この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されている機能がすべてサポートされていない場合があります。 最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、http://www.cisco.com/go/cfn にアクセスします。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。
コントローラを固定する前に次のことを確認する必要があります。
コントローラがスタック ケーブルを使用して接続されていることを確認します。 使用するスタック ケーブルの詳細については、コントローラ スタックの項の情報を参照してください。
アクティブ ユニットのほかにスタックできるのは、1 台のコントローラだけです。
どのコントローラをアクティブおよびスタンバイ状態にするかは、ご使用の優先順位に基づいて決まります。
スタックのコントローラが Cisco IOS Software リリース 3.3 以降で動作することを確認します。
スタック内のコントローラのライセンスを確認する必要があります。詳細については、『Cisco 5700 Series Wireless Controller Installation Guide』を参照してください。
スタック内のコントローラで使用されているライセンスを確認します。 アクティブ コントローラには有効なライセンスがあり、スタンバイ コントローラには有効なライセンスまたは HA SKU ライセンスがあるのが理想的です。 コントローラのライセンスの詳細については、ハードウェア ガイドを参照してください
スタック内のコントローラが同じ Cisco IOS ソフトウェア リリース バージョンとライセンスであることを確認する必要があります。
スタック上のコントローラを再起動する場合は、コントローラに設定されている既存のライセンスを必ず非アクティブ化する必要があります。 なぜなら、再起動の実行時に、コントローラがアクティブ化された最高レベルのライセンス(EULA により許可された)をスタック上のリブート ライセンスとして使用するためです。
コントローラ スタックには、StackWise-480 ポートを介して接続されたスタック構成対応コントローラを設置できます。これは、スタックにアクティブ コントローラとスタンバイ コントローラという 2 つのメンバを持てることを意味しています。 スタック メンバは StackWise-480 テクノロジーを使用して、統合システムとして連動します。 アクティブ コントローラが使用できなくなった場合、スタンバイ コントローラがアクティブ コントローラの役割を担い、スタックは継続して動作します。
アクティブ コントローラには、コントローラ スタックの保存済みの実行コンフィギュレーション ファイルが格納されています。 コンフィギュレーション ファイルには、コントローラ スタックのシステム レベルの設定と、スタック メンバのインターフェイス レベルの設定が含まれます。 スタック メンバは、バックアップ目的でこれらのファイルの現在のコピーをすべて保持します。 スタック内のコントローラは Cisco StackWise-480 テクノロジーを使用して、各スタック メンバ スイッチと、統合された完全集中型の制御および管理プレーンによって、大規模なネットワーク設計の操作を効率化するための、堅牢な分散フォワーディング アーキテクチャを提供します。
スタック内では、スタンバイ ユニットの状態がメンバからホット スタンバイに変わると、アクティブ ユニット内のすべての設定がスタンバイ ユニットに同期されます。 したがって、同期前にユニットで使用可能だったすべてのスタートアップ コンフィギュレーションは失われます。 スタンバイ ユニットのスタートアップ コンフィギュレーションを再度必要とする場合、設定を後で再利用するため、ユニットのスタートアップ コンフィギュレーションを二次記憶装置であるフラッシュ メモリに保存します。
スタック内でユニットを接続するには、次の Cisco StackWise-480 および Cisco StackPower ケーブルを使用する必要があります。
スタック ケーブル | 説明 |
---|---|
STACK-T1-50CM | Cisco StackWise-480 50 cm スタッキング スペア ケーブル |
STACK-T1-1M | Cisco StackWise-480 1 m スタッキング スペア ケーブル |
STACK-T1-3M | Cisco StackWise-480 3 m スタッキング スペア ケーブル |
CAB-SPWR-30CM | Cisco Catalyst 3850 StackPower 30 cm スペア ケーブル |
CAB-SPWR-150CM | Cisco Catalyst 3850 StackPower 150 cm スペア ケーブル |
スタック上のコントローラを再起動する場合は、コントローラに設定されている既存のライセンスを必ず非アクティブ化する必要があります。 なぜなら、再起動の実行時に、コントローラがアクティブ化された最高レベルのライセンス(EULA により許可された)をスタック上のリブート ライセンスとして使用するためです。
スタック内では、スタンバイ ユニットの状態がメンバからホット スタンバイに変わると、アクティブ ユニット内のすべての設定がスタンバイ ユニットに同期されます。 したがって、同期前にユニットで使用可能だったすべてのスタートアップ コンフィギュレーションは失われます。 スタンバイ ユニットのスタートアップ コンフィギュレーションを再度必要とする場合、設定を後で再利用するため、ユニットのスタートアップ コンフィギュレーションを二次記憶装置であるフラッシュ メモリに保存します。
コントローラ スタックを使用すると、両方のコントローラの 6 つすべてのコントローラ ポートが組み合わされ、12 ポートを使用できるようになります。 コントローラ ポートの帯域幅は 10 Gb イーサネット ポートです。ただし、12 ポートの組み合わせの場合、コントローラでは、60 Gbps スループットのみ使用可能です。 これらのポートは、EtherChannel、Flex Link、またはリンク集約グループ(LAG)を形成するよう組み合わせることもできます。
1. スタック ケーブルを使用して、実行中の 2 台のコントローラを接続します。
2. 両方のコントローラに同時に電源投入して起動するか、1 台のコントローラに電源投入して起動します。
3. ユニットで EtherChannel または LAG を設定します。 Etherchannel、LAG、LACP の導入タイプはご使用のネットワーク設計に基づきます。
4. 設定された Etherchannel のステータスを表示するには、show etherchannel summary コマンドを実行します。
5. LACP の設定
6. アクティブ コントローラのコンソールでスタック情報表示用のコマンドを実行し、冗長ハイ アベイラビリティ ペアの存在を確認します。
スタンドアロン スイッチは、active switch としても動作するスタック メンバーを 1 つだけ持つスイッチ スタックです。 スタンドアロン スイッチを別のスイッチと接続して、2 つのスタック メンバで構成され、一方が active switch であるスイッチ スタックを構築できます。 スタンドアロン スイッチを既存のスイッチ スタックに接続して、スタック メンバーシップを増やすこともできます。
新しい(つまり、スイッチ スタックに参加していない、またはスタック メンバー番号が手動で割り当てられていない)スイッチには、デフォルト スタック メンバー番号(1)が割り当てられた状態で出荷されます。 このスイッチがスイッチ スタックに参加すると、デフォルト スタック メンバー番号は、スタック内で使用可能な、一番小さいメンバー番号に変更されます。
同じスイッチ スタック内のスタック メンバーは、同じスタック メンバー番号を持つことはできません。 スタンドアロン スイッチを含む各スタック メンバーは、番号を手動で変更するか、番号がスタック内の別のメンバーによってすでに使用されていないかぎり、自分のメンバー番号を保持します。
switch current-stack-member-number renumber new-stack-member-number コマンドを使用して手動でスタック メンバー番号を変更した場合は、その番号がスタック内の他のメンバーに未割り当てなときにだけ、そのスタック メンバーのリセット後(または、reload slot stack-member-number 特権 EXEC コマンドの使用後)に、新たな番号が有効となります。 スタック メンバ番号を変更するもう 1 つの方法は、SWITCH_NUMBER 環境変数を変更することです。
番号がスタック内の別のメンバによって使用されている場合、スイッチはスタック内で使用可能な最小の番号を選択します。
手動でスタック メンバーの番号を変更し、新たなメンバー番号にインターフェイス レベルの設定が関連付けられていない場合は、スタック メンバーをデフォルト設定にリセットします。
プロビジョニングされたスイッチでは、switch current-stack-member-number renumber new-stack-member-number コマンドを使用できません。 使用すると、コマンドは拒否されます。
スタック メンバーを別のスイッチ スタックへ移動した場合、スタック メンバーは、自分の番号がスタック内の別のメンバーによって使用されていないときにだけ、その番号を保持します。 この番号が使用されている場合、スイッチはスタック内で使用可能な最小の番号を選択します。
スイッチ スタックをマージした場合、新たな active switch のスイッチ スタックに参加したスイッチは、スタック内で使用可能な最小の番号を選択します。
ハードウェア インストレーション ガイドに記載されているとおり、スタック モードのスイッチ ポート LED を使用して、各スタック メンバーのスタック メンバー番号を目で見て確認できます。
スタック メンバのプライオリティ値が高いほど、active switch として選択され、自分のスタック メンバ番号を保持できる可能性が高くなります。 プライオリティ値は 1 ~ 15 の範囲で指定できます。 デフォルトのプライオリティ値は 1 です。 show switch EXEC コマンドを使用すると、スタック メンバーのプライオリティ値を表示できます。
(注) |
active switch にしたいスイッチには、最高のプライオリティ値を割り当てることを推奨します。 これにより、再選択が発生したときにそのスイッチを active switch として選択させられます。 |
スタック メンバのプライオリティ値を変更するには、switch stack-member-number priority new priority-value コマンドを使用します。
新しいプライオリティ値はすぐに有効となりますが、現在の active switch には影響しません。 新たなプライオリティ値は、現在の active switch またはスイッチ スタックのリセット時に、どのスタック メンバが新たな active switch として選択されるかを決定する場合に影響を及ぼします。
active switch は、次にリストした順番で、いずれかのファクタに基づいて選択または再選択されます。
現在 active switch であるスイッチ。
最高のスタック メンバ プライオリティ値を持つスイッチ
(注) |
active switch にしたいスイッチには、最高のプライオリティ値を割り当てることを推奨します。 これにより、再選択が発生したときにそのスイッチを active switch として選択させられます。 |
デフォルトのインターフェイス レベルの設定を使用していないスイッチ
IP サービス フィーチャ セットおよび暗号化ソフトウェアイメージ
IP サービス フィーチャ セットおよび非暗号化ソフトウェアイメージ
IP ベース フィーチャ セットおよび暗号化ソフトウェアイメージ
IP ベース フィーチャ セットおよび非暗号化ソフトウェア イメージ
スタック マスター スイッチ選定においては、フィーチャ セットごとの起動時刻の違いによって、スタック マスターが決められます。 起動時刻が近い方のスイッチが、スタック マスターになります。
たとえば、IP サービス フィーチャ セットが稼働しているスイッチが、IP ベース フィーチャ セットが稼働しているスイッチより高いプライオリティを持っている場合でも、起動に 10 秒長くかかった場合は、IP ベース フィーチャ セットが稼働しているスイッチの方がスタック マスターになります。 この問題を回避するには、IP ベース フィーチャ セットを稼働させるスイッチをアップグレードして、他方のスイッチと同じフィーチャ セットとソフトウェア イメージにするか、またはマスター スイッチを手動で起動し、最低 8 秒間待機してから、IP ベース フィーチャ セットを搭載した新しいメンバー スイッチを起動します。
MAC アドレスが最小のスイッチ
この手順は任意です。
(注) |
この機能を設定するためにコマンドを入力すると、設定の結果を記述した警告メッセージが表示されます。 この機能は慎重に使用してください。 古い active switch の MAC アドレスを同じドメイン内で使用すると、トラフィックが失われることがあります。 |
1. configure terminal
2. stack-mac persistent timer [0 | time-value]
3. end
4. copy running-config startup-config
この任意の作業は、active switch からのみ使用できます。
1. switch current-stack-member-number renumber new-stack-member-number
2. reload slot stack-member-number
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch current-stack-member-number renumber new-stack-member-number 例: Controller(config)# switch 3 renumber 4 |
スタック メンバの現在のスタック メンバ番号と新たなメンバ番号を指定します。 指定できる範囲は 1 ~ 2 です。 show switch ユーザ EXEC コマンドを使用すると、現在のスタック メンバー番号を表示できます。 |
ステップ 2 | reload slot stack-member-number 例: Controller# reload slot 4
|
スタック メンバをリセットします。 |
この任意の作業は、active switch からのみ使用できます。
1. switch stack-member-number priority new-priority-number
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch stack-member-number priority new-priority-number 例: Controller(config)# switch 3 priority 2 |
show switch ユーザ EXEC コマンドを使用すると、現在のプライオリティ値を表示できます。 新しいプライオリティ値はすぐに有効となりますが、現在の active switch には影響しません。 新たなプライオリティ値は、現在の active switch またはスイッチ スタックのリセット時に、どのスタック メンバが新たな active switch として選択されるかを決定する場合に影響を及ぼします。 |
1. show switch
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | show switch 例: Controller# show switch
|
スイッチ スタック内の非互換スイッチを表示します([Current State] が [V-Mismatch] で表示されます)。 [V-Mismatch] 状態は、非互換ソフトウェアのスイッチを示します。 active switch と同じライセンス レベルで実行されていないスイッチには、[Lic-Mismatch] と出力表示されます ライセンス レベルの管理については、System Management Configuration Guide (Cisco WLC 5700 Series) を参照してください。 |
1. software auto-upgrade
2. copy running-config startup-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | software auto-upgrade 例: Controller# software auto-upgrade
|
スイッチ スタック内の互換性のないスイッチをアップグレードします。または、バンドル モードのスイッチをインストール済みモードに変更します。 |
ステップ 2 | copy running-config startup-config 例: Controller# copy running-config startup-config
|
(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。 |
目次
ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されている機能がすべてサポートされていない場合があります。 最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、http://www.cisco.com/go/cfn にアクセスします。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。
コントローラを固定する前に次のことを確認する必要があります。
コントローラがスタック ケーブルを使用して接続されていることを確認します。 使用するスタック ケーブルの詳細については、コントローラ スタックの項の情報を参照してください。
アクティブ ユニットのほかにスタックできるのは、1 台のコントローラだけです。
どのコントローラをアクティブおよびスタンバイ状態にするかは、ご使用の優先順位に基づいて決まります。
スタックのコントローラが Cisco IOS Software リリース 3.3 以降で動作することを確認します。
スタック内のコントローラのライセンスを確認する必要があります。詳細については、『Cisco 5700 Series Wireless Controller Installation Guide』を参照してください。
スタック内のコントローラで使用されているライセンスを確認します。 アクティブ コントローラには有効なライセンスがあり、スタンバイ コントローラには有効なライセンスまたは HA SKU ライセンスがあるのが理想的です。 コントローラのライセンスの詳細については、ハードウェア ガイドを参照してください
コントローラ スタックには、StackWise-480 ポートを介して接続されたスタック構成対応コントローラを設置できます。これは、スタックにアクティブ コントローラとスタンバイ コントローラという 2 つのメンバを持てることを意味しています。 スタック メンバは StackWise-480 テクノロジーを使用して、統合システムとして連動します。 アクティブ コントローラが使用できなくなった場合、スタンバイ コントローラがアクティブ コントローラの役割を担い、スタックは継続して動作します。
アクティブ コントローラには、コントローラ スタックの保存済みの実行コンフィギュレーション ファイルが格納されています。 コンフィギュレーション ファイルには、コントローラ スタックのシステム レベルの設定と、スタック メンバのインターフェイス レベルの設定が含まれます。 スタック メンバは、バックアップ目的でこれらのファイルの現在のコピーをすべて保持します。 スタック内のコントローラは Cisco StackWise-480 テクノロジーを使用して、各スタック メンバ スイッチと、統合された完全集中型の制御および管理プレーンによって、大規模なネットワーク設計の操作を効率化するための、堅牢な分散フォワーディング アーキテクチャを提供します。
スタック内では、スタンバイ ユニットの状態がメンバからホット スタンバイに変わると、アクティブ ユニット内のすべての設定がスタンバイ ユニットに同期されます。 したがって、同期前にユニットで使用可能だったすべてのスタートアップ コンフィギュレーションは失われます。 スタンバイ ユニットのスタートアップ コンフィギュレーションを再度必要とする場合、設定を後で再利用するため、ユニットのスタートアップ コンフィギュレーションを二次記憶装置であるフラッシュ メモリに保存します。
スタック内でユニットを接続するには、次の Cisco StackWise-480 および Cisco StackPower ケーブルを使用する必要があります。
スタック上のコントローラを再起動する場合は、コントローラに設定されている既存のライセンスを必ず非アクティブ化する必要があります。 なぜなら、再起動の実行時に、コントローラがアクティブ化された最高レベルのライセンス(EULA により許可された)をスタック上のリブート ライセンスとして使用するためです。
スタック内では、スタンバイ ユニットの状態がメンバからホット スタンバイに変わると、アクティブ ユニット内のすべての設定がスタンバイ ユニットに同期されます。 したがって、同期前にユニットで使用可能だったすべてのスタートアップ コンフィギュレーションは失われます。 スタンバイ ユニットのスタートアップ コンフィギュレーションを再度必要とする場合、設定を後で再利用するため、ユニットのスタートアップ コンフィギュレーションを二次記憶装置であるフラッシュ メモリに保存します。
コントローラ スタックを使用すると、両方のコントローラの 6 つすべてのコントローラ ポートが組み合わされ、12 ポートを使用できるようになります。 コントローラ ポートの帯域幅は 10 Gb イーサネット ポートです。ただし、12 ポートの組み合わせの場合、コントローラでは、60 Gbps スループットのみ使用可能です。 これらのポートは、EtherChannel、Flex Link、またはリンク集約グループ(LAG)を形成するよう組み合わせることもできます。
1. スタック ケーブルを使用して、実行中の 2 台のコントローラを接続します。
2. 両方のコントローラに同時に電源投入して起動するか、1 台のコントローラに電源投入して起動します。
3. ユニットで EtherChannel または LAG を設定します。 Etherchannel、LAG、LACP の導入タイプはご使用のネットワーク設計に基づきます。
4. 設定された Etherchannel のステータスを表示するには、show etherchannel summary コマンドを実行します。
5. LACP の設定
6. アクティブ コントローラのコンソールでスタック情報表示用のコマンドを実行し、冗長ハイ アベイラビリティ ペアの存在を確認します。
ステップ 1 | スタック ケーブルを使用して、実行中の 2 台のコントローラを接続します。 |
ステップ 2 |
両方のコントローラに同時に電源投入して起動するか、1 台のコントローラに電源投入して起動します。 コントローラが正常起動し、ハイ アベイラビリティ ペアを形成します。 |
ステップ 3 | ユニットで EtherChannel または LAG を設定します。 Etherchannel、LAG、LACP の導入タイプはご使用のネットワーク設計に基づきます。 |
ステップ 4 |
設定された Etherchannel のステータスを表示するには、show etherchannel summary コマンドを実行します。 設定が正常に終了すると、指定されたポートすべてが単一のチャネルにバンドルされ、show etherchannel summary コマンドでリストに出力されます。 |
ステップ 5 | LACP の設定 |
ステップ 6 | アクティブ コントローラのコンソールでスタック情報表示用のコマンドを実行し、冗長ハイ アベイラビリティ ペアの存在を確認します。 |
新しい(つまり、スイッチ スタックに参加していない、またはスタック メンバー番号が手動で割り当てられていない)スイッチには、デフォルト スタック メンバー番号(1)が割り当てられた状態で出荷されます。 このスイッチがスイッチ スタックに参加すると、デフォルト スタック メンバー番号は、スタック内で使用可能な、一番小さいメンバー番号に変更されます。
同じスイッチ スタック内のスタック メンバーは、同じスタック メンバー番号を持つことはできません。 スタンドアロン スイッチを含む各スタック メンバーは、番号を手動で変更するか、番号がスタック内の別のメンバーによってすでに使用されていないかぎり、自分のメンバー番号を保持します。
switch current-stack-member-number renumber new-stack-member-number コマンドを使用して手動でスタック メンバー番号を変更した場合は、その番号がスタック内の他のメンバーに未割り当てなときにだけ、そのスタック メンバーのリセット後(または、reload slot stack-member-number 特権 EXEC コマンドの使用後)に、新たな番号が有効となります。 スタック メンバ番号を変更するもう 1 つの方法は、SWITCH_NUMBER 環境変数を変更することです。
番号がスタック内の別のメンバによって使用されている場合、スイッチはスタック内で使用可能な最小の番号を選択します。
手動でスタック メンバーの番号を変更し、新たなメンバー番号にインターフェイス レベルの設定が関連付けられていない場合は、スタック メンバーをデフォルト設定にリセットします。
プロビジョニングされたスイッチでは、switch current-stack-member-number renumber new-stack-member-number コマンドを使用できません。 使用すると、コマンドは拒否されます。
スタック メンバーを別のスイッチ スタックへ移動した場合、スタック メンバーは、自分の番号がスタック内の別のメンバーによって使用されていないときにだけ、その番号を保持します。 この番号が使用されている場合、スイッチはスタック内で使用可能な最小の番号を選択します。
スイッチ スタックをマージした場合、新たな active switch のスイッチ スタックに参加したスイッチは、スタック内で使用可能な最小の番号を選択します。
ハードウェア インストレーション ガイドに記載されているとおり、スタック モードのスイッチ ポート LED を使用して、各スタック メンバーのスタック メンバー番号を目で見て確認できます。
スタック メンバのプライオリティ値が高いほど、active switch として選択され、自分のスタック メンバ番号を保持できる可能性が高くなります。 プライオリティ値は 1 ~ 15 の範囲で指定できます。 デフォルトのプライオリティ値は 1 です。 show switch EXEC コマンドを使用すると、スタック メンバーのプライオリティ値を表示できます。
(注) |
active switch にしたいスイッチには、最高のプライオリティ値を割り当てることを推奨します。 これにより、再選択が発生したときにそのスイッチを active switch として選択させられます。 |
スタック メンバのプライオリティ値を変更するには、switch stack-member-number priority new priority-value コマンドを使用します。
新しいプライオリティ値はすぐに有効となりますが、現在の active switch には影響しません。 新たなプライオリティ値は、現在の active switch またはスイッチ スタックのリセット時に、どのスタック メンバが新たな active switch として選択されるかを決定する場合に影響を及ぼします。
active switch は、次にリストした順番で、いずれかのファクタに基づいて選択または再選択されます。
現在 active switch であるスイッチ。
最高のスタック メンバ プライオリティ値を持つスイッチ
(注) |
active switch にしたいスイッチには、最高のプライオリティ値を割り当てることを推奨します。 これにより、再選択が発生したときにそのスイッチを active switch として選択させられます。 |
デフォルトのインターフェイス レベルの設定を使用していないスイッチ
IP サービス フィーチャ セットおよび暗号化ソフトウェアイメージ
IP サービス フィーチャ セットおよび非暗号化ソフトウェアイメージ
IP ベース フィーチャ セットおよび暗号化ソフトウェアイメージ
IP ベース フィーチャ セットおよび非暗号化ソフトウェア イメージ
スタック マスター スイッチ選定においては、フィーチャ セットごとの起動時刻の違いによって、スタック マスターが決められます。 起動時刻が近い方のスイッチが、スタック マスターになります。
たとえば、IP サービス フィーチャ セットが稼働しているスイッチが、IP ベース フィーチャ セットが稼働しているスイッチより高いプライオリティを持っている場合でも、起動に 10 秒長くかかった場合は、IP ベース フィーチャ セットが稼働しているスイッチの方がスタック マスターになります。 この問題を回避するには、IP ベース フィーチャ セットを稼働させるスイッチをアップグレードして、他方のスイッチと同じフィーチャ セットとソフトウェア イメージにするか、またはマスター スイッチを手動で起動し、最低 8 秒間待機してから、IP ベース フィーチャ セットを搭載した新しいメンバー スイッチを起動します。
MAC アドレスが最小のスイッチ
この手順は任意です。
(注) |
この機能を設定するためにコマンドを入力すると、設定の結果を記述した警告メッセージが表示されます。 この機能は慎重に使用してください。 古い active switch の MAC アドレスを同じドメイン内で使用すると、トラフィックが失われることがあります。 |
1. configure terminal
2. stack-mac persistent timer [0 | time-value]
3. end
4. copy running-config startup-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: Controller# configure terminal
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | stack-mac persistent timer [0 | time-value] 例: Controller(config)# stack-mac persistent timer 7
|
スタック マスターが変更された後、スタック MAC アドレスが新しいスタック マスターの MAC アドレスに変更されるまでの遅延時間をイネーブルにします。 この間に以前のスタック マスターがスタックに再加入した場合、スタックはその MAC アドレスをスタック MAC アドレスとして使用します。 時間は 0 ~ 60 分の範囲で指定できます。
|
||
ステップ 3 | end 例: Controller(config)# end
|
特権 EXEC モードに戻ります。 |
||
ステップ 4 | copy running-config startup-config 例: Controller# copy running-config startup-config
|
(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。 |
1. switch current-stack-member-number renumber new-stack-member-number
2. reload slot stack-member-number
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch current-stack-member-number renumber new-stack-member-number 例: Controller(config)# switch 3 renumber 4 |
スタック メンバの現在のスタック メンバ番号と新たなメンバ番号を指定します。 指定できる範囲は 1 ~ 2 です。 show switch ユーザ EXEC コマンドを使用すると、現在のスタック メンバー番号を表示できます。 |
ステップ 2 | reload slot stack-member-number 例: Controller# reload slot 4
|
スタック メンバをリセットします。 |
1. switch stack-member-number priority new-priority-number
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch stack-member-number priority new-priority-number 例: Controller(config)# switch 3 priority 2 |
show switch ユーザ EXEC コマンドを使用すると、現在のプライオリティ値を表示できます。 新しいプライオリティ値はすぐに有効となりますが、現在の active switch には影響しません。 新たなプライオリティ値は、現在の active switch またはスイッチ スタックのリセット時に、どのスタック メンバが新たな active switch として選択されるかを決定する場合に影響を及ぼします。 |
1. show switch
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | show switch 例: Controller# show switch
|
スイッチ スタック内の非互換スイッチを表示します([Current State] が [V-Mismatch] で表示されます)。 [V-Mismatch] 状態は、非互換ソフトウェアのスイッチを示します。 active switch と同じライセンス レベルで実行されていないスイッチには、[Lic-Mismatch] と出力表示されます ライセンス レベルの管理については、System Management Configuration Guide (Cisco WLC 5700 Series) を参照してください。 |
1. software auto-upgrade
2. copy running-config startup-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | software auto-upgrade 例: Controller# software auto-upgrade
|
スイッチ スタック内の互換性のないスイッチをアップグレードします。または、バンドル モードのスイッチをインストール済みモードに変更します。 |
ステップ 2 | copy running-config startup-config 例: Controller# copy running-config startup-config
|
(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。 |