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第 8 号 - Cisco insight

第 8 号 - 特集記事 - 2

本格導入期を迎えた次世代ネットワーク SD-WAN とは?

シスコの次世代ネットワーク戦略における SD-WAN

次に、シスコシステムズ合同会社エンタープライズネットワーク事業部プロダクトセールススペシャリストの北かおりが、「Cisco Digital Network Architecture(Cisco DNA)」を紹介。「Cisco DNA は、ネットワークから収集・分析したセキュリティ上の脅威などのデータをラーニングすることで、『常に学習し適用していくネットワーク』を実現、次世代の企業ネットワークの基盤となるアーキテクチャです。」と強調。

さらに、北は 旧 Viptela 社のソリューションのシスコへの統合計画を示し、次世代のエンタープライズ ネットワークの基盤技術のひとつであることを示唆。
「2018 年 8 月頃にはシスコ ISR が Viptela vEdge 機能対応になり、2019 年から 2020 年にかけて vManage が Cisco DNA Center と統合していきます。」と説明しました。

情報ネットワーク基盤に SD-WAN を採用した東京大学の導入事例

次に登壇したのは、東京大学 情報基盤センター 准教授、関谷勇司氏です。
関谷氏は、東京大学のネットワーク要件を満たすソリューションとして SD-WAN を導入した背景について触れました。
「東京大学では、本郷や駒場キャンパス以外にも 50~60 ほど存在する研究拠点を結ぶ必要がありますが、すべて高価な専用線を使うことはコスト面からかないません。SD-WAN では、より安価なインターネット回線の利用など実情に応じて複数の回線で WAN を容易に構成できるメリットがありました。」

また、「東京大学の情報基盤ネットワークには『自由なネットワーク構成』が求められており、例えば基盤ネットワーク上にある研究所や研究室のネットワークに管理者権限を委譲できるなどの柔軟性が求められていす。SD-WAN では、ネットワーク層とサービス層が独立しているので、ネットワークの構成変更が即時に、かつ、柔軟にできます。」と語りました。

関谷氏は、「こうした即時性、柔軟性、管理性の面から、SD-WAN を導入した『コスト以上のメリット』がありました。」と強調しました。

クラウド接続への課題を解決する Cloud onRamp

続いて、日商エレクトロニクス 加藤和樹氏は、Cisco SD-WAN コントローラーの「vManege」に搭載されている新技術 Cloud onRamp について、デモンストレーションを交えて紹介しました。

「Cloud onRampは、SaaS やアプリケーションの利用により WAN 回線の体感品質が悪化する問題を解決し、最適化する技術です。Cloud onRamp for SaaS では、アプリケーションごとの体感品質を比較して、SaaS にアクセスする最適なネットワーク経路を自動的に選択する機能です。これにより Dropbox や Office365、Salesforce などの SaaS アプリケーションをストレスなく利用することができるようになります。同様に、AWS や Azure 向けには Cloud onRamp for IaaS を設定します。」と述べ、操作を実演。
「クラウドにセキュアにかつ簡単に接続できるのが Cisco SD-WAN の強みです。」と述べ、講演を締めくくりました。


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「Cisco Cybersecurity Forum 2018」レポート