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ネットワークで人々の働き方、生活、遊び、そして学び方が変わる。シスコが提唱してきたビジョンが現実のものになっています。インターネットに代表される IP ネットワークが、データ通信の基盤からコミュニケーションの基盤へと発展し、さらにあらゆるコミュニケーションおよびコラボレーションのプラットフォームへと発展しているのです。
「IP コミュニケーション&モバイル 2007」と「第8回 コールセンター/CRM - デモ&コンファレンス -」。この2つのイベントで紹介した、シスコ ユニファイド コミュニケーションの最新情報をご覧ください。
シスコ ユニファイド コミュニケーション ニュース - ビジネスを変革するユニファイド コミュニケーションのメリットを動画を交えて解説 http://www.cisco.com/jp/go/ucnews
2007 年 10 月 24 日〜26日の 3 日間、東京ビッグサイトにて「IP コミュニケーション&モバイル 2007」が開催されました。10月25日には新たなユニファイド コミュニケーション環境を実現する「Cisco Unified Workspace」を発表。いつでもどこからでも、自分に都合のよいデバイスを選択できる、柔軟でセキュアなコミュニケーション環境により、効果的なコラボレーションを可能にします。
会期中、シスコ ブースでご紹介したデモンストレーションやシアタープレゼンテーションの再現ムービー http://www.cisco.com/jp/go/ipc_mobile07/
802.11n ドラフトに準拠した新製品 Cisco Aironet 1250 ワイヤレスアクセスポイント。MIMO をサポートしており、高速なワイヤレス通信を可能にする。
携帯電話と IP 電話の両方をサポートするノキア製のデュアルモード対応スマートフォン「E61」。携帯電話がユニファイド コミュニケーション環境に統合される。
シスコ無線 LAN 製品とモバイル端末による活用事例として位置情報の表示ソリューションを展示。シスコ ブース内でのスタッフの動きがわかる。
ブース内に設置されたプレゼンテーション コーナーでは、シスコが考える IP コミュニケーションにおけるモビリティを解説するプレゼンテーションが行われた。
シスコシステムズ合同会社 ビジネス開発担当 ディレクター 篠浦 文彦
イベント初日の10月24日、「ビジネス変革を加速するコミュニケーション基盤とは〜ヒューマン ネットワークの構築〜」と題した講演が行われました。ネットワークを通じてすべてを変える。シスコは常にこのビジョンを先導しています。人と人とのつながり方を変え、それがビジネスをどう変えるか。まさにヒューマン ネットワークの時代です。
インターネットの世界は、Web 1.0 から Web 2.0 へと進化しています。シスコは、さらにその先の「Web 3.0」を提唱し、ネットワークがプラットフォームになり、いつでも、どこからでも、どのデバイスを使っていても、同じレベルのコミュニケーションが可能になると考えています。この環境では、発信者と受信者が物理的な距離を意識することがありません。その例の1つにテレプレゼンスがあります。テレプレゼンスは、単なるテレビ会議システムではありません。空間を共有し、同じ部屋にいるような感覚で会議を行うことができます。
テレプレゼンスによる効果は、出張コストの削減、エグゼクティブの時間の節約、生産性の向上といった形で表されることが多いのですが、人と人とこのコミュニケーション、人と情報とのコミュニケーションを大きく変えるものであることに注目してください。つまり、新しい情報伝達の方法を生み出しているのです。
シスコは既存の技術を組み合わせることで、テレプレゼンスを実現しています。次世代コミュニケーションのための基盤や仕組みはすでに出来上がっているのです。シスコはネットワークのインフラを提供するだけでなく、それをどう活用すれば効率的に仕事ができ、さらには生活を豊かにしていけるかについても提供します。
想像もできなかったコミュニケーション。例えば、海を隔てて会議に同席する。 Cisco TelePresenceの動画広告はこちら >
2007 年 11月15日・16日、池袋サンシャインシティ・文化会館にて、「第 8 回 コールセンター/CRM – デモ&コンファレンス –」が開催されました。各社がコンタクトセンターと業務スタッフとを接続するソリューションを訴えるなか、シスコは IP という基盤によって、柔軟で拡張性のあるコンタクトセンターを紹介しました。 シスコの今年のテーマは、「シスコ ユニファイド コミュニケーションによる比類のない顧客体験の創造」。既存の型にはまったコンタクトセンター内のコミュニケーションを、シスコのピュアIP コンタクトセンター製品の導入によって、顧客対応力をアップさせると同時に企業内コミュニケーションを刷新します。 シスコ ブースでは、2種類のデモンストレーションによって、シスコのコンタクトセンター ソリューションが顧客対応をどのように変えるかを解説しました。
柔軟性、機能性、生産性、堅牢性の高いコンタクトセンター統合ソリューション − Cisco Unified Contact Center Enterprise コールを受けたオペレータと営業部門の最適なコラボレーションにより、基本的な注文受付から高度な案件相談まで即座にこなすことができます。オラクル社の CRM アプリケーション「Siebel」との連携により、コンタクトセンターでは、電話が着信すると同時にお客様の問合せ内容、顧客情報、問合せ履歴などを確認でき、スムーズな顧客対応を実施できます。
電話でのコミュニケーションの即時性に関する課題を解決 − Cisco Unified CallConnector for Salesforce.com 中堅・中小企業のコンタクトセンターでは、CRM アプリケーションをインターネット経由で利用するホスティング型CRMを採用するケースが増えています。しかし、ホスティング型CRMは他のシステムとの連携が難しく、電話システムとも独立して利用される場合が多いのが現状です。 シスコは、ホスティング型CRMと電話システムの連携を可能にします。オペレータのPCにプラグインをインストールするだけで、スクリーンポップとクリック-to- コールが実現します。
展示会場内の特設ワークショップ会場では、シスコ 平垣達也より「ユニファイド コミュニケーションによる新たなカスタマーサービスの実現」と題して、シスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションを中心に IP を基盤とするコンタクト センターの利点と、ユーザ事例が紹介されました。
ユーザ事例の 1 つは、米国マクドナルド。マクドナルドでは、ドライブスルーでの注文を店舗内スタッフが兼任で担当していました。しかしドライブスルーでの注文の取り間違いが多く、廃棄する商品が増えることが問題となっていました。同社はこの問題を解決するためにコンタクトセンター ソリューションを導入しました。米国内の全マクドナルドのドライブスルーの注文は、コロラド州にあるコンタクトセンターで受け付けます。これにより、注文の取り間違いが激減。スタッフも、店舗内の業務に集中することができるようになりました。
もう1つの事例は、手話サービスです。電話での問い合わせができない聴覚障害者は、質問があれば先方に出向く必要があります。そこに同行する手話サービスのスタッフは、1 件あたり半日は拘束されることになります。テレビ電話を使った三者通話によって、手話サービスのスタッフの拘束時間が減り、サービス料金も格段に安く提供できるようになります。コンタクトセンターに必要なのは「声」だけではありません。コンタクトセンターもリッチメディア化の時代になっているのです。リッチメディア アプリケーションも、IP 基盤があれば、簡単に素早く導入することができます。