Cisco Unified Communications Manager, Release 9.1(1) ディザスタ リカバリ システム アドミニストレーション ガイド
Cisco Unified CM ディザスタ リカバリ システム
Cisco Unified CM ディザスタ リカバリ システム
発行日;2013/04/23   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

Cisco Unified CM ディザスタ リカバリ システム

ディザスタ リカバリ システム

Cisco Unified CM の管理から起動できるディザスタ リカバリ システム(DRS)は、Cisco Unified Communications Manager クラスタのすべてのサーバの機能について、データの完全バックアップと復元を提供します。 ディザスタ リカバリ システムでは、定期的にスケジュールされた自動データ バックアップまたはユーザ起動のデータ バックアップを実行できます。

ディザスタ リカバリ システムで実行するバックアップは、クラスタ レベルであり、Cisco Unified Communications Manager クラスタ内のすべてのサーバのバックアップを 1 箇所に集め、バックアップ データを物理的なストレージ デバイスにアーカイブします。

DRS は、プラットフォームのバックアップ/復元の一環として、独自の設定(バックアップ デバイス設定およびスケジュール設定)を復元します。 DRS は、drfDevice.xml ファイルおよび drfSchedule.xml ファイルをバックアップおよび復元します。 これらのファイルとともにサーバを復元するときは、DRS バックアップ デバイスおよびスケジュールを再設定する必要がありません。


注意    


Cisco Unified Communications Manager リリースを復元する前に、サーバにインストールされている Cisco Unified Communications Manager のバージョンが、復元するバックアップ ファイルのバージョンに一致することを確認します。 ディザスタ リカバリ システムは、Cisco Unified Communications Manager のバージョンが一致する場合にだけ復元をサポートします。 たとえば、ディザスタ リカバリ システムはバージョン 8.6.1.20000-1 バージョン 8.6.2.20000-2、またはバージョン 8.6.2.20000-2 から 8.6.2.21900-5 への復元は行えません。



注意    


バックアップまたは復元を実行する前に、すべてのクラスタ ノードが Cisco Unified Communications Manager リリースと同じバージョンを実行していることを確認します。 異なるノードで Cisco Unified Communications Manager の異なるバージョンが実行されている場合、証明書の不一致になり、バックアップまたは復元が失敗する場合があります。



注意    


Cisco Unified Communications Manager リリースを復元する場合は事前に、復元のホスト名、IP アドレス、DNS 設定、バージョン、および配置タイプが、復元するバックアップ ファイルのホスト名、IP アドレス、DNS 設定、バージョン、および配置タイプに一致することを確認します。


システム データ復元を実行するときには、クラスタ内のどのノードを復元するかを選択できます。

ディザスタ リカバリ システムには、次の機能があります。

  • バックアップおよび復元タスクを実行するためのユーザ インターフェイス。
  • バックアップおよび復元機能を実行するための分散システム アーキテクチャ。
  • バックアップのスケジューリング。
  • 物理的なテープ ドライブまたはリモート SFTP サーバへのバックアップのアーカイブ。

ディザスタ リカバリ システムには、マスター エージェント(MA)とローカル エージェント(LA)という 2 つの主要な機能が含まれています。 マスター エージェントは、バックアップおよび復元アクティビティをローカル エージェントと調整します。

クラスタ内のすべてのノードでマスター エージェントとローカル エージェントの両方が自動的にアクティブになります。


注意    


DRS 暗号化は、クラスタ セキュリティ パスワードによって異なります。 コマンドライン インターフェイスまたは新規インストールでこのセキュリティ パスワードを変更した場合は、すぐに新規バックアップを作成するか、または古いセキュリティ パスワードを記憶することを推奨します。



(注)  


ディザスタ リカバリ システムは、マスター エージェントとローカル エージェントとの間で SSL ベースの通信を使用して、Cisco Unified Communications Manager クラスタ ノード間のデータの認証および暗号化を行います。 DRS は、IPSec 証明書を使用して、公開キー/秘密キーの暗号化を行います。 証明書管理ページから IPSEC 信頼ストア(hostname.pem)ファイルを削除すると、DRS が想定どおりに機能しなくなることに注意してください。 IPSEC 信頼ファイルを手動で削除するときは、IPSEC 証明書を IPSEC 信頼に必ずアップロードしてください。 詳細については、Cisco Unified Communications Manager のセキュリティに関するガイドの証明書の管理のヘルプ ページを参照してください。



(注)  


ディザスタ リカバリ システムは、Windows から Linux へ、または Linux から Linux へデータを移行しません。 復元は、バックアップと同じ製品バージョンで実行する必要があります。 Windows ベースのプラットフォームから Linux ベースのプラットフォームへのデータ移行の詳細については、『Data Migration Assistant User Guide』を参照してください。



注意    


コール処理が中断してサービスに影響が及ばないように、バックアップはオフピーク時間中にスケジュールしてください。



注意    


データを復元するときは、ホスト名、サーバ IP アドレス、および配置タイプがバックアップ時と同じである必要があります。 DRS では、ホスト名、IP アドレス、および配置タイプが異なると復元が行われません。


バックアップ手順および復元手順のクイック リファレンス表

次の表に、バックアップ手順および復元手順のクイック リファレンスを示します。


(注)  


DRS は、drfDevice.xml ファイルおよび drfSchedule.xml ファイルをバックアップおよび復元します。 これらのバックアップ デバイス設定およびスケジュール設定が、プラットフォーム バックアップ/復元の一環として復元されます。 これらのファイルとともにサーバを復元するときは、DRS バックアップ デバイスおよびスケジュールを再設定する必要がありません。


バックアップ クイック リファレンス

表 1 に、ディザスタ リカバリ システムを使用してバックアップを行う場合に実行する必要がある主要な手順と、その概要へのクイック リファレンスを発生順に示します。

手順
    ステップ 1   データのバックアップ先となるバックアップ デバイスを作成します。

    バックアップ デバイスの設定

    ステップ 2   スケジュールに従ってデータをバックアップするためのバックアップ スケジュールを作成および編集します。 手動またはスケジュールされたバックアップでは、クラスタ全体がバックアップされます。

    バックアップ スケジュールの作成と編集

    ステップ 3   データをバックアップするためのバックアップ スケジュールをイネーブルまたはディセーブルにします。

    スケジュールのイネーブル化、ディセーブル化、および削除

    ステップ 4   SFTP デバイスに作成するバックアップ tar のサイズを概算します。

    バックアップ tar のサイズの予測

    ステップ 5   手動バックアップを実行します(任意)。

    手動バックアップ

    ステップ 6   バックアップのステータスを確認する:バックアップの実行中、現在のバックアップ ジョブのステータスを確認できます。

    バックアップ ステータス


    復元クイック リファレンス

    表 2 に、ディザスタ リカバリ システムを使用して復元を行う場合に実行する必要がある主要な手順と、その概要へのクイック リファレンスを発生順に示します。


    (注)  


    ディザスタ リカバリ システムは、Windows から Linux へ、または Linux から Linux へデータを移行しません。 復元は、バックアップと同じ製品バージョンで実行する必要があります。 表 1 の手順を実行する前に、Windows ベースのプラットフォームから Linux ベースのプラットフォームへのデータ マイグレーションの詳細について、『Data Migration Assistant User Guide』を参照してください。


    手順
      ステップ 1   保存場所を選択する:まず、バックアップ ファイルの復元元となる保存場所を選択する必要があります。 前回正常起動時の設定へのノードまたはクラスタの復元
      ステップ 2   バックアップ ファイルを選択する:使用可能なファイルのリストから、復元するバックアップ ファイルを選択します。 前回正常起動時の設定へのノードまたはクラスタの復元
      ステップ 3   機能を選択する:使用可能な機能のリストから、復元する機能を選択します。 前回正常起動時の設定へのノードまたはクラスタの復元
      ステップ 4   ノードを選択する:選択した機能が複数のノードからバックアップされたものである場合には、復元するノードを選択する必要があります。 前回正常起動時の設定へのノードまたはクラスタの復元
      ステップ 5   データ ソースを選択する:第 1 ノード(パブリッシャ)を復元する場合、正常な後続ノード(サブスクライバ)から Cisco Unified Communications Manager データを復元し、最新のデータを使用していることを確認します。

      最初のノードのみの復元

      ステップ 6   復元のステータスを確認する:復元プロセスの実行中、現在の復元ジョブのステータスを確認できます。

      現在の復元ジョブのステータスの確認


      サポートされている機能およびコンポーネント

      ディザスタ リカバリ システムでは、次のコンポーネントをバックアップおよび復元できます。 すべてのコンポーネントが自動的にバックアップされます。

      • Cisco Unified Communications Manager/Cisco CDR 分析とレポート/コール詳細レコード(CDR)を含む Cisco Unified Communications Manager データベース(CCMDB)
      • プラットフォーム
      • 保留音(MoH)オーディオ ファイル
      • BAT Bulk Provisioning Service(BPS)
      • CCM プリファレンス ファイル(CCMPREFS)
      • TFTP 電話デバイス ファイル(TFTP)
      • SNMP Syslog コンポーネント(SYSLOGAGT SNMP)
      • SNMP SNMP CDP サブエージェント(CDPAGT SNMP)
      • トレース収集ツール(TCT)
      • Cluster Manager(CLM)
      • Cisco Extended Functions(CEF)

      システム要件

      データをネットワーク上のリモート デバイスにバックアップするには、SFTP サーバを用意して必要な設定を行う必要があります。 任意の SFTP サーバ製品を使用できますが、シスコのテクノロジー パートナーで認定される SFTP 製品を使用することをシスコでは推奨します。 テクノロジー パートナー(GlobalSCAPE など)は、特定のバージョンの Cisco Unified Communications Manager で自社製品を認定しています。 ご使用のバージョンの Cisco Unified Communications Manager と自社製品の互換性を保証しているベンダーについては、Cisco Developer Network のソリューション カタログを参照してください。

      サポートされている Cisco Unified Communications バージョンで GlobalSCAPE を使用する方法の詳細については、GlobalSCAPE にお問い合わせください。

      シスコでは社内テストに次のサーバを使用しています。 いずれかのサーバを使用できますが、サポートについては各ベンダーにお問い合わせください。

      • Open SSH
      • Cygwin
      • Titan

      シスコでは、SFTP 製品の freeFTDP の使用はサポートしません。 この SFTP 製品では、ファイル サイズが 1 GB に制限されているためです。


      (注)  


      CTDP プロセスでまだ認定されていないサードパーティ製品で問題が発生した場合、サポートについてはそのサードパーティ ベンダーに問い合わせてください。



      (注)  


      バックアップまたは復元の実行中は、ディザスタ リカバリ システムによってプラットフォームの API がロックされ、すべての OS 管理要求がブロックされるため、OS 管理作業を行うことはできません。 一方、ほとんどの CLI コマンドはブロックされません。CLI ベースのアップグレード コマンドだけがプラットフォーム API ロッキング パッケージを使用するからです。



      ヒント


      バックアップはネットワーク トラフィックが少なくなる時間帯にスケジューリングしてください。



      (注)  


      HP DL380-G6 サーバ(ソフトウェア専用)に移行すると、新規サーバの Cisco Unified Communications Manager の旧バージョン(5.x および 6.x)をインストールできなくなります。 このため、DRS バックアップを実行できるようにするには、Cisco Unified Communications Manager の旧バージョンを古いパブリッシャ(すでにサポートされていない可能性があります)にインストールする必要があります。 このバックアップが完了したら、HP DL380-G6(ソフトウェア専用)パブリッシャにそれを復元できます。


      ディザスタ リカバリ システムのアクセス

      ディザスタ リカバリ システムにアクセスするには、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unity Connection Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リスト ボックスから、[ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択します。 Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。


      (注)  


      管理者ユーザ名とパスワードは Cisco Unified Communications Manager のインストール時に設定したものであり、コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、管理者パスワードを変更したり、新しい管理者アカウントを設定したりできます。 詳細については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。


      マスター エージェントの役割とアクティブ化

      マスター エージェント(MA)はサーバ上で自動的にアクティブになります。

      クラスタの各ノードで自動的にマスター エージェント サービスが起動されますが、マスター エージェントは第 1 ノードでだけ機能します。 後続ノードのマスター エージェントは、何の機能も実行しません。

      マスター エージェントの機能

      マスター エージェント(MA)は、次の役割を果たします。

      • MA は、システムレベルのコンポーネント登録情報を格納します。
      • MA は、スケジュールされた一連のタスクを XML ファイルに保持します。 MA は、ユーザ インターフェイスからスケジュール更新情報を受け取ると、このファイルを更新します。 MA は、スケジュールに従って実行可能タスクを該当するローカル エージェントに送信します (ローカル エージェントは、遅滞なくただちにバックアップ タスクを実行します)。
      • ディザスタ リカバリ システム ユーザ インターフェイスから MA にアクセスすると、バックアップ デバイスの設定、バックアップ スケジュールの新規追加によるバックアップのスケジューリング、既存のスケジュールの表示または更新、実行したスケジュールのステータスの表示、システム復元の実行など、さまざまなアクティビティを実行できます。
      • MA は、バックアップ データをローカルに接続されたテープ ドライブまたはリモート ネットワーク上の場所に格納します。

      ローカル エージェント

      サーバには、バックアップおよび復元機能を実行するローカル エージェントが搭載されています。

      マスター エージェントが搭載されているサーバをはじめ、Cisco Unified Communications Manager クラスタ内の各サーバには、それぞれのサーバのバックアップおよび復元機能を実行するためのローカル エージェントが搭載されている必要があります。


      (注)  


      デフォルトでは、ローカル エージェントはクラスタの各ノードで自動的にアクティブになります。


      ローカル エージェントの機能

      ローカル エージェントは、サーバ上でバックアップおよび復元スクリプトを実行します。

      クラスタでは、ローカル エージェントがクラスタ内の各ノードでバックアップおよび復元スクリプトを実行します。


      (注)  


      ディザスタ リカバリ システムは、マスター エージェントとローカル エージェントとの間で SSL ベースの通信を使用して、Cisco Unified Communications Manager クラスタ ノード間のデータの認証および暗号化を行います。 DRS は、IPSec 証明書を使用して、公開キー/秘密キーの暗号化を行います。 この証明書交換は、内部で処理されます。 この交換のために設定に変更を加える必要はありません。


      バックアップ デバイスの設定

      ディザスタ リカバリ システムを使用する場合は事前に、バックアップ ファイルの保存先を設定する必要があります。 最大 10 個のバックアップ デバイスを設定できます。 バックアップ デバイスを設定するには、次の手順を実行します。


      (注)  


      コマンドライン インターフェイスからデバイスを追加、削除、および一覧表示できます。 DRS 用の CLI コマンドの詳細については、コマンドライン インターフェイスを参照してください。


      手順
        ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

        ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

        ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
        ステップ 3   [バックアップ(Backup)] > [バックアップ デバイス(Backup Device)] に移動します。 [バックアップ デバイス リスト(Backup Device List)] ウィンドウが表示されます。
        ステップ 4   新しいバックアップ デバイスを設定するには、[新規追加(Add New)] をクリックします。
        ステップ 5   バックアップ デバイスを編集するには、[バックアップ デバイス(Backup Device)] リストでそのデバイスを選択します。 次に、[選択項目の編集(Edit Selected)] をクリックします。

        [バックアップ デバイス(Backup Device)] ウィンドウが表示されます。

        ステップ 6   [バックアップ デバイス名(Backup device name)] フィールドにバックアップ デバイス名を入力します。
        (注)     

        バックアップ デバイス名には、英数字、スペース( )、ダッシュ(-)、およびアンダースコア(_)だけを使用できます。 それ以外の文字は使用しないでください。

        ステップ 7   次のいずれかのバックアップ デバイスを選択し、[接続先の選択(Select Destination)] 領域で適切なフィールド値を入力します。
        1. [テープ デバイス(Tape Device)]:ローカルに接続されたテープ ドライブにバックアップ ファイルを保存します。 リストから目的のテープ デバイスを選択します。
          (注)     

          複数のテープをまたいだり、1 つのテープに複数のバックアップを保存したりできません。

          (注)     

          VMware 仮想マシンからログインした場合は、テープにバックアップできません。 テープ デバイス オプションが、VMware ユーザには無効になっているからです。

        2. [ネットワーク ディレクトリ(Network Directory)]:バックアップ ファイルを SFTP 接続でアクセスできるネットワーク ドライブに格納します。 DRS は、IPv4 アドレスまたはホスト名/完全修飾ドメイン名(FQDN)で設定されている SFTP サーバだけをサポートします。 次の必須情報を入力します。
          • [サーバ名(Server name)]:ネットワーク サーバの名前または IP アドレス
          • [パス名(Path name)]:バックアップ ファイルの保存先となるディレクトリのパス名
          • [ユーザ名(User name)]:リモート システム上のアカウントの有効なユーザ名
          • [パスワード(Password)]:リモート システム上のアカウントの有効なパスワード
          • [ネットワーク ディレクトリに保存するバックアップの数(Number of backups to store on Network Directory)]:このネットワーク ディレクトリに保存するバックアップの数。
          (注)     

          ネットワーク上に保存先を設定するには、SFTP サーバにアクセスする必要があります。 バックアップに先立って SFTP パスが存在する必要があります。 SFTP サーバへのアクセスに使用するアカウントには、選択したパスに対する書き込み権限が必要です。

        ステップ 8   これらの設定を更新するには、[保存(Save)] をクリックします。
        (注)     

        [保存(Save)] ボタンをクリックすると、DRS マスター エージェントが選択したバックアップ デバイスを検証します。 ユーザ名、パスワード、サーバ名、またはディレクトリ パスが無効であると、保存操作は失敗します。

        ステップ 9   バックアップ デバイスを削除するには、[バックアップ デバイス(Backup Device)] リストでそのデバイスを選択します。 次に、[選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。
        (注)     

        バックアップ スケジュールにバックアップ デバイスとして設定されているバックアップ デバイスは削除できません。


        バックアップ スケジュールの作成と編集

        最大 10 個のバックアップ スケジュールを作成できます。 各バックアップ スケジュールには、自動バックアップのスケジュール、バックアップする機能セット、保存場所など、独自のプロパティがあります。


        (注)  


        コマンドライン インターフェイスからバックアップ スケジュールを一覧表示および追加できます。 DRS 用の CLI コマンドの詳細については、コマンドライン インターフェイスを参照してください。



        (注)  


        バックアップ .tar ファイルはランダムに生成されるパスワードで暗号化されるということに注意してください。 このパスワードは、クラスタ セキュリティ パスワードで暗号化され、バックアップ .tar ファイルとともに保存されます。 このセキュリティ パスワードは忘れないように記憶しておくか、またはセキュリティ パスワードを変更/リセットしたらすぐにバックアップを作成する必要があります。



        注意    


        コール処理が中断してサービスに影響が及ばないように、バックアップはオフピーク時間中にスケジュールしてください。


        バックアップ スケジュールを管理するには、次の手順を実行します。

        手順
          ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

          ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

          ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
          ステップ 3   [バックアップ(Backup)] > [スケジューラ(Backup)] に移動します。

          [スケジュール リスト(Schedule List)] ウィンドウが表示されます。

          ステップ 4   次のいずれかの手順を実行して、新規スケジュールを追加するか、または既存のスケジュールを編集します。
          1. 新規スケジュールを作成するには、[新規追加(Add New)] をクリックします。
          2. 既存のスケジュールを設定するには、[スケジュール リスト(Schedule List)] 列でその名前をクリックします。

            [スケジューラ(Scheduler)] ウィンドウが表示されます。

          ステップ 5   スケジュール名を [スケジュール名(Schedule Name)] フィールドに入力します。
          (注)     

          デフォルトのスケジュールの名前は変更できません。

          ステップ 6   [バックアップ デバイスの選択(Select Backup Device)] 領域でバックアップ デバイスを選択します。
          ステップ 7   [機能の選択(Select Features)] 領域でバックアップする機能を選択します。 少なくとも 1 つの機能を選択する必要があります。
          ステップ 8   [バックアップの開始時刻(Start Backup at)] 領域でバックアップを開始する日付と時刻を選択します。
          ステップ 9   [頻度(Frequency)] 領域でバックアップを行う頻度を選択します。[一度(Once)]、[日次(Daily)]、[週次(Weekly)]、[月次(Monthly)] のいずれかになります。 [週次(Weekly)] を選択した場合は、バックアップを行う週の曜日も選択できます。
          ヒント   

          バックアップ頻度を火曜日から土曜日までの [週次(Weekly)] に設定するには、[デフォルトの設定(Set Default)] をクリックします。

          ステップ 10   これらの設定を更新するには、[保存(Save)] をクリックします。
          ステップ 11   スケジュールを有効にするには、[スケジュールの有効化(Enable Schedule)] をクリックします。

          設定した時刻になると自動的に次のバックアップが実行されます。

          (注)     

          クラスタ内のすべてのサーバが、同じバージョンの Cisco Unified Communications Manager を実行し、ネットワーク経由で到達可能であることを確認してください。 スケジュールされたバックアップの時刻にサーバに到達できないと、そのサーバはバックアップされません。

          ステップ 12   スケジュールをディセーブルにするには、[スケジュールの無効化(Disable Schedule)] をクリックします。

          スケジュールのイネーブル化、ディセーブル化、および削除


          (注)  


          コマンドライン インターフェイスからバックアップ スケジュールを有効化、無効化、および削除できます。 DRS 用の CLI コマンドの詳細については、コマンドライン インターフェイスを参照してください。


          手順
            ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

            ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

            ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
            ステップ 3   [バックアップ(Backup)] > [スケジューラ(Backup)] に移動します。

            [スケジュール リスト(Schedule List)] ウィンドウが表示されます。

            ステップ 4   変更するスケジュールの横にあるチェックボックスをオンにします。
            1. すべての添付ファイルを選択するには、[すべて選択(Select All)] をクリックします。
            2. すべてのチェックボックスをオフにするには、[すべてクリア(Clear All)] をクリックします。
            ステップ 5   選択したスケジュールをイネーブルにするには、[選択されたスケジュールのイネーブル化(Enable Selected Schedules)] をクリックします。
            ステップ 6   選択したスケジュールをディセーブルにするには、[選択されたスケジュールのディセーブル化(Disable Selected Schedules)] をクリックします。
            ステップ 7   選択したスケジュールを削除するには、[選択されたスケジュールの削除(Delete Selected)] をクリックします。

            バックアップ tar のサイズの予測

            SFTP デバイスで実行するバックアップ tar のサイズを計算するには、次の手順に従ってください。


            (注)  


            計算されたサイズは正確な値ではなく、バックアップ tar の予測サイズであることに注意してください。 サイズは前のバックアップの実際のバックアップ サイズに基づいて計算され、設定が前回のバックアップ以降変更された場合は異なることがあります。 また、この手順ではテープ デバイスで実行されるバックアップのサイズは概算されません。



            (注)  


            選択した機能の 1 つ以上のバックアップ履歴がない場合は、Cisco Unified Communications Manager はバックアップ tar のサイズを計算できないことに注意してください。


            手順
              ステップ 1   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
              ステップ 2   [バックアップ(Backup)] > [手動バックアップ(Manual Backup)] メニューを選択します。

              [手動バックアップ(Manual Backup)] ウィンドウが表示されます。

              ステップ 3   [機能の選択(Select Features)] 領域でバックアップする機能を選択します。
              ステップ 4   選択した機能のバックアップの予測サイズを表示するには、[サイズの予測(Estimate Size)] を選択します。

              手動バックアップ

              手動バックアップを開始するには、次の手順を実行します。


              (注)  


              バックアップ .tar ファイルはランダムに生成されるパスワードで暗号化されるということに注意してください。 このパスワードは、クラスタ セキュリティ パスワードで暗号化され、バックアップ .tar ファイルとともに保存されます。 このセキュリティ パスワードは忘れないように記憶しておくか、またはセキュリティ パスワードを変更/リセットしたらすぐにバックアップを作成する必要があります。



              (注)  


              バックアップを実行する前に、すべてのクラスタ ノードが Cisco Unified Communications Manager と同じバージョンを実行していることを確認します。 異なるノードで Cisco Unified Communications Manager の異なるバージョンが実行されている場合、証明書の不一致になり、バックアップが失敗する場合があります。



              注意    


              「リモート サーバに空き領域がない」または「ネットワーク接続の割り込み」などの理由で、バックアップ プロセスが失敗する場合があることに注意してください。 バックアップが失敗した原因を解決してから、新規バックアップを開始します。


              手順
                ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

                ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

                ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
                ステップ 3   [バックアップ(Backup)] > [手動バックアップ(Manual Backup)] に移動します。 [手動バックアップ(Manual Backup)] ウィンドウが表示されます。
                ステップ 4   [バックアップ デバイスの選択(Select Backup Device)] 領域でバックアップ デバイスを選択します。
                ステップ 5   [機能の選択(Select Features)] 領域でバックアップする機能を選択します。
                ステップ 6   手動バックアップを開始するには、[バックアップの開始(Start Backup)] をクリックします。

                バックアップ ステータス

                現在のバックアップ ジョブのステータスを確認し、現在のバックアップ ジョブをキャンセルできます。 バックアップ履歴を表示するには、バックアップおよび復元履歴を参照してください。


                注意    


                リモート サーバへのバックアップが 20 時間以内に完了しないと、バックアップ セッションがタイムアウトします。 その場合は、新規バックアップを開始する必要があります。


                現在のバックアップ ジョブのステータスの確認

                現在のバックアップ ジョブのステータスを確認するには、次の手順を実行します。

                手順
                  ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

                  ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

                  ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
                  ステップ 3   [バックアップ(Backup)] > [現在のステータス(Current Status)] に移動します。 [バックアップ ステータス(Backup Status)] ウィンドウが表示されます。
                  ステップ 4   バックアップ ログ ファイルを表示するには、ログファイル名リンクをクリックします。
                  ステップ 5   現在のバックアップをキャンセルするには、[バックアップのキャンセル(Cancel Backup)] をクリックします。
                  (注)     

                  現在のコンポーネントがバックアップ操作を完了した後、バックアップがキャンセルされます。


                  復元シナリオ


                  注意    


                  DRS 暗号化は、クラスタ セキュリティ パスワードによって異なります。 バックアップからこの復元までの間にセキュリティ パスワードを変更した場合は、元のセキュリティ パスワードが必要になります。 このため、このような古いバックアップを使用するには、元のセキュリティ パスワードを忘れないように記憶しておくか、またはセキュリティ パスワードを変更/リセットしたらすぐにバックアップを作成する必要があります。



                  注意    


                  復元中に Cisco Unified Communications Manager の設定に変更を加えないでください。 設定の変更には、Cisco Unified Communications Manager Administration、Cisco Unified サービスアビリティ、および [ユーザ オプション(User Option)] ウィンドウで実行するすべての変更が含まれます。



                  注意    


                  クラスタのすべてのサーバで復元が完了し、データベースの複製が機能していることを確認するまで、設定作業を実行しないでください。



                  (注)  


                  DRS 復元を実行して、データを新しいサーバに移行する場合、新しいサーバに古いサーバが使用していたのと同じ IP アドレスとホスト名を割り当てる必要があります。 さらに、バックアップの取得時に DNS が設定されている場合、復元を実行する前に、同じ DNS 設定がある必要があります。



                  (注)  


                  サーバの交換の詳細については、『Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager』ガイドを参照してください。



                  (注)  


                  DRS 復元を実行する前に、すべてのクラスタ ノードが Cisco Unified Communications Manager リリースと同じバージョンを実行していることを確認します。 異なるノードで Cisco Unified Communications Manager の異なるバージョンが実行されている場合、証明書の不一致になり、復元が失敗する場合があります。



                  ヒント


                  Cisco Unified Communications Manager Release 8.0(1) 以降では、ハードウェアの交換後に証明書信頼リスト(CTL)クライアントを実行する必要があるアップグレード シナリオが 1 つだけあります。 後続ノード(サブスクライバ)サーバを復元しない場合には、CTL クライアントを実行する必要があります。 他の場合、DRS は必要な証明書をバックアップします。



                  ヒント


                  CTL ファイルの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』の「Installing the CTL Client」と「Configuring the CTL Client」の手順を参照してください。


                  次のシナリオに従うと、Cisco Unified Communications Manager を復元できます。

                  前回正常起動時の設定へのノードまたはクラスタの復元


                  (注)  


                  この手順は、ノードを前回正常起動時の設定に復元する場合にだけ使用してください。 ハード ドライブ障害やその他のハードウェア障害の後には使用しないでください。 パブリッシャ サーバを再構築する場合は、最初のノードのみの復元をお読みください。 クラスタ全体を再構築する場合は、クラスタ全体の復元をお読みください。



                  (注)  


                  バックアップ時にリモート クラスタにログインしていたクラスタ間のエクステンション モビリティのユーザは、復元後もログインしたままとなります。



                  注意    


                  Cisco Unified Communications Manager リリースを復元する前に、サーバにインストールされている Cisco Unified Communications Manager のバージョンが、復元するバックアップ ファイルのバージョンに一致することを確認します。 ディザスタ リカバリ システムは、Cisco Unified Communications Manager のバージョンが一致する場合にだけ復元をサポートします。 たとえば、ディザスタ リカバリ システムはバージョン 8.6.1.20000-1 からバージョン 8.6.2.20000-2、またはバージョン 8.6.2.20000-2 から 8.6.2.21900-5 への復元は行えません。 (バージョン番号の最後の部分は、サービス リリースまたは Engineering Special をインストールすると変化します)。要するに、ディザスタ リカバリ システムで Cisco Unified Communications Manager データベースの復元を正常に実行するには、製品バージョンがエンドツーエンドで一致する必要があります。 ディザスタ リカバリ システムは厳密なバージョン チェックに従っているため、復元元と復元先の Cisco Unified Communications Manager のバージョンが一致しないと復元できません。



                  注意    


                  Cisco Unified Communications Manager リリースを復元する場合は事前に、復元のホスト名、IP アドレス、DNS 設定、および配置タイプが、復元するバックアップ ファイルのホスト名、IP アドレス、DNS 設定、および配置タイプに一致することを確認します。 DRS では、ホスト名、IP アドレス、DNS 設定、および配置タイプが異なると復元が行われません。


                  復元ウィザードに従うと、バックアップ ファイルを復元するために必要な手順を実行できます。 復元を実行するには、次の手順を使用します。

                  手順
                    ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

                    ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

                    ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
                    ステップ 3   [復元(Restore)] > [復元ウィザード(Restore Wizard)] に移動します。 [復元ウィザード ステップ 1(Restore Wizard Step 1)] ウィンドウが表示されます。
                    ステップ 4   [バックアップ デバイスの選択(Select Backup Device)] 領域で、復元するバックアップ デバイスを選択します。 次に、[次へ(Next)] をクリックします。

                    [復元ウィザード ステップ 2(Restore Wizard Step 2)] ウィンドウが表示されます。

                    ステップ 5   復元するバックアップ ファイルを選択します。
                    (注)     

                    バックアップ ファイル名から、バックアップ ファイルが作成された日付と時刻がわかります。

                    ステップ 6   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 3(Restore Wizard Step 3)] ウィンドウが表示されます。
                    ステップ 7   復元する機能を選択します。
                    (注)     

                    選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。

                    ステップ 8   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 4(Restore Wizard Step 4)] ウィンドウが表示されます。
                    ステップ 9   ファイル整合性チェックを実行する場合は、[SHA1 メッセージ ダイジェストを使用してファイル整合性チェックを実行する(Select the Perform file integrity check using SHA1 Message Digest)] チェックボックスをオンにします。
                    (注)     

                    ファイル整合性チェックは任意で、SFTP バックアップの場合にだけ必要です。 テープおよびローカル デバイス バックアップから復元するときには、ファイル整合性チェックを実行する必要はありません。

                    (注)     

                    ファイル整合性チェックの処理は CPU およびネットワーク帯域幅を大量に消費するため、復元プロセスの処理速度が大きく低下します。

                    ステップ 10   (任意)選択したノードをパブリッシャ ノードの場合、[サーバ名の選択(Select Server Name)] ドロップダウン リスト ボックスから、パブリッシャ データベースを復元する後続ノードを選択します。 ディザスタ リカバリ システムでバックアップ ファイルのすべてのデータベース以外の情報が復元され、選択した後続ノードから最新のデータベースが取り出されます。
                    (注)     

                    このオプションは、選択したバックアップ ファイルに CCMDB データベース コンポーネントが含まれており、選択したノードがパブリッシャ ノードの場合にのみ表示されます。

                    ステップ 11   復元するノードの選択を求められたら、目的のノードを選択します。
                    ステップ 12   データの復元を開始するには、[復元(Restore)] をクリックします。
                    (注)     

                    ステップ 9 で [SHA1 メッセージ ダイジェストを使用してファイル整合性チェックを実行する(Select the Perform file integrity check using SHA1 Message Digest)] チェックボックスをオンにした場合、[復元(Restore)] をクリックすると、DRS が各ファイルに対してファイル整合性チェックを実行します。 チェック中に .tar ファイルに不一致が見つかると、復元プロセスは整合性チェックに失敗したコンポーネントをエラーとし、次の .tar ファイル(つまり、次のコンポーネント)の復元に進みます。

                    注意       

                    データを復元するノードを選択すると、そのサーバ上の既存のデータが上書きされます。

                    (注)     

                    第 1 ノードでデータを復元することを選択した場合は、DRS が後続ノードで自動的に Cisco Unified Communications Manager データベースを復元します。 詳細については、最初のノードのみの復元を参照してください。

                    ステップ 13   選択したノードにデータが復元されます。 復元のステータスを表示するには、現在の復元ジョブのステータスの確認を参照してください。
                    ステップ 14   『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』の説明に従って utils dbreplication status CLI コマンドを使用して、すべてのノードで [復元ステータス(Restore Status)] の値を確認します。 各ノードの値は 2 になっているはずです。
                    ヒント   

                    複製が正しくセットアップされない場合は、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』の説明に従って utils dbreplication reset CLI コマンドを使用します。

                    ステップ 15   データベースの複製ステータスが 2 の場合、サーバを再起動します。 再起動の詳細については、『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』を参照してください。
                    (注)     

                    後続ノードが復元されて再起動されるまで、第 1 ノードは再起動しないことを推奨します。 ステップ 14 から 16 の詳細については、クラスタ内の後続ノードの復元を参照してください。

                    (注)     

                    第 1 ノードにだけ復元している場合でも、クラスタ内のすべてのノードを再起動する必要があります。 必ず、後続ノードを再起動してから、第 1 ノードを再起動してください。

                    (注)     

                    復元するデータベースとコンポーネントのサイズによっては、復元が完了するまでに数時間かかることがあります。


                    最初のノードのみの復元

                    クラスタ内の第 1 ノード(パブリッシャ)サーバを復元するには、この手順を実行します。


                    (注)  


                    シスコは、第 1 ノードで Cisco Unified Communications Manager リリースの新規インストールを実行することを推奨します。 Cisco Unified Communications Manager のインストールの詳細については、『Installing Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。



                    (注)  


                    バックアップ時にリモート クラスタにログインしていたクラスタ間のエクステンション モビリティのユーザは、復元後もログインしたままとなります。



                    注意    


                    Cisco Unified Communications Manager リリースを復元する前に、サーバにインストールされている Cisco Unified Communications Manager のバージョンが、復元するバックアップ ファイルのバージョンに一致することを確認します。 ディザスタ リカバリ システムは、Cisco Unified Communications Manager のバージョンが一致する場合にだけ復元をサポートします。 たとえば、ディザスタ リカバリ システムはバージョン 8.6.1.20000-1 バージョン 8.6.2.20000-2、またはバージョン 8.6.2.20000-2 から 8.6.2.21900-5 への復元は行えません。



                    注意    


                    Cisco Unified Communications Manager リリースを復元する場合は事前に、復元のホスト名、IP アドレス、DNS 設定、および配置タイプが、復元するバックアップ ファイルのホスト名、IP アドレス、DNS 設定、および配置タイプに一致することを確認します。 DRS では、ホスト名、IP アドレス、DNS 設定、および配置タイプが異なると復元が行われません。


                    手順
                      ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リスト ボックスから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

                      ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

                      ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
                      ステップ 3   バックアップ デバイスを設定します。 詳細については、バックアップ デバイスの設定を参照してください。
                      ステップ 4   [復元(Restore)] > [復元ウィザード(Restore Wizard)] に移動します。 [復元ウィザード ステップ 1(Restore Wizard Step 1)] ウィンドウが表示されます。
                      ステップ 5   [バックアップ デバイスの選択(Select Backup Device)] 領域で、復元元となるバックアップ デバイスを選択します。
                      ステップ 6   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 2(Restore Wizard Step 2)] ウィンドウが表示されます。
                      ステップ 7   復元するバックアップ ファイルを選択します。
                      (注)     

                      バックアップ ファイル名から、バックアップ ファイルが作成された日付と時刻がわかります。

                      ステップ 8   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 3(Restore Wizard Step 3)] ウィンドウが表示されます。
                      ステップ 9   復元する機能を選択します。
                      (注)     

                      選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。

                      ステップ 10   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 4(Restore Wizard Step 4)] ウィンドウが表示されます。
                      ステップ 11   復元するノードの選択を求められたら、第 1 ノード(パブリッシャ)だけを選択します。
                      注意       

                      このときに後続(サブスクライバ)ノードは選択しないでください。復元を試みても失敗します。

                      ステップ 12   (任意)[サーバ名の選択(Select Server Name)] ドロップダウン リスト ボックスから、パブリッシャ データベースを復元する後続ノードを選択します。 ディザスタ リカバリ システムでバックアップ ファイルのすべてのデータベース以外の情報が復元され、選択した後続ノードから最新のデータベースが取り出されます。
                      (注)     

                      このオプションは、選択したバックアップ ファイルに CCMDB データベース コンポーネントが含まれている場合にのみ表示されます。 まず、パブリッシャ ノードだけが完全に復元されますが、ステップ 15 を実行し、後続のクラスタ ノードを復元すると、ディザスタ リカバリ システムはデータベースの複製を実行し、完全にすべてのクラスタ ノードのデータベースが同期されます。 これにより、すべてのクラスタ ノードに最新のデータを使用していることが保障されます。

                      (注)     

                      選択した後続ノードが稼働しており、クラスタに接続されていることを確認してください。 後続ノードは、Cisco Unified CM の管理([システム(System)] > [サーバ(Server)])からクラスタに手動で追加できます。

                      ステップ 13   データの復元を開始するには、[復元(Restore)] をクリックします。
                      ステップ 14   パブリッシャ ノードにデータが復元されます。 復元のステータスを表示するには、現在の復元ジョブのステータスの確認を参照してください。
                      (注)     

                      復元プロセス中、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] または [ユーザ オプション(User Options)] に関するタスクを実行しないでください。

                      (注)     

                      第 1 ノードを復元すると、Cisco Unified Communications Manager リリースのデータベース全体がクラスタに復元されます。 そのため、復元しているノードの数とデータベースのサイズによっては、数時間かかることがあります。

                      ステップ 15   パブリッシャ ノードを復元する場合は、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』の説明に従って utils dbreplication runtime CLI コマンドを使用して、すべてのノードの複製ステータスの値を調べます。 各ノードの値は 2 になっているはずです。
                      ヒント   

                      複製が正しくセットアップされない場合は、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』の説明に従って utils dbreplication reset CLI コマンドを使用します。

                      ステップ 16   復元ステータスが 100% になったら、クラスタ内の後続ノードの復元を続行します。
                      (注)     

                      復元するデータベースとコンポーネントのサイズによっては、復元が完了するまでに 1 時間以上かかることがあります。


                      クラスタ全体の復元

                      主要なハード ドライブで障害またはアップグレードが発生した場合や、ハード ドライブを移行する場合には、クラスタ内のすべてのノードの再構築が必要になる場合があります。 クラスタ全体を復元するには、次の手順を実行します。


                      ヒント


                      ネットワーク カードの交換やメモリの増設など他のほとんどのハードウェア アップグレードでは、次の手順を実行する必要はありません。



                      (注)  


                      パブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバを再構築した後、単一の操作としてクラスタ全体を復元したり、正常起動時の設定に戻したりできます。 第 1 ノードと後続ノードをそれぞれ別の操作で復元する必要はありません。



                      (注)  


                      バックアップ時にリモート クラスタにログインしていたクラスタ間のエクステンション モビリティのユーザは、復元後もログインしたままとなります。



                      (注)  


                      クラスタを復元する前に、クラスタ内のすべてのノードが稼働し、第 1 ノードと通信していることを確認してください。 復元時にダウンしているか、または第 1 ノードと通信していないノードについては、新規インストールを実行する必要があります。


                      手順
                        ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リスト ボックスから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

                        ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

                        ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
                        ステップ 3   バックアップ デバイスを設定します。 詳細については、バックアップ デバイスの設定を参照してください。
                        ステップ 4   [復元(Restore)] > [復元ウィザード(Restore Wizard)] に移動します。 [復元ウィザード ステップ 1(Restore Wizard Step 1)] ウィンドウが表示されます。
                        ステップ 5   [バックアップ デバイスの選択(Select Backup Device)] 領域で、復元元となるバックアップ デバイスを選択します。
                        ステップ 6   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 2(Restore Wizard Step 2)] ウィンドウが表示されます。
                        ステップ 7   復元するバックアップ ファイルを選択します。
                        (注)     

                        バックアップ ファイル名から、バックアップ ファイルが作成された日付と時刻がわかります。

                        ステップ 8   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 3(Restore Wizard Step 3)] ウィンドウが表示されます。
                        ステップ 9   復元する機能を選択します。
                        (注)     

                        選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。

                        ステップ 10   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 4(Restore Wizard Step 4)] ウィンドウが表示されます。
                        ステップ 11   復元するノードの選択を求められたら、クラスタ内のすべてのノードを選択します。
                        (注)     

                        第 1 ノードを復元すると、ディザスタ リカバリ システムが自動的に後続ノードに Cisco Unified Communications Manager データベース(CCMDB)を復元します。 そのため、復元しているノードの数とデータベースのサイズによっては、数時間かかることがあります。

                        (注)     

                        クラスタの復元時に後続ノードがダウンしているか、またはクラスタに接続されていない場合、データベース コンポーネントの復元が、そのノードをスキップして次のノードで続行されます。 このような後続ノードでは、Cisco Unified Communications Manager の新規インストールを実行する必要があります。

                        ステップ 12   クラスタ内のすべてのノードでデータが復元されます。 復元のステータスを表示するには、現在の復元ジョブのステータスの確認を参照してください。
                        ステップ 13   サーバを再起動します。 再起動の詳細については、『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』を参照してください。
                        (注)     

                        復元するデータベースとコンポーネントのサイズによっては、復元が完了するまでに数時間かかることがあります。

                        ステップ 14   ディザスタ リカバリ システムで復元が完了し、[復元ステータス(Restore Status)] ウィンドウの [完了率(Percentage Complete)] フィールドが 100% になったら、クラスタ内の後続ノードの再起動を開始します。
                        ステップ 15   すべての後続ノードが再起動し、Cisco Unified Communications Manager の復元されたバージョンを実行するようになったら、第 1 ノードを再起動します。
                        (注)     

                        パブリッシャの再起動後、クラスタのサイズによっては、後続ノードでデータベース複製が完了するまでに 1 時間以上かかることがあります。

                        ステップ 16   『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』の説明に従って utils dbreplication status CLI コマンドを使用して、すべてのノードで [復元ステータス(Restore Status)] の値を確認します。 各ノードの値は 2 になっているはずです。
                        ヒント   

                        複製が正しくセットアップされない場合は、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』の説明に従って utils dbreplication reset CLI コマンドを使用します。


                        クラスタ内の後続ノードの復元

                        クラスタ内の後続ノードを復元するには、この手順を実行します。


                        (注)  


                        バックアップ時にリモート クラスタにログインしていたクラスタ間のエクステンション モビリティのユーザは、復元後もログインしたままとなります。



                        注意    


                        Cisco Unified Communications Manager リリースを復元する前に、サーバにインストールされている Cisco Unified Communications Manager のバージョンが、復元するバックアップ ファイルのバージョンに一致することを確認します。 ディザスタ リカバリ システムは、Cisco Unified Communications Manager のバージョンが一致する場合にだけ復元をサポートします。 たとえば、ディザスタ リカバリ システムはバージョン 8.6.1.20000-1 バージョン 8.6.2.20000-2、またはバージョン 8.6.2.20000-2 から 8.6.2.21900-5 への復元は行えません。



                        注意    


                        Cisco Unified Communications Manager リリースを復元する場合は事前に、復元のホスト名、IP アドレス、DNS 設定、および配置タイプが、復元するバックアップ ファイルのホスト名、IP アドレス、DNS 設定、および配置タイプに一致することを確認します。 DRS では、ホスト名、IP アドレス、DNS 設定、および配置タイプが異なると復元が行われません。


                        手順
                          ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リスト ボックスから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

                          ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

                          ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
                          (注)     

                          再構築後に後続ノードを復元している場合は、バックアップ デバイスを設定する必要があります。 詳細については、「バックアップ デバイスの管理」(P.6)を参照してください。

                          ステップ 3   [復元(Restore)] > [復元ウィザード(Restore Wizard)] に移動します。 [復元ウィザード ステップ 1(Restore Wizard Step 1)] ウィンドウが表示されます。
                          ステップ 4   [バックアップ デバイスの選択(Select Backup Device)] 領域で、復元元となるバックアップ デバイスを選択します。
                          ステップ 5   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 2(Restore Wizard Step 2)] ウィンドウが表示されます。
                          ステップ 6   復元するバックアップ ファイルを選択します。
                          注意       

                          第 1 ノードを先に復元した場合、クラスタ内の後続ノードを復元するには、第 1 ノードを復元するのに使用したのと同じバックアップ ファイルを選択する必要があります。

                          ステップ 7   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 3(Restore Wizard Step 3)] ウィンドウが表示されます。
                          ステップ 8   復元する機能を選択します。
                          (注)     

                          選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。

                          ステップ 9   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 4(Restore Wizard Step 4)] ウィンドウが表示されます。
                          ステップ 10   復元するノードの選択を求められたら、後続ノードだけを選択します。
                          ステップ 11   データの復元を開始するには、[復元(Restore)] をクリックします。
                          ステップ 12   後続ノードにデータが復元されます。 復元のステータスを表示するには、現在の復元ジョブのステータスの確認を参照してください。
                          ステップ 13   サーバを再起動します。 再起動の詳細については、『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』を参照してください。
                          (注)     

                          パブリッシャの再起動後、クラスタのサイズによっては、後続ノードでデータベース複製が完了するまでに 1 時間以上かかることがあります。

                          ステップ 14   『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』の説明に従って utils dbreplication status CLI コマンドを使用して、すべてのノードで [復元ステータス(Restore Status)] の値を確認します。 各ノードの値は 2 になっているはずです。
                          ヒント   

                          複製が正しくセットアップされない場合は、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』の説明に従って utils dbreplication reset CLI コマンドを使用します。


                          パブリッシャの再構築後の 1 回のステップでのクラスタの復元

                          パブリッシャがすでに再構築されている場合、1 回のステップでクラスタ全体を復元するには、次の手順に従ってください。


                          (注)  


                          シスコは、第 1 ノードで Cisco Unified Communications Manager リリースの新規インストールを実行することを推奨します。 Cisco Unified Communications Manager のインストールの詳細については、『Installing Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。

                          (注)  


                          バックアップ時にリモート クラスタにログインしていたクラスタ間のエクステンション モビリティのユーザは、復元後もログインしたままとなります。

                          注意    


                          Cisco Unified Communications Manager リリースを復元する前に、サーバにインストールされている Cisco Unified Communications Manager のバージョンが、復元するバックアップ ファイルのバージョンに一致することを確認します。 ディザスタ リカバリ システムは、Cisco Unified Communications Manager のバージョンが一致する場合にだけ復元をサポートします。 たとえば、ディザスタ リカバリ システムではバージョン 6.1.(1).1000-1 からバージョン 6.1(2).1000-1 への復元や、バージョン 6.1.(2).1000-1 からバージョン 6.1(2).1000-2 への復元は行えません。

                          注意    


                          Cisco Unified Communications Manager を復元する場合は事前に、復元のホスト名、IP アドレス、および配置タイプが、復元するバックアップ ファイルのホスト名、IP アドレス、および配置タイプに一致することを確認してください。 DRS では、ホスト名、IP アドレス、および配置タイプが異なると復元が行われません。
                          手順
                            ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リスト ボックスから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

                            ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

                            ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
                            ステップ 3   バックアップ デバイスを設定します。 詳細については、「バックアップ デバイスの管理」(P.7)を参照してください。
                            ステップ 4   [復元(Restore)] > [復元ウィザード(Restore Wizard)] に移動します。 [復元ウィザード ステップ 1(Restore Wizard Step 1)] ウィンドウが表示されます。
                            ステップ 5   [バックアップ デバイスの選択(Select Backup Device)] 領域で、復元元となるバックアップ デバイスを選択します。
                            ステップ 6   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 2(Restore Wizard Step 2)] ウィンドウが表示されます。
                            ステップ 7   復元するバックアップ ファイルを選択します。
                            (注)     

                            バックアップ ファイル名から、バックアップ ファイルが作成された日付と時刻がわかります。

                            (注)     

                            クラスタ全体を復元するクラスタのバックアップ ファイルだけを選択します。

                            ステップ 8   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 3(Restore Wizard Step 3)] ウィンドウが表示されます。
                            ステップ 9   復元する機能を選択します。
                            (注)      選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。
                            ステップ 10   [次へ(Next)] をクリックします。 [復元ウィザード ステップ 4(Restore Wizard Step 4)] ウィンドウが表示されます。
                            ステップ 11   [1 ステップでの復元(One-Step Restore)] をクリックします。
                            (注)     

                            このオプションは、復元用に選択されたバックアップ ファイルがクラスタのバックアップ ファイルであり、復元用に選択された機能が、パブリッシャとサブスクライバの両方のノードに登録された機能に含まれている場合にのみ [復元ウィザード ステップ 4(Restore Wizard Step 4)] ウィンドウに表示されます。

                            (注)     

                            このオプションでは、パブリッシャがクラスタ対応になり、そのためには 5 分かかります。 このオプションをクリックすると、ステータス メッセージが表示され、パブリッシャがクラスタ対応になるまで 5 分間待ち、この間にバックアップまたは復元処理を開始しないようにする必要があることが示されます。

                            (注)     

                            この待ち時間後、パブリッシャがクラスタ対応になると、ステータス メッセージが表示され、パブリッシャがクラスタ対応になったため、 サーバを選択し、[復元(Restore)] をクリックしてクラスタ全体の復元を開始できることが示されます。

                            (注)     

                            この待ち時間後、パブリッシャがクラスタ対応にならない場合、ステータス メッセージが表示され、パブリッシャがクラスタ対応にならなかったため、 1 ステップでの復元を開始できず、 通常の 2 ステップでの復元に移動して実行する必要があることが示されます。2 ステップでの復元については、「第 1 ノードだけの復元(パブリッシャだけの再構築)」(16 ページ)を参照してください。

                            ステップ 12   復元するノードの選択を求められたら、クラスタ内のすべてのノードを選択します。
                            (注)      第 1 ノードを復元すると、ディザスタ リカバリ システムが自動的に後続ノードに Cisco Unified Communications Manager データベース(CCMDB)を復元します。 そのため、復元しているノードの数とデータベースのサイズによっては、数時間かかることがあります。
                            ステップ 13   データの復元を開始するには、[復元(Restore)] をクリックします。
                            ステップ 14   クラスタ内のすべてのノードでデータが復元されます。 復元のステータスを表示するには、「復元ステータスの表示」(24 ページ)を参照してください。
                            (注)      復元するデータベースとコンポーネントのサイズによっては、復元が完了するまでに数時間かかることがあります。
                            ステップ 15   ディザスタ リカバリ システムで復元が完了し、[復元ステータス(Restore Status)] ウィンドウの [完了率(Percentage Complete)] フィールドが 100% になったら、クラスタ内の後続ノードの再起動を開始できます。
                            ステップ 16   すべての後続ノードが再起動し、Cisco Unified Communications Manager の復元されたバージョンを実行するようになったら、第 1 ノードを再起動します。
                            (注)      パブリッシャの再起動後、クラスタのサイズによっては、後続ノードでデータベース複製が完了するまでに 1 時間以上かかることがあります。
                            ステップ 17   すべてのノードの複製ステータスの値を確認するには、『Command Line Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions』の説明に従って utils dbreplication status CLI コマンドを使用します。 各ノードの値は 2 になっているはずです。
                            (注)      2 ステップでの復元を実行するには、「第 1 ノードだけの復元(パブリッシャだけの再構築)」(16 ページ)の説明に従ってステップを実行します。
                            ヒント   

                            複製が正しくセットアップされない場合は、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』の説明に従って utils dbreplication reset CLI コマンドを使用します。


                            現在の復元ジョブのステータスの確認

                            現在の復元ジョブのステータスを確認するには、次の手順を実行します。

                            手順
                              ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

                              ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

                              ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
                              ステップ 3   [復元(Restore)] > [ステータス(Status)] に移動します。 [復元ステータス(Restore Status)] ウィンドウが表示されます。

                              [復元ステータス(Restore Status)] ウィンドウの [ステータス(Status)] 列に、復元手順の完了率など進行中の復元のステータスが表示されます。

                              ステップ 4   復元ログ ファイルを表示するには、ログファイル名リンクをクリックします。

                              バックアップおよび復元履歴

                              次の手順を使用すると、最新の 20 個のバックアップおよび復元ジョブを表示できます。

                              バックアップ履歴の表示

                              バックアップ履歴を参照するには、次の手順を実行します。

                              手順
                                ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

                                ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

                                ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
                                ステップ 3   [バックアップ(Backup)] > [履歴(History)] に移動します。 [バックアップ履歴(Backup History)] ウィンドウが表示されます。
                                ステップ 4   [バックアップ履歴(Backup History)] ウィンドウから、ファイル名、バックアップ デバイス、完了日、結果、バックアップされている機能など、これまでに実行したバックアップの情報を参照できます。
                                (注)     

                                [バックアップ履歴(Backup History)] ウィンドウには、最新の 20 個のバックアップ ジョブだけが表示されます。


                                復元履歴の表示

                                復元履歴を参照するには、次の手順を実行します。

                                手順
                                  ステップ 1   ディザスタ リカバリ システムに移動します。 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューから [ディザスタ リカバリ システム(Disaster Recovery System)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。

                                  ディザスタ リカバリ システムのログイン ウィンドウが表示されます。

                                  ステップ 2   Cisco Unified Communications Operating System Administration に使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、ディザスタ リカバリ システムにログインします。
                                  ステップ 3   [復元(Restore)] > [履歴(History)] に移動します。 [復元履歴(Restore History)] ウィンドウが表示されます。
                                  ステップ 4   [復元履歴(Backup History)] ウィンドウから、ファイル名、バックアップ デバイス、完了日、結果、復元した機能など、これまでに実行した復元の情報を参照できます。
                                  (注)     

                                  [復元履歴(Backup History)] ウィンドウには、最新の 20 個の復元ジョブだけが表示されます。


                                  トレース ファイル

                                  ディザスタ リカバリ システムのこのリリースでは、マスター エージェント、GUI、各ローカル エージェント、および JSch ライブラリのトレース ファイルが次の場所に書き込まれます。

                                  • マスター エージェントの場合、トレース ファイルは platform/drf/trace/drfMA0* にあります。
                                  • 各ローカル エージェントの場合、トレース ファイルは platform/drf/trace/drfLA0* にあります。
                                  • GUI の場合、トレース ファイルは platform/drf/trace/drfConfLib0* にあります。
                                  • JSch の場合、トレース ファイルは platform/drf/trace/drfJSch* にあります。

                                  トレース ファイルを表示するには、コマンドライン インターフェイスを使用します。 詳細については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』を参照してください。

                                  コマンドライン インターフェイス

                                  ディザスタ リカバリ システムでは、表 3 に示すように、バックアップおよび復元機能のサブセットにコマンドラインからアクセスできます。 これらのコマンドの内容とコマンドライン インターフェイスの使用方法の詳細については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』を参照してください。

                                  表 1 ディザスタ リカバリ システムのコマンドライン インターフェイス

                                  コマンド

                                  説明

                                  utils disaster_recovery estimate_tar_size

                                  SFTP/Local デバイスからのバックアップ tar の概算サイズを表示し、機能リストのパラメータを 1 つ要求します。

                                  utils disaster_recovery backup

                                  ディザスタ リカバリ システム インターフェイスに設定されている機能を使用して、手動バックアップを開始します。

                                  utils disaster_recovery jschLogs

                                  JSch ライブラリ ロギングをイネーブルまたはディセーブルにします。

                                  utils disaster_recovery restore

                                  復元を開始します。復元するバックアップ場所、ファイル名、機能、およびノードを指定するためのパラメータが必要です。

                                  utils disaster_recovery status

                                  進行中のバックアップ ジョブまたは復元ジョブのステータスを表示します。

                                  utils disaster_recovery show_backupfiles

                                  既存のバックアップ ファイルを表示します。

                                  utils disaster_recovery cancel_backup

                                  進行中のバックアップ ジョブをキャンセルします。

                                  utils disaster_recovery show_registration

                                  現在設定されている登録を表示します。

                                  utils disaster_recovery show_tapeid

                                  テープ識別情報を表示します。

                                  utils disaster_recovery device add

                                  ネットワーク デバイスまたはテープ デバイスを追加します。

                                  utils disaster_recovery device delete

                                  デバイスを削除します。

                                  utils disaster_recovery device list

                                  すべてのデバイスを一覧表示します。

                                  utils disaster_recovery schedule add

                                  スケジュールを追加します。

                                  utils disaster_recovery schedule delete

                                  スケジュールを削除します。

                                  utils disaster_recovery schedule disable

                                  スケジュールを無効にします。

                                  utils disaster_recovery schedule enable

                                  スケジュールを有効にします。

                                  utils disaster_recovery schedule list

                                  すべてのスケジュールを一覧表示します。

                                  アラームおよびメッセージ

                                  ディザスタ リカバリ システム(DRS)は、バックアップまたは復元手順の際に発生したさまざまなエラーとその他の条件に関するアラームおよびメッセージを発行します。 表 4 に、Cisco DRS アラームの一覧を示します。

                                  表 2 ディザスタ リカバリ システムのアラームとメッセージ

                                  アラーム名

                                  説明

                                  説明

                                  DRFBackupDeviceError

                                  DRF バックアップ プロセスでデバイスへのアクセスに関する問題が発生しています。

                                  DRS バックアップ プロセスでデバイスへのアクセス中にエラーが発生しました。

                                  DRFBackupFailure

                                  シスコ DRF バックアップ プロセスが失敗しました。

                                  DRS バックアップ プロセスでエラーが発生しました。

                                  DRFBackupInProgress

                                  別のバックアップの実行中は、新規バックアップを開始できません。

                                  DRS は、別のバックアップの実行中は新規バックアップを開始できません。

                                  DRFInternalProcessFailure

                                  DRF 内部プロセスでエラーが発生しました。

                                  DRS 内部プロセスでエラーが発生しました。

                                  DRFLA2MAFailure

                                  DRF ローカル エージェントが、マスター エージェントに接続できません。

                                  DRS ローカル エージェントが、マスター エージェントに接続できません。

                                  DRFLocalAgentStartFailure

                                  DRF ローカル エージェントが開始されません。

                                  DRS ローカル エージェントがダウンしている可能性があります。

                                  DRFMA2LAFailure

                                  DRF マスター エージェントがローカル エージェントに接続しません。

                                  DRS マスター エージェントがローカル エージェントに接続できません。

                                  DRFMABackupComponentFailure

                                  DRF は、少なくとも 1 つのコンポーネントをバックアップできません。

                                  DRS は、コンポーネントのデータをバックアップするように要求しましたが、バックアップ プロセス中にエラーが発生し、コンポーネントはバックアップされませんでした。

                                  DRFMABackupNodeDisconnect

                                  バックアップされるノードが、バックアップの完了前にマスター エージェントから切断されました。

                                  DRS マスター エージェントが Cisco Unified Communications Manager ノードでバックアップ操作を実行しているときに、そのノードはバックアップ操作が完了する前に切断されました。

                                  DRFMARestoreComponentFailure

                                  DRF は、少なくとも 1 つのコンポーネントを復元できません。

                                  DRS は、コンポーネントのデータを復元するように要求しましたが、復元プロセス中にエラーが発生し、コンポーネントは復元されませんでした。

                                  DRFMARestoreNodeDisconnect

                                  復元されるノードが、復元の完了前にマスター エージェントから切断されました。

                                  DRS マスター エージェントが Cisco Unified Communications Manager ノードで復元操作を実行しているときに、そのノードは復元操作が完了する前に切断されました。

                                  DRFMasterAgentStartFailure

                                  DRF マスター エージェントが開始されませんでした。

                                  DRS マスター エージェントがダウンしている可能性があります。

                                  DRFNoRegisteredComponent

                                  使用可能な登録済みコンポーネントがないため、バックアップが失敗しました。

                                  使用可能な登録済みコンポーネントがないため、DRS バックアップが失敗しました。

                                  DRFNoRegisteredFeature

                                  バックアップする機能が選択されませんでした。

                                  バックアップする機能が選択されませんでした。

                                  DRFRestoreDeviceError

                                  DRF 復元プロセスでデバイスへのアクセスに関する問題が発生しています。

                                  DRS 復元プロセスは、デバイスから読み取ることができません。

                                  DRFRestoreFailure

                                  DRF 復元プロセスが失敗しました。

                                  DRS 復元プロセスでエラーが発生しました。

                                  DRFSftpFailure

                                  DRF SFTP 操作でエラーが発生しています。

                                  DRS SFTP 操作でエラーが発生しています。

                                  DRFSecurityViolation

                                  DRF システムが、セキュリティ違反となる可能性がある悪意のあるパターンを検出しました。

                                  DRF ネットワーク メッセージには、コード インジェクションやディレクトリ トラバーサルなど、セキュリティ違反となる可能性がある悪意のあるパターンが含まれています。 DRF ネットワーク メッセージがブロックされています。

                                  DRFTruststoreMissing

                                  ノードで IPsec 信頼ストアが見つかりません。

                                  ノードで IPsec 信頼ストアが見つかりません。 DRF ローカル エージェントが、マスター エージェントに接続できません。

                                  DRFUnknownClient

                                  パブリッシャの DRF マスター エージェントが、クラスタ外部の不明なサーバからクライアント接続要求を受け取りました。 要求は拒否されました。

                                  パブリッシャの DRF マスター エージェントが、クラスタ外部の不明なサーバからクライアント接続要求を受け取りました。 要求は拒否されました。

                                  DRFLocalDeviceError

                                  DRF は、ローカル デバイスにアクセスできません。

                                  DRF は、ローカル デバイスにアクセスできません。

                                  DRFBackupCompleted

                                  DRF バックアップが正常に完了しました。

                                  DRF バックアップが正常に完了しました。

                                  DRFRestoreCompleted

                                  DRF 復元が正常に完了しました。

                                  DRF 復元が正常に完了しました。

                                  DRFNoBackupTaken

                                  現在のシステムの有効なバックアップが見つかりませんでした。

                                  アップグレード/移行または新規インストール後に、現在のシステムの有効なバックアップが見つかりませんでした。