工場出荷時の状態へのリセット

初期設定へのリセットに関する情報

初期設定へのリセットでは、出荷時以降にデバイスに追加されたすべての顧客固有のデータが削除されます。消去されるデータには、設定、ログファイル、ブート変数、コアファイル、および連邦情報処理標準関連(FIPS 関連)のキーなどのログイン情報が含まれます。

初期設定にリセットすると、デバイスはデフォルトのライセンス設定に戻ります。


(注)  


初期設定へのリセットは、factory-reset all secure 3-pass IOS CLI を使用して実行されます。実行中のイメージのコピーがバックアップされ、リセット後に復元されます。


初期設定へのリセット実行の前提条件

  • すべてのソフトウェアイメージ、設定、および個人データがバックアップされていることを確認します。

  • 初期設定へのリセットが進行中の場合は、電源の中断がないことを確認します。

  • 現在のイメージのバックアップを作成していることを確認します。

初期設定へのリセットの実行

手順

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

enable

例:

Device> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

factory-reset all secure 3-pass

例:

Device# factory-reset all secure 3-pass

factory-reset all コマンドによって現在クリーンアップされているすべてのパーティションから機密データを削除します。

ディスクパーティションのデータを消去するためのパスは、次の 3 つです。

  • 0 の書き込み

  • 1 の書き込み

  • ランダムバイトの書き込み

(注)  

 

初期設定へのリセットが完了するまでに 3 ~ 6 時間かかります。

安全消去の実行

手順

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

enable

例:

Device> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

factory-reset all secure

例:

Device# factory-reset all secure

ブートフラッシュとハードディスクからすべてのユーザーデータおよびメタデータを消去します。消去は、国立標準技術研究所(NIST)の標準に準拠しています。

(注)  

 

消去には約 5 ~ 10 分かかります。イメージが削除されるため、安全消去の後に TFTP から新しいイメージを起動する必要があります。