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アクセス ポイントを開梱するには、次の手順に従ってください。
ステップ 3 次の各項に記載されたすべての品目が出荷に含まれていることを確認してください。内容物が破損または不足している場合は、シスコの営業担当者にご連絡ください。
各取り付けオプションに必要な工具とハードウェアについては、対応する項で説明します。AP 設置のさまざまな段階で、次の工具と資材がすべての取り付けオプションに必要になります。
アクセス ポイントは、外壁、より線ケーブル、垂直支柱(街路灯など)や水平支柱などの屋外環境で設置するように設計されています。システム コンポーネント、コネクタ、インジケータ、ケーブル、システム相互接続、および接地に精通するために、図 3-1 を入念に確認してください。
(注) このマニュアルの図では、アクセス ポイントで使用可能なすべての接続を示してあります。AP1572EAC バージョン アクセス ポイントの AC 電源入力コネクタを除いて、アクセス ポイントの完全防水性を保証するために、未使用のコネクタにはコネクタ プラグが装着されています。コネクタの開口部には、アクセス ポイントの配置前でも配置後でも取り付けることが可能な Liquid-Tight アダプタが用意されています。
AC 入力コネクタを使用せずに AP1572EAC バージョンに電力を供給する場合(シスコ パワー インジェクタを使用して電力を供給する場合など)は、AC 電源入力コネクタにキャップを付けることが重要です。正しいキャップは、Remke 社の部品番号 75-0086 です(http://www.remke.com/)。このキャップは AIR-PWRINJ1500-2= パワー インジェクタに付属しています。スイッチから直接 PoE を使用している場合や DC 経由で電源を供給している場合は、AIR-ACC15-AC-CAP= を注文する必要があります。
図 3-1 一般的なアクセス ポイント設置におけるコンポーネント
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シールド付き屋外用イーサネット |
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AC 電源コード2 |
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パワー インジェクタ3 |
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3.シールド付きイーサネット ケーブルには、パワー インジェクタと AC 電源コードの保護アース線を経由した接地経路があります。 |
(注) アクセス ポイントはその電子部品に対する落雷の影響を考慮して設計されています。アクセス ポイントのイーサネット ポートと電源ポートには、避雷器回路が内蔵されています。入力イーサネット ポートでは、電源入力モジュール(PEM)でガス放電管(GDT)を使用して落雷の影響を軽減します。AC 電源では、GDT をヒューズと共に使用して高電流状態を軽減します。DC 電源の場合は、ヒューズを使用して高電流状態を軽減します。
あまり一般的ではありませんが、ユーザによっては追加の保護策を講じるため、アンテナ ポートに落雷保護の導入を検討する場合があります。EN/IEC60950-22(条項 4.2)要件を満たすため、必ず外部的に装置の追加保護を行い、アクセス ポイントの AC 電源入力時に過電圧 IV から過電圧カテゴリ II への過渡的サージを軽減する必要があります。この保護に使用する過電圧および漏電保護コンポーネントは、IEC 61643 シリーズの規格に準拠する必要があります。CAN/CSA-C22.2 No. 60950-22-07/UL60950-22 の要件を満たすため、設置者が代替コンポーネントを使用して追加の保護を提供する場合があります。これらのコンポーネントの中には、ANSI/IEEE C62.11、CSA Certification Notice No.516、CSA C22.2 No. 1、または UL 1449 に準拠しているものがあります。用途に対するコンポーネントの適合性を、対象となる設置に関して判断する必要があります。(たとえば、デバイスによっては引き込み口の負荷側への設置にのみ適したものや、コードに接続された装置での使用にのみ適したものがあります)。
アクセス ポイントを設置する担当者は、無線アクセス ポイントとブリッジ技術、および接地方法を理解している必要があります。
(注) • アクセス ポイントを垂直または水平に取り付けたときに、LED インジケータ付きのアクセス ポイントのベースがアクセス ポイントの下の地面から見えることを確認します。
特定の AP バージョンに応じて、1570 シリーズ アクセス ポイントをより線取り付け型、壁面取り付け型、または支柱取り付け型にすることができます。取り付けシナリオに基づいて、次の表からアクセス ポイント バージョン用の取り付けキットを選択してください。
より線マウント キット 1 [AIR-ACCSMK1570-1] |
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より線マウント キット 2 [AIR-ACCSMK1570-2] より線マウント キット 3 [AIR-ACCSMK1570-3] |
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支柱マウント キット 3 [AIR-ACCPMK1570-3=] |
AP1572EC は水平方向と垂直方向に取り付けることができます。ただし、より線マウント キット 1 はサポートされません。 |
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より線マウント キット 2 [AIR-ACCSMK1570-2] より線マウント キット 3 [AIR-ACCSMK1570-3] |
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支柱マウント キット 1 [AIR-ACCPMK1570-1] 支柱マウント キット 2 [AIR-ACCPMK1570-2=] |
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支柱マウント キット 2 [AIR-ACCPMK1570-2=] |
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支柱マウント キット 3 [AIR-ACCPMK1570-3=] |
支柱マウント キット 1 [AIR-ACCPMK1570-1] 支柱マウント キット 2 [AIR-ACCPMK1570-2=] |
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支柱マウント キット 2 [AIR-ACCPMK1570-2=] |
より線マウント キット 1(略して SMK1)は、ケーブル束が存在しない場合に、AP をより線ケーブルに直接取り付けるためのものです。SMK1 は、アクセス ポイントの背面でより線ケーブルに固定する 2 つの一体成形クランプで構成されます。AP はその背面でより線ケーブルに直接固定されるため、AP の背面とより線ケーブルの間にスペースが残されません。
SMK1 を使用した AP の取り付け手順については、SMK1 を使用したより線への取り付けを参照してください。
より線ケーブル上にアクセス ポイントを取り付けるときに、ケーブル束を収容する必要がない場合は、SMK1 より線マウント キットを使用できます。
(注) より線ケーブルへのアクセス ポイント取り付けは、専門のケーブル設置業者が実施する必要があります。
表 3-4 に、SMK1 を使用した AP のより線への取り付けに必要な資材を示します。
ステップ 1 AP の背面が支持ケーブルに面するようにして、ケーブルが 3 組のケーブル溝のいずれかを通るようにします。
追加のアンテナ ブラケットを使用して外部アンテナを AP に取り付けると、重量配分が均一でなくなり、AP がどちらかに傾く可能性があります。この傾きを補正するために、AP の背面に 3 組のケーブル溝が付けられています。ケーブルを別の組の溝に這わせることによって、AP の背面に対するケーブルの位置を調整できるため、傾きが補正されます。
図 3-2 より線ケーブルがケーブル溝に収まっている AP の背面
ステップ 2 SMK1 ケーブル クランプを使用してケーブルを固定します。アクセス ポイントの背面で 2 本の M8 X 16 mm ボルト(ロック ワッシャ付き)を使用して各クランプを固定します(図 3-2 を参照)。ボルトを 13 ~ 15 ft.lbf(17.6 ~ 20.3 Nm)まで手で締め付けます。
(注) より線支持ケーブルと SMK1 キットの両方によってアクセス ポイントが接地されます。
ステップ 3 アンテナの取り付け、データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、およびアクセス ポイントへの電力供給に進みます。これらの詳細については、Chapter4, “その他のコンポーネントの取り付け”を参照してください。
より線マウント キット 2(略して SMK2)は、より線支持ケーブルと AP の背面間に 1.75 インチのケーブル束を収容できます。SMK2 を使用すれば、AP の背面からより線ケーブルの中心までの距離として 2.42 インチを確保できます(図 3-4 を参照)。
SMK2 を使用した AP の設置手順については、SMK2 を使用したより線への取り付けを参照してください。
図 3-3 SMK2 ケーブル クランプおよびケーブル ブラケット アセンブリのインチ(および mm)単位の寸法
図 3-4 SMK2 を使用して取り付けられた AP - インチ(および mm)単位の寸法
より線ケーブル上にアクセス ポイントを設置するときに、ケーブル束も収容する必要がある場合は、SMK2 より線マウント キットを使用する必要があります。
(注) より線ケーブルへのアクセス ポイント取り付けは、専門のケーブル設置業者が実施する必要があります。
表 3-5 に、SMK2 を使用した AP のより線への取り付けに必要な資材を示します。
ステップ 1 両方のケーブル ブラケット上でケーブル クランプを組み立てます(図 3-5 を参照)。ナットは脱落しない程度に手で締め付ける必要があります。
図 3-5 ケーブル ブラケット上でのケーブル クランプの組み立て
ステップ 2 アクセス ポイントの背面で 2 本の M8 X 16 mm ボルト(ロック ワッシャ付き)を使用してそれぞれのケーブル ブラケットを固定します。(図 3-7)。ボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)まで手で締め付けます。
ヒント 追加のアンテナ ブラケットを使用して外部アンテナを AP に取り付けると、重量配分が均一でなくなり、AP がどちらかに傾く可能性があります。この傾きを補正するために、ケーブル ブラケットに細長い M8 X 16 ボルト穴が付いています。これにより、AP の背面に対するケーブル ブラケットの位置を調整することによって、傾きを補正できます。
図 3-6 アクセス ポイントの背面に取り付けられたケーブル ブラケット
ステップ 3 AP に取り付けられたケーブル ブラケットをより線ケーブル上に配置して、ケーブル クランプの各ペアをより線ケーブルに固定します。次に、2 つの 5/16"-18 ナットを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)まで締め付けることによって、ケーブル クランプを固定します。図 3-7 を参照してください。
図 3-7 より線ケーブルへのケーブル マウント ブラケットの取り付け
支持ケーブルをケーブル ブラケットに固定する 5/16" - 18 ボルト、フランジ付きワッシャ、およびケーブル クランプ |
(注) 設置中に、より線ケーブル/支持ケーブルをファイバまたはケーブル束から分離しなければならない場合があります。設置後は、必ずケーブルを再度固定してください。
(注) より線支持ケーブルと SMK2 キットの両方によってアクセス ポイントが接地されます。
ステップ 4 アンテナの取り付け、データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、およびアクセス ポイントへの電力供給に進みます。これらの詳細については、Chapter4, “その他のコンポーネントの取り付け”を参照してください。
AIR-ACCAMK1= などの外部アンテナ取り付け具を使用して AP に大型の外部アンテナが取り付けられている場合は、より線マウント キット 3(略して SMK3)が使用されます。SMK3 は、AP の背面とより線支持ケーブル間に 3.6 インチのケーブル束を収容できます(図 3-9 を参照)。SMK3 は、最大 10 度のより線/ケーブル垂下にも対応できます。
SMK3 を使用した AP の設置手順については、SMK3 を使用したより線への取り付けを参照してください。
図 3-8 SMK3 ケーブル クランプおよびケーブル ブラケット アセンブリのインチ(および mm)単位の寸法
図 3-9 SMK3 を使用して取り付けられた AP - インチ(および mm)単位の寸法
より線ケーブル上にアクセス ポイントを設置するときに、ケーブル束も収容する必要がある場合は、SMK3 より線マウント キットを使用する必要があります。
(注) より線ケーブルへのアクセス ポイント取り付けは、専門のケーブル設置業者が実施する必要があります。
表 3-5 に、SMK3 を使用した AP のより線への取り付けに必要な資材を示します。
ステップ 1 両方のケーブル ブラケット上でケーブル クランプを組み立てます(図 3-10 を参照)。
必要に応じて、ケーブル ブラケットの高さを設定します。
ケーブル クランプ ナットは脱落しない程度に手で締め付ける必要があります。
図 3-10 ケーブル ブラケット上でのケーブル クランプの組み立て
ステップ 2 アクセス ポイントの背面で 2 本の M8 X 16 mm ボルト(ロック ワッシャ付き)を使用してそれぞれのケーブル ブラケットを固定します。(図 3-12)。ボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)まで手で締め付けます。
ヒント 追加のアンテナ ブラケットを使用して外部アンテナを AP に取り付けると、重量配分が均一でなくなり、AP がどちらかに傾く可能性があります。この傾きを補正するために、ケーブル ブラケットに細長い M8 X 16 ボルト穴が付いています。これにより、AP の背面に対するケーブル ブラケットの位置を調整することによって、傾きを補正できます。
図 3-11 アクセス ポイントの背面に取り付けられたケーブル ブラケット
傾き調整用の細長い穴に取り付けられた M8 X 16 mm ボタン ボルト。このボルトがケーブル ブラケット アセンブリを AP に固定します。 |
ステップ 3 AP に取り付けられたケーブル ブラケットをより線ケーブル上に配置して、ケーブル クランプの各ペアをより線ケーブルに固定します。次に、2 つの 5/16"-18 ナットを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)まで締め付けることによって、ケーブル クランプを固定します。図 3-12 を参照してください。
図 3-12 より線ケーブルへのケーブル マウント ブラケットの取り付け
支持ケーブルを高さ調節可能なケーブル ブラケットに固定する 5/16" - 18 ボルト、フランジ付きワッシャ、およびケーブル クランプ |
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(注) 設置中に、より線ケーブル/支持ケーブルをファイバまたはケーブル束から分離しなければならない場合があります。設置後は、必ずケーブルを再度固定してください。
(注) より線支持ケーブルと SMK2 キットの両方によってアクセス ポイントが接地されます。
ステップ 4 アンテナの取り付け、データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、およびアクセス ポイントへの電力供給に進みます。これらの詳細については、Chapter4, “その他のコンポーネントの取り付け”を参照してください。
支柱マウント キット 1(略して PMK1)は、垂直支柱に AP を垂直に取り付けるために使用できます。直径が 2 ~ 6 インチ(50 ~ 152 mm)の支柱がサポートされます。PMK1 は、1 つのワンピース支柱マウント ブラケットと 2 つの調整可能なスチール バンド ストラップで構成されます。
図 3-13 に、ワンピース支柱マウント ブラケット PMK1 キットを示します。
(注) PMK1 は、支柱と AP 間に 1.0 インチの隙間しかない非常に薄型の構造を支持します。
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PMK1 を使用して AP を取り付けるには、PMK1 を使用した支柱への取り付けを参照してください。
直径が 2 ~ 6 インチ(50 ~ 152 mm)の垂直支柱に AP を垂直に取り付けるために使用できます。 表 3-7 に記載された AP を取り付けるための資材が揃っていることを確認します。
2 X ステンレス スチール バンド ストラップ(2 ~ 6 インチ(50 ~ 152 mm)の支柱に合わせて調整可能)。このバンド ストラップにはプル ロック締め付けシステムが付属しています。 |
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PMK1 を使用した標準的な設置を図 3-15 に示します。
アクセス ポイントを垂直の支柱や街路灯に取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 アクセス ポイントを取り付ける支柱上の位置を選択します。
(注) 街路灯電源タップ アダプタを使用する場合は、屋外照明コントロールの 3 フィート(1 m)以内にアクセス ポイントを配置します。AC/DC アダプタは、街路灯のパワー タップで使用する必要があります。
ステップ 2 取り付けブラケット上の取り付けスロットの上側と下側のセットを通して 2 つのバンド ストラップをスライドさせてから、支柱の上でブラケットを支えます。
ステップ 3 支柱の周りにバンド ストラップを巻き付けてロックし、5/16 ソケット ヘッド レンチを使用してクランプを軽く締め付けます。ブラケットが柱から落ちない程度の力で締めます。
ステップ 4 アクセス ポイントの背面にある 4 つのボルト穴のそれぞれに M8 X 12 mm 六角ボルトを取り付けます。ボルトは完全に締めないでください。約 0.13 インチ(3.3 mm)の隙間を空けます。図 3-14 を参照してください。
ステップ 5 アクセス ポイント上の 4 本のボルトとブラケットのキーホール スロットを合わせます。アクセス ポイントがスロットに正しく収まっていることを確認します。図 3-14 を参照してください。
(注) ベース上の LED が地面から確認できるように、アクセス ポイントの下部が下に向いていることを確認します。
ステップ 6 13 mm レンチを使用して、アクセス ポイントをブラケットに接続している 4 本の M8 ボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)のトルクまで締め付けます。
ステップ 7 アクセス ポイントが支柱上をスライドしないように、レンチでバンド ストラップを締め付けます。AP が動かない程度にストラップが締まっていることを確認します。図 3-15 を参照してください。
ステップ 8 アンテナの取り付け、データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、およびアクセス ポイントへの電力供給に進みます。これらの詳細については、Chapter4, “その他のコンポーネントの取り付け”を参照してください。
図 3-14 AP1572E を垂直に取り付けるために使用される PMK1 の分解図
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図 3-15 PMK1 を使用して垂直支柱に垂直に取り付けられた AP1572E
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支柱マウント キット 2(略して PMK2)は、垂直支柱、水平支柱、または傾斜支柱に AP を垂直に取り付けるために使用できます。直径が 2 ~ 16 インチの支柱がサポートされます。このキットは、AP を壁面に垂直に取り付けるためにも使用できます。
ピボット ブラケットとストラップ ブラケットは、AP を支柱に取り付ける場合にのみ使用されます。
壁面マウント ブラケットは、単独で、AP を壁面に垂直に取り付けるために使用されます。詳細については、PMK2 を使用した壁面取り付けを参照してください。AP を支柱に取り付ける場合は、壁面マウント ブラケットがピボット ブラケットおよびストラップ ブラケットと一緒に使用されます。
PKM2 キットの 3 つすべての部品が組み立てられている(図 3-20 を参照)場合は、ピボット ブラケットを壁面マウント ブラケットに取り付けることによって、PMK2 マウント アセンブリの方向を垂直から最大 90 度まで変更できます。これにより、水平支柱や傾斜支柱に AP を垂直に取り付けることができます。また、ピボット ブラケットは、ストラップ ブラケットを取り付けるための 3 組のボルト穴が付いているため、2 ~ 6、6 ~ 11、および 11 ~ 16 インチの 3 つの支柱直径範囲をサポートできます(図 3-18 と図 3-19 を参照)。
AP の支柱への垂直取り付け方法については、PMK2 を使用した支柱への取り付けを参照してください。
ピボット ブラケットを外して、ストラップ ブラケットを直接壁面マウント ブラケットに取り付けることもできます。ただし、このアセンブリは、直径が 4 ~ 8 インチの垂直支柱に AP を取り付ける場合にのみ使用できます。4 ~ 8 インチの垂直支柱用のピボット ブラケットを使用しない垂直取り付けを参照してください。
図 3-16 PMK2 壁面マウント ブラケットのインチ(および mm)単位の寸法
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AP を PMK2 壁面マウント ブラケットに取り付けるために使用される 4 本の M8 X 12 mm 六角ボルト用のキー ホール スロット |
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ピボット ブラケットに対して壁面マウント ブラケットを回転可能にする、ピボット ブラケットの M8 X 12 mm 六角ボルト用の湾曲したスロット。 |
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図 3-19 ピボット ブラケット上で組み立てられたストラップ ブラケット
図 3-20 3 つすべての部品が組み立てられた PMK2 5
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AP を PMK2 壁面マウント ブラケットに取り付けるために使用される 4 本の M8 X 12 mm 六角ボルト用のキー ホール スロット |
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AP を PMK2 壁面マウント ブラケットに取り付けるために使用される 4 本の M8 X 12 mm 六角ボルト用のキー ホール スロット |
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AP を垂直に取り付けるための PMK2 は、直径が 2 ~ 16 インチの垂直支柱、水平支柱、および傾斜支柱に使用できます。詳細については、支柱マウント キット 2を参照してください。
ヒント 直径が 5 ~ 8 インチ(127 ~ 203 mm)の垂直支柱に AP を垂直に取り付ける必要がある場合は、ピボット ブラケットを外した PMK2 を使用できます。4 ~ 8 インチの垂直支柱用のピボット ブラケットを使用しない垂直取り付けを参照してください。
PMK2 を使用して AP を取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 支柱の直径に基づいてピボット ブラケット上にストラップ ブラケットを配置します。2 本の M8 X 16 ボルト(ロック ワッシャ付き)と M8 ナットでそれぞれのストラップ ブラケットを固定します(図 3-21 を参照)。ボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)まで締め付けます。
ステップ 2 アクセス ポイントを取り付ける支柱上の位置を選択します。
– 垂直支柱の場合は、図 3-24 に示すように、ストラップおよびピボット ブラケット アセンブリを配置します。ピボット ブラケットが垂直に配置されます。
– 水平支柱の場合は、図 3-25 に示すように、ストラップおよびピボット ブラケット アセンブリを配置します。ピボット ブラケットが水平に配置されます。
(注) 街路灯電源タップ アダプタを使用する場合は、屋外照明コントロールの 3 フィート(1 m)以内にアクセス ポイントを配置します。
ステップ 3 次のように、2 本のバンド ストラップを使用して支柱上の取り付け位置にストラップおよびピボット ブラケット アセンブリを取り付けます(図 3-23 を参照)。
– 支柱の直径が 3.5 インチ(89 mm)を超える場合は、ストラップ ブラケット上のスロットを通してそれぞれのメタル バンド ストラップを 2 回巻き付けます(図 3-22 を参照)。バンド ストラップ工具(BAND IT)(AIR-BAND-INST-TL=)に付属の説明書に従ってください。
– 直径が 3.5 インチ(89 mm)以下の場合は、ストラップ ブラケット上のスロットと、支柱クランプ ブラケットとストラップ ブラケットの間の狭いスペースも通してそれぞれのメタル バンド ストラップを 2 回巻き付けます(図 3-22 を参照)。これにより、特に非常に厳しい環境の場合に、最大把握力が保証されます。バンド ストラップ工具(BAND IT)(AIR-BAND-INST-TL=)に付属の説明書に従ってください。
ステップ 4 付属の取扱説明書に従って、結束ストラップ工具(BAND IT)(Cisco AIR-BAND-INST-TL=)を使用し、メタル バンド ストラップを締め付けます。メタル バンド ストラップができるだけピンと張っていることを確認します。
ステップ 5 湾曲したスロットとボルト穴が重なるように、ピボット ブラケットの上で壁面マウント ブラケットを支えます。
ステップ 6 ボルト穴に 4 本の M8 X 16 ボルト(フラット ワッシャとロック ワッシャ付き)を挿入して、手で締め付けます。きつく締め過ぎないでください。
ステップ 7 傾斜支柱の場合は、必要に応じて、取り付けブラケットを回転できます。AP が垂直方向を向いて、AP のベース上の LED が地面から見えるように回転します。
(注) 壁面マウント ブラケットは、ピボット ブラケットに取り付けた状態で、垂直から最大 45 度回転できます。これにより、傾いた街路灯のアームなどの傾斜支柱の傾きを補正することができます。
ステップ 8 必要に応じて、壁面マウント ブラケットが水平になるようにその上端に最終調整を加えます。AP が垂直方向を向いて、AP のベース上の LED が地面から見えることを確認します。次に、4 本のボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)まで締め付けます。
ステップ 9 アクセス ポイントの背面横の 4 つのボルト穴のそれぞれに M8 ボルトを取り付けます。ボルトは完全に締めないでください。約 0.13 インチ(3.3 mm)の隙間を空けます。
ステップ 10 アクセス ポイント上の 4 本のボルトとブラケットのキーホール スロットを合わせます。アクセス ポイントがスロットに正しく収まっていることを確認します。(図 3-26 を参照)。
ステップ 11 13 mm オープン エンド レンチまたはソケット レンチを使用して、アクセス ポイントをブラケットに接続している 4 本のボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)のトルクまで締め付けます。
ステップ 12 アンテナの取り付け、データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、およびアクセス ポイントへの電力供給に進みます。これらの詳細については、Chapter4, “その他のコンポーネントの取り付け”を参照してください。
図 3-21 ピボット ブラケットに取り付けられたストラップ ブラケット
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ストラップ ブラケット上のスロット。直径が 3.5 インチを超える支柱に取り付ける場合に、メタル バンド ストラップを巻き付けるために使用される。 |
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図 3-23 バンド ストラップを使用して支柱に取り付けられたストラップ ブラケット/ピボット ブラケット アセンブリ
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図 3-24 垂直支柱用のストラップ ブラケット/ピボット ブラケット アセンブリに取り付けられた壁面ブラケット
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ストラップ ブラケットをピボット ブラケットに取り付けるために使用される M8 X 16 mm ボルト。ストラップ ブラケットは直径が 6 ~ 11 インチの支柱用に設定されており、ピボット ブラケットは垂直方向に配置されます。 |
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図 3-25 水平支柱用のストラップ ブラケット/ピボット ブラケット アセンブリに取り付けられた壁面ブラケット
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ストラップ ブラケットをピボット ブラケットに取り付けるために使用される M8 X 16 mm ボルト。ストラップ ブラケットは直径が 6 ~ 11 インチの支柱用に設定されており、ピボット ブラケットは水平方向に配置されます。 |
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図 3-26 PMK2 キットを使用して垂直支柱に垂直に取り付けられた AP1572E
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ストラップ ブラケットをピボット ブラケットに取り付けるために使用される M8 X 16 mm ボルト。ストラップ ブラケットは直径が 6 ~ 11 インチの支柱用に設定されており、ピボット ブラケットは垂直方向に配置されます。 |
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直径が 4 ~ 8 インチ(102 ~ 203 mm)の垂直支柱に AP を垂直に取り付ける必要がある場合は、ピボット ブラケットを外した PMK2 を使用できます。この場合は、PMK2 ストラップ ブラケットを直接 PMK2 壁面マウント ブラケットに固定します。
ステップ 1 図 3-27 に示すように、壁面マウント ブラケット上にストラップ ブラケットを配置します。
ステップ 2 2 本の M8 X 16 ボルト(ロック ワッシャ付き)でそれぞれのストラップ ブラケットを固定します。ボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)まで締め付けます。
ステップ 3 アクセス ポイントを取り付ける支柱上の位置を選択します。
ステップ 4 2 本のメタル バンド ストラップを使用して、ストラップおよび壁面マウント ブラケット アセンブリを支柱に取り付けます(図 3-28 を参照)。AP が垂直方向を向いて、AP のベース上の LED が地面から見えることを確認します。
ストラップ ブラケット上のスロットを通してそれぞれのバンド ストラップを 2 回巻き付けてから、バンド ストラップ工具(BAND IT)(AIR-BAND-INST-TL=)を使用してバンド ストラップを締め付けます。工具のメーカーから提供されている取扱説明書に従って、メタル バンドを目一杯締め付けます。
(注) バンド ストラップの取り付けと本締めが同時に行われます。メタル バンドを目一杯締め付けた後は、メタル バンドを切断または解体しない限り、支柱上の AP の位置を調整できません。
ステップ 5 アクセス ポイントの背面にある 4 つのボルト穴のそれぞれに M8 X 12 mm ボルトを取り付けます。ボルトは完全に締めないでください。約 0.13 インチ(3.3 mm)の隙間を空けます。
ステップ 6 アクセス ポイント上の 4 本のボルトとブラケットのキーホール スロットを合わせます。アクセス ポイントがスロットに正しく収まっていることを確認します(図 3-28 を参照)。
ステップ 7 13 mm レンチを使用して、アクセス ポイントをブラケットに接続している 4 本のボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)のトルクまで締め付けます。
ステップ 8 アンテナの取り付け、データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、およびアクセス ポイントへの電力供給に進みます。これらの詳細については、Chapter4, “その他のコンポーネントの取り付け”を参照してください。
図 3-27 PMK2 壁面マウント ブラケットに直接取り付けられた PMK2 ストラップ ブラケット
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図 3-28 4 ~ 8 インチの垂直支柱用のピボット ブラケットを外した PMK2 取り付けの分解図
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AP を壁面に垂直に取り付けるために、ピボット ブラケットを外した PMK2 とストラップ ブラケットを使用できます。PMK2 壁面マウント ブラケットのみを使用して、AP を壁面に垂直に取り付けることもできます。PMK2 の詳細については、支柱マウント キット 2を参照してください。
表 3-9 PMK2 を使用して AP を壁面に取り付ける場合に必要な資材
PMK2 壁面マウント ブラケットを壁面または垂直平面に固定するために必要な取り付け金具および工具は、壁面または垂直平面の材質によって異なります。使用する取り付け面、取り付けネジ、およびオプションのウォール アンカーは、50 ポンド(22.7 kg)の静重量を支えられる必要があります。 |
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垂直壁面にアクセス ポイントを取り付けるには、次の手順に従います。
ステップ 1 壁面マウント ブラケットをテンプレートとして使用し、取り付け面の 4 つのネジ穴の位置に印を付けます。
推奨されているネジ穴の位置を図 3-17 に示します。
壁面マウント ブラケットの寸法を図 3-16 に示します。
ステップ 2 4 本のネジとオプションのネジ アンカーを使用して、壁面マウント ブラケットを壁面に取り付けます。4 本のネジが完全に締まっていることを確認します。
(注) アクセス ポイントを化粧しっくい、セメント、またはドライウォールに取り付ける場合は、必要に応じて、適切なネジ アンカーおよび屋外仕様の合板の背板を使用します。
ステップ 3 アクセス ポイントの背面横の 4 つのボルト穴のそれぞれに M8 ボルトを取り付けます。ボルトは完全に締めないでください。約 0.13 インチ(3.3 mm)の隙間を空けます。
ステップ 4 アクセス ポイント上の 4 本のボルトとブラケットのキーホール スロットを合わせます。アクセス ポイントがスロットに正しく収まっていることを確認します。
ステップ 5 13 mm レンチを使用して、アクセス ポイントをブラケットに接続している 4 本のボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)のトルクまで締め付けます。
ステップ 6 アンテナの取り付け、データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、およびアクセス ポイントへの電力供給に進みます。これらの詳細については、Chapter4, “その他のコンポーネントの取り付け”を参照してください。
支柱マウント キット 3(略して PMK3)は、直径が 2 ~ 16 インチの垂直支柱、水平支柱、または傾斜支柱に AP を水平に取り付けるために使用できます。このキットは、AP を壁面に水平に取り付けるためにも使用できます。
図 3-18 に、ピボット ブラケット上の支柱直径インジケータとボルト穴を示します。ピボット ブラケットとストラップ ブラケットは、AP を支柱に取り付ける場合にのみ使用されます。
PMK3 壁面マウント ブラケットは、単独で、AP を壁面に水平に取り付けるために使用されます。詳細については、PMK3 を使用した壁面取り付けを参照してください。AP を支柱に取り付ける場合は、壁面マウント ブラケットがピボット ブラケットおよびストラップ ブラケットと一緒に使用されます。
PKM3 キットの 3 つすべての部品が組み立てられている場合は、ピボット ブラケットを壁面マウント ブラケットに取り付けることによって、PMK2 マウント アセンブリの方向を垂直から最大 90 度まで変更できます。これにより、水平支柱や傾斜支柱に AP を垂直に取り付けることができます。また、ピボット ブラケットは、ストラップ ブラケットを取り付けるための 3 組のボルト穴が付いているため、2 ~ 6、6 ~ 11、および 11 ~ 16 インチの 3 つの支柱直径範囲をサポートできます(図 3-18 と図 3-19 を参照)。
AP の支柱への水平取り付け方法については、PMK3 を使用した支柱への取り付けを参照してください。
図 3-29 PMK3 壁面マウント ブラケットのインチ(および mm)単位の寸法
図 3-30 AP を水平に取り付けるための PMK3 壁面取り付けブラケット
AP を水平に取り付けるための PMK3 は、直径が 2 ~ 16 インチの垂直支柱、水平支柱、および傾斜支柱に使用できます。PMK3 の詳細については、支柱マウント キット 3を参照してください。
表 3-10 PMK3 を使用した AP の設置に必要な資材
0.75 インチ(19 mm)ステンレス スチール バンド ストラップ X 2(2 ~ 6 インチ(50 ~ 406 mm)に調整可能) |
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PMK3 を使用して AP を取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 支柱の直径に基づいてピボット ブラケット上にストラップ ブラケットを配置します。2 本の M8 X 16 ボルト(ロック ワッシャ付き)と M8 ナットでそれぞれのストラップ ブラケットを固定します(図 3-21 を参照)。ボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)まで締め付けます。
ステップ 2 アクセス ポイントを取り付ける支柱上の位置を選択します。
– 垂直支柱の場合は、図 3-32 に示すように、ストラップおよびピボット ブラケット アセンブリを配置します。ピボット ブラケットが垂直に配置されます。
– 水平支柱の場合は、図 3-33 に示すように、ストラップおよびピボット ブラケット アセンブリを配置します。ピボット ブラケットが水平に配置されます。
(注) 街路灯電源タップ アダプタを使用する場合は、屋外照明コントロールの 3 フィート(1 m)以内にアクセス ポイントを配置します。
ステップ 3 次のように、2 本のバンド ストラップを使用して支柱上の取り付け位置にストラップおよびピボット ブラケット アセンブリを取り付けます。
– 支柱の直径が 3.5 インチ(89 mm)を超える場合は、ストラップ ブラケット上のスロットを通してそれぞれのメタル バンド ストラップを 2 回巻き付けます(図 3-22 を参照)。バンド ストラップ工具(BAND IT)(AIR-BAND-INST-TL=)に付属の説明書に従ってください。
– 直径が 3.5 インチ(89 mm)以下の場合は、ストラップ ブラケット上のスロットと、支柱クランプ ブラケットとストラップ ブラケットの間の狭いスペースも通してそれぞれのメタル バンド ストラップを 2 回巻き付けます(図 3-22 を参照)。これにより、特に非常に厳しい環境の場合に、最大把握力が保証されます。バンド ストラップ工具(BAND IT)(AIR-BAND-INST-TL=)に付属の説明書に従ってください。
ステップ 4 付属の取扱説明書に従って、結束ストラップ工具(BAND IT)(Cisco AIR-BAND-INST-TL=)を使用し、メタル バンド ストラップを締め付けます。メタル バンド ストラップができるだけピンと張っていることを確認します。
ステップ 5 湾曲したスロットとボルト穴が重なるように、ピボット ブラケットの上で PMK3 水平壁面マウント ブラケットを支えます。
ステップ 6 ボルト穴に 4 本の M8 X 16 ボルト(フラット ワッシャとロック ワッシャ付き)を挿入して、手で締め付けます。きつく締め過ぎないでください。
ステップ 7 傾斜支柱の場合は、必要に応じて、取り付けブラケットを回転できます。AP が垂直方向を向いて、AP のベース上の LED が地面から見えるように回転します。
(注) 水平壁面マウント ブラケットは、ピボット ブラケットに取り付けた状態で、垂直から最大 45 度回転できます。これにより、傾いた街路灯のアームなどの傾斜支柱の傾きを補正することができます。
ステップ 8 必要に応じて、水平壁面マウント ブラケットが水平になるようにその上端に最終調整を加えます。AP が垂直方向を向いて、AP のベース上の LED が地面から見えることを確認します。次に、4 本のボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)まで締め付けます。
ステップ 9 アクセス ポイントの背面にある 4 つのボルト穴のうちの 3 つに M8 ボルトを取り付けます(図 3-31 のネジ穴 1、4、および 5)。
ボルトは最後までねじ込まないでください。約 0.13 インチ(3.3 mm)の隙間を空けます。
ステップ 10 アクセス ポイント上の 3 本のボルトと壁面マウント ブラケットのキーホール スロットを合わせます。アクセス ポイントがスロットに正しく収まっていることを確認します。(図 3-34 を参照)。
ステップ 11 4 つ目の M8 X 12 mm 六角ボルトを非キーホール タイプのネジ穴に取り付けます(図 3-31 のネジ穴 6)。
13 mm のオープン エンドまたはソケット レンチを使用して、4 本すべての M8 X 12 mm 六角ボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)のトルクまで締め付けます。
ステップ 12 アンテナの取り付け、データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、およびアクセス ポイントへの電力供給に進みます。これらの詳細については、Chapter4, “その他のコンポーネントの取り付け”を参照してください。
図 3-31 キーホール タイプのネジ穴と非キーホール タイプのネジ穴
図 3-32 垂直支柱用のストラップ ブラケット/ピボット ブラケット アセンブリに取り付けられた壁面ブラケット
図 3-33 水平支柱用のストラップ ブラケット/ピボット ブラケット アセンブリに取り付けられた壁面ブラケット
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ストラップ ブラケットをピボット ブラケットに取り付けるために使用される M8 X 16 mm ボルト。ストラップ ブラケットは直径が 6 ~ 11 インチの支柱用に設定されており、ピボット ブラケットは水平方向に配置されます。 |
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図 3-34 PMK3 キットを使用して水平支柱に水平に取り付けられた AP1572I
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ストラップ ブラケットをピボット ブラケットに取り付けるために使用される M8 X 16 mm ボルト。ストラップ ブラケットは直径が 6 ~ 11 インチの支柱用に設定されており、ピボット ブラケットは水平方向に配置されます。 |
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図 3-35 PMK3 キットを使用して垂直支柱に水平に取り付けられた AP1572I
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ストラップ ブラケットをピボット ブラケットに取り付けるために使用される M8 X 16 mm ボルト。ストラップ ブラケットは直径が 6 ~ 11 インチの支柱用に設定されており、ピボット ブラケットは水平方向に配置されます。 |
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AP を壁面に水平に取り付けるために、ピボット ブラケットを外した PMK3 とストラップ ブラケットを使用できます。PMK3 壁面マウント ブラケットのみを使用して、AP を壁面に水平に取り付けることもできます。PMK3 の詳細については、支柱マウント キット 3を参照してください。
表 3-11 PMK2 を使用して AP を壁面に取り付ける場合に必要な資材
PMK3 壁面マウント ブラケットを壁面または垂直平面に固定するために必要な取り付け金具および工具は、壁面または垂直平面の材質によって異なります。使用する取り付け面、取り付けネジ、およびオプションのウォール アンカーは、50 ポンド(22.7 kg)の静重量を支えられる必要があります。 |
垂直壁面にアクセス ポイントを取り付けるには、次の手順に従います。
ステップ 1 壁面マウント ブラケットをテンプレートとして使用し、取り付け面の 4 つのネジ穴の位置に印を付けます。
推奨されているネジ穴の位置を図 3-30 に示します。
PMK3 壁面マウント ブラケットの寸法を図 3-29 に示します。
ステップ 2 4 本のネジとオプションのネジ アンカーを使用して、壁面マウント ブラケットを壁面に取り付けます。4 本のネジが完全に締まっていることを確認します。
(注) アクセス ポイントを化粧しっくい、セメント、またはドライウォールに取り付ける場合は、必要に応じて、適切なネジ アンカーおよび屋外仕様の合板の背板を使用します。
ステップ 3 アクセス ポイントの背面にある 4 つのボルト穴のうちの 3 つに M8 ボルトを取り付けます(図 3-31 のネジ穴 1、4、および 5)。
ボルトは最後までねじ込まないでください。約 0.13 インチ(3.3 mm)の隙間を空けます。
ステップ 4 アクセス ポイント上の 3 本のボルトと壁面マウント ブラケットのキーホール スロットを合わせます。アクセス ポイントがスロットに正しく収まっていることを確認します。(図 3-34 を参照)。
ステップ 5 4 つ目の M8 X 12 mm 六角ボルトを非キーホール タイプのネジ穴に取り付けます(図 3-31 のネジ穴 6)。
13 mm のオープン エンドまたはソケット レンチを使用して、4 本すべての M8 X 12 mm 六角ボルトを 13 ~ 15 lb.ft(17.6 ~ 20.3 Nm)のトルクまで締め付けます。
ステップ 6 アンテナの取り付け、データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、およびアクセス ポイントへの電力供給に進みます。これらの詳細については、Chapter4, “その他のコンポーネントの取り付け”を参照してください。