ガイドライン

• SQL クエリではコメントを使用できません。

• データベース クエリには、SELECT ステートメントの後に 1 つ以上のフィールドが含まれている必要があります。例：SELECT [fields] FROM [tables] WHERE [...]。

  次のサンプル クエリ select CallTypeID, TimeZone from Call_Type_Interval where TimeZone = 240 により、フィールド CallTypeID および TimeZone が作成されます。

• SELECT* は使用できないため、SQL クエリで返されるすべてのフィールドを列挙する必要があります。

• 匿名ブロックは、結果セットを返す有効な SQL ステートメントである必要があります。:「paramName」のように名前が付けられたパラメータを組み込むことができます。ここで、パラメータ名の最初の文字は必ずコロンであり、「paramName」はパラメータ名の残りの部分です。

  ユーザによって入力されたパラメータ値は、対応するパラメータ名の代わりに、匿名ブロックの本文に代入されます。

• Informix と SQL Server のストアド プロシージャがサポートされています。ストアド プロシージャは結果セットを返す必要があります。ストアド プロシージャの場合、パラメータを使用して、データベースにストアド プロシージャ コールを行って結果セットを取得する際に値が渡されます。

• Where 句で Datediff() 関数を使用すると、パフォーマンスの問題が発生します。

• SQL クエリに名前を持たないフィールドが存在することはあり得ません。各フィールドにはエイリアスが必要です。

• エイリアス名は固有である必要があります。

• Informix ストアド プロシージャには返されるステートメントが含まれている必要があります。また、返されるステートメントの各データ型には、対応する別名を文字 AS を付けて指定する必要があります。

  たとえば、CHAR(32) AS returnID、CHAR(32) AS returnName、INTEGER AS returnRefreshrate、BOOLEAN as returnHistorical を返します。CHAR(32)、CHAR(32)、INTEGER、BOOLEAN を返すのではありません。エイリアスを指定しなければ、フィールド名は単に fieldN になります。ここで、N は field1、field2 など、名前のないフィールドのインデックスです。

• Informix ストアド プロシージャのパラメータ名は、先頭にアットマークが付きます（@param1、@param2 ...）。

フィールドおよびパラメータでサポートされるデータ型

• BIGINT、DECIMAL、DOUBLE、FLOAT、INTEGER、NUMERIC、SMALLINT、REAL、TINYINT

• CHAR、LONGNVARCHAR、LONGVARCHAR、NCHAR、NVARCHAR、VARCHAR

• 日時

• BOOLEAN、BIT

SQL パーサーの特殊キーワード（サンプル クエリ付き）

• ALL（SQL Server または Informix）：SELECT ALL CallTypeID from Call_Type_Interval

• DISTINCT（SQL Server または Informix）：SELECT DISTINCT CallTypeID from Call_Type_Interval

• TOP（SQL Server）：SELECT TOP 5 CallTypeID from Call_Type_Interval

• FIRST（Informix）：SELECT FIRST 5 ID FROM CUICDATASETINFO

• UNIQUE（Informix）：SELECT UNIQUE NAME FROM CUICGRID

Informix と SQL Server の両方に対して、Unified Intelligence Center でサポートされている集計関数は、SUM、COUNT、MIN、MAX、および AVG です。

レポート定義フィールドが集計関数（たとえば、sum(CallsHandled)）であり、そのフィールドがキー基準フィールドまたは詳細フィルタである場合、サポートされる構文は次のとおりです。

SELECT (fields)FROM [tables]
WHERE [...]
GROUP BY [...]
HAVING [...] optional
ORDER BY [...] optional

サンプル クエリ：

select CallTypeID, TimeZone, sum(CallsHandled) as total, avg(CallsHandled) as average
from Call_Type_Interval
where TimeZone = 240
group by CallTypeID, TimeZone
having sum(CallsHandled) in(3, 5, 13) and avg(CallsHandled) > 0
order by CallTypeID