Cisco Meraki Japan

アカウントをお持ちの場合

  •   パーソナライズされたコンテンツ
  •   製品とサポート

アカウントをお持ちでない場合

アカウントを作成

バンド ステアリングの概要

バンド ステアリングを使用したデュアル バンド運用では、5GHz 帯対応クライアントを検出し、それらのクライアントを 5GHz 帯に誘導することで、より混雑している 2.4 GHz 帯をレガシー クライアント向けに解放します。特に高密度の環境では、これによってチャネルの使用率を低減できるため、エンド ユーザ エクスペリエンスが改善されます。バンド ステアリングを使用したデュアル バンド運用は、SSID ごとに設定します。MR12 や他のレガシー アクセス ポイントは単一バンドで稼働するため、バンド ステアリングをサポートしないことに注意してください。

バンド ステアリングの有効化

  1. [設定(Configure)] > [アクセス制御(Access control)] に移動します。
  2. ページ上部の [SSID] ドロップダウンからターゲットの SSID を選択します。
  3. [ワイヤレスオプション(Wireless options)] セクションまでスクロール ダウンします。
  4. [バンドステアリングを使用したデュアルバンド運用(Dual band operation with Band Steering)] を選択します。
  5. [変更の保存(Save Changes)] をクリックします。

バンド ステアリングの仕組み

ワイヤレス デバイスのスキャンでは、パッシブとアクティブの 2 方式を使用します。パッシブ スキャンでは、ワイヤレス ネットワークを発信する AP からビーコン フレームを送信し、それをリッスンしている各チャネルをワイヤレス クライアントが素早くスイープします。アクティブ スキャンでは、ワイヤレス クライアントがプローブ要求を各チャネルに送信し、ワイヤレス ネットワークを発信する AP に対してプローブ応答を要請します。その後、利用可能なワイヤレス ネット接続のリストがエンド ユーザに表示されます。802.11 アソシエーションの詳細を確認してください。 

バンド ステアリングが有効にされている場合、AP のビーコン フレームによるワイヤレス ネットワークの発信は行われません。パッシブ スキャンを実行するクライアント デバイスは、SSID を非表示として認定します。 

バンド ステアリングが有効になっている場合、AP がワイヤレス クライアントからのプローブ要求を 2.4GHz 帯で受信すると、その前の 60 秒間に 5GHz 帯で同じクライアントから何も要求を受信していない場合に限り AP はプローブ応答を返します。AP はすべてのクライアントから送信されるすべてのプローブ要求、アソシエーション要求、再アソシエーション要求を無差別に拾います。AP が 2.4GHz のプローブ要求を受信した場合、その前の 60 秒間に 5GHz 帯で上述のフレーム タイプのいずれかを受信していれば、AP がプローブ応答を返しません。これらのフレーム タイプのいずれかを受信していた場合、AP がプローブ応答を送信してワイヤレス ネットワークを発信するのは、5GHz プローブを受信した場合のみです。これにより、クライアントは 5GHz 帯に誘導されます(下の図 1 を参照)。AP がワイヤレス クライアントからのプローブを 2.4GHz でのみ受信した場合、ネットワークを発信するプローブ要求で応答します。

また、バンド ステアリングは信号強度と関係なく完全に機能します。2.4GHz 帯に比べて 5GHz 帯の信号強度が大幅に弱いとしても、(直前の 60 秒間に 5GHz 帯でクライアントが確認される限り)AP は 5GHz 帯のプローブ要求に対してのみ応答します。

 

図 1.バンド ステアリングの図。 

21ff1998-c52d-45d6-b681-747bfa36306f

注:一部のワイヤレス デバイスは、消費電力が少ないという理由で、アクティブ スキャンではなくパッシブ スキャンを使用します。バンド ステアリングが有効になっていると、ビーコン フレームでワイヤレス ネットワークが発信されないため、パッシブ スキャンを使用するシングル バンドの 2.4GHz ワイヤレス クライアントは、ワイヤレス ネットワークを検出できない場合があります。 

 

特定のワイヤレス クライアントがワイヤレス ネットワークを検出できない場合、それらのクライアントはパッシブ スキャンを使用している可能性があります。その場合は、バンド ステアリングを使用したデュアル バンド運用ではなくデュアル バンド運用を使用するようにネットワークを設定してください。