Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS SAN スイッチング設定ガイド
サービス グループ
サービス グループ
発行日;2012/10/12   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

サービス グループ

サービス グループに関する情報

複雑なネットワーク トポロジ内に、いくつかの IVR 対応 VSAN のみが存在することがあります。 非 IVR 対応 VSAN へのトラフィック量を削らすには、IVR 対応 VSAN へのトラフィックを制限するサービス グループを設定できます。 ネットワーク上では、最大 16 個の IVR サービス グループが許可されます。 新しい IVR 対応スイッチをネットワークに追加した場合は、新しい VSAN を含むようにサービス グループを更新する必要があります。

注意事項

IVR サービス グループを設定する場合は、次の注意事項について考慮してください。

  • IVR 自動トポロジ モードと一緒にサービス グループを使用する場合は、最初に IVR をイネーブルにしてサービス グループを設定し、CFS を使用して配信してから、IVR 自動トポロジ モードを設定します。
  • IVR VSAN トポロジが IVR 自動トポロジ モードの場合のみ、CFS 配信がサービス グループ内に制限されます。
  • ネットワーク上には、最大 16 個のサービス グループを設定できます。
  • 新しい IVR 対応スイッチをネットワークに追加した場合は、新しい VSAN を含むようにサービス グループを更新する必要があります。
  • 同じ VSAN と AFID の組み合わせを複数のサービス グループのメンバにはできません。そうした場合は、CFS の結合が失敗します。
  • すべてのサービス グループ内の AFID と VSAN の組み合わせの総数は 128 以下にする必要があります。 1 つのサービス グループ内の AFID と VSAN の組み合わせの最大数は 128 です。
  • IVR サービス グループ設定は、すべての IVR 対応スイッチに配信されます。 同じサービス グループに属している 2 つのエンド デバイス間の IVR データ トラフィックは、そのサービス グループ以外には配信されません。 たとえば、2 つのメンバ(pWWN 1 と pWWN 2 など)が同じ IVR ゾーンに属しているが、サービス グループが異なる場合は、通信できません。
  • CFS の結合では、他のサービス グループと競合しない限り、同じ名前のサービス グループが結合されます。
  • CFS の結合中にサービス グループの総数が 16 を超えた場合は、CFS の結合が失敗します。
  • CFS から到達可能なすべての SAN にサービス グループの設定情報が配信されます。 CFS 配信をイネーブルにしない場合は、すべての VSAN 内のすべての IVR 対応スイッチ上でサービス グループ設定を同じにする必要があります。
  • ある IVR サービス グループに属している IVR エンド デバイスは、他のサービス グループに属している AFID または VSAN にエクスポートされません。
  • 1 つ以上のサービス グループが定義されており、ある IVR ゾーン メンバがどのサービス グループにも属していない場合、その IVR ゾーン メンバは他のどのデバイスとも通信できません。
  • デフォルト サービス グループ ID はゼロ(0)です。

デフォルト サービス グループ

IVR VSAN トポロジの一部であるが、ユーザ定義のサービス グループの一部ではないすべての AFID と VSAN の組み合わせが、デフォルト サービス グループのメンバです。 デフォルト サービス グループの ID は 0 です。

デフォルトで、デフォルト サービス グループのメンバ間の IVR 通信が許可されます。 デフォルト ポリシーを deny に変更できます。 デフォルト ポリシーは ASCII 設定の一部ではありません。

サービス グループのアクティベーション

設定したサービス グループはアクティブにする必要があります。 ゾーン セットのアクティベーションや VSAN トポロジのアクティベーションと同様に、設定したサービス グループをアクティブにすると、現在アクティブなサービス グループは、設定したサービス グループがある場合はそのグループに置き換えられます。 設定済みのサービス グループ データベースとアクティブなサービス グループ データベースは 1 つずつのみ存在します。 これらのデータベースのそれぞれに最大 16 個のサービス グループを設定できます。

ライセンス要件

製品 ライセンス
Cisco Nexus 7000 シリーズ IVR では、F シリーズ モジュールごとに FCoE のライセンスが必要です。 ストレージ VDC でイネーブルにされた FCoE では、Advanced Services ライセンスは不要です。

また、IVR ではストレージ エンタープライズ ライセンスが必要です。

Cisco NX-OS ライセンス方式の詳細と、ライセンスの取得および適用の方法については、『Cisco NX-OS Licensing Guide』を参照してください。

注意事項および制約事項

IVR には、次の注意事項と制限事項があります。

  • ファブリック内のすべての境界スイッチを Cisco SAN スイッチにする必要があります。 ファブリック内の他のスイッチは、シスコ製以外のスイッチにできます。
  • IVR は、ストレージ VDC でイネーブルにする必要があります。

デフォルト設定値

パラメータ デフォルト
IVR 機能 ディセーブル
IVR NAT ディセーブル
IVR 配信 ディセーブル
IVR 自動トポロジ ディセーブル
IVR VSAN 仮想ドメインに追加されない
IVR ゾーンの QoS

サービス グループの設定

手順の概要

    1.    ivr service-group name group-name

    2.    autonomous-fabric-id afid vsan-ranges range

    3.    exit

    4.    ivr service-group activate [default-sg-deny]


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 ivr service-group name group-name


    例:
    switch(config)# ivr service-group name IVR-SG1
    switch(config-ivr-sg)#
     

    IVR サービス グループを設定し、IVR サーバ グループ コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2autonomous-fabric-id afid vsan-ranges range


    例:
    switch(config-ivr-sg)# autonomous-fabric-id 10 vsan-ranges 1,2,6-10 
     

    このサービス グループの Autonomous Fabric ID および VSAN 範囲を設定します。

     
    ステップ 3exit


    例:
    switch(config-ivr-sg)# exit
    switch(config)#
     

    IVR サーバ グループ コンフィギュレーション モードを終了します。

     
    ステップ 4ivr service-group activate [default-sg-deny]


    例:
    switch(config)# ivr service-group activate
     

    サービス グループの設定をアクティブにし、任意でデフォルト サービス グループのスイッチ間の通信ポリシーを deny に設定します。

    (注)      通信ポリシーを変更して allow に戻すには、ivr service-group activate コマンドを再度発行する必要があります。
     
    次の作業

    この設定を実行するには、IVR の CFS 配信がイネーブルになっていることを確認してから、IVR VSAN トポロジをアクティブにし、変更をコミットします。

    IVR 設定の確認

    IVR の設定を表示するには、次のいずれかの作業を行います。

    コマンド

    目的

    show ivr

    IVR 設定のステータスを表示します。

    show ivr diagnostics

    IVR の診断に関する情報を表示します。

    show ivr merge status

    最後の IVR 結合イベントに関する情報を表示します。

    show ivr pending

    IVR 保留データベースに関する情報を表示します。

    show ivr pending-diff

    保留データベースとコンフィギュレーション データベースの差異を表示します。

    show ivr vsan-topology [active | configured]

    IVR VSAN トポロジを表示します。

    show ivr session status

    IVR CFS セッションに関する情報を表示します。

    show ivr virtual-domains

    すべてのローカル VSAN の IVR 仮想ドメインに関する情報を表示します。

    show ivr zone

    IVR ゾーンに関する情報を表示します。

    show ivr zoneset

    IVR ゾーン セットに関する情報を表示します。

    show ivr service-group active

    アクティブなサービス グループに関する情報を表示します。
    show ivr service-group configured 設定されたサービス グループに関する情報を表示します。
    show autonomous-fabric-id database AFID に関する情報を表示します。
    show ivr virtual-fcdomain-add-status IVR 仮想ドメイン設定のステータスを表示します。

    機能の履歴

    表 1  機能履歴 IVR

    機能名

    リリース

    機能情報

    IVR

    5.2(1)

    この機能が導入されました。