注意: 本製品は既に生産⁄販売を終了しております。 |
データシート |
製品概要 |
ビジネスの世界は大きく変容しており、スピードが最も重要な要素となっています。また、顧客は地球規模に存在し、競争は激化しています。そして、企業のブランドの威力は、それをサポートするコミュニケーションによって決まります。こうした課題に対応するために、シスコでは、ネットワークエッジにコンテンツ配信のためのインテリジェントな製品ラインを提供しています。これらの製品を使ったローカルアクセスによってパフォーマンスと品質が改善され、WAN輻輳を心配することなく企業全体で豊富なコンテンツを提供できるようになります。
Cisco CDN(Content Delivery Networking)ソリューションは、画期的なSODA(Self-Organizing Distributed Architecture)テクノロジをベースとしています。SODAテクノロジは、スマートな「コンテンツエンジン」を使ってWeb上でマルチメディア情報を配信します。手軽なコストと容易なインストールで導入できるCisco Content Distribution ManagerとCisco Content Engineにより、テレビと同じ品質のビデオなどの高帯域なマルチメディア情報を、管理タスクなしで迅速に配信できるようになります。またCisco Content Engineはキャッシング機能も提供するため、企業はネットワークパフォーマンスを増進し、WAN帯域幅を節約して、インターネットアクセスを制御できるようになります。Cisco CDNソリューションによって企業は、プッシュ型、プル型、およびライブのストリーミングを、すべて1台のデバイスから利用できます。
Content Distribution Manager |
インテリジェントなコンテンツ配信システムの中心となるのは、Cisco Content Distribution Managerです。Content Distribution Managerによって、エンドユーザーサイトに設置されている全Cisco Content Engineを含むメディア配信ネットワーク全体を完全に管理することができます。Cisco Content Engineは、メディアを受信し、それをLAN(ローカルエリアネットワーク)を通して視聴者に流します。Content Distribution ManagerのパワフルでしかもシンプルなWebブラウザベースのユーザーインタフェースを使用して、世界中のCisco Content Engineの構成/監視、テレビと同品質のビデオなどのマルチメディア情報のインポート/プレビュー、およびイントラネット/エクストラネットのためのマルチメディアサイト作成といったことができます。また、WAN(ワイドエリアネットワーク)上でCisco Content Engineにメディアを配信するための最大使用帯域幅と、LAN上でコンテンツエンジンからエンドユーザーにメディアを配信するための最大使用帯域幅を設定することで、ネットワークの輻輳を確実に回避できます。
図1:Cisco Content Distribution Managerでは、使用の簡単なグラフィカルユーザーインタフェースを使ってコンテンツとメディアの配信を完全に管理できます。
主な機能と利点 |
ネットワークの輻輳を回避するために、Cisco Content Distribution Managerは完全な帯域幅制御機能を提供します。Content Distribution ManagerからリモートにあるコンテンツエンジンへのWAN上の最大使用帯域幅、およびコンテンツエンジンからエンドユーザーデスクトップへのLAN上の最大使用帯域幅を設定できます。大容量ファイルを夜間やオフピーク時に配信したり、時間や曜日によって複製を指定できるため、ネットワークの輻輳が発生したり他の業務に影響を与えることはありません。WAN上の複製とLAN上の再生の両方に対して、中央の1つのユーザーインタフェースから完全な制御機能を提供できるのは、シスコだけです。これによって、ネットワークリソースを最も効率的に使用することができます。
図2:Cisco Content Distribution Managerを使用すると、企業は、時間、曜日、場所、そして帯域幅の設定も制御できるため、配信プロセスを完全に管理することが可能になります。
卓越したWeb統合機能 |
どこの視聴者からも到達可能にする代替メディア配信機能 |
Cisco CDNソリューションの主要な利点は、あらゆるIPネットワーク上で高帯域コンテンツを配信する能力です。しかし、Cisco Content Distribution Managerは、対象の視聴者がLAN上のCisco Content Engineに接続していない場合でも、リッチメディアの配信を可能にします。Content Distribution Managerの代替メディア配信機能を使用すると、より低帯域な代替メディアを再生するためのURLを作成しておいて、オフィスの外にいるユーザーに対してこれを提供することができます。視聴者がLANに接続しているときにはリッチコンテンツ配信機能を使用できますが、外出時などの場合には低帯域ビデオ、カスタムHTMLページ、またはPowerPointプレゼンテーションなどのコンテンツにアクセスすることになります。
図3:Cisco Content Distribution Managerによって、迅速、安全、かつ簡単にファイルを複製できます。
帯域幅を増加させることなく、迅速かつ安全にメディアを複製 |
柔軟なインポート機能 |
耐障害性と障害防止機能 |
仕様 |
項目 | Cisco Content Distribution Manager 4650 | Cisco Content Distribution Manager 4630 |
CPU | 2x866 Xeon | 600-MHz PIII |
RAM | 512 MB | 256 MB |
ネットワークインタフェース | オートセンシング10/100BASE-T | オートセンシング10/100BASE-T |
ストレージ容量 | 180 GB(1) | (1) 30GB、10K RPM、Ultra2 SCSIディスクドライブ |
ストレージアレイ | オプション | なし |
ラックユニット | 7 | 1 |
寸法(H×W×D) | 43.7×444.5×358.9 cm(1.72×17.5×14.13インチ) | |
重量 | 5.7 kg(12.5 lb) | |
動作温度 | 0~45℃(32~113°F) | |
非動作時温度 | -25~70℃(-13~158°F) | |
湿度(結露しないこと) | 95% RH(非動作時) | |
動作時衝撃 | 5G 継続時間11-ms、1/2正弦ショックパルス | |
非動作時衝撃 | 20G 継続時間11-ms、1/2正弦ショックパルス | |
動作時振動 | ランダム振動 5-10 Hz 5 db/オクターブ、ランダム振動 10、ランダム振動 200-500 Hz 5 db/オクターブ | |
非動作時振動 | ランダム振動 5-10 Hz 5db/オクターブ、ランダム振動 10 ランダム振動 100-500 Hz 5db/オクターブ |
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電源/電流要件 | ユニバーサル入力 100-127V, 200-240V 周波数 50-60 Hz 最大電力 130W 電流 最大2A |
発注情報 |
説明 | 製品番号 |
Content Distribution Manager 4650 | CDM-4650 |
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Content Distribution Manager 4630 | CDM-4630 |
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シスコシステムズのエンタープライズサービス/サポートソリューション |
更新日:2000年11月9日 |