この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、PA-T3+、および PA-2T3 ポート アダプタの次の内容について説明します。
• 「機能」
• 「LED」
• 「MIB」
PA-T3+ はシングル幅の 1 ポートまたは2 ポート アダプタです。T3(45 Mbps)の速度で全二重モードにより動作します。
シングル幅のポート アダプタ スロットには PA-T3+ または PA-2T3 のポート アダプタを 1 個、および FlexWAN モジュールあるいは VIP につき PA-T3+ または PA-2T3+ のポート アダプタを 1 個または 2 個それぞれ搭載できます。
図1-1に示す 1 ポート PA-T3+ では、Catalyst 6000 ファミリー スイッチに搭載した Catalyst 6000 ファミリー FlexWAN モジュール、Cisco 7000 シリーズおよび Cisco 7500 シリーズ ルータの VIP につきネットワーク インターフェイスが 2 個まで、Cisco 7200 シリーズ ルータ、Cisco 7200 VXR ルータ、Cisco 7201 ルータ、Cisco 7301 ルータ、Cisco 7401 ASR ルータ、および Cisco 7304 ルータに搭載した Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードにつきインターフェイスが 1 個それぞれ提供されます。
また図1-2に示す 2 ポート PA-2T3+ では、Catalyst 6000 ファミリー スイッチに搭載した Catalyst 6000 ファミリー FlexWAN モジュール、およびCisco 7000 シリーズと Cisco 7500 シリーズ ルータの VIP につきネットワーク インターフェイスが 4 個まで、Cisco 7200 シリーズ ルータ、Cisco 7200 VXR ルータ、Cisco 7201 ルータ、Cisco 7301 ルータ、Cisco 7401 ASR ルータ、および Cisco 7304 ルータに搭載した Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードにつきインターフェイスが 2 個それぞれ提供されます。
ポート アダプタでは、16 ビット、および 32 ビットの巡回冗長検査(CRC)がサポートされます。デフォルトは16 ビット CRC です。32 ビット CRC を有効にするには、コンフィギュレーション コマンドを使用します。CRC 機能の詳細については、「巡回冗長検査の設定」を参照してください。
–Catalyst 6000 ファミリー FlexWAN モジュール
–Cisco 7000 シリーズおよび Cisco 7500 シリーズ ルータに搭載されている VIP
–Cisco 7304ルータに搭載されているCisco 7304 PCIポート アダプタ キャリア カード
• 1 ポートまたは 2 ポートでの T3+レート(45 Mbps)接続
• High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データ リンク制御)データ
• 統合 Data Service Unit(DSU; データ サービス ユニット)機能
• C ビット、M13、およびバイパス フレーミングのサポート
• ATM-DXI、フレーム リレー、HDLC、SMDS、および PPP(ポイントツーポイント プロトコル)シリアル カプセル化のサポート
PA-T3+ は、数種類の統合 DSU をサポートしています。 表1-1 に、PA-T3+ DSU 機能の互換性を示します。
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サポート 2 |
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1 ポートの PA-T3+ には、6 つのステータス LED と、1 つの ENABLED LED があります(図1-3 を参照)。
2 ポートの PA-2T3+ には、各 T3+ シリアル ポートに対応する 6 つのステータス LED と、1 つの ENABLED LED があります(図1-4を参照)。
図1-4 2 ポート PA-2T3+ の LED --横方向
システムの初期化が終了すると、ENABLED LED が点灯し、ポート アダプタが動作可能になったことが示されます。
PA-T3+ を動作させるには、次の条件が満たされている必要があります。
• ポート アダプタに有効なソフトウェア イメージが正常にダウンロードされている。
–PA-T3+ を搭載した Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード
上記のいずれかの条件が満たされていない場合、または他の理由で正しく初期化できなかった場合には、ENABLED LED は点灯しません。
表1-2 に、ポート LED のカラーおよび意味を示します。
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PA-T3+ のシリアル インターフェイス ケーブル(75 Ω 同軸ケーブル)を使用して、ルータを T3+ シリアル ネットワークに接続します。PA-T3+ 上のシリアル ポートは、Data Terminal Equipment(DTE; データ端末装置)デバイスとみなされます。
PA-T3+ には 1 つまたは 2 つの T3+ シリアル ポートがあり、1 つのポートに 2 つのコネクタ(受信および送信)が付いています。このコネクタに シスコの 75 Ω 同軸ケーブルを接続します。T3+ Serial Port Adapter に使用できるのは、シスコの 75 Ω 同軸ケーブル(製品番号 CAB-ATM-DS3/E3=)だけです。他社の製品は 使用できません 。
シスコの T3+ 75 Ω 同軸ケーブル(図1-5を参照)は、10 フィート(3.05 m)の長さのもの 1 種類だけです。T3+ 伝送を行うステーション間の一般的な最大距離は、734A または同等の同軸ケーブルの場合で 450 フィート、728A または同等の同軸ケーブルの場合で 225 フィートです。
図1-5 T3+Serial Port Adapter 用ケーブル
DTE/Date Circuit-terminating Equipment(DCE; データ回線終端装置)間のケーブル接続をテストするには、 loopback dte コマンドを使用します。詳細については、「loopback コマンドの使用例」を参照してください。
MIB アトリビュートは、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)を使用することにより、Integrated Local Management Interface(ILMI)上で読み書きできます。
1 ポートの PA-T3+ は、MIB-II(RFC 1213)および DS3 インターフェイス MIB(RFC 1407)をサポートしています。
2 ポートの PA-2T3+ は、MIB-II(RFC 1213)および DS3 インターフェイス MIB(RFC 1407)をサポートしています。
ここでは、サポート対象プラットフォームのポート アダプタ用スロットの位置について説明します。各プラットフォームのスロット位置が、それぞれ図示されています。
• 「Catalyst 6000 ファミリー FlexWAN モジュールのスロット番号」
• 「Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータのスロット番号」
• 「Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのスロット番号」
• 「Cisco 7000 シリーズ ルータおよび Cisco 7500 シリーズ ルータ VIP のスロット番号」
Catalyst 6000 ファミリー FlexWAN モジュールは、Catalyst 6000 ファミリー スイッチのスロット 1 を除き、任意のスロットに搭載できます。スロット 1 は、スーパーバイザ エンジン専用です。PA-T3+ は、FlexWAN モジュールのポート アダプタ ベイ 0 またはベイ 1 に搭載できます。図1-6に、2 つのブランク ポート アダプタを搭載した FlexWAN モジュールを示します。
(注) スロット 1 は、スーパーバイザ エンジン専用です。冗長スーパーバイザ エンジンを使用する場合は、スロット 2 に取り付けます。使用しない場合、スロット 2 は他のモジュールに使用できます。
図1-6 FlexWAN モジュールにポート アダプタを搭載した Catalyst 6000 ファミリー スイッチ
Cisco 7202 ルータにはポート アダプタ スロットが 2 個付いています。スロットは、左から右に向かって番号が付けられています。ポート アダプタは、いずれのスロットにも(スロット 1 またはスロット 2)にも取り付けられます。Cisco 7202 ルータの図は示してありません。
Cisco 7204 ルータ、および Cisco 7204 VXR ルータにはポート アダプタ用のスロットが 4 つ、入力/出力(I/O)コントローラ用のスロットが 1 つ付いています。各スロットには、左下から右上に向かって、スロット 1 からスロット 4 までの番号が付けられています。ポート アダプタは、どのスロット(スロット 1 ~ 4)に設置してもかまいません。スロット 0 は I/O コントローラ専用です。Cisco 7204 ルータと Cisco 7204 VXR の図は示してありません。
Cisco 7206 VXR ルータ(Cisco AS 5800 ユニバーサル アクセス サーバのルータ シェルフとして使用する Cisco 7206 および Cisco 7206 VXR ルータも含む)にはポート アダプタ用のスロットが 6 つ、入力/出力(I/O)コントローラ用のスロットが 1 つ付いています。各スロットには、左下から右上に向かって、スロット 1 からスロット 6 までの番号が付けられています。ポート アダプタは、どのスロット(スロット 1 ~ 6)に設置してもかまいません。スロット 0 は I/O コントローラ専用です。図1-7に、Cisco 7206 ルータのスロット番号を示します。Cisco 7206 VXR ルータの図は示してありません。
図1-7 Cisco 7206 ルータのポート アダプタ スロット
図1-8に、ポート アダプタを搭載した Cisco 7201 ルータの前面図を示します。Cisco 7201 ルータのポート アダプタ スロットは 1 つ(スロット 1)だけです。
図1-8 Cisco 7201 ルータのポート アダプタ スロット
図1-9に、ポート アダプタを搭載した Cisco 7301 ルータの前面図を示します。Cisco 7301 ルータのポート アダプタ スロットは 1 つ(スロット 1)だけです。
図1-9 Cisco 7301 ルータのポート アダプタ スロット
Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードは、Cisco 7304 ルータのモジュール スロット 2 ~ 5 に取り付けます。図1-10に、ポート アダプタを搭載したCisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードを示します。Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードには、シングル幅ポート アダプタを 1つ 取り付けられます。
図1-11に、Cisco 7304 ルータのモジュールスロット番号を示します。ポート アダプタ スロット番号はモジュール スロット番号と同じです。スロット 0 とスロット 1 は、NPE モジュールまたは NSE モジュール専用です。
図1-10 Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード--ポート アダプタを搭載
図1-11 Cisco 7304 ルータのモジュール スロット
図1-12に、ポート アダプタを搭載した Cisco 7401 ASR ルータの前面図を示します。Cisco 7401 ASR ルータのポート アダプタ スロットは 1 つ(スロット 1)だけです。
図1-12 Cisco 7401 ASR ルータのポート アダプタ スロット
ポート アダプタは、Cisco 7000 シリーズ ルータ、および Cisco 7500 シリーズ ルータに搭載した VIP(Versatile Interface Processor)でサポートされます。Cisco 7010 ルータ、および Cisco 7505 ルータの場合、VIP マザーボードは VIP スロットに水平方向に設置します。また Cisco 7507 ルータ、および Cisco 7513 ルータの場合、VIP マザーボードは VIP スロットに垂直方向に設置します。ポート アダプタは、VIP のいずれのベイ(ポート アダプタ スロット 0 または 1)にも搭載できます。ベイは、VIP 上で左から右に向かって順に番号が付けられています。図1-13に、VIP のスロット番号を示します。
Cisco 7010 ルータには、ポート アダプタ用のスロットが 3 つ、ルート スイッチ プロセッサ(RSP)用のスロットが 2 つ付いています。スロットは、下から上に向かって番号が付けられています。ポート アダプタは、どの VIP インターフェイス スロット(スロット 0 ~ 2)に設置してもかまいません。スロット 3 と 4 は RSP 専用です。Cisco 7010 ルータ の図は示してありません。
Cisco 7505 ルータには、ポート アダプタ用のスロットが 4 つ、RSP 用のスロットが 1 つ付いています。スロットは、下から上に向かって番号が付けられています。ポート アダプタは、どの VIP インターフェイス スロット(スロット 0 ~ 3)に設置してもかまいません。スロット 1 は RSP 専用です。図1-14に、Cisco 7505 ルータのスロット番号を示します。
図1-14 Cisco 7505 ルータの VIP スロット
Cisco 7507 ルータには、ポート アダプタ用のスロットが 5 つ、RSP 用のスロットが 2 つ付いています。スロットは、左から右に向かって番号が付けられています。ポート アダプタは、どの VIP インターフェイス スロット(スロット 0、1、4、5、または 6)に設置してもかまいません。スロット 2 と 3 は RSP 専用です。Cisco 7507 ルータ の図は示してありません。
Cisco 7513 ルータには、ポート アダプタ用のスロットが 11 個、RSP 用のスロットが 2 個付いています。スロットは、左から右に向かって番号が付けられています。ポート アダプタは、どの VIP インターフェイス スロット(スロット 0 ~ 5 またはスロット 9 ~ 12)に設置してもかまいません。スロット 6 と 7 は RSP 専用です。Cisco 7513 ルータ の図は示してありません。
ここでは、サポート対象プラットフォームでの、PA-T3+ のインターフェイス アドレスの識別方法について説明します。インターフェイス アドレスは、ルータまたはスイッチの各インターフェイスの物理的な位置を示しています。
ルータに搭載した PA-T3+ のインターフェイスは、他のポート アダプタの取り付け/取り外しに関係なく、常に同じアドレスになります。ただし、ポート アダプタを別のスロットに移した場合は、インターフェイス アドレスの最初の数値が新しいポート アダプタ スロット番号に変わります。
FlexWAN モジュールまたは VIP に搭載した PA-T3+ 上のインターフェイスは、他のモジュールやインターフェイス プロセッサの取り付け/取り外しに関係なく、常に同じアドレスになります。ただし、FlexWAN モジュールまたは VIP を別のスロットに移した場合は、モジュール、またはインターフェイス プロセッサ スロット番号が、移動先のモジュール、またはインターフェイス プロセッサのスロット番号に変わります。
(注) インターフェイス ポートは左から右に番号付けされ、0 から始まります。
以下の各セクションでは、サポート対象プラットフォームのインターフェイス アドレスについて説明します。
• 「Catalyst 6000 ファミリー FlexWAN モジュールのインターフェイス アドレス」
• 「Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータ インターフェイスのアドレス」
• 「Cisco 7201 ルータのインターフェイス アドレス」
• 「Cisco 7301 ルータのインターフェイス アドレス」
• 「Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのインターフェイス アドレス」
• 「Cisco 7401 ASR ルータのインターフェイス アドレス」
• 「Cisco 7000 シリーズ ルータおよび Cisco 7500 シリーズ ルータ VIP のインターフェイス アドレス」
表1-3 に、サポートされる各プラットフォームのインターフェイス アドレス フォーマットを示します。
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Catalyst 6000 ファミリー |
モジュール スロット番号 ― 2 3 ~ 13(スイッチのスロット数による) |
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ポート アダプタ スロット番号 ― 0 ~ 6(ルータのスロット数による) 4 |
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3.スロット 1 は、スーパーバイザ エンジン専用です。冗長スーパーバイザ エンジンを使用する場合は、スロット 2 に取り付けます。使用しない場合、スロット 2 は他のモジュールに使用できます。 |
Catalyst 6000 ファミリー スイッチでは、Catalyst 6000 ファミリー FlexWAN モジュールは、スロット 2 ~ 13(ルータのスロット数による)に搭載できます。スロット 1 は、スーパーバイザ エンジン専用です。ポート アダプタは、FlexWAN モジュールのポート アダプタ ベイ 0 または ベイ 1 に搭載できます。図1-6を参照してください。
インターフェイス アドレスは 3 つの番号からなり、アドレス形式は、 モジュール番号/ポート アダプタ ベイ番号/インターフェイス ポート番号 です。 表1-3 を参照してください。
最初の番号は、FlexWAN モジュールが搭載されたシャーシのモジュール スロット(シャーシのスロット数により、スロット 2 ~ 3、6、9、または 13)を識別します。これらのモジュール スロットは通常、上から下に向かって 1 から順に番号が付けられています。
2 番めの番号は、ポート アダプタが搭載された FlexWAN モジュールのベイを識別します(0 または 1)。ベイは、FlexWAN モジュール上で左から右に向かって順に番号が付けられています。
3 番めの番号は、ポート アダプタ上の物理ポート番号を識別します。PA-T3+ はシングル ポートのポート アダプタであるため、ポート アダプタは常に 0 になります。また PA-2T3+ はデュアル ポートのポート アダプタであるため、ポートは 0 または 1 のいずれかとなります。
たとえば、モジュール スロット 3、ポート アダプタ ベイ 0 の FlexWAN モジュールにシングル ポートの PA-T3+ を搭載する場合、インターフェイス アドレスは 3/0/0(モジュール スロット 3、ポート アダプタ ベイ 0、インターフェイス 0)となります。また、モジュール スロット 3、ポート アダプタ ベイ 0 の FlexWAN モジュールにデュアル ポートの PA-T3+ を搭載する場合、インターフェイス アドレスは 3/0/0 および 3/0/1(モジュール スロット 3、ポート アダプタ ベイ 0、インターフェイス 0 および 1)となります。
(注) Catalyst 6000 ファミリーのポート アドレスはスロット 1 から始まりますが、FlexWAN モジュールの物理ポート アドレスはスロット 0 から始まります。
Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータの場合、ポート アダプタ スロットには左下から右上の順に、スロット 1 からスロット 2(Cisco 7202)、スロット 4(Cisco 7204 と Cisco 7204 VXR)、およびスロット 6(Cisco 7206 と Cisco 7206 VXR)まで番号が付けられています。ポート アダプタは 1 ~ 6 の空いているポート アダプタ スロット(ルータのスロット数による)であれば、いずれにも取り付けられます。スロット 0 は I/O コントローラ専用です。図1-7を参照してください。
インターフェイス アドレスは 2 つの番号からなり、アドレス形式は、 ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号 です。 表1-3 を参照してください。たとえば、Cisco 7200 シリーズ ルータのスロット 1 にシングル ポート の PA-T3+ を搭載する場合、インターフェイス アドレスは 1/0 となります。またスロット 1 にデュアル ポート の PA-2T3+ を搭載する場合のインターフェイス アドレスは 1/0 および 1/1 になります。
Cisco 7201 ルータでポート アダプタに使用できるスロットは 1 つだけで、この番号はスロット 1となります。図1-8を参照してください。
インターフェイス アドレスは 2 つの番号からなり、アドレス形式は、 ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号 です。 表1-3 を参照してください。たとえば、Cisco 7201 ルータにシングル ポート の PA-T3+ を搭載する場合、インターフェイス アドレスは 1/0 となります。Cisco 7201 ルータにデュアル ポートの PA-2T3+ を搭載する場合のインターフェイス アドレスは 1/0 および 1/1 になります。
Cisco 7201 ルータでポート アダプタに使用できるスロットは 1 つだけで、この番号はスロット 1となります。図1-9を参照してください。
インターフェイス アドレスは 2 つの番号からなり、アドレス形式は、 ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号 です。 表1-3 を参照してください。たとえば、Cisco 7201 ルータにシングル ポート の PA-T3+ を搭載する場合、インターフェイス アドレスは 1/0 となります。Cisco 7201 ルータにデュアル ポートの PA-2T3+ を搭載する場合のインターフェイス アドレスは 1/0 および 1/1 になります。
Cisco 7304 ルータでは、ポート アダプタを Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードに搭載し、これを Cisco 7304 ルータのモジュール スロット 2 ~ 5 に取り付けます。ポート アダプタ スロット番号はモジュール スロット番号と同じです。図1-11を参照してください。
インターフェイス アドレスは 2 つの番号からなり、アドレス形式は、 モジュール スロット番号/インターフェイス ポート番号 です。 表1-3 を参照してください。たとえば、Cisco 7304 ルータのモジュール スロット 3 に搭載した Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードにシングル ポートの PA-T3+ を取り付ける場合、インターフェイス アドレス は 3/0 になります。また Cisco 7304 ルータのモジュール スロット 3 に搭載した Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードにデュアル ポートの PA-2T3+ を取り付ける場合、インターフェイス アドレスは 3/0 および 3/1 となります。
Cisco 7201 ルータでポート アダプタに使用できるスロットは 1 つだけで、この番号はスロット 1となります。図1-12を参照してください。
インターフェイス アドレスは 2 つの番号からなり、アドレス形式は、 ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号 です。 表1-3 を参照してください。たとえば、Cisco 7201 ルータにシングル ポート の PA-T3+ を搭載する場合、インターフェイス アドレスは 1/0 となります。Cisco 7201 ルータにデュアル ポートの PA-2T3+ を搭載する場合のインターフェイス アドレスは 1/0 および 1/1 になります。
Cisco 7000 シリーズ ルータ、および Cisco 7500 シリーズ ルータの場合、ポート アダプタは VIP に搭載します。VIP はスロット 0 ~ 12(ルータのスロット数による)のインターフェイス プロセッサに取り付けます。ポート アダプタは、VIP のいずれのベイ(ポート アダプタ スロット 0 または 1)にも搭載できます。図1-13および図1-14を参照してください。
VIP のインターフェイス アドレスは 3 つの番号からなり、アドレス形式は、 インターフェイス プロセッサ スロット番号/ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号 です。 表1-3 を参照してください。
最初の番号は、VIP が搭載されたスロット(ルータのスロット数により、スロット 0 ~ 12)を識別します。
2 番めの番号は、ポート アダプタが搭載された VIP のベイ(ポート アダプタ スロット)を識別します(0 または 1)。ベイは、VIP 上で左から右に向かって順に番号が付けられています。
3 番めの番号は、ポート アダプタ上の物理ポート番号(インターフェイス ポート番号)を識別します。ポート番号は、常に 0 から始まり左から右の順に番号が付けられています。追加用のポート数は、ポート アダプタにあるポートの数によって異なります。PA-T3+ はシングル ポートのポート アダプタであるため、ポート番号は常に 0 になります。PA-2T3 はデュアル ポートのポート アダプタであるため、ポート番号は 0 または 1 になります。
たとえば、インターフェイス プロセッサ スロット 3、ポート アダプタ スロット 1 の VIP にシングル ポートの PA-T3+ を搭載する場合、インターフェイス アドレスは 3/1/0(インターフェイス プロセッサ スロット 3、ポート アダプタ スロット 1、インターフェイス 0)となります。またインターフェイス プロセッサ スロット 3、ポート アダプタ スロット 1の VIP にデュアル ポート の PA-2T3+ を搭載する場合のインターフェイス アドレスは 3/1/0 および 3/1/1(インターフェイス プロセッサ スロット 3、ポート アダプタ スロット 1、インターフェイス 0 および 1)になります。
(注) プロセッサ スロットは、7 スロットのCisco 7000およびCisco 7507、13 スロットのCisco 7513および Cisco 7576 では縦方向ですが、5 スロットのCisco 7010およびCisco 7505では横方向です。スロット番号およびポート番号は、Cisco 7000 シリーズおよび Cisco 7500 シリーズのすべてのルータに共通です。