Cisco 3900 シリーズ、2900 シリーズ、および 1900 シリーズの第 2 世代サービス統合型ルータソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
ワイヤレス デバイス概要
ワイヤレス デバイス概要
発行日;2013/01/29 | 英語版ドキュメント(2011/08/05 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

ワイヤレス デバイス概要

ソフトウェア モード

管理オプション

ネットワークの構成例

ルート アクセス ポイント

全ワイヤレス ネットワークの中央ユニット

ワイヤレス デバイス概要

無線デバイス( アクセス ポイント とも呼ばれる)は、ネットワーク専門家の要件を満たす、エンタープライズクラスの機能に機動性と柔軟性を付加した、セキュアで手ごろな価格の、簡単な無線 LAN ソリューションを提供します。ワイヤレス デバイスは、アクセス ポイントとして設定された場合、無線および有線ネットワーク間の接続ポイントまたはスタンドアロン ワイヤレス ネットワークのセンター ポイントとして機能します。大規模な導入環境では、アクセス ポイントの無線範囲内であれば、無線ユーザは構内を移動しながらシームレスで遮断されないネットワーク アクセスを維持できます。

Cisco IOS ソフトウェアをベースにした管理システムを使用し、無線デバイスは Wi-Fi CERTIFIED™、802.11a、802.11b、802.11g および 802.11n に準拠した無線 LAN トランシーバとなります。

この章の構成は次のとおりです。

「ソフトウェア モード」

「管理オプション」

ソフトウェア モード

アクセス ポイントは Cisco 1941W サービス統合型ルータの一部として組み込まれています。アクセス ポイントのフラッシュには、自律イメージとリカバリ イメージが含まれます。デフォルト モードは自律モードですが、Cisco Unified Wireless モードで動作するようにアクセス ポイントをアップグレードできます。

各モードの詳細は次のとおりです。

自律モード :スタンドアロン ネットワーク コンフィギュレーションをサポートします。このモードでは、すべてのコンフィギュレーション設定がワイヤレス デバイス上にローカルに保存されます。各自律デバイスは起動コンフィギュレーションを独自に読み込んでも、ネットワーク上で緊密に動作できます。

Cisco Unified Wireless モード :Cisco Unified Wireless LAN コントローラと連携して動作します。このモードでは、すべてのコンフィギュレーション情報がコントローラに保存されます。Cisco Unified Wireless LAN アーキテクチャでは、無線デバイスは(自律モードに対し)Lightweight Access Point Protocol(LWAPP)を使用したライトウェイト モードで動作します。Lightweight アクセス ポイント(ワイヤレス デバイス)は、コントローラと関連付けられるまでコンフィギュレーションが設定されません。ワイヤレス デバイスのコンフィギュレーションは、ネットワークが起動中および実行中にだけ、コントローラから変更できます。コントローラは、ワイヤレス デバイスのコンフィギュレーション、ファームウェア、802.1x 認証などの制御トランザクションを管理します。すべての無線トラフィックはコントローラを通じてトンネリングされます。

Why Migrate to a Cisco Unified Wireless Network? 』を参照してください。このネットワーク アーキテクチャ設計の詳細については、Cisco.com の http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/wireless/ps5678/ps6521/product_at_a_glance0900aecd805df476.pdf を参照してください。

管理オプション

ワイヤレス デバイスは、ルータ上の Cisco IOS ソフトウェアとは別の、独自のバージョンの Cisco IOS ソフトウェアを実行します。いくつかの異なるツールでアクセス ポイントを設定およびモニタできます。

Cisco IOS ソフトウェア コマンドライン インターフェイス(CLI)

Simple Network Management Protocol(SNMP)

Web ブラウザ インターフェイス
http://cisco.com/en/US/docs/wireless/access_point/12.4_10b_JA/configuration/guide/scg12410b-chap2-gui.html


) Web ブラウザ インターフェイスは、Windows 98、2000 および XP プラットフォーム上の Microsoft Internet Explorer バージョン 6.0、Windows 98、2000、XP および Solaris プラットフォーム上の Netscape バージョン 7.0 と完全に互換性があります。



) ワイヤレス デバイスの設定に、CLI と Web ブラウザ ツールを同時に使わないでください。CLI を使用してワイヤレス デバイスを設定すると、Web ブラウザ インターフェイスではコンフィギュレーションを正しく表示できない場合があります。情報が正しく表示できなくても、無線デバイスが正しく設定されていないとは限りません。


ワイヤレス デバイスを無線コンフィギュレーション モードにするには、 グローバル CLI コンフィギュレーションで interface dot11radio コマンドを使用します。

ネットワークの構成例

次の一般的なワイヤレス ネットワーク コンフィギュレーションのいずれかでアクセス ポイント ロールを設定します。アクセス ポイントのデフォルト コンフィギュレーションは、有線 LAN に接続されているルート ユニット、または全無線ネットワークの中央ユニットとなります。

「ルート アクセス ポイント」(P.2)

「全ワイヤレス ネットワークの中央ユニット」(P.3)

ルート アクセス ポイント

有線 LAN に直接接続されるアクセス ポイントは、無線ユーザへの接続ポイントとして機能します。LAN に複数のアクセス ポイントが接続されている場合、ユーザはネットワークへの接続を維持したまま、構内のエリアをローミングできます。1 つのアクセス ポイントの範囲外に移動したユーザは、自動的に別のアクセス ポイントを経由してネットワークに接続(アソシエート)されます。ローミング プロセスはシームレスで、ユーザには意識されません。図 1 は、有線 LAN 上でルート ユニットとして機能するアクセス ポイントを示しています。

図 1 有線 LAN 上でルート ユニットとして機能するアクセス ポイント

 

全ワイヤレス ネットワークの中央ユニット

完全なワイヤレス ネットワークでは、アクセス ポイントはスタンドアロンのルート ユニットとして機能します。アクセス ポイントは有線 LAN には接続されません。全ステーションをまとめてリンクするハブとして機能します。アクセス ポイントは通信の中心として機能し、無線ユーザの通信範囲を拡張します。図 2 は、完全なワイヤレス ネットワークでのアクセス ポイントを示しています。

図 2 完全なワイヤレス ネットワークでセントラル ユニットとして機能するアクセス ポイント