ファブリックの初期化について
スイッチを APIC で管理されるように追加し、GUI、CLI、または API を使用して手順を検証することによってファブリックを構築できます。
(注) |
ファブリックを構築するには、アウトオブバンド ネットワーク経由で APIC クラスタを事前に作成する必要があります。 |
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この章の内容は、次のとおりです。
ファブリックの初期化
スイッチを APIC で管理されるように追加し、GUI、CLI、または API を使用して手順を検証することによってファブリックを構築できます。
(注) |
ファブリックを構築するには、アウトオブバンド ネットワーク経由で APIC クラスタを事前に作成する必要があります。 |
トポロジ例は次のとおりです。
2 つのスパイン スイッチ(spine1、spine2)
2 つのリーフ スイッチ(leaf1、leaf2)
APIC の 3 つのインスタンス(APIC1、APIC2、APIC3)
次の図は、ファブリック トポロジの例を示します。
接続の詳細を含むトポロジ例は次のとおりです。
名前 | Connection Details |
---|---|
leaf1 |
eth1/1 = apic1(eth2/1) eth1/2 = apic2(eth2/1) eth1/3 = apic3(eth2/1) eth1/49 = spine1(eth5/1) eth1/50 = spine2(eth5/2) |
leaf2 |
eth1/1 = apic1(eth 2/2) eth1/2 = apic2(eth 2/2) eth1/3 = apic3(eth 2/2) eth1/49 = spine2(eth5/1) eth1/50 = spine1(eth5/2) |
spine1 |
eth5/1 = leaf1(eth1/49) eth5/2 = leaf2(eth1/50) |
spine2 |
eth5/1 = leaf2(eth1/49) eth5/2 = leaf1(eth1/50) |
スイッチの検出
APIC は、ACI ファブリックの一部であるすべてのスイッチに対する自動プロビジョニングおよび管理の中心となるポイントです。単一のデータセンターには、複数の ACI ファブリックを組み込むことができます。各データセンターは、自身の APIC クラスタとファブリックの一部である Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチを持つことができます。スイッチが単一の APIC クラスタによってのみ管理されるようにするには、各スイッチがファブリックを管理するその特定の APIC クラスタに登録される必要があります。
APIC は、現在管理している任意のスイッチに直接接続されている新規スイッチを検出します。クラスタ内の各 APIC インスタンスは、直接接続されているリーフ スイッチのみを最初に検出します。リーフ スイッチが APIC で登録されると、APIC はリーフ スイッチに直接接続されているすべてのスパイン スイッチを検出します。各スパイン スイッチが登録されると、その APIC はそのスパイン スイッチに接続されているすべてのリーフ スイッチを検出します。このカスケード化された検出により、APIC は簡単なわずかな手順でファブリック トポロジ全体を検出することができます。
(注) |
スイッチを登録する前に、ファブリック内のすべてのスイッチが物理的に接続され、適切な設定で起動されていることを確認します。シャーシの設置については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/cloud-systems-management/application-policy-infrastructure-controller-apic/products-installation-guides-list.htmlを参照してください。 |
スイッチが APIC で登録されると、そのスイッチは APIC で管理されるファブリック インベントリの一部となります。アプリケーション セントリック インフラストラクチャ ファブリック(ACI ファブリック)を使用すると、APIC はインフラストラクチャ内のスイッチのプロビジョニング、管理、およびモニタリングのシングル ポイントとなります。
(注) |
インフラストラクチャの IP アドレス範囲は、インバンドおよびアウトオブバンドのネットワーク用の ACI ファブリックで使用する他の IP アドレスと重複してはなりません。 |
(注) |
インフラストラクチャの IP アドレス範囲は、インバンドおよびアウトオブバンドのネットワーク用の ACI ファブリックで使用する他の IP アドレスと重複してはなりません。 |
ファブリック内のすべてのスイッチが物理的に接続され、起動されていることを確認します。
ステップ 1 |
メニュー バーで、 を選択します。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで、[Fabric Membership] をクリックします。 |
ステップ 3 |
リーフ スイッチの行をダブルクリックし、次の操作を実行して、ID を設定します。 |
ステップ 4 |
1 つ以上のスパイン スイッチが表示されるまで [Work] ペインをモニタします。 |
ステップ 5 |
スパイン スイッチの行をダブルクリックし、次の操作を実行して、ID を設定します。 |
ステップ 6 |
[Fabric Membership] テーブルにリストされる各スイッチに対し、次の手順を実行します。
|
スイッチが APIC で登録された後、APIC はファブリック トポロジ ディスカバリを自動的に実行し、ネットワーク全体のビューを取得し、ファブリック トポロジ内のすべてのスイッチを管理します。
各スイッチは、個々にアクセスせずに、APIC から設定、モニタ、およびアップグレードできます。
ステップ 1 |
メニュー バーで、 を選択します。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで、[Fabric Membership] を展開します。 |
すべてのスイッチが APIC クラスタに登録された後、APIC はファブリック内のすべてのリンクおよび接続を自動的に検出し、その結果トポロジ全体を検出します。
ステップ 1 |
メニュー バーで、 を選択します。 |
ステップ 2 |
[ナビゲーション] ペインで、[トポロジ] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[Work] ペインで、[TOPOLOGY] タブをクリックします。 |
ステップ 4 |
(任意) ヘルス、ステータス、インベントリ情報を表示するには、コンポーネント上にカーソルを移動します。 |
ステップ 5 |
(任意) リーフ スイッチまたはスパイン スイッチのポートレベルの接続を表示するには、トポロジ図のアイコンをダブルクリックします。 |
ステップ 6 |
(任意) トポロジ図を更新するには、[作業] ペインの左上隅にある アイコンをクリックします。 |
VM コントローラ(vCenter など)で管理されているホストはレイヤ 2 スイッチを介してリーフ ポートに接続できます。必要な唯一の前提条件は、レイヤ 2 スイッチを管理アドレスで設定することです。この管理アドレスは、スイッチに接続されているポート上で Link Layer Discovery Protocol(LLDP)または Cisco Discovery Protocol(CDP)によってアドバタイズされる必要があります。レイヤ 2 スイッチは、APIC によって自動的に検出され、管理アドレスで識別されます。次の図は、 ビューにアンマネージド スイッチを表示する APIC GUI を示します。
グレースフル挿抜 (GIR) モード
正常な挿入および削除 (登場させ) モードでは、またはメンテナンス モードでは、最小サービスの中断でネットワークからのスイッチを特定するためにできます。登場させモードでトラフィックの影響を与えずにリアルタイムのデバッグを実行することができます。
グレースフル挿抜を使用してスイッチを正常に取り出し、そのスイッチをネットワークから分離して、デバッグ操作を実行することができます。スイッチは、最小限のトラフィックの中断だけで、通常の転送パスから取り外されます。デバッグ操作の実行が終了したら、グレースフル挿入を使用して、そのスイッチを完全な運用(通常)モードに戻すことができます。正常に削除、外部のすべてのプロトコルが適切に電源を切るファブリック プロトコル (IS-IS) を除くと、スイッチは、ネットワークから切り離します。メンテナンス モード時に、最大メトリックは IS-IS 内でアドバタイズ、 Cisco Application Centric Infrastructure ( Cisco ACI ) ファブリックおよびそのため、メンテナンス モード TOR がスパイン スイッチからのトラフィックをひく点されません。さらに、前面パネルのすべてのインターフェイスは、スイッチ ファブリック インターフェイスを除くでシャット ダウンされます。グレースフルの挿入で、スイッチは自動的に廃棄、再起動、および recommissioned。再稼働が完了したら、外部のすべてのプロトコルを復元し、IS-IS で最大のメトリックは 10 分後にリセットされます。
次のプロトコルがサポートされています。
Border Gateway Protocol(BGP)
Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)
Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)
Open Shortest Path First(OSPF)
リンク集約制御プロトコル(LACP)
アップグレードまたはダウン グレード メンテナンス モードでスイッチがサポートされていません。
イーサネット ポート モジュールでは、インターフェイスを増殖停止、スイッチは、メンテナンス モードでは、通知に関連します。その結果、リモート スイッチを再起動するか、またはこの時間中にファブリック リンクかを調べますは、ファブリック リンクはありません確立した後で、スイッチがリブート手動でない限り (を使用して、 acidiag タッチ クリーン コマンド)、廃棄、および recommissioned。
複数のポッドの 再配布されたルートのメトリックを IS-IS 63 未満に設定する必要があります。設定を 再配布されたルートのメトリックを IS-IS 、選択 。
既存の登場させには、すべてのレイヤ 3 トラフィック迂回がサポートされています。LACP でレイヤ 2 のすべてのトラフィックは、冗長ノードを迂回も。ノードは、メンテナンス モードに入ります、されるとすぐに、ノードで実行されている LACP は、不要になった集約できるようにポート チャネルの一部としてネイバーを通知します。すべてのトラフィックは vPC ピア ノードを迂回します。
登場させアップグレードの Cisco Application Policy Infrastructure Controller ( Cisco APIC )-接続のリーフ スイッチは、さまざまなメンテナンス グループに配置する必要がありますように、 Cisco APIC -接続のリーフ スイッチがアップグレードされた 1 つずつを取得します。
GUI を使用してスイッチをメンテナンス モードに移行するには、次の手順を使用します。スイッチがメンテナンス モードに移行していても、アウトオブバンド管理インターフェイスは以前動作しており、アクセスが可能です。
ステップ 1 |
メニュー バーで、 を選択します。 |
ステップ 2 |
ナビゲーション ウィンドウで、Fabric Membership をクリックします。 |
ステップ 3 |
作業ウィンドウで、 をクリックします。 |
ステップ 4 |
[OK] をクリックします。 安全に移行したスイッチでは、Debug Mode というメッセージが Status コラムに表示されます。 |
CLI を使用してメンテナンス モードにスイッチを移行するには、次の手順を使用します。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|---|
[no ]debug-switch node_id or node_name |
メンテナンス モードにスイッチを移行します。 |
REST API を使用して、メンテナンス モードにスイッチを削除するのにには、次の手順を使用します。
メンテナンス モードにスイッチを削除します。 例:
|
GUI を使用してスイッチを挿入し、動作モードにするには、次の手順に従います。
ステップ 1 |
メニュー バーで、 を選択します。 |
ステップ 2 |
ナビゲーション ウィンドウで、Fabric Membership をクリックします。 |
ステップ 3 |
作業ウィンドウで、 をクリックします。 |
ステップ 4 |
[OK] をクリックします。 |
この手順を使って、スイッチを CLI を使用している動作モードに挿入します。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|---|
[no ]no debug-switch node_id or node_name |
動作モードにスイッチを挿入します。 |
REST API を使用して操作モードにスイッチを挿入するには、次の手順を使用します。
操作モードにスイッチを挿入します。 例:
|