Cisco Nexus 5000 シリーズ NX-OS ユニキャスト ルーティング コマンド リファレンス Cisco NX-OS Release 5.x
D コマンド
D コマンド
発行日;2012/07/19 | 英語版ドキュメント(2012/07/12 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

D コマンド

dead-interval(OSPF 仮想リンク)

default-information originate(OSPF)

default-metric(OSPF)

distance(OSPF)

D コマンド

この章では、D で始まる Cisco NX-OS Open Shortest Path First(OSPF)コマンドについて説明します。

dead-interval(OSPF 仮想リンク)

ネイバーがダウンしていることをルータが宣言する前に、OSPF(Open Shortest Path First)仮想リンク上のネイバーから少なくとも 1 つの hello パケットを受信する必要がある間隔を設定するには、 dead interval コマンドを使用します。デフォルトに戻す場合は、このコマンドの no 形式を入力します。

dead-interval seconds

no dead-interval

 
構文の説明

seconds

ルータがネイバーから少なくとも 1 つの hello パケットを受信する必要があるか、またはそのネイバーがピア リストから削除され、ルーティングに参加しない間隔(秒単位)。有効な範囲は 1 ~ 65535 です。値は仮想リンク上のすべてのノードで同じである必要があります。

 
コマンド デフォルト

40 秒

 
コマンド モード

仮想リンク コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

dead interval コマンドは、仮想リンク コンフィギュレーション モードで、OSPF hello パケット内でアドバタイズするデッド インターバルを設定するために使用します。この値は、仮想リンク上のすべてのネットワーキング デバイスで同じである必要があります。 seconds のデフォルト値は、 hello-interval コマンドによって設定された間隔の 4 倍です。

より短いデッド間隔( seconds )を設定することにより、ダウンしているネイバーを早く検出し、収束を改善することができます。デッド間隔を短くすると、動作の遅いネイバーを誤ってダウンしていると宣言することにより、仮想リンクが不安定になる可能性があります。

show ip ospf virtual-links コマンドを使用し、デッド間隔を確認します。

このコマンドには、LAN Base Services ライセンスが必要です。

次に、OSPF のデッド間隔を 20 秒に設定する例を示します。

switch(config)# ospf 201
switch(config-router)# area 99 virtual-link 192.0.2.4
switch(config-router-vlink)# dead-interval 20
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更をスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。

hello-interval(OSPF 仮想リンク)

Cisco NX-OS が仮想リンク上で送信する hello パケット間の間隔を指定します。

show ip ospf virtual-link

OSPF 仮想リンク情報を表示します。

default-information originate(OSPF)

OSPF ルーティング ドメインにデフォルト外部ルートを生成するには、 default-information originate コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

default-information originate [ always ] [ route-map map-name ]

no default-information originate [ always ] [ route-map map-name ]

 
構文の説明

always

(任意)ルート テーブルにデフォルト ルートがあるかどうかに関係なく、常にデフォルト ルートをアドバタイズするように指定します。

route-map map-name

(任意)ルート マップが満たされていない場合に、デフォルト ルートをアドバタイズするように指定します。 map-name 引数は、63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。

 
コマンド デフォルト

ルートがルート テーブルにある場合に、デフォルト ルートをアドバタイズします。

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

default-information originate コマンドを使用し、再配布されたルートにデフォルト ルートを割り当てます。 redistribute コマンドを使用し、ルートを OSPF ルーティング ドメインに再配布すると、Cisco NX-OS は自動的に Autonomous System Boundary Router(ASBR; 自律システム境界ルータ)になります。ただし、デフォルトでは、ASBR はデフォルト ルートを OSPF ルーティング ドメインに生成しません。

route-map キーワードを使用し、Cisco NX-OS がルート マップに合格したルートにのみデフォルト ルートを生成するように、再配布されたルートをフィルタ処理します。 always キーワードを使用し、ルート テーブルにデフォルト ルートがあるかどうかに関係なく、デフォルト ルートを生成します。


default-information originate コマンドでは、オプションのルート マップの match 文は無視されます。


このコマンドには、LAN Base Services ライセンスが必要です。

次に、Enhanced Interior Gateway Protocol(EIGRP)の OSPF ルーティング ドメインに再配布されるデフォルト ルートを設定する例を示します。

switch(config)# router ospf 109
switch(config-router)# redistribute eigrp 108 route-map EigrpPolicy
switch(config-router)# default-information originate always
switch(config-router)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更をスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。

redistribute(OSPF)

ルートを 1 つのルーティング ドメインから OSPF に再配布します。

route-map

ルートのフィルタ ポリシーを定義します。

show ip ospf

OSPF 情報を表示します。

default-metric(OSPF)

OSPF ルーティング プロトコルのデフォルト メトリック値を設定するには、 default-metric コマンドを使用します。デフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

default-metric metric-value

no default-metric metric-value

 
構文の説明

metric-value

指定されたルーティング プロトコルに適したデフォルト メトリック値。範囲は 1 ~ 1677214 です。

 
コマンド デフォルト

再配布されたルート、接続されたルート、およびスタティック ルートのメトリックは 25 に設定されます。

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

default-metric コマンドは、 redistribute コマンドと組み合わせて、スタティック ルートと直接接続されたルートを除く、すべての再配布されたルートに対して同じメトリック値を設定するために使用します。デフォルト メトリックは、互換性のないメトリックを持つルートを再配布するために役立ちます。外部ルート メトリックが OSPF メトリックに変換されない場合、常にデフォルト メトリックを使用して再配布を続行できるようにします。


default-metric コマンドは、OSPF に直接接続されたルートの再配布には適用されません。直接接続されたルートのデフォルト メトリックは、ルート マップを使用して変更します。


このコマンドには、LAN Base Services ライセンスが必要です。

次に、RIP と BGP を再配布するように OSPF を設定し、デフォルト メトリックを 10 に設定する例を示します。

switch(config)# router ospf 201
switch(config-router)# default-metric 10
switch(config-router)# redistribute rip 109 route-map FilterRip
switch(config-router)# redistribute bgp 4 route-map FilterBgp
switch(config-router)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

コンフィギュレーションの変更をスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。

redistribute(OSPF)

ルートを他のルーティング ドメインから OSPF に再配布します。

show ip ospf

OSPF 情報を表示します。

distance(OSPF)

OSPF ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを定義するには、 distance コマンドを使用します。デフォルトに戻す場合は、このコマンドの no 形式を入力します。

distance distance

no distance

 
構文の説明

distance

この OSPF プロセスに対してローカルであるすべてのルートのアドミニストレーティブ ディスタンス。指定できる範囲は 1 ~ 255 です。

 
コマンド デフォルト

110

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション モード

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

5.0(3)N1(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

distance コマンドを使用し、ルートのグループ全体にディスタンスを設定します。複数のルーティング プロトコルを設定し、その中から 1 つのルートのセットを選択したい場合に、 distance コマンドを使用します。

このコマンドには、LAN Base Services ライセンスが必要です。

次に、ディスタンスを 200 に設定する(ルートの信頼性が低くなる)例を示します。

switch(config)# router ospf 1
switch(config-router)# distance 200
switch(config-router)#
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy running-config startup-config

このコンフィギュレーション変更をスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。

show ip ospf

OSPF 情報を表示します。