基本的なリセット
Cisco IP Phone の基本的なリセットを実行することで、電話機にエラーが発生している状態から復旧します。リセットにより、さまざまな設定やセキュリティ設定をリセットまたは復元したりできます。
(注) |
緊急通報をセットアップすると、ユーザが電話機を再起動するたびに、電話機は更新されたロケーションをリクエストします。 |
次の表で、基本的なリセットの実行方法を説明します。電話機が起動した後は、これらのいずれかの操作で電話機をリセットできます。状況に応じて適切な操作を選択します。
操作 |
アクション |
説明 |
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電話機の再起動 |
アプリケーション ボタン を押し、 を選択します。 |
変更を加えたユーザおよびネットワーク設定を、電話機がまだフラッシュ メモリに書き込んでいない、過去に保存された設定にリセットします。その後、電話機を再起動します。 |
設定のリセット |
設定をリセットするには、アプリケーション ボタン を押し、 を選択します。 |
電話機の構成や設定を工場出荷時のデフォルトに戻します。 |
(注) |
管理者が緊急通報をセットアップしている場合、管理者が次の操作を実行するたびに、電話機は更新されたロケーションをリクエストします。
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電話機のキーパッドで初期設定へのリセットを実行する
電話機のキーパッドを使用して電話機を工場出荷時のデフォルト設定にリセットするには、次の手順を使用します。
手順
ステップ 1 |
電話機のプラグを抜きます。
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ステップ 2 |
5秒間待ちます。 |
ステップ 3 |
# を押したままにして電話機のプラグを再接続します。
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ステップ 4 |
123456789 * 0# キーを順番に押します。 Cisco IP 電話 6821 マルチプラットフォーム フォンでは、キーを押すと、回線キーとライトストリップのライトが点滅します。 Cisco IP 電話 6841および 6851マルチプラットフォーム フォンでは、 1 を押すと、ヘッドセット ライトとスピーカーボタンのライトが消灯します。 |
これらのボタンを押すと、電話機を工場出荷時の状態にリセットするプロセスが実行されます。
ボタンを押す順番を間違えた場合、通常どおりに電話機が電源オンになります。
注意 |
工場出荷時の状態にリセットするプロセスが完了して、メイン画面が表示されるまで、電話機の電源を切らないでください。 |
電話機メニューから初期設定へのリセットを実行する
手順
ステップ 1 |
アプリケーション ボタン を押します。 |
ステップ 2 |
を選択します。 |
ステップ 3 |
電話機の構成や設定を工場出荷時のデフォルトに戻すには、[OK] をクリックします。 |
Web UI ボタンを使用した電話機の初期設定へのリセット
電話機の Web ページから電話機を初期設定にリセットすることができます。リセットは電話機がアイドル状態の場合にのみ発生します。電話機がアイドル状態でない場合は、話し中であることと、もう一度やり直す必要があることを示すメッセージが電話機の Web ページに表示されます。
始める前に
電話管理の Web ページにアクセスします。電話機の Web ページへのアクセスを参照してください。
手順
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
[初期設定へのリセット(Factory Reset)] セクションで、[初期設定へのリセット(Factory Reset)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[初期設定へのリセットの確認(Confirm Factory Reset)] をクリックします。 |