue)] をクリックします。
|
CLI コマンドを使用してローカル ソースまたはリモート ソースからアップグレードを開始するには、次の手順を実行します。
FTP または SFTP サーバからソフトウェアをアップグレードするには、次の手順を実行します。 この手順で使用しているソフトウェア バージョンは例であることに注意してください。 最新のソフトウェア バージョンについては、該当する『Release Notes for Cisco Prime License Manager』を参照してください。
この手順を開始する前に、Cisco Prime License Manager からアクセス可能なネットワーク ロケーションまたはリモート ドライブに ISO を配置する必要があります。
ステップ 1 |
次の例に示すように、utils system upgrade initiate コマンドを入力します。 例:utils system upgrade initiate 次のオプションが表示されます。 |
ステップ 2 | オプション 1 を選択します。 |
ステップ 3 | プロンプトが表示されたら、ディレクトリ、サーバ、ユーザ名、パスワード情報を入力します。 |
ステップ 4 | アップグレードが完了したら、電子メール通知を受信するには、SMTP ホスト サーバを入力します(任意)。 次のオプションが表示されます。 |
ステップ 5 |
Select option 1 to download upgrade file. 次のメッセージが表示されます。
|
ステップ 6 | アップグレードに成功した場合はバージョンを自動的に切り替えるかどうかを確認するメッセージが表示されたら、No と入力します。 Automatically switch versions if the upgrade is successful (yes/no): no |
ステップ 7 | インストールを開始するには、Yes と入力します。 Start installation (yes/no): yes |
シスコから提供されるアップグレード ディスクが手元にない場合は、ISO イメージ形式でダウンロードしたアップグレード ファイルを DVD に書き込んで、アップグレード ディスクを作成します。
DVD に .iso ファイルをコピーしただけでは、正しく動作しません。 ほとんどの市販のディスク作成アプリケーションで、ISO イメージ ディスクを作成できます。
ステップ 1 | 新しい DVD をアップグレードするローカル サーバのディスク ドライブに挿入します。 |
ステップ 2 |
次の例に示すように、utils system upgrade initiate コマンドを入力します。 例: admin:utils system upgrade initiate次のオプションが表示されます。 Warning: Do not close this window without first exiting the upgrade command. Source: 1) Remote Filesystem via SFTP 2) Remote Filesystem via FTP 3) Local DVD/CD q) quit Please select an option (1 - 3 or "q" ): |
ステップ 3 | オプション 3 を選択します。 1) CiscoPrimeLM_64bitLnx_ 10.5.1.11901-1.sgn.iso q) quit |
ステップ 4 | Select option 1 to download upgrade file. Accessing the file. Please wait... Checksumming the file... Validating the file... A system reboot is required when the upgrade process completes or is canceled. This will ensure services affected by the upgrade process are functioning properly. Downloaded: CiscoPrimeLM_64bitLnx_ 10.5.1.11901-1.sgn.iso File version: 10.5.1.11901-1 File checksum: c4:13:ad:95:7b:c8:c1:01:1b:91:bb:da:8d:84:09:ea |
ステップ 5 |
アップグレードに成功した場合は、バージョンを自動的に切り替えるために yes と入力します。 Automatically switch versions if the upgrade is successful (yes/no): yes |
ステップ 6 |
インストールを開始するには、yes と入力します。 Start installation (yes/no): yes |
アップグレードの完了後に、次の作業を実行してください。
[バージョン情報(About)] ボックスのバージョン番号を確認し、予想どおりの番号であることを確かめます。
[製品インスタンス(Product Instances)] > [今すぐ同期(Synchronize Now)] を選択して同期を実行します。
ダッシュボードを確認し、アラートが発生していないことを確かめます。
この手順では、CLI を使用して Cisco Prime License Manager の IP アドレスまたはホスト名を変更する方法について説明します。
(注) |
IP アドレスとホスト名の両方を同時に変更しないでください。 |
ステップ 1 |
ネットワークの接続と DNS サーバの設定を確認するには、次の例に示すように utils diagnose CLI コマンドを入力します。
admin: utils diagnose module validate_network Log file: /var/log/active/platform/log/diag1.log Starting diagnostic test(s) =========================== test - validate_network : Passed Diagnostics Completed admin: |
ステップ 2 | 手動バックアップを実行し、すべてのアクティブなサービスが正しくバックアップされていることを確認します。 |
ステップ 3 |
set network hostname CLI コマンドを入力し、プロンプトに従ってホスト名、IP アドレス、またはデフォルト ゲートウェイを変更します。 次の例を参照してください。
admin:set network hostname WARNING: To avoid license synchronization failures, delete the product instance from the Cisco Prime License Manager managing this server's licenses before changing network settings. You will have to re-add the product instance after the network settings have been changed. Continue (y/n)?y ctrl-c: To quit the input. *** W A R N I N G *** Do not close this window without first canceling the command. This command will automatically restart system services. The command should not be issued during normal operating hours. ======================================================= Note: Please verify that the new hostname is a unique name across the cluster and, if DNS services are utilized, any DNS configuration is completed before proceeding. ======================================================= Security Warning : This operation will regenerate all CUCM Certificates including any third party signed Certificates that have been uploaded. Enter the hostname:: newHostname Would you like to change the network ip address at this time [yes]:: Warning: Do not close this window until command finishes. ctrl-c: To quit the input. *** W A R N I N G *** ======================================================= Note: Please verify that the new ip address is unique across the cluster. ======================================================= Enter the ip address:: 10.10.10.28 Enter the ip subnet mask:: 255.255.255.0 Enter the ip address of the gateway:: 10.10.10.1 Hostname: newHostname IP Address: 10.10.10.28 IP Subnet Mask: 255.255.255.0 Gateway: 10.10.10.1 Do you want to continue [yes/no]? yes calling 1 of 5 component notification script: ahostname_callback.sh Info(0): Processnode query returned = name ========== bldr-vcm18 updating server table from:'oldHostname', to: 'newHostname' Rows: 1 updating database, please wait 90 seconds updating database, please wait 60 seconds updating database, please wait 30 seconds Going to trigger /usr/local/cm/bin/dbl updatefiles --remote=newHostname,oldHostname calling 2 of 5 component notification script: clm_notify_hostname.sh notification Verifying update across cluster nodes... platformConfig.xml is up-to-date: bldr-vcm21 cluster update successfull calling 3 of 5 component notification script: drf_notify_hostname_change.py calling 4 of 5 component notification script: regenerate_all_certs.sh calling 5 of 5 component notification script: update_idsenv.sh calling 1 of 2 component notification script: ahostname_callback.sh Info(0): Processnode query returned = name ==== Going to trigger /usr/local/cm/bin/dbl updatefiles --remote=10.10.10.28,10.67.142.24 calling 2 of 2 component notification script: clm_notify_hostname.sh Verifying update across cluster nodes... Shutting down interface eth0: |
ステップ 4 | 変更後の作業リストを完了します。 |
IP アドレスまたはホスト名を変更した後、次の手順の作業を実行します。
ステップ 1 |
バックアップを実行し、すべてのアクティブなサービスが正しくバックアップされていることを確認します。 詳細については、「管理」の章の「Backup/Restore(バックアップ/復元)」の項を参照してください。
|
||
ステップ 2 | Cisco Prime License Manager で実行されている統合された DHCP サーバを使用している場合は、DHCP サーバを更新します。 | ||
ステップ 3 | 手動同期を実行し、ダッシュボードにアラートがないことを確認します。 |
Cisco Option(COP)ファイルをインストールするには、次の手順を実行します。 COP ファイルは追加機能(パッチなど)を有効化するために使用されます。
ステップ 1 |
Cisco.com の Cisco Software Download Center から目的の COP ファイルを取得して、ローカルに保存します。
|
||
ステップ 2 | COP ファイルをアップグレード中のサーバからアクセス可能な FTP または SFTP サーバ上に置きます。 | ||
ステップ 3 | Cisco Prime License Manager にログインします。 | ||
ステップ 4 |
[管理(Administration)] > [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。 [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] ページが表示されます。 |
||
ステップ 5 | [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] をクリックします。 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] ウィンドウが表示されます。 | ||
ステップ 6 | [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] ウィンドウの [ファイルの場所の指定(Specify File Location)] セクションで、次のフィールドに値を入力します。 | ||
ステップ 7 | [次へ(Next)] をクリックします。 [ファイルの選択(Select File)] セクションが開きます。 | ||
ステップ 8 | このテーブルには、すべての有効な COP ファイルがリスト表示されています。 適切な(有効な)COP ファイルをリストから選択し、[インストール/アップグレードの開始(Start Installation/Upgrade)] をクリックしてインストールを開始します。 |
目次
- インストールおよびアップグレード
- はじめる前に
- Cisco Prime License Manager のインストール前のタスク
- インストールに関する FAQ 情報
- ポート要件
- インストール用の情報の収集
- Cisco Prime License Manager のインストール
- 仮想マシンのインストール
- Cisco Prime License Manager のインストール
- Cisco Prime License Manager の削除
- Cisco Prime License Manager GUI を使用したソフトウェアのアップグレード
- リモート ファイル システムからのアップグレード
- ローカル ソースからのアップグレード
- Cisco Prime License Manager CLI を使用したソフトウェアのアップグレード
- リモート ファイル システムからのアップグレード
- ローカル ソースからのアップグレード
- アップグレード後の作業
- Cisco Prime License Manager CLI を使用したホスト名の変更
- 変更後の作業リスト
- COP ファイルのインストール
はじめる前に
ここでは、仮想マシンに Cisco Prime License Manager をインストールする方法について説明します。 オペレーティング システムおよびアプリケーションのインストールは、インストール プログラムを実行して行います。
インストールのシステム要件
Cisco Prime License Manager をインストールする場合に使用する必要がある OVA で定義されたとおり、サーバ要件は次のとおりです。
要件 詳細 製品 Cisco Prime License Manager Version 10.5(2) CPU 1800 MHz の予約がある vCPU X 1 メモリ 4 GB の予約がある 4 GB(RAM) ハード ドライブ 1 ~ 50 GB のディスク Cisco Prime License Manager の OVA イメージは、Software Download Center(http://software.cisco.com)の [ダウンロードホーム(Downloads Home)] > [製品(Products)] > [クラウドおよびシステム管理(Cloud and Systems Management)] > [CollaborationおよびUnified Communications Management(Collaboration and Unified Communications Management)] > [Cisco Prime License Manager)] > [Cisco Prime License Manager 10.5] からダウンロードできます。
Cisco Prime License Manager のインストール前のタスク
手順
ステップ 1 インストールを予定しているサーバのインストール要件を確認し、設定内容を記録します。 ステップ 2 現在のリリースに推奨される Cisco Prime License Manager 仮想サーバ テンプレート(OVA ファイル)を使用して仮想マシンを作成します。 ステップ 3 VMware の導入には NTP サーバが必要なため、NTP サーバがアクセス可能であることを確認します。 ステップ 4 Cisco Prime License Manager に使用する予定のホスト名とアドレスがネーム サーバに登録されていること、および前方参照と逆引き参照が両方とも可能であることを確認します。
インストールに関する FAQ 情報
どのユーザ名およびパスワードを設定する必要がありますか。
インストール中に指定しなければならないユーザ名およびパスワードは、次のとおりです。
コマンドライン インターフェイスへのログインには、OS 管理者アカウントのユーザ名とパスワードを使用します。 Cisco Prime License Manager の GUI インターフェイスへのログインには、Cisco Prime License Manager アプリケーション アカウントのユーザ名とパスワードを使用します。
(注)
コマンドライン インターフェイスを使用して、管理者アカウント パスワードを変更したり、新しい管理者アカウントを追加したりすることができます。 詳細については、『Command Line Interface Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。
ポート要件
次の表に、Cisco Prime License Manager のファイアウォールを通過することを許可する必要があるポートのリストを示します。
説明 プロトコル 着信ポート 発信ポート ブラウザ HTTP
TCP
80/8080、443/8443
該当なし
SSH/SFTP
TCP
22
該当なし
接続を開始するクライアントのエフェメラル ポート範囲
TCP、UDP
32768 ~ 61000
該当なし
DNS 名前解決
TCP、UDP
該当なし
53
製品インスタンスと電子履行のためのシスコ バック オフィスへの接続
TCP
該当なし
80、8080、443、8443(HTTP および HTTPS)
DRS
TCP
該当なし
22(SSH/SFTP)
DHCP クライアント
UDP
該当なし
67
NTP クライアント
TCP、UDP
該当なし
123
インストール用の情報の収集
次の表に従って、お使いのシステムおよびネットワークに関連する情報を収集します。
表 1 サーバの設定データ パラメータ 説明 インストール後のエントリ変更の可否 OS 管理者アカウントのユーザ名
Cisco Prime License Manager の CLI へのセキュア シェル アクセスに使用する OS 管理者アカウントのユーザ名を指定します。
不可。インストール後、エントリは変更できません。
(注) インストール後、管理者アカウントを追加作成することはできますが、元の管理者アカウント ユーザ名は変更できません。 OS 管理者パスワード(OS Administrator Password)
CLI へのセキュア シェル アクセスに使用する、管理者アカウントのパスワードを指定します。
このパスワードは、adminsftp ユーザが使用することもできます。 adminsftp ユーザは、ローカル バックアップ ファイルへのアクセスやサーバ ライセンスのアップロードなどに使用します。
強力なパスワードに関するガイドラインについては、該当するパスワード セクションを参照してください。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set password user admin
Cisco Prime License Manager アプリケーション アカウントのユーザ名
Cisco Prime License Manager の GUI へのログインに使用する Cisco Prime License Manager アプリケーション アカウントのユーザ名を指定します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > license management change user name
Cisco Prime License Manager アプリケーション パスワード
Cisco Prime License Manager の GUI へのセキュア シェル アクセスに使用する Cisco Prime License Manager アプリケーション アカウントのパスワードを指定します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > license management change user password
証明書パラメータ
リストから、インストールに適切な組織、部門、場所、都道府県を選択します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set web-security
DHCP
Cisco Prime License Manager にはスタティック IP アドレスが必要です。 したがって、[DHCP] オプションには [いいえ(No)] を選択して、ホスト名、IP アドレス、IP マスク、ゲートウェイを入力することを推奨します。
不可。インストール後、エントリを変更してはなりません。
DNS 有効(DNS Enable)
DNS サーバがホスト名を IP アドレスへ、または IP アドレスをホスト名へ解決します。
[はい(Yes)] を選択して、DNS を有効にします。 これにより、電子履行が正常に機能します。
不可。インストール後、エントリを変更してはなりません。
DNS プライマリ(DNS Primary)
プライマリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。 IP アドレスは、ドット付き 10 進表記(ddd.ddd.ddd.ddd)で入力します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set network dns
DNS とネットワーク情報を表示するには、次の CLI コマンドを使用します。
CLI > show network eth0 detail
DNS セカンダリ(省略可能)
オプションのセカンダリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set network dns
ゲートウェイ アドレス(Gateway Address)
ネットワーク ゲートウェイの IP アドレスを入力します。
ゲートウェイがない場合も、このフィールドを 255.255.255.255 に設定する必要があります。 ゲートウェイがないと、Cisco Prime License Manager はサブネットの外側と通信できないため、電子履行を使用できません。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set network gateway
ホストネーム(Hostname)
サーバに対する一意のホスト名を入力します。
ホスト名は最大 32 文字で、英数字とハイフンを使用できます。 ただし、最初の文字をハイフンにすることはできません。
可。インストール後、エントリを変更できます。
CLI > set network hostname
(注) タスクの実行中には、ホスト名を変更しないでください。
IP マスク(IP Mask)
このマシンの IP サブネット マスクを入力します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set network ip eth0
場所(Location)
サーバの場所を入力します。
組織内の識別できる任意の場所を入力できます。 たとえば、サーバが設置されている都道府県や市区町村などを入力します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set web-security
MTU サイズ(MTU Size)
MTU(Maximum Transmission Unit)は、このホストがネットワークで転送する最大パケットをバイト単位で表します。
使用するネットワークの MTU サイズをバイト単位で入力します。 ネットワークの MTU 設定が不明な場合は、デフォルト値を使用します。
デフォルトでは 1500 バイトが指定されます。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set network mtu
NTP サーバ(NTP Server)
同期する 1 台または複数のネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。
最大 5 台の NTP サーバを入力できます。
(注) 発生する可能性のある互換性の問題、精度の問題、およびネットワーク ジッターの問題を回避するには、プライマリ ノードに指定する外部 NTP サーバが NTP v4(バージョン 4)にします。 IPv6 アドレッシングを使用している場合は、外部 NTP サーバが NTP v4 である必要があります。 可。インストール後、エントリを変更できます。
CLI > utils ntp server
所属(Organization)
組織の名前を入力します。
ヒント このフィールドを使用して、複数の組織ユニットを入力できます。 複数の組織ユニット名を入力するには、エントリをカンマで区切ります。 カンマを含むエントリは、エントリ内のカンマの前にバックスラッシュを入力します。 可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set web-security
セキュリティ パスワード(Security Password)
セキュリティ パスワードを入力します。
このパスワードは、6 文字以上の英数字にする必要があります。 パスワードにはハイフンおよび下線を使用できますが、先頭は英数字にする必要があります。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set password user security
都道府県(State)
サーバが配置されている場所を入力します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set web-security
タイム ゾーン(Time Zone)
ローカル タイム ゾーンおよびグリニッジ標準時(GMT)との時差を指定します。
マシンの場所に最も近いタイム ゾーンを選択します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set timezone
現在のタイム ゾーン設定を表示するには、次の CLI コマンドを使用します。
CLI > show timezone config
Cisco Prime License Manager のインストール
仮想マシンのインストール
手順
ステップ 1 ソフトウェア ダウンロード センター(http://software.cisco.com)にアクセスし、 を選択して、目的のリリースの Cisco Prime License Manager OVA イメージをダウンロードします。 ステップ 2 vCenter クライアントから、新しくダウンロードした仮想マシン テンプレートのコンソールを開きます。 ステップ 3 vCenter クライアントから [ファイル(File)] > [OVFテンプレートの導入(Deploy OVF Template)] を選択します。 ステップ 4 [OVFテンプレートの導入(Deploy OVF Template)] ウィザードに従って、Cisco Prime License Manager 仮想マシンを作成します。 インストールが完了すると、新しくインストールされた仮想マシンが vCenter クライアント内の選択した場所に表示されます。
Cisco Prime License Manager のインストール
手順
ステップ 1 vCenter クライアントを使用して、[仮想マシン設定の編集(Edit virtual machine settings)] > [ネットワークアダプタ1(Network adapter 1)] > [MACアドレス(MAC Address)] を選択します。 ステップ 2 [手動(Manual)] オプションを選択し、固有 MAC アドレスを入力します。 Cisco Prime License Manager のスタンドアロン インストールの場合、仮想マシンでは固定 MAC アドレスだけがサポートされています。
ステップ 3 vCenter クライアントから、仮想マシンのコンソールを開きます。 ステップ 4 仮想マシンの電源をオンにします。 インストールが自動的に開始されます。 ステップ 5 ISO ファイルを使用する場合は、[検出されたディスク(Disc Found)] 画面で [スキップ(Skip)] をクリックして、インストール前のメディア テストをスキップします。 それ以外の場合は、[OK] タブを選択し、Enter キーを押して、インストール前のメディア テストを開始します。 [メディアが見つかりました(Media Found)] 画面に、「ローカルインストールメディアが見つかりました(Found local installation media)」というメッセージが表示されます。 ステップ 6 [製品展開の選択(Product Deployment Selection)] 画面が表示されます。 製品を選択し(選択可能な製品が 1 つのみの場合もあります)、[OK] をクリックしてインストールを続行します。 ステップ 7 [Yes] をクリックします。 ステップ 8 [プラットフォーム インストレーション ウィザード(Platform Installation Wizard)] 画面が表示されます。 [続行(Proceed)] を選択してインストールを続けます。 ステップ 9 [基本インストール(Basic Install)] 画面が表示されます。 [続行(Continue)] をクリックします。 ステップ 10 [タイムゾーン設定(Timezone Configuration)] 画面で、タイムゾーンを選択して [OK] をクリックします。 ステップ 11 [自動ネゴシエーション設定(Auto Negotiation Configuration)] 画面で、[続行(Continue)] をクリックします。 ステップ 12 OS のデフォルトの MTU サイズを変更するかどうかの確認メッセージが表示されたら、[いいえ(No)] をクリックして続行します。 ステップ 13 ネットワーク設定では、[いいえ(No)] を選択して、ノードのスタティック ネットワーク IP アドレスを設定します。 [スタティックネットワーク構成(Static Network Configuration)] 画面が表示されます。 ステップ 14 次のスタティック ネットワークの設定値を入力します。 [OK] をクリックします。 ステップ 14 に進みます。
ステップ 15 [DNS クライアント設定(DNS Client Configuration)] 画面が表示されます。 DNS を有効にするには [はい(Yes)] をクリックしてから、DNS クライアントの情報を入力して [OK] をクリックします。 ステップ 16 管理者のログイン情報およびパスワード情報を入力します。
(注) 管理者ログインは、先頭がアルファベットで 6 文字以上必要です。英数字、ハイフン、およびアンダースコアを使用できます。 コマンドライン インターフェイスにログインするには、管理者ログインが必要です。 ステップ 17 [認証情報(Certificate Information)] ウィンドウが表示されます。 証明書情報を入力します。 [OK] をクリックして続行します。 ステップ 18 [ネットワーク タイム プロトコル クライアント設定(Network Time Protocol Client Configuration)] 画面が表示されます。 NTP サーバ情報を入力します。 [OK] をクリックして続行します。
(注) スタティックを使用する場合は、IP アドレスを使用します。 DHCP または DNS を使用する場合は、IP アドレスまたはホスト名を使用します。 ステップ 19 要求に応じて、セキュリティ パスワードを入力します。 [OK] をクリックして、先へ進みます。 ステップ 20 [アプリケーション ユーザの設定(Application User Configuration)] 画面が表示されます。 ユーザ名とパスワードを入力し、Cisco Prime License Manager にログインします。 [OK] をクリックします。 ステップ 21 [プラットフォーム設定の確認(Platform Configuration Confirmation)] 画面が表示されます。 [OK] をクリックして設定を完了し、インストールを開始します。 インストールが完了するのに約 30 分かかります。
(注) インストール エラーがある場合、コンソールは必要に応じて USB キーにインストール ログをエクスポートするように指示します。
Cisco Prime License Manager の削除
手順共存配置では、使用していない Cisco Prime License Manager を削除することができます。 たとえば、Cisco Unified Communications Manager のクラスタでは、Cisco Prime License Manager はパブリッシャ ノードとサブスクライバ ノードにインストールされています。 すべてのノードのライセンスを管理するために Cisco Prime License Manager をアクティブにする必要があるのは単一のノードのみであるため、Cisco Prime License Manager が非アクティブな状態になっているノードからは削除することができます。
(注)
サーバに関連するすべてのサービスに影響を及ぼすために、システムのリブートが必要になります。 Cisco Prime License Manager の削除は、オフピーク時に行うことを推奨します。
Cisco Prime License Manager を削除した後も、アプリケーションへのログイン時に Cisco Prime License Manager へのリンクが引き続き表示されますが、Cisco Prime License Manager にアクセスを試みると日付と時刻のスタンプとともに削除が通知されます。
注意
Cisco Prime License Manager を削除後に復元することはできません。
ステップ 1 コマンドライン インターフェイスから次のコマンド、license management system remove を入力します。 Cisco Prime License Manager がすでに削除されている場合は、このコマンドを利用できないことに注意してください。
ステップ 2 y と入力し、削除を続行することを確認します。 ステップ 3 システムのリブートを実行します。
Cisco Prime License Manager GUI を使用したソフトウェアのアップグレード
リモート ファイル システムからのアップグレード
手順FTP または SFTP サーバからソフトウェアをアップグレードするには、次の手順を実行します。 この手順で使用しているソフトウェア バージョンは例であることに注意してください。 最新のソフトウェア バージョンについては、該当する『Release Notes for Cisco Prime License Manager』を参照してください。
ステップ 1 Cisco Prime License Manager のメイン メニューから、[管理(Administration)] > [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。 [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] ページが開きます。 ステップ 2 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] をクリックします。 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] ダイアログボックスが開きます。
ステップ 3 [ネットワークからのインストール/アップグレード(Install/Upgrade from Network)] をクリックします(デフォルトでは、このオプションが選択されています)。 次の情報を入力します。
ステップ 4 [次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 5 この表には、すべての有効なアップグレードがリスト表示されています。 必要なアップグレード ファイルをリストから選択します。
(注) 複数のオプションがリストされる場合があります。 ステップ 6 [インストール/アップグレードの開始(Start Installation/Upgrade)] をクリックします。 アップグレードの確認を求めるメッセージが表示されます。 アップグレードを開始するには、[続行(Continue)] をクリックします。
(注) アップグレードの進行中は、アップグレードの進行状態に関するフィーバックが提供されるため、画面を離れることも、ブラウザを閉じることもできます。 ブラウザを閉じても、アップグレードは続行されます。 アップグレードが完了するまでには 45 分から 1 時間かかります。
ローカル ソースからのアップグレード
はじめる前に手順仮想マシンのメディア ソースを定義します。 たとえば、データストアの ISO ファイルまたはクライアントやホストの物理光ドライブがメディア ソースになります。 VM CD/DVD ドライブの [接続済み(Connected)] チェックボックスをオンにします。
ステップ 1 Cisco Prime License Manager のメイン メニューから、[管理(Administration)] > [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。 [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] ページが開きます。 ステップ 2 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] をクリックします。 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] ダイアログボックスが開きます。
ステップ 3 [Cisco Prime License ManagerサーバのDVD/CDドライブからのインストール/アップグレード(Install/Upgrade from DVD/CD drive on Cisco Prime License Manager server)] をクリックします。 ステップ 4 この表には、すべての有効なアップグレードがリスト表示されています。 適切な(有効な)アップグレード ファイルをリストから選択します。 ステップ 5 [インストール/アップグレードの開始(Start Installation/Upgrade)] をクリックします。 アップグレードの確認を求めるメッセージが表示されます。 ステップ 6 アップグレードを開始するには、[続行(Continue)] をクリックします。
(注) アップグレードの進行中に画面を離れることも、ブラウザを閉じることもできます。 ブラウザを閉じても、アップグレード プロセスには影響しません。 アップグレードが完了するまでには 45 分から 1 時間かかります。
Cisco Prime License Manager CLI を使用したソフトウェアのアップグレード
リモート ファイル システムからのアップグレード
FTP または SFTP サーバからソフトウェアをアップグレードするには、次の手順を実行します。 この手順で使用しているソフトウェア バージョンは例であることに注意してください。 最新のソフトウェア バージョンについては、該当する『Release Notes for Cisco Prime License Manager』を参照してください。
はじめる前に手順この手順を開始する前に、Cisco Prime License Manager からアクセス可能なネットワーク ロケーションまたはリモート ドライブに ISO を配置する必要があります。
ステップ 1 次の例に示すように、utils system upgrade initiate コマンドを入力します。
例:utils system upgrade initiate 次のオプションが表示されます。ステップ 2 オプション 1 を選択します。 ステップ 3 プロンプトが表示されたら、ディレクトリ、サーバ、ユーザ名、パスワード情報を入力します。 ステップ 4 アップグレードが完了したら、電子メール通知を受信するには、SMTP ホスト サーバを入力します(任意)。 次のオプションが表示されます。 ステップ 5 Select option 1 to download upgrade file. 次のメッセージが表示されます。
- Accessing the file. Please wait...
- Validating the file...
- Downloaded 935 MB.
- Checksumming the file...
- A system reboot is required when the upgrade process completes or is canceled. This will ensure services affected by the upgrade process are functioning properly.
- Downloaded: CiscoPrimeLM_64bitLnx_ 10.5.1.11901-1.sgn.iso
- File version: 10.5.1.11901-1
- File checksum: c4:13:ad:95:7b:c8:c1:01:1b:91:bb:da:8d:84:09:ea
ステップ 6 アップグレードに成功した場合はバージョンを自動的に切り替えるかどうかを確認するメッセージが表示されたら、No と入力します。 Automatically switch versions if the upgrade is successful (yes/no): no ステップ 7 インストールを開始するには、Yes と入力します。 Start installation (yes/no): yes
ローカル ソースからのアップグレード
はじめる前に手順シスコから提供されるアップグレード ディスクが手元にない場合は、ISO イメージ形式でダウンロードしたアップグレード ファイルを DVD に書き込んで、アップグレード ディスクを作成します。
DVD に .iso ファイルをコピーしただけでは、正しく動作しません。 ほとんどの市販のディスク作成アプリケーションで、ISO イメージ ディスクを作成できます。
ステップ 1 新しい DVD をアップグレードするローカル サーバのディスク ドライブに挿入します。 ステップ 2 次の例に示すように、utils system upgrade initiate コマンドを入力します。
例:admin:utils system upgrade initiate次のオプションが表示されます。Warning: Do not close this window without first exiting the upgrade command. Source: 1) Remote Filesystem via SFTP 2) Remote Filesystem via FTP 3) Local DVD/CD q) quit Please select an option (1 - 3 or "q" ):ステップ 3 オプション 3 を選択します。 1) CiscoPrimeLM_64bitLnx_ 10.5.1.11901-1.sgn.iso q) quit ステップ 4 Select option 1 to download upgrade file. Accessing the file. Please wait... Checksumming the file... Validating the file... A system reboot is required when the upgrade process completes or is canceled. This will ensure services affected by the upgrade process are functioning properly. Downloaded: CiscoPrimeLM_64bitLnx_ 10.5.1.11901-1.sgn.iso File version: 10.5.1.11901-1 File checksum: c4:13:ad:95:7b:c8:c1:01:1b:91:bb:da:8d:84:09:ea ステップ 5 アップグレードに成功した場合は、バージョンを自動的に切り替えるために yes と入力します。 Automatically switch versions if the upgrade is successful (yes/no): yesステップ 6 インストールを開始するには、yes と入力します。 Start installation (yes/no): yes
Cisco Prime License Manager CLI を使用したホスト名の変更
手順この手順では、CLI を使用して Cisco Prime License Manager の IP アドレスまたはホスト名を変更する方法について説明します。
(注)
IP アドレスとホスト名の両方を同時に変更しないでください。
ステップ 1 ネットワークの接続と DNS サーバの設定を確認するには、次の例に示すように utils diagnose CLI コマンドを入力します。 admin: utils diagnose module validate_network Log file: /var/log/active/platform/log/diag1.log Starting diagnostic test(s) =========================== test - validate_network : Passed Diagnostics Completed admin:ステップ 2 手動バックアップを実行し、すべてのアクティブなサービスが正しくバックアップされていることを確認します。 ステップ 3 set network hostname CLI コマンドを入力し、プロンプトに従ってホスト名、IP アドレス、またはデフォルト ゲートウェイを変更します。 次の例を参照してください。 admin:set network hostname WARNING: To avoid license synchronization failures, delete the product instance from the Cisco Prime License Manager managing this server's licenses before changing network settings. You will have to re-add the product instance after the network settings have been changed. Continue (y/n)?y ctrl-c: To quit the input. *** W A R N I N G *** Do not close this window without first canceling the command. This command will automatically restart system services. The command should not be issued during normal operating hours. ======================================================= Note: Please verify that the new hostname is a unique name across the cluster and, if DNS services are utilized, any DNS configuration is completed before proceeding. ======================================================= Security Warning : This operation will regenerate all CUCM Certificates including any third party signed Certificates that have been uploaded. Enter the hostname:: newHostname Would you like to change the network ip address at this time [yes]:: Warning: Do not close this window until command finishes. ctrl-c: To quit the input. *** W A R N I N G *** ======================================================= Note: Please verify that the new ip address is unique across the cluster. ======================================================= Enter the ip address:: 10.10.10.28 Enter the ip subnet mask:: 255.255.255.0 Enter the ip address of the gateway:: 10.10.10.1 Hostname: newHostname IP Address: 10.10.10.28 IP Subnet Mask: 255.255.255.0 Gateway: 10.10.10.1 Do you want to continue [yes/no]? yes calling 1 of 5 component notification script: ahostname_callback.sh Info(0): Processnode query returned = name ========== bldr-vcm18 updating server table from:'oldHostname', to: 'newHostname' Rows: 1 updating database, please wait 90 seconds updating database, please wait 60 seconds updating database, please wait 30 seconds Going to trigger /usr/local/cm/bin/dbl updatefiles --remote=newHostname,oldHostname calling 2 of 5 component notification script: clm_notify_hostname.sh notification Verifying update across cluster nodes... platformConfig.xml is up-to-date: bldr-vcm21 cluster update successfull calling 3 of 5 component notification script: drf_notify_hostname_change.py calling 4 of 5 component notification script: regenerate_all_certs.sh calling 5 of 5 component notification script: update_idsenv.sh calling 1 of 2 component notification script: ahostname_callback.sh Info(0): Processnode query returned = name ==== Going to trigger /usr/local/cm/bin/dbl updatefiles --remote=10.10.10.28,10.67.142.24 calling 2 of 2 component notification script: clm_notify_hostname.sh Verifying update across cluster nodes... Shutting down interface eth0:ステップ 4 変更後の作業リストを完了します。
変更後の作業リスト
手順
ステップ 1 バックアップを実行し、すべてのアクティブなサービスが正しくバックアップされていることを確認します。 詳細については、「管理」の章の「Backup/Restore(バックアップ/復元)」の項を参照してください。
(注) ノードの IP アドレスを変更した後は手動で DRS バックアップを実行する必要があります。これは、DRS ファイルでノードを復元するには、DRS ファイルとノードで IP アドレスとホスト名が一致している必要があるからです。 変更後の DRS ファイルには、新しい IP アドレスや新しいホスト名が記録されています。
ステップ 2 Cisco Prime License Manager で実行されている統合された DHCP サーバを使用している場合は、DHCP サーバを更新します。 ステップ 3 手動同期を実行し、ダッシュボードにアラートがないことを確認します。
COP ファイルのインストール
手順
ステップ 1 Cisco.com の Cisco Software Download Center から目的の COP ファイルを取得して、ローカルに保存します。
(注) ソフトウェア パッチのサイトにアクセスするには、http://software.cisco.com に移動し、[アップデート/アップグレード(Upgrade and Update)] を選択してから、[ソフトウェアのダウンロード(Download Software)] を選択します。 [Download Software] ページから、[Downloads Home] > [Products] > [Cloud and Systems Management] > [Collaboration and Unified Communications Management] > [Cisco Prime License Manager] > [Cisco Prime License Manager 10.5] に移動します。 ステップ 2 COP ファイルをアップグレード中のサーバからアクセス可能な FTP または SFTP サーバ上に置きます。 ステップ 3 Cisco Prime License Manager にログインします。 ステップ 4 [管理(Administration)] > [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。 [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] ページが表示されます。
ステップ 5 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] をクリックします。 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 6 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Install/Upgrade Software)] ウィンドウの [ファイルの場所の指定(Specify File Location)] セクションで、次のフィールドに値を入力します。 ステップ 7 [次へ(Next)] をクリックします。 [ファイルの選択(Select File)] セクションが開きます。 ステップ 8 このテーブルには、すべての有効な COP ファイルがリスト表示されています。 適切な(有効な)COP ファイルをリストから選択し、[インストール/アップグレードの開始(Start Installation/Upgrade)] をクリックしてインストールを開始します。