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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この付録では、Cisco Catalyst 3750 シリーズ スイッチなどの DHCP サーバを Cisco Aironet アクセス ポイントで使用できるように、DHCP オプション 43 を設定する手順について説明します。この付録の内容は、次のとおりです。
DHCP オプション 43 の使用方法と Lightweight Cisco Aironet アクセス ポイント(LAP)の DHCP オプション 43 の設定例の確認方法の最新情報については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/c/en/us/support/docs/wireless-mobility/wireless-lan-wlan/97066-dhcp-option-43-00.html
ここでは、DHCP サーバを Cisco Aironet アクセス ポイントで使用できるようにするための DHCP オプション 43 の設定例を示します。その他の DHCP サーバの実装に関する DHCP オプション 43 の設定については、DHCP サーバの製品マニュアルを参照してください。オプション 43 では、コントローラ管理インターフェイスの IP アドレスを使用します。
(注) DHCP オプション 43 では、1 つの DHCP プールを 1 種類のアクセス ポイントだけに割り当てることができます。アクセス ポイントの種類別に、異なる DHCP プールを設定する必要があります。
Cisco Aironet 1570 シリーズ アクセス ポイントは、DHCP オプション 43 の Type-Length-Value(TLV)形式を使用します。DHCP サーバは、アクセス ポイントの DHCP Vendor Class Identifier(VCI; ベンダー クラス ID)文字列(DHCP オプション 60)に基づいてオプションを返すようにプログラミングされている必要があります。 表 D-1 は、Lightweight モードで動作する Cisco アクセス ポイントの VCI ストリングを示しています。
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組み込み Cisco IOS DHCP サーバで Cisco Aironet 1570 シリーズ アクセス ポイントの DHCP オプション 43 を設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco IOS の CLI でコンフィギュレーション モードに切り替えます。
ステップ 2 デフォルトのルータやネーム サーバなどの必要なパラメータを指定して、DHCP プールを作成します。DHCP プールの作成に使用するコマンドは次のとおりです。
ステップ 3 次の構文に従って、オプション 60 の行を追加します。
VCI のストリングには、 表 D-1 の値を使用します。引用符は必ず含める必要があります。
ステップ 4 次の構文に従って、オプション 43 の行を追加します。
16 進数文字列は、下に示すように TLV 値を連結することによって作成されたものです。
型は、常に f1(16 進数)です。長さは、コントローラの管理 IP アドレスの数に 4 を掛けた値です(16 進数)。値には、コントローラの IP アドレスを順番に指定します(16 進数)。
たとえば、管理インターフェイスの IP アドレス 10.126.126.2 および 10.127.127.2 を持ったコントローラが 2 つあるとします。型は、f1(16 進数)です。長さは、2 * 4 = 8 = 08(16 進数)です。IP アドレスは、0a7e7e02 および 0a7f7f02 に変換されます。文字列を組み合わせて、f1080a7e7e020a7f7f02 と指定します。DHCP スコープに追加された結果の Cisco IOS コマンドは、次のとおりです。