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Meraki ファームウェアのリリース プロセス

ファームウェアの概要

1 つのネットワークでも 10,000 のネットワークが対象でも、Meraki ファームウェアのアップグレードは、確実かつ容易です。お客様にアップグレードを提供するまでに、Meraki ファームウェアは、デグレード、安定性、パフォーマンスなどの広範なテスト プロセスを経ています。アップグレードをシンプルにするために、製品ファミリ(MX、MS、MR、MV、MC など)ごとに 1 つの統合ファームウェア ディストリビューションが提供されています。 

ロールアウトの各段階

Meraki のファームウェア ロールアウト プロセスには、ベータ版、安定リリース候補版、安定版の 3 つの段階があります。すべてのファームウェア バージョンは、段階的に安定版に到達することを目標に作成され、リリースされています。以下のセクションでは、各段階について詳細に説明します。 

ベータ版

ファームウェアは、最初に「ベータ版」として実稼働環境用に提供されます。お客様は多くの場合、実稼働ネットワークにベータ版ファームウェアを導入し、新機能を活用したり、バグ修正を適用したります。ベータ版ファームウェアは、実稼働ネットワークに適用した際のリスクを軽減するために、デグレード、安定性、パフォーマンスに関する内部テストを経ています。ダッシュボードの [ベータ版ファームウェアを試す(Try beta firmware)] 設定オプションでベータ版ファームウェアを選択したお客様には、ベータ版がリリースされた時点で自動的に通知され、アップグレードのスケジュールが設定されます。ベータ版のアップグレードは、ダッシュボードのファームウェア アップグレード ツールを使用して、キャンセル、変更、復元が可能です。ダッシュボードのファームウェア アップグレード ツールを使用して、任意の時点でネットワークをベータ版ファームウェアにアップグレードすることもできます。 ベータ版ファームウェアは、他社製品の「早期導入」ファームウェアに類似したものであると言えます。

最新のベータ版ファームウェアは、Cisco Meraki のサポートおよびエンジニアリング チームによって完全にサポートされています。旧版のベータ版はベスト エフォートでサポートされます。最新のベータ版にアップグレードすることで、完全なサポートを受けられます。 

安定リリース候補版

ベータ版の改良を重ね、段階的に新しいファームウェア バージョンが作成された際に、安定リリース候補版となる場合があります。Cisco Meraki のソフトウェアおよび製品チームによって、ベータ版ファームウェアの成否に関する正式なレビューが実施されます。オープンなサポート ケース数やエンジニアリング上の問題数、ファームウェア導入および安定性に関するメトリックなど、ファームウェアの品質を定量化する KPI が分析されます。正式なレビュー後に、ベータ版は「安定リリース候補版」として分類が変わる場合があります。この時点で安定リリース候補版として、ファームウェア アップグレード ツールにファームウェアのバージョンが示されます。新しい安定リリース候補版が利用可能になると、エンジニアリング チームは一部のお客様のアップグレード スケジュール設定を開始します。安定リリース候補版のアップグレードは、ダッシュボードのファームウェア アップグレード ツールを使用して、キャンセル、変更、復元が可能です。

最新の安定リリース候補版ファームウェアは、Cisco Meraki のサポートおよびエンジニアリング チームによって完全にサポートされています。旧版の安定リリース候補版はベスト エフォートでサポートされます。最新のベータ版、安定リリース候補版、または安定版にアップグレードすることで、完全なサポートを受けられます。 

安定版 

安定リリース候補版は、グローバル規模で徐々にデバイスに導入されるにつれ、安定版に発展します。Meraki のインストール ベースが、メジャー バージョンとして指定されたしきい値(ノード数の約 10 ~ 20 %)に達すると、ファームウェアのリビジョンが GA に昇格し、正式な最終レビューの対象になります。 ポイント リリースについては、ケースごとに決定されます。 その場合も、安定リリース候補版のレビューで使用されたものと同じ KPI が分析されます。これらのプロセスが完了すると、ファームウェアを「安定版」に昇格させることができます。" 昇格後の安定版は、ダッシュボードのファームウェア アップグレード ツールを使用して、すべてのお客様が適用できます。最新の安定版は、特定のデバイスについて新たに作成されたすべてのダッシュボード ネットワークでも使用されます。 

最新の安定版ファームウェアは、Cisco Meraki のサポートおよびエンジニアリング チームによって完全にサポートされています。旧版の安定版はベスト エフォートでサポートされます。最新の安定版にアップグレードすることで、完全なサポートを受けられます。 

通知プロセス

エンジニアリング チームがアップグレードのスケジュールを設定すると、ネットワーク管理者に 7 ~ 14 日前に電子メール通知が届きます。アップグレードは、[ネットワーク全体(Network Wide)] > [全般(General)] ページで設定されたメンテナンス期間中にスケジュール設定されます。 管理者はファームウェア アップグレード ツールを使用して、保留中のアップグレードの表示、再スケジュール、またはキャンセルを実施できます。 何も実施しない場合は、アップグレードがスケジュールどおり実行されます。

影響の大きなセキュリティ脆弱性への対応などの重要な更新は、短期間の内にスケジュール設定される場合があります。

デバイスのアップグレード プロセス

新しいファームウェアのダウンロード中もデバイスは機能し続けますが、デバイスの再起動時にはネットワークから切断されます。 再起動後、デバイスはインターネット接続とクラウド接続が正しく機能していることを確認します。 正しく機能していない場合は、以前のファームウェアに戻ります。

Cisco Meraki デバイスは、古いファームウェアと新しいファームウェアを同時に格納できる 2 つのメモリ パーティションを備えています。新しいファームウェアのダウンロード中、デバイスは古いファームウェアで通常の動作を継続します。新しいファームウェアが正常にダウンロードされると、デバイスが再起動して、新しいファームウェアがロードされます。新しいファームウェアのロードに失敗すると、デバイスは古いファームウェアに戻ります。

アップグレード プロセスは通常、高速インターネット接続を備えた有線デバイスで 11 分未満です。10 分程度でファームウェアがダウンロードされ、1 分程度でデバイスが再起動し通常動作を再開します。ダッシュボードの各要素の更新やライブ データの表示に追加で数分かかる場合があります。

インターネット接続を共有しているデバイスの数が多いネットワークでは、すべてのデバイスで新しいファームウェアをダウンロードする必要があるため、このプロセスにかかる時間が長くなります。

ファームウェア アップグレード ツール

ファームウェア アップグレード ツールは、ファームウェア バージョンの詳細と最新のスケジュールを確認できる、Meraki ダッシュボード上の機能です。このツールの詳細については、ファームウェア アップグレード ドキュメントを参照してください。

さらに、デバイスのローカル ステータス ページでも、進行中のアップグレードの状態を確認できます。 

サポート終了予定のファームウェア

Meraki Cloud との一貫性および互換性を確保するために、最新の安定版より前のファームウェアが実行されているネットワークとデバイスについて、更新スケジュールが設定される場合があります。ネットワークのアップグレード スケジュールが設定されている旨の通知が、管理者に送信されます。アップグレードのスケジュールは、ファームウェア アップグレード ツールで変更することができます。 

新製品リリースとファームウェア リリースの関係

新製品は、最初の安定版のファームウェアで一般にリリースされます。最初の安定版は通常、同じファミリ内の他の製品のリリース プロセスを経て提供されます。新製品の安定版ファームウェアは完全にサポートされ、ベータ版または安定版が稼働する他の製品と共存します。一般的に新製品の安定版ファームウェアは、関連するファームウェア変更記録に製品別にリストされ、ネットワーク全体の安定版ファームウェアがリリースされるまで、新製品の安定版ファームウェアとなります。ネットワークのファームウェア バージョンが新製品のファームウェアよりも古いリリースであった場合、Meraki ダッシュボードでは、新製品の正しいファームウェアが新たにリリースされた製品に適用されます。