Cisco Unified Communications Manager での電話機の設定

Cisco IP 電話のセットアップ

自動登録が有効ではなく、電話機が Cisco Unified Communications Manager データベースに存在しない場合、Cisco Unified Communications Manager の管理で Cisco IP 電話 を手動で設定する必要があります。 この手順の一部のタスクは、システムおよびユーザのニーズによっては省略できます。

Cisco Unified Communications Manager Administration の詳細な管理方法については、該当する Cisco Unified Communications Manager リリースのマニュアルを参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Administration を使用して、次の手順で設定を実行してください。

手順


ステップ 1

電話機について、次の情報を収集します。

  • 電話機モデル

  • MAC アドレス

  • 電話機の設置場所

  • 電話機のユーザの名前または ID

  • デバイス プール

  • パーティション、コーリング サーチ スペース、およびロケーションの情報

  • 回線の数と、それに関連して電話機に割り当てる電話番号(DN)

  • 電話機に関連付ける Cisco Unified Communications Manager ユーザ

  • 電話ボタン テンプレート、電話機能、IP 電話サービス、または電話アプリケーションに影響する、電話機の使用状況情報

この情報では、電話機をセットアップするための設定要件のリストを示します。また、個々の電話機を設定する前に実施する必要のある、電話ボタン テンプレートなどの前提的な設定作業を特定します。

ステップ 2

電話機に対応する十分なユニット ライセンスがあることを確認します。

ステップ 3

(必要に応じて)回線ボタン、スピード ダイヤル ボタン、サービス URL ボタンを変更して、電話ボタン テンプレートカスタマイズします。 [デバイス(Device)] > [デバイス設定(Device Settings)] > [電話ボタン テンプレート(Phone Button Template)] を選択して、テンプレートの作成と更新を行います。

プライバシー、すべてのコール、モビリティ ボタンを追加して、ユーザのニーズに対応します。

詳細については、電話ボタン テンプレート を参照してください。

ステップ 4

デバイス プールを定義します。 [システム(System)] > [デバイス プール(Device Pool)] を選択します。

デバイス プールは、デバイスに共通の特性(リージョン、日時グループ、ソフトキー テンプレート、および MLPP 情報など)を定義します。

ステップ 5

共通の電話プロファイルを定義します。 [デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] の順に選択します。

共通の電話プロファイルは Cisco TFTP サーバが要求するデータとともに、サイレント オプションおよび機能制御オプションなど、共通の電話の設定を提供します。

ステップ 6

コーリング サーチ スペースを定義します。 Cisco Unified Communications Manager Administration で、[コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)] をクリックします。

コーリングサーチスペースは、着信番号のルーティング方法を決定するために検索されるパーティションのコレクションです。 デバイス用のコーリング サーチ スペースと電話番号用のコーリング サーチ スペースは併用することができます。 電話番号の CSS は、デバイスの CSS に優先します。

ステップ 7

デバイス タイプおよびプロトコルのセキュリティ プロファイルを設定します。 [システム(System)] > [セキュリティ(Security)] > [電話セキュリティ プロファイル(Phone Security Profile)] を選択します。

ステップ 8

[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの必須フィールドに値を入力して、電話機を追加および設定します。 フィールド名の横にあるアスタリスク(*)は、MAC アドレスやデバイス プールなどの必須フィールドを示します。

この手順は、デバイスをデフォルトの設定で Cisco Unified Communications Manager データベースに追加します。

[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] フィールドについては、"?" ボタン ヘルプ([電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウ内)を参照してください。

(注)  

 

Cisco Unified Communications Manager データベースに電話機とユーザの両方を同時に追加する場合は、ご使用の Cisco Unified Communications Manager リリースのマニュアルを参照してください。

ステップ 9

[電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウの必須フィールドに値を入力して、電話機に電話番号(回線)を追加し、設定します。 フィールド名の横にあるアスタリスク(*)は、電話番号やプレゼンス グループなどの必須フィールドを示します。

この手順では、プライマリとセカンダリの電話番号、および電話番号に関連付ける機能を電話機に追加します。

(注)  

 

プライマリ電話番号を設定していない場合、ユーザの電話機に Unprovisioned のメッセージが表示されます。

ステップ 10

短縮ダイヤル ボタンを設定し、短縮ダイヤル番号を割り当てます。

ユーザは、Cisco Unified Communications セルフ ケア ポータルを使用することで、スピード ダイヤルの設定値を電話機上で変更できます。

ステップ 11

Cisco Unified IP 電話 サービスを設定し、IP Phone サービスを提供するサービス(任意)を割り当てます。

ユーザは、Cisco Unified Communications セルフ ケア ポータルを使用して、電話機のサービスを追加または変更できます。

(注)  

 

ユーザーが IP 電話サービスに登録できるのは、Cisco Unified Communications Manager Administration で IP 電話のサービスを最初に設定したときに、[エンタープライズ登録(Enterprise Subscription)] チェックボックスをオフにしている場合だけです。

(注)  

 

シスコが提供する一部のデフォルト サービスは、エンタープライズ登録に分類されているため、ユーザはそれらをセルフ ケア ポータルから追加することはできません。 このサービスは電話機にデフォルトで実装されているため、Cisco Unified Communications Manager Administration で無効にした場合に限り電話機から削除できます。

ステップ 12

IP 電話のサービスや URL へのアクセスを提供するために、プログラム可能なボタン(オプション)にサービスを割り当てます。

ステップ 13

必須フィールドを設定して、ユーザ情報を追加します。 フィールド名の隣のアスタリスク(*)は必須フィールドを示します。たとえば、ユーザー ID と姓です。この手順により、Cisco Unified Communications Manager のグローバルディレクトリにユーザー情報が追加されます。

(注)  

 

パスワード(セルフケア ポータルの場合)と PIN(Cisco Extension Mobility またはパーソナル ディレクトリの場合)を割り当てます。

(注)  

 

ユーザに関する情報を保存するために会社が Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ディレクトリを使用している場合、既存の LDAP ディレクトリを使用するために Cisco Unified Communications をインストールして設定できます。

(注)  

 

Cisco Unified Communications Manager データベースに電話機とユーザの両方を同時に追加する場合は、ご使用の Cisco Unified Communications Manager リリースのマニュアルを参照してください。

ステップ 14

ユーザをユーザ グループに関連付けます。 この手順では、ユーザ グループ内のすべてのユーザに適用される、共通のロールと権限のリストをユーザに割り当てます。 管理者は、ユーザ グループ、ロール、および権限を管理することによって、システム ユーザのアクセス レベル(つまり、セキュリティのレベル)を制御できます。 たとえば、ユーザをシスコの標準 CCM エンド ユーザ グループに追加する必要があります。こうすると、ユーザが Cisco Unified Communications Manager のセルフ ケア ポータルにアクセスできるようになります。

ステップ 15

ユーザを電話機に割り当てます(任意)。 この手順では、コールの転送、スピード ダイヤル番号やサービスの追加などについて、ユーザが電話機を制御できるようにします。

電話機の中には、会議室にある電話機など、ユーザが関連付けられないものもあります。

ステップ 16

[エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されていない場合は、[ユーザ管理(User Management)] > [エンド ユーザ(End User)] を選択して、設定の最後の作業を行います。 [検索(Search)] フィールドと [検索(Find)] を使用してユーザー(例:John Doe)を見つけた後、ユーザー ID をクリックして、そのユーザーの [エンドユーザーの設定(End User Configuration)] ウィンドウを開きます。

ステップ 17

画面の [電話番号の割り当て(Directory Number Associations)] 領域で、ドロップダウン リストからプライマリ内線を設定します。

ステップ 18

[モビリティ情報(Mobility Information)] 領域で、[モビリティの有効化(Enable Mobility)] ボックスをオンにします。

ステップ 19

[権限情報(Permissions Information)] 領域で、[ユーザ グループ(User Group)] ボタンを使用して、このユーザを任意のユーザ グループに追加します。

たとえば、「標準 CCM エンド ユーザ グループ」として定義されたグループに、ユーザを追加することができます。

ステップ 20

設定されているすべてのユーザ グループを表示するには、[ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ グループ(User Groups)] の順に選択します。

ステップ 21

[エクステンション モビリティ(Extension Mobility)] 領域で、ユーザがクラスタ間のエクステンション モビリティ サービスを許可している場合は、[クラスタ間のエクステンション モビリティの有効化(Enable Extension Mobility Cross Cluster)] チェックボックスをオンにします。

ステップ 22

保存を選択します。


電話機の MAC アドレスの決定

Cisco Unified Communications Manager に電話機を追加するには、電話機の MAC アドレスを決定する必要があります。

手順


次のいずれかの操作を実行します。

  • 電話機の [アプリケーション(Applications)] を押し、[電話の情報(Phone Information)] を選択して、[MAC アドレス(MAC Address)] フィールドを確認する。

  • 電話機の背面にある MAC ラベルを確認する。

  • 電話機の Web ページを表示し、[デバイス情報(Device Information)]を選択する。


電話機の追加方法

Cisco IP 電話をインストールしたら、次のオプションの 1 つを選択して、電話機を Cisco Unified Communications Manager データベースに追加できます。

  • Cisco Unified Communications Manager Administration で個別に電話機を追加する

  • 一括管理ツール(BAT)を使用して複数の電話を追加する

  • 自動登録

  • BAT と Tool for Auto-Registered Phones Support(TAPS)

個別に、または BAT を使用して電話機を追加する前に、電話機の MAC アドレスが必要です。 詳細については、電話機の MAC アドレスの決定 を参照してください。

一括管理ツールの詳細については、ご使用の Cisco Unified Communications Manager リリースのマニュアルを参照してください。

電話機の個別の追加

Cisco Unified Communications Manager に追加する電話機の MAC アドレスおよび電話機情報を収集します。

手順


ステップ 1

Cisco Unified Communications Manager Administration で、[デバイス(Device)] > [電話機(Phone)] を選択します。

ステップ 2

[新規追加] をクリックします。

ステップ 3

電話機のタイプを選択します。

ステップ 4

[次へ(Next)]を選択します。

ステップ 5

MAC アドレスを含む電話機の情報を入力します。

Cisco Unified Communications Manager の手順の詳細と概要については、ご使用の Cisco Unified Communications Manager リリースのマニュアルを参照してください。

ステップ 6

保存を選択します。


BAT 電話テンプレートを使用した電話機の追加

Cisco Unified Communications 一括管理ツール(BAT)を使用すると、複数の電話機の登録などのバッチ操作を実行できます。

(TAPS と組み合わせずに)BAT だけを使用して電話機を追加するには、各電話機の適切な MAC アドレスを取得する必要があります。

BAT の使用の詳細については、ご使用の Cisco Unified Communications Manager リリースのマニュアルを参照してください。

手順


ステップ 1

Cisco Unified Communications Administration から、[一括管理(Bulk Administration)] > [電話(Phones)] > [電話テンプレート(Phone Template)] の順に選択します。

ステップ 2

[新規追加] をクリックします。

ステップ 3

[電話のタイプ(Phone Type)] を選択し、[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 4

[デバイス プール(Device Pool)]、[電話ボタン テンプレート(Phone Button Template)]、[デバイス セキュリティ プロファイル(Device Security Profile)] など、電話固有の詳細なパラメータを入力します。

ステップ 5

[保存] をクリックします。

ステップ 6

BAT 電話テンプレートを使用して電話機を追加するには、[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] > [新規追加(Add New)] を選択します。


Cisco Unified Communications Manager におけるユーザーの追加

Cisco Unified Communications Manager に登録されているユーザに関する情報を表示および管理できます。 また、Cisco Unified Communications Manager で各ユーザは次のタスクを実行できます。

  • Cisco IP 電話 から、社内ディレクトリや他のカスタマイズ済みディレクトリにアクセスする。

  • パーソナル ディレクトリを作成する。

  • 短縮ダイヤルとコール転送の番号をセットアップする。

  • Cisco IP 電話 からアクセスできるサービスに登録する。

手順


ステップ 1

ユーザを個別に追加するには、Cisco Unified Communications Manager にユーザーを直接追加するを参照してください。

ステップ 2

ユーザを一括して追加するには、一括管理ツールを使用します。 この方法では、すべてのユーザに対して同一のデフォルト パスワードを設定することもできます。

詳細については、お使いの Cisco Unified Communications Manager リリースのマニュアルを参照してください。


外部 LDAP ディレクトリからのユーザーの追加

ユーザーを LDAP ディレクトリ(Cisco Unified Communications Server ではないディレクトリ)に追加した場合、LDAP ディレクトリと、ユーザーおよびその電話機が追加される Cisco Unified Communications Manager を即時に同期できます。


(注)  


LDAP ディレクトリを Cisco Unified Communications Manager と即時に同期しない場合は、[LDAPディレクトリ(LDAP Directory)] ウィンドウの [LDAPディレクトリ同期スケジュール(LDAP Directory Synchronization Schedule)] で、次回の自動同期化スケジュールを決定できます。 新規ユーザをデバイスに関連付けるには、その前に同期を完了しておく必要があります。


手順


ステップ 1

Cisco Unified Communications Manager Administration にサインインします。

ステップ 2

[システム(System)] > [LDAP] > [LDAP ディレクトリ(LDAP Directory)] を選択します。

ステップ 3

[検索(Find)] を使用して LDAP ディレクトリを見つけます。

ステップ 4

LDAP ディレクトリ名をクリックします。

ステップ 5

[Perform Full Sync Now(完全同期を今すぐ実施)] をクリックします。


Cisco Unified Communications Manager にユーザーを直接追加する

Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ディレクトリを使用しない場合、次の手順に従って、Cisco Unified Communications Manager Administration で直接ユーザーを追加することができます。


(注)  


LDAP が同期している場合、ユーザーを Cisco Unified Communications Manager Administration に追加できません。


手順


ステップ 1

Cisco Unified Communications Manager Administration で、[ユーザー管理(User Management)] > [エンドユーザー(End User)] を選択します。

ステップ 2

[新規追加] をクリックします。

ステップ 3

[ユーザ情報(User Information)] ペインで、次の情報を入力します。

  • ユーザー ID:エンドユーザー認証名を入力します。Cisco Unified Communications Manager では作成後のユーザー ID の変更は許可されません。 姓に使用できる特殊文字は、=、+、<, >、#、;、\、""、および空白です。 :johndoe

  • [パスワード(Password)] および [パスワードの確認(Confirm Password)]:エンド ユーザのパスワードとして、5 文字以上の英数字または特殊文字を入力します。 姓に使用できる特殊文字は、=、+、<, >、#、;、\、""、および空白です。

  • 姓:エンドユーザの姓を入力します。使用できる特殊文字: =, +,<, >, #, ;, \,,""、および空白スペースです。 :doe

  • [電話番号(Telephone Number)]:エンド ユーザのプライマリ電話番号を入力します。 エンド ユーザは、電話機に複数の回線を接続できます。 例:26640(John Doe の社内電話番号)

ステップ 4

[保存] をクリックします。


エンド ユーザ グループにユーザを追加する

ユーザを Cisco Unified Communications Manager の標準エンド ユーザ グループに追加するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

Cisco Unified Communications Manager Administration から、[ユーザー管理(User Management)] > [ユーザー設定(User Settings)] > [アクセス コントロール グループ(Access Control Group)] を選択します。

[ユーザーの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2

適切な検索条件を入力し、[検索(Find)]をクリックします。

ステップ 3

[標準 CCM エンド ユーザ(Standard CCM End Users)]リンクを選択します。 対象の標準 CCM エンド ユーザについての [ユーザ グループの設定(User Group Configuration)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 4

[グループにエンド ユーザを追加(Add End Users to Group)]を選択します。 [ユーザーの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 5

[ユーザーの検索(Find User)] ドロップダウン リスト ボックスを使用して、追加するユーザーを探し、[検索(Find)] をクリックします。

検索条件に一致するユーザーのリストが表示されます。

ステップ 6

表示されるレコードのリストで、このユーザ グループに追加するユーザのチェックボックスをクリックします。 リストが長い場合は、下部のリンクを使用すると、さらに多くの結果を表示できます。

(注)  

 

検索結果のリストには、すでにそのユーザーグループに属しているユーザーは表示されません。

ステップ 7

[選択項目の追加(Add Selected)]を選択します。


電話機とユーザの関連付け

Cisco Unified Communications Manager の [エンドユーザー(End User)] ウィンドウから、電話機をユーザーに関連付けます。

手順


ステップ 1

Cisco Unified Communications Manager Administration から、[ユーザー管理(User Management)] > [エンドユーザー(End User)] の順に選択します。

[ユーザーの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2

適切な検索条件を入力し、[検索(Find)]をクリックします。

ステップ 3

表示されるレコードのリストで、ユーザのリンクを選択します。

ステップ 4

[デバイスの割り当て(Device Associations)]を選択します。

[ユーザデバイス割り当て(User Device Association)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 5

適切な検索条件を入力し、[検索(Find)]をクリックします。

ステップ 6

デバイスの左にあるボックスをオンにして、ユーザに関連付けるデバイスを選択します。

ステップ 7

[選択/変更の保存(Save Selected/Changes)]を選択して、デバイスをユーザに関連付けます。

ステップ 8

ウィンドウの右上にある [関連リンク(Related Links)]ドロップダウン リストから、[ユーザの設定に戻る(Back to User)] を選択し、[移動(Go)]をクリックします。

[エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示され、選択した関連付けられたデバイスが [制御するデバイス(Controlled Devices)] ペインに表示されます。

ステップ 9

[選択/変更の保存(Save Selected/Changes)]を選択します。


Survivable Remote Site Telephony

Conference Bridge Setup(SRST)機能は、WAN 接続が失われた場合にも、基本的な電話機の機能を提供します。 このシナリオでは、電話機は進行中のコールをアクティブなまま保持し、ユーザは使用可能な機能のサブセットにアクセスできます。 フェールオーバーが発生すると、ユーザの電話機にアラート メッセージが表示されます。

サポートされているファームウェアおよび Survivable Remote Site Telephony に関する詳細は、Cisco.com の「Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony Compatibility Information」のページ(http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unified-survivable-remote-site-telephony/products-device-support-tables-list.html)を参照してください。

次の表は、フェールオーバー中の機能の利用可能性について説明します。

表 1. SRST 機能のサポート

機能

サポートされる

注記

発信

終了

リダイヤル

応答

保留 (Hold)

復帰

会議

アクティブ コールへの会議(参加)

不可

[アクティブコール(Active Calls)] ソフトキーは表示されません。

会議リスト

不可

転送

アクティブ コールへの転送(直接転送)

不可

自動応答

コール待機

ハッシンシャID

オーディオ メッセージ受信インジケータ

すべてのコールのプログラマブル回線キー

応答のプログラマブル回線キー

統合セッション表示

他の機能により制限されるため、会議が唯一サポートされている機能です。

ボイスメール

ボイスメールは Cisco Unified Communications Manager クラスタの他のユーザと同期されません。

すべてのコールの転送

転送ステートは SRST モードにシェアド ライン アピアランスがないため転送を設定する電話機でのみ使用できます。 [すべてのコールの転送(Call Forward All)] 設定は、Cisco Unified Communications Manager から SRST へのフェールオーバーまたは SRST から Communications Manager へのフェールバックには保存されません。 Communications Manager で引き続きアクティブな元の [すべてのコールの転送(Call Forward All)] は、フェールオーバー後にデバイスが Communications Manager に再接続されると表示される必要があります。

スピード ダイヤル

サービス IRL プログラマブル回線キー

ボイスメールへ(即転送)

不可

[即転送(iDivert)] ソフトキーは表示されません。

回線フィルタ

一部

回線はサポートされますが、共有できません。

パーク モニタリング

不可

[パーク(Park)] ソフトキーが表示されません。

割込み

不可

[割り込み(Barge)] ソフトキーは表示されません。

拡張メッセージ待機インジケータ

不可

メッセージ数のバッジは、電話スクリーンに表示されません。

[メッセージ受信(Message Waiting)] アイコンのみが表示されます。

ダイレクト コール パーク

不可

ソフトキーは表示されません。

BLF

一部

BLF 機能キーはスピード ダイアル キーのように動作します。

保留復帰

不可

コールは、無期限で保留状態になります。

リモート回線の保留

不可

コールは、内線保留コールとして表示されます。

ミートミー

不可

[ミートミー(Meet Me)] ソフトキーが表示されません。

ピック

不可

ソフトキーを押しても何も実行されません。

グループ ピックアップ

不可

ソフトキーを押しても何も実行されません。

その他のグループ ピックアップ

不可

ソフトキーを押しても何も実行されません。

迷惑呼 ID

不可

ソフトキーを押しても何も実行されません。

QRT

不可

ソフトキーを押しても何も実行されません。

ハント グループ

不可

ソフトキーを押しても何も実行されません。

インターコム

不可

ソフトキーを押しても何も実行されません。

モビリティ

不可

ソフトキーを押しても何も実行されません。

[プライバシー(Privacy)]

不可

ソフトキーを押しても何も実行されません。

コールバック

不可

[折返し(Call Back)] ソフトキーが表示されません。

ビデオ

ビデオ会議はサポートされません。

ビデオ

ビデオ会議はサポートされません。

共有回線

不可

BLF スピードダイヤル

サービス URL

サービス URL が割り当てられているプログラム可能なラインキーが表示されます。

Enhanced Survivable Remote Site Telephony

Enhanced Survivable Remote Site Telephony (E-SRST)機能は、WAN 接続が失われても、追加の電話機の機能へは引き続きアクセスできるようにします。 Survivable Remote Site Telephony(SRST) によってサポートされている機能の他に、E-SRST は以下をサポートしています。
  • 共有回線

  • ビジー ランプ フィールド(BLF )

  • ビデオ通話

サポートされているファームウェアおよび Survivable Remote Site Telephony に関する詳細は、Cisco.com の「Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony Compatibility Information」のページ(http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unified-survivable-remote-site-telephony/products-device-support-tables-list.html)を参照してください。

アプリケーション ダイヤル ルール

アプリケーション ダイヤル ルールは、携帯電話の連絡先共有番号をネットワークでダイヤル可能な番号へ変換するために使用されます。 アプリケーション ダイヤル ルールは、ユーザが番号を手動でダイヤルしている時、もしくはユーザによってコールが発信される前に番号が編集された場合は、適用されません。

アプリケーション ダイヤル ルールがCisco Unified Communications Managerに設定されます。

ダイヤル ルールの詳細については、『System Configuration Guide for Cisco Unified Communications Manager』"の「Configure Dial Rules」"の章を参照してください。

アプリケーション ダイヤル ルールの設定

手順


ステップ 1

Cisco Unified Communications Manager Administration で、[コール ルーティング(Call Routing)] > [ダイヤル ルール(Dial Rules)] > [アプリケーション ダイヤル ルール(Application Dial Rules)] に移動します。

ステップ 2

[新規追加(Add New)] をクリックして新しいアプリケーション ダイヤル ルールを作成するか、既存のアプリケーション ダイヤル ルールを選択して編集します。

ステップ 3

次のフィールドに入力します。

  • [名前(Name)]:ダイヤルルールの一意の名前を入力します。名前には最長 20 文字の英数字を指定でき、スペース、ピリオド(.)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)を任意に組み合わせて使用できます。
  • [説明(Description)]:このフィールドには、ダイヤルルールの簡単な説明を入力します。
  • [開始番号(Number BeginsWith)]:このアプリケーション ダイヤル ルールを適用するディレクトリ番号の先頭部分の数字を入力します。
  • [桁数(Number ofDigits)]:この必須フィールドには、アプリケーション ダイヤル ルールを適用するディレクトリ番号の先頭部分の数字を入力します。
  • [削除する合計桁数(Total Digitsto be Removed)]:この必須フィールドには、ダイヤル ルールに適用する、Cisco Unified Communications Manager によってディレクトリ番号から削除する桁数を入力します。
  • [プレフィックス パターン(Prefix WithPattern)]:この必須フィールドには、アプリケーション ダイヤル ルールに適用する、ディレクトリ番号に付加するパターンを入力します。
  • [アプリケーション ダイヤル ルール優先順位(Application Dial RulePriority)]:このフィールドは、[プレフィックス パターン(Prefix With Pattern)] に入力すると表示されます。 アプリケーション ダイヤル ルールの優先順位を設定することができます。

ステップ 4

Cisco Unified Communications Manager を再起動します。