Cisco MobilityManagerに実装されたモバイル コネクト機能は、Cisco CallManagerと連動して、IPフォンと携帯電話間での通話を制御します。これを使用すると、オフィス内、移動中、外出中に関係なく、その場所で利用できる手段を使って電話を受けることができます。

Cisco MobilityManager のモバイル コネクト機能を理解していただくため、ユーザにとってどのようなメリットがあるかを簡単に説明します。

会社にかかってきた電話は、自席にいれば IP フォン、社外にいれば携帯電話で電話を受けることができます。実際には、IP フォンと携帯電話の両方の呼び出し音が鳴り、どちらででも電話に出ることができます。


IP フォンと携帯電話のどちらでも電話を受けることができなかった場合、その電話は Cisco Unity に転送され、電話をした人はメッセージを残すことができます。メッセージが録音されたことは、Cisco Unity の機能によって、電子メールなどの手段で通知を受け取ることができます。通知の受け取り先を携帯電話の電子メールにしておけば、メッセージがあることに素早く気付き、すぐに確認することができます。


通話の途中で離席しなければならなくなったとき、あるいは携帯電話で話しながら自席にもどったとき、その通話を切ることなく、IP フォンから携帯電話へ、携帯電話から IP フォンへと通話を切り替えることができます。




モバイル コネクトを搭載した Cisco MobilityManagerについて詳しくは、次のURLをご覧ください。

http://www.cisco.com/jp/product/hs/iptel/mobmgr/