この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章では、Mobility Services Engine データのバックアップおよび復元方法と Mobility Services Engine ソフトウェアの更新方法について説明します。 また、その他のメンテナンス操作についても説明します。
Mobility Services Engine のパスワードを紛失または忘れた場合に回復するには、次の手順に従います。
Mobility Services Engine のルート パスワードを紛失または忘れた場合に回復するには、次の手順に従います。
ここでは、Mobility Services Engine データのバックアップおよび復元方法について説明します。 また、自動バックアップを有効にする方法についても説明します。
ここでは、次の内容について説明します。
Prime Infrastructure には、Mobility Services Engine のデータをバックアップするための機能があります。
ステップ 1 | [Services] > [Mobility Services] の順に選択します。 | ||
ステップ 2 | バックアップする Mobility Services Engine の名前をクリックします。 | ||
ステップ 3 | [System] > [Maintenance] の順に選択します。 | ||
ステップ 4 | [Backup] をクリックします。 | ||
ステップ 5 | バックアップの名前を入力します。 | ||
ステップ 6 |
[Submit]
をクリックし、Prime Infrastructure が実行されているサーバのハード ドライブに履歴データをバックアップします。 バックアップの処理中に、バックアップのステータスをこのページに表示できます。 バックアップ プロセス中に、このページには 3 つの項目が表示されます。(1)[Last Status] テキスト ボックスには、バックアップのステータスを示すメッセージが表示され、(2)[Progress] テキスト ボックスには、バックアップの完了率が表示され、(3)[Started at] テキスト ボックスには、バックアップの開始日時が表示されます。
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ステップ 1 | [Services] > [Mobility Services] の順に選択します。 | ||
ステップ 2 | 復元する Mobility Services Engine の名前をクリックします。 | ||
ステップ 3 | [System] > [Maintenance] の順に選択します。 | ||
ステップ 4 | [Restore] をクリックします。 | ||
ステップ 5 | ドロップダウン リストから、復元するファイルを選択します。 | ||
ステップ 6 |
Mobility Services Engine からすべてのサービス割り当てを永久に削除するには、[Delete synchronized service assignments]
チェックボックスをオンにします。 このオプションは、ネットワーク設計、有線スイッチ、コントローラ、およびイベント定義に適用されます。 既存のロケーション履歴データは維持されますが、今後ロケーション計算を実行するときには手動サービス割り当てを使用する必要があります。 |
||
ステップ 7 | [Submit] をクリックして復元プロセスを開始します。 | ||
ステップ 8 |
[OK] をクリックし、Prime Infrastructure サーバのハード ドライブからデータを復元することを確定します。 復元が完了すると、Prime Infrastructure にそのことを示すメッセージが表示されます。
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ロケーション データの自動バックアップを定期的に実行するように Prime Infrastructure を設定できます。
Mobility Services Engine のロケーション データの自動バックアップを有効にするには、次の手順に従います。
ステップ 1 | [Administration] > [Background Tasks] の順に選択します。 |
ステップ 2 | [Mobility Service Backup] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 3 |
[Select a command] ドロップダウン リストから、[Enable Task]
を選択し、[Go]
をクリックします。 バックアップは、Prime Infrastructure インストール時に指定した FTP ディレクトリに保管されます。 |
ステップ 1 | アプリケーション コードのダウンロードに使用する Prime Infrastructure サーバまたは外部 FTP サーバから、Mobility Services Engine に対して ping を実行できることを確認します。 | ||
ステップ 2 | [Services] > [Mobility Services Engine] の順に選択します。 | ||
ステップ 3 | ソフトウェアをダウンロードする Mobility Services Engine の名前をクリックします。 | ||
ステップ 4 | 左側のサイドバーのメニューから、[System] > [Maintenance] > [Download Software] の順に選択します。 | ||
ステップ 5 |
ソフトウェアをダウンロードするには、次のいずれかを実行します。
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||
ステップ 6 | [Download] をクリックし、ソフトウェアをモビリティ サービス エンジンの /opt/installers ディレクトリにダウンロードします。 | ||
ステップ 7 | イメージが Mobility Services Engine に転送されたら、Mobility Services Engine のコマンドライン インターフェイスにログインします。 | ||
ステップ 8 | ./.bin mse image コマンドを入力して、/opt/installers ディレクトリからインストーラ イメージを実行します。 これによりソフトウェアがインストールされます。 | ||
ステップ 9 |
ソフトウェアを実行するには、/etc/init.d/msed start コマンドを入力します。
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Prime Infrastructure を使用して Mobility Services Engine ソフトウェアを自動的に更新しない場合、次の手順に従い、ローカル(コンソール)またはリモート(SSH)接続を使用してソフトウェアを手動でアップグレードします。
ステップ 1 |
新しい Mobility Services Engine イメージをハード ドライブに転送します。
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ステップ 2 | Mobility Services Engine を手動で停止します。 | ||
ステップ 3 |
root としてログインし、次のコマンドを入力します。 /etc/init.d/msed stop |
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ステップ 4 |
新しい Mobility Services Engine イメージをインストールするには、次のコマンドを入力します。 /opt/installers/CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x.bin |
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ステップ 5 |
次のコマンドを入力して、新しい Mobility Services Engine ソフトウェアを開始します。 /etc/init.d/msed start
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ステップ 6 |
次のコマンドを入力して、Mobility Services Engine のスクリプト ファイルをアンインストールします。 /opt/mse/uninstall |
NTP サーバを設定して、Mobility Services Engine の時刻と日付を設定できます。
(注) |
Mobility Services Engine の自動インストール スクリプトの一環として、NTP をイネーブルにし、NTP サーバ IP アドレスを入力するように求めるプロンプトが自動的に表示されます。 自動インストール スクリプトの詳細については、次の URL にある『Cisco 3350 Mobility Services Engine Getting Started Guide』または『Cisco 3310 Mobility Services Engine Getting Started Guide』を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/products/ps9742/prod_installation_guides_list.html |
(注) |
Mobility Services Engine のインストール後に NTP サーバのインストールを追加または変更する必要がある場合、自動インストール スクリプトを再実行します。 スクリプトをタブで指定して他の値を調整せずに NTP サーバを設定できます。 |
(注) |
NTP サーバの設定の詳細については、Linux の設定ガイドを参照してください。 |
Mobility Services Engine ハードウェアの再起動またはシャットダウンについては、システムの再起動またはシャットダウンを参照してください。
コンフィギュレーション ファイルの消去については、システム データベースの消去を参照してください。
目次
この章では、Mobility Services Engine データのバックアップおよび復元方法と Mobility Services Engine ソフトウェアの更新方法について説明します。 また、その他のメンテナンス操作についても説明します。
ここでは、Mobility Services Engine データのバックアップおよび復元方法について説明します。 また、自動バックアップを有効にする方法についても説明します。
ここでは、次の内容について説明します。
ステップ 1 | [Services] > [Mobility Services] の順に選択します。 | ||
ステップ 2 | バックアップする Mobility Services Engine の名前をクリックします。 | ||
ステップ 3 | [System] > [Maintenance] の順に選択します。 | ||
ステップ 4 | [Backup] をクリックします。 | ||
ステップ 5 | バックアップの名前を入力します。 | ||
ステップ 6 |
[Submit]
をクリックし、Prime Infrastructure が実行されているサーバのハード ドライブに履歴データをバックアップします。 バックアップの処理中に、バックアップのステータスをこのページに表示できます。 バックアップ プロセス中に、このページには 3 つの項目が表示されます。(1)[Last Status] テキスト ボックスには、バックアップのステータスを示すメッセージが表示され、(2)[Progress] テキスト ボックスには、バックアップの完了率が表示され、(3)[Started at] テキスト ボックスには、バックアップの開始日時が表示されます。
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ステップ 1 | [Services] > [Mobility Services] の順に選択します。 | ||
ステップ 2 | 復元する Mobility Services Engine の名前をクリックします。 | ||
ステップ 3 | [System] > [Maintenance] の順に選択します。 | ||
ステップ 4 | [Restore] をクリックします。 | ||
ステップ 5 | ドロップダウン リストから、復元するファイルを選択します。 | ||
ステップ 6 |
Mobility Services Engine からすべてのサービス割り当てを永久に削除するには、[Delete synchronized service assignments]
チェックボックスをオンにします。 このオプションは、ネットワーク設計、有線スイッチ、コントローラ、およびイベント定義に適用されます。 既存のロケーション履歴データは維持されますが、今後ロケーション計算を実行するときには手動サービス割り当てを使用する必要があります。 |
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ステップ 7 | [Submit] をクリックして復元プロセスを開始します。 | ||
ステップ 8 |
[OK] をクリックし、Prime Infrastructure サーバのハード ドライブからデータを復元することを確定します。 復元が完了すると、Prime Infrastructure にそのことを示すメッセージが表示されます。
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ロケーション データの自動バックアップを定期的に実行するように Prime Infrastructure を設定できます。
Mobility Services Engine のロケーション データの自動バックアップを有効にするには、次の手順に従います。
ステップ 1 | [Administration] > [Background Tasks] の順に選択します。 |
ステップ 2 | [Mobility Service Backup] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 3 |
[Select a command] ドロップダウン リストから、[Enable Task]
を選択し、[Go]
をクリックします。 バックアップは、Prime Infrastructure インストール時に指定した FTP ディレクトリに保管されます。 |
ステップ 1 | アプリケーション コードのダウンロードに使用する Prime Infrastructure サーバまたは外部 FTP サーバから、Mobility Services Engine に対して ping を実行できることを確認します。 | ||
ステップ 2 | [Services] > [Mobility Services Engine] の順に選択します。 | ||
ステップ 3 | ソフトウェアをダウンロードする Mobility Services Engine の名前をクリックします。 | ||
ステップ 4 | 左側のサイドバーのメニューから、[System] > [Maintenance] > [Download Software] の順に選択します。 | ||
ステップ 5 |
ソフトウェアをダウンロードするには、次のいずれかを実行します。
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ステップ 6 | [Download] をクリックし、ソフトウェアをモビリティ サービス エンジンの /opt/installers ディレクトリにダウンロードします。 | ||
ステップ 7 | イメージが Mobility Services Engine に転送されたら、Mobility Services Engine のコマンドライン インターフェイスにログインします。 | ||
ステップ 8 | ./.bin mse image コマンドを入力して、/opt/installers ディレクトリからインストーラ イメージを実行します。 これによりソフトウェアがインストールされます。 | ||
ステップ 9 |
ソフトウェアを実行するには、/etc/init.d/msed start コマンドを入力します。
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Prime Infrastructure を使用して Mobility Services Engine ソフトウェアを自動的に更新しない場合、次の手順に従い、ローカル(コンソール)またはリモート(SSH)接続を使用してソフトウェアを手動でアップグレードします。
ステップ 1 |
新しい Mobility Services Engine イメージをハード ドライブに転送します。
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ステップ 2 | Mobility Services Engine を手動で停止します。 | ||
ステップ 3 |
root としてログインし、次のコマンドを入力します。 /etc/init.d/msed stop |
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ステップ 4 |
新しい Mobility Services Engine イメージをインストールするには、次のコマンドを入力します。 /opt/installers/CISCO-MSE-L-K9-x-x-x-x.bin |
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ステップ 5 |
次のコマンドを入力して、新しい Mobility Services Engine ソフトウェアを開始します。 /etc/init.d/msed start
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ステップ 6 |
次のコマンドを入力して、Mobility Services Engine のスクリプト ファイルをアンインストールします。 /opt/mse/uninstall |
NTP サーバを設定して、Mobility Services Engine の時刻と日付を設定できます。
(注) |
Mobility Services Engine の自動インストール スクリプトの一環として、NTP をイネーブルにし、NTP サーバ IP アドレスを入力するように求めるプロンプトが自動的に表示されます。 自動インストール スクリプトの詳細については、次の URL にある『Cisco 3350 Mobility Services Engine Getting Started Guide』または『Cisco 3310 Mobility Services Engine Getting Started Guide』を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/products/ps9742/prod_installation_guides_list.html |
(注) |
Mobility Services Engine のインストール後に NTP サーバのインストールを追加または変更する必要がある場合、自動インストール スクリプトを再実行します。 スクリプトをタブで指定して他の値を調整せずに NTP サーバを設定できます。 |
(注) |
NTP サーバの設定の詳細については、Linux の設定ガイドを参照してください。 |