Cisco Carrier Routing System-1(CRS-1)

Cisco Carrier Routing System-1(CRS-1)は、システムの常時稼働に加え、これまでにないサービスの柔軟性と長期的なシステム利用を実現する業界初のキャリア ルータです。Cisco CRS-1には、独自の自己回復機能と自己防衛機能を備えたオペレーティング システム、Cisco IOS® XRが採用されており、常時稼働したままシステム容量を最大92 Tbpsまで拡張できるように設計されています。また、業界初のプログラム可能な40 Gbps ASICであるCisco Silicon Packet ProcessorにCisco Service Separation Architectureを組み合わせた画期的なシステム アーキテクチャによって、これまでにないサービスの柔軟性と高速性が実現されています。Cisco CRS-1は、ネットワークとサービスの統一基盤を提供し、今後10年以上にわたって投資保護を約束する、キャリアIPコミュニケーションの新時代を築く製品です。

Cisco CRS-1 8スロット シングル シェルフ システムは、ミッドプレーン設計を特徴とし、1スロット当たり40Gbps、システム全体で640Gbpsのスイッチング容量を提供します。シャーシ前面には、インターフェイス モジュール用スロットが8つ、ルート プロセッサ用スロットが2つあります。また、シャーシ背面には、モジュラ サービス カード用スロットが8つ、ファブリック カード用スロットが4つあります。スイッチング ファブリックにおける3ステージの処理すべてが、単一のスイッチ ファブリック カードで実行されます。