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第 7 号 - Cisco insight

第 7 号 - 特集記事 - 1

モバイル ワーク時代のセキュリティ脅威を取り除くために、
企業が今できること

モバイル ワーク時代のセキュリティ脅威を取り除くために、企業が今できること

 

多くの企業が、iOS デバイスなどのモビリティの導入によってさまざまなプロセスを合理化し、効率性と生産性を高め、機会を広げ、その価値を高めています。 モビリティの利用者は、デバイスの種類に関係なく業務で使用するアプリケーションがきちんと動作してくれることを望んでいます。そして、企業にとってはモバイル機器のセキュリティ確保が大きな課題となっています。そこでシスコは最適なデバイス、アプリケーション、ソリューションを統合させた、働き方改革のあり方や生産性の改革をご提案しています。

モビリティによるビジネス変革と生産性向上のために必要なこと

モビリティは、労働者の生産性向上だけでなく、ビジネスにおけるプロセス全体、そして働き方変革になくてはならないものです。モビリティの導入とビジネス プロセスのデジタル化により、従業員はリアルタイムでデータにアクセスできるようになり、お客様応対時間を短縮できるようになります。
たとえば小売店では、接客しながら客の購入履歴を確認し、商品の情報を調べるようなこともできるでしょう。また、運送の状況を確認して発送スケジュールを決定するといった同時作業も可能となります。モビリティの活用によって従業員の処理時間が短縮できれば、コスト削減にもつながります。
デジタル化に成功している企業では、90% ものコストを削減した企業があるほか、利益が平均で26% 伸びているという例もあります。

ただし、モビリティによるビジネス変革と生産性向上のメリットを享受するためには、堅牢なパフォーマンスとパワーをもったモバイル デバイスを採用したうえで、デバイスを法人が適切に管理することが必要です。そのためには、「ネットワーク」「デバイス」「アプリケーション」の各レイヤーを統合したアプローチが必要となります。

モビリティを活用する場合、アプリケーションを実行するモバイル プラットフォームとデバイスが単一であり、1つの会社がそのすべてを構築している製品であることが望ましいのです。また、高速で信頼性が高く効果的なコミュニケーションを実現するには、エンタープライズ レベルのネットワーク インフラも必要となります。
さらに、これらの要素がスムーズに連携するには、アプリケーション、デバイス、ネットワークのすべてのレベルに強力なセキュリティ対策が施されている必要があります。

そこでシスコは世界で Apple と提携し、モビリティ デバイスとして iOS デバイス、「iPhone」や「iPad」の活用を提案しています。iOS デバイスのユーザは、シスコのコラボレーション アプリを含むiOSのネイティブ アプリケーションやセキュリティ対策により、よりシームレスで効率的なモビリティ経験が可能になるのです。

社内ネットワークの課題を解決する

モビリティの導入によってデータの容量やユーザの数が増加するにつれ、社内ネットワークの使用が拡大し混雑状況の発生が想定されます。
モバイル ユーザ向けに Wi-Fi ネットワークを最適化し、ビジネスに不可欠なアプリケーションを優先的に実行できるようにすれば、応答時間が短縮され、ユーザが必要なときに重要なデータにアクセスし、アクションを実行できるようになります。
そのため、ビジネスに不可欠なアプリケーションを優先しリアルタイムでアクセスできる環境を整える必要があります。

たとえば、病院の環境では効率的で信頼性の高い Wi-Fi の最適化は重要です。IT管理者は、スタッフが病室を移動する際に Wi-Fi 接続の切断を心配する必要がなく、ワイヤレス インフラストラクチャでモバイル デバイスがアクセス ポイント間をすばやく移行できるようにする必要があります。これは、VoIP 通話の音質と信頼性にとって特に重要です。

また病院では、スタッフが患者の健康状態や投薬の重要なデータにリアルタイムで常にアクセスできるようにする必要もあります。

シスコと Apple は、2015 年に提携を発表しました。iOS デバイスとアプリケーションをシスコのエンタープライズ環境に統合させ、ビジネス ユーザに向けて iOS デバイスを業務で活用できる環境を構築させることを両社は目指しています。この提携によって実現した機能の 1 つが「ハンドシェイク」による Wi-Fi 接続の最適化です。これにより、iOS デバイスはシスコのエンタープライズ ワイヤレス ネットワーク上のアクセス ポイント間で効率よく、高速でローミングできるようになり、接続品質を損なうことなくモバイル ワークスペース環境を自由に移動できるようになります。またローミングの効率が良いため、デバイスのバッテリー消費が抑えられるというメリットも生じます。

さらに、Wi-Fi ネットワークをユーザにとって最適なものに保つには、IT 部門が Wi-Fi ネットワーク上で発生していることを把握する必要があります。担当者は、ネットワークの状況変化に合わせてネットワークの微調整が可能ですが、Wi-Fi ネットワークは動的に変化するため、その対応が困難な場合も少なくありません。そこで活用できるのが「Cisco DNA」です。

Cisco DNA(シスコ デジタル ネットワーク アーキテクチャ)は、自動化、仮想化、機械学習などの先進的な手法をエンタープライズ ネットワーク全体に適用して、安全性と俊敏性、確実性を大きく高め、ビジネスの変化に柔軟に対応できるようにネットワーク基盤そのものの変革を実現するプラットフォームです。ネットワーク構成の複雑化やデバイスの増加、高度化し続けるセキュリティ脅威など、ネットワークの運用管理にまつわるさまざまな課題をよりスマートに解決できるようにして、人的ミスをなくし、企業の成長や戦略的な取り組みに大きく貢献します。

Cisco DNA を活用することで、特定の Wi-Fi ネットワークにおいて、iOS デバイスの動作状況を確認することが可能となります。iOS デバイスから収集されるテレメトリ データからネットワーク状況をクラウドでリアルタイムに表示し、iOS デバイスがアクセス ポイントをどのようにローミングし、環境内をどう移動しているかを把握することが可能になります。ほかにも、接続エラーやインターネット アクセス エラーを計測したり、インストールされたアプリケーションのバージョンといったデバイス情報を確認したりすることができます。

これらの情報から、IT 部門はユーザに最適な体験をリアルタイムに提供するとともに、問題解決を迅速化することができるようになります。

セキュリティ脅威の解決のため、企業ができること

モビリティの導入とともに懸念されるのがセキュリティの問題です。企業にとって、デバイスへの不正アクセスによる情報漏洩やマルウェアの感染が大きな問題になることはもちろん、デバイス自体を紛失することによる情報漏洩も大きな不安要素となっています。

そこで、企業におけるセキュリティ要件にも変化が生じています。可視性に優れ、制御可能であり、かつプライバシーの保護ができるセキュリティ対策が求められているのです。それを実現するのが「Cisco Security Connector」です。

Cisco Security Connector によって、企業はモバイル環境で使用されている iOS デバイスで何が実行されているかを詳細に把握でき、ユーザには外出先のどこであっても最良の保護が提供されます。Cisco Security Connector を利用することで、企業は監査者が課すリスク要件とコンプライアンス要件を満たせるようになり、万が一セキュリティ上の問題が発生すれば、事態をすぐに調査し、影響を受けるユーザや企業にとってのリスクを確認することも可能です。

Cisco Security Connector は単一のアプリで、「Cisco Umbrella」と「Cisco Clarity」によるセキュリティ機能を提供します。

Cisco Umbrella は、インターネット上の脅威からデバイスを守るクラウド セキュリティ プラットフォームです。悪意のあるアクセス先にユーザが接続しないよう保護したり、フィッシング攻撃や不正なサイトのリダイレクトを防止したりします。Cisco Umbrella は、企業ネットワークや企業 Wi-Fi 、携帯電話ネットワークといった接続環境をカバーしてセキュリティを確保します。またインターネット(DNS)要求を暗号化して、企業データとユーザを保護することも可能です。Cisco Clarity は、iOS デバイスに対応するエンドポイント保護/検出/対応ツールで、Cisco Umbrella と連携することでデバイスとアプリケーションすべてのトラフィックをきめ細やかに可視化することが可能になります。

Cisco Security Connector を iOS デバイスに導入する場合は、「Cisco Meraki Systems Manager」などのモバイル デバイス管理(MDM)ソリューションを経由します。また MDM を介することで、企業が監視する iOS デバイスの状況を詳細に把握できるようにもなります。

Cisco Security Connector により、iOS の動作の可視化、そして利用者が晒されるセキュリティ脅威からの防御を実現し、企業にとって必須であるモバイル化を妨げかねないセキュリティへの懸念を払拭頂ける環境の構築をサポートします。


中小企業における働き方改革の実現を加速させる「Cisco Start」

ビジネスの概況と新たに発表した日本市場に向けた 3 つの戦略をシスコ マーケティング本部 マーケティングマネージャー 南百瀬 玲雄氏に聞きました。