展開パーティション
展開は、ドメインと 1 つ以上の Unified Communications サービスプロバイダー (Unified CM、Cisco Unity Connection、IM and Presence Service ノードなど) を囲うために使用される抽象的な境界です展開を複数にする目的は、モバイルおよびリモートアクセス(MRA)ユーザーが使用できる Unified Communications サービスをパーティション化することです。よって、MRA ユーザーの異なるサブセットが同じ Expressway ペアを介してサービス一式にアクセスできます。
10 以上の展開はお勧めしません。
展開、関連ドメインおよびサービスは、Expressway-C で構成されます。
追加の展開を作成し、実装しない限り、1 つのプライマリ展開(名前を変更しなければ「デフォルト展開」と呼ばれる)は、自動ですべてのドメインとサービスを自動包囲します。このプライマリ展開は、名前を変更してもメンバーがいなくても削除できません。
モバイルおよびリモートアクセスを介したサービスをパーティション化するには、必要な数の展開を作成します。それぞれに異なるドメインを関連付けたら、必要な Unified Communications リソースを各展開に関連付けます。
1 つのドメインを 1 つ以上の展開に関連付けることはできません。同様に、各 Unified Communications ノードには、1 つの展開のみ割り当てることができます。
例
2 つの Unified Communications インフラストラクチャを本運用 MRA 環境とステージング環境にそれぞれ実装するとします。この実装には、3 つ目のセットとして機密通信用の独立した環境も必要になる場合があります。
UC サービスの展開パーティションの割り当て
(注) |
新しい展開を作成しない場合、すべての内部 UC アプリケーションは、単一の企業全体のデフォルト展開に属します。 |
手順
ステップ 1 |
Expressway-C で、展開を作成します。
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ステップ 2 |
展開に UC ドメインを割り当てます。
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ステップ 3 |
UC サービスを展開に割り当てます。
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