16または32ギガビットファイバチャネルへのアップグレード後のリモートストレージの接続解除
概要
このドキュメントでは、8ギガビット(G)FCから16G FCまたは32G FCに移行した後、Qlogic 32G Host Bus Adapter(HBA)を使用してファイバチャネル(FC)接続が不足していることを解決する方法について説明します。
前提条件
要件
このドキュメントに特有の要件はありません。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
- C460-M4(4.0.2fファームウェア)
- QLE2742 Qlogic QLE2742デュアルポート32G FC HBA(ファームウェア8.08.05-83)
- Brocadeファイバ・チャネル16Gまたは32Gスイッチ
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期（デフォルト）設定の状態から起動しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
問題
Qlogic HBA上で8G FCから16G FCまたは32G FCに移動すると、ストレージへのファイバチャネル接続が失われます。
ファブリックログイン(Flogi)またはプロセスログイン(Plogi)に失敗する可能性があります。BIOSのアップデート、HBAの交換、またはマザーボードの交換によって問題が発生する可能性があります。
診断ポート(D_Port)は有効ですが、8GB FCと互換性がないため、D_Portはアクティブではなく、問題は発生しません。D_Portは16G FCおよび32G FCと互換性があります。速度が増加すると、接続の問題がD_Portがアクティブになり、最小要件がより高速なFCリンク速度で満たされるようになったことが確認されます。
解決方法
QlogicアダプタのBIOSオプションROMのD_Port設定を無効にします。これらの手順は、リブートが必要なため、中断が発生します。
[KVM Console] > [Reboot Server] に移動し、F2キーを押してBIOSセットアップに入ります。次に、[Advanced] > [Qlogic Fibre Channel Adapter] > [Advanced] > [D_Port]に移動し、[Disabled] > [F10]を選択して[Save & Exit] を選択します。
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