ポートあたり 15.4 W を超える電力を供給可能な PoE

Cisco Enhanced PoE(Power over Ethernet)は、イーサネットを通じてより多くの電力を提供するための新しい技術です。これは、シスコが提案する新たな企業・自治体向けネットワークソリューションである キャンパス コミュニケーションファブリックの重要な要素の 1 つとなっています。キャンパスコミュニケーション ファブリック ソリューションは、新たなネットワークテクノロジーのスムーズな導入を可能にし、そのために必要な各種の選択肢を取り揃えることで、既存の投資を最大限に保護しながら柔軟なネットワーク構築を実現します。


ポートあたり 15.4 W を超える電力を供給する PoE を今すぐ必要とするお客様のニーズに応えるために、シスコは 802.3af を拡張するテクノロジーを業界でいち早く発表しました。それが、Cisco Enhanced PoE です。ポートあたり 15.4 〜 20 W を給電する Cisco Enhanced PoE は、新しいテクノロジーの利用を可能にします。たとえば、Cisco Aironet 1250 シリーズなどの 802.11n 準拠アクセス ポイントでは、ポートあたり 15.4 W(802.3af 標準で定められた給電量)を上回る電力供給を必要とする新機能もフルに活用できるようになります。

  • Cisco Enhanced PoE は、この機能をサポートする Cisco Catalyst スイッチのソフトウェアをアップグレードするだけで使用可能となるため、必要に応じて最新のネットワーク テクノロジーを実装する際の投資を最大限に保護することができます。
  • ポートあたり 15.4 W を超える電力レベルのネゴシエートは、Cisco Discovery Protocol を使用して自動的に行われます。
  • Cisco Enhanced PoE スイッチからは、供給可能な電力レベルが受電装置(PD)に通知され、受電装置はこれを受けて適切な電力レベルを選択します。

Cisco Enhanced PoE は、Cisco Catalyst シリーズのさまざまなスイッチ製品で広くサポートされる予定です。そのなかには、Cisco Catalyst 6500 ファミリや、Cisco Catalyst 4500 E シリーズ(2008 年半ばを予定)も含まれています。2008 年 2 月時点では、スイッチ製品のうち Cisco Catalyst 3750-E シリーズおよび Cisco Catalyst 3560-E シリーズで Cisco Enhanced PoE がサポートされています。

Cisco Enhanced PoE ソリューション

Cisco Enhanced PoE ソリューションは、医療、製造、エンターテイメント、小売などの業種をターゲットとする次世代のサービスおよびアプリケーションのための、高キャパシティかつ柔軟なソリューションです。


モビリティを強化するソリューション

Cisco Enhanced PoE によって、802.11n アクセス ポイント(Cisco Aironet 1250 シリーズ アクセス ポイントなど)を 1 つのポートでサポートできるようになり、有線プラットフォームとワイヤレス プラットフォームの緊密な統合が実現されます。Cisco Enhanced PoE と Cisco Aironet 1250 シリーズの組み合わせは、業界唯一の統合 802.11n ソリューションであり、必要な電力のすべてを 1 つのスイッチ ポートから供給可能というシンプルな構成が特長です。


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サポートされるスイッチ

Cisco Catalyst 3750-E
進化するネットワークとアプリケーションの要求に的確に対応し、投資保護を最大限に高めつつ、セキュアな統合アプリケーションを展開します。


Cisco Catalyst 3560-E
ネットワークの進化やアプリケーション要件の増加に対応して、生産性を向上し、投資を保護します。