この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco IP Phone 8841、8851、および 8861 は、インターネット プロトコル(IP)ネットワークでの音声通信を提供します。Cisco IP Phone は、デジタル ビジネス フォンとほぼ同様に機能し、電話コールの発受信に加えて、ミュート、保留、転送、スピード ダイヤル、コール転送などの機能を使用できます。また、データ ネットワークに接続するため、IP テレフォニー機能が拡張され、ネットワーク情報やサービス、およびカスタマイズ可能な機能やサービスにアクセスできるようになります。
Cisco IP Phone 8841、8851、および 8861 は、24 ビット カラー LCD 画面を備えています。
Cisco IP Phone の機能は次のとおりです。
最大 5 回線をサポートするプログラム可能な機能ボタン。このボタンには他の機能をプログラムすることもできます。
ギガビット イーサネット接続機能
ワイヤレス ヘッドセットの Bluetooth サポート(Cisco IP Phone 8851 と 8861 のみ)
外部のマイクロフォンおよびスピーカーのサポート(Cisco IP Phone 8861 のみ)
Wi-Fi によるネットワーク接続機能(Cisco IP Phone 8861 のみ)
USB ポート:
注意 | セル方式の電話、携帯電話、GSM 電話、または双方向ラジオを Cisco IP Phone のすぐ近くで使用すると、相互干渉が発生することがあります。詳細については、干渉が発生するデバイスの製造元のマニュアルを参照してください。 |
Cisco IP Phone は、コール転送や転送、リダイヤル、スピード ダイヤル、会議コール、ボイス メッセージング システムへのアクセスなど、従来のテレフォニー機能を提供します。Cisco Unified IP Phone では、さらにその他の各種の機能も提供します。
Cisco IP Phone は、他のネットワーク デバイスと同様に、サードパーティ コール制御システムおよび IP ネットワークの他の部分にアクセスできるように設定する必要があります。DHCP を使用すると、電話機上で設定する内容が少なくなります。ただし、ネットワークで必要な場合は、IP アドレス、TFTP サーバ、サブネット情報などの情報を手動で設定できます。
Cisco Unified IP Phone は、IP ネットワーク上の他のサービスやデバイスと連携することで、高度な機能を提供できます。たとえば、サードパーティ コール制御システムを社内の Lightweight Directory Access Protocol 3(LDAP3)標準ディレクトリと統合すると、ユーザが同僚の連絡先情報を IP Phone で直接検索できるようになります。XML を使用すると、天気予報、株価情報、商品相場などの Web ベースの情報にユーザがアクセスできるようになります。
さらに、Cisco Unified IP Phone はネットワーク デバイスであるため、詳細なステータス情報を IP Phone から直接取得することができます。この情報は、ユーザが IP Phone を使用しているときに生じた問題をトラブルシューティングするのに役立ちます。また、現在のコールに関する統計情報や、ファームウェアのバージョンも電話機で取得できます。
Cisco IP Phone を IP テレフォニー ネットワークで機能させるには、IP Phone を Cisco Catalyst スイッチなどのネットワーク デバイスに接続する必要があります。また、コールを送受信する前に、Cisco IP Phone をサードパーティ コール制御システムに登録する必要があります。
次の図に示されているように、組織の IP テレフォニー ネットワークに電話機を接続します。
1 |
DC アダプタ ポート(DC 48 V) |
5 |
アクセス ポート(10/100/1000 PC)接続 |
2 |
AC-DC 電源装置(任意) |
6 |
補助ポート |
3 |
AC 電源コンセント(任意) |
7 |
ハンドセットの接続 |
4 |
ネットワーク ポート(10/100/1000 SW)接続。IEEE 802.3at 電源対応。 |
8 |
アナログ ヘッドセット接続(任意) |
次の図に示されているように、企業 IP テレフォニー ネットワークに電話機を接続します。
1 |
DC アダプタ ポート(DC48V) |
5 |
アクセス ポート(10/100/1000 PC)接続 |
2 |
AC-DC 電源装置(任意) |
6 |
補助ポート |
3 |
AC 電源コンセント(任意) |
7 |
ハンドセットの接続 |
4 |
ネットワーク ポート(10/100/1000 SW)接続。IEEE 802.3at 電源対応。 |
8 |
アナログ ヘッドセット接続(任意) |
Cisco IP Phone 8841 と 8845 は同じボタンとハードウェア構成を共有しますが、Cisco IP Phone 8845 はビデオ カメラが電話機上部に取り付けられています。画像は Cisco IP Phone 8841 です。
1 |
ハンドセットのライト ストリップ |
着信コール(赤く点滅)または新しいボイス メッセージ(赤く点灯)があることを示します。 |
||
2 |
電話スクリーン |
電話機に関する情報(電話番号、アクティブ コールと回線のステータス、ソフトキー オプション、スピード ダイヤル、発信コール、および電話機のメニューなど)を表示します。 |
||
3 |
プログラム可能な機能ボタンとセッション ボタン
|
電話機には、電話回線、機能、コール セッションに簡単にアクセスできる次のようなボタンがあります。
管理者が行った電話機の設定に応じて、ボタンは次のいずれかにアクセスします。 表示されるボタンの色によって、回線の状態が次のように示されます。 |
||
4 |
ソフトキー ボタン
|
管理者による電話機の設定に応じて、使用できるソフトキー オプションが電話スクリーンに表示されます。 |
||
5 |
ナビゲーション クラスタと選択ボタン |
ナビゲーション クラスタと選択ボタンにより、メニューのスクロールや項目の強調表示、強調表示された項目の選択ができます。 |
||
6 |
リリース ボタン |
接続されたコールまたはセッションを終了します。 |
||
7 |
保留/復帰ボタン |
アクティブ コールを保留にしたり、保留中のコールを再開したりします。 |
||
8 |
会議ボタン
|
会議コールを開始します。 |
||
9 |
転送ボタン
|
コールを転送します。 |
||
10 |
スピーカーフォン ボタン
|
スピーカーフォン モードのオン/オフを切り替えます。スピーカーフォンがオンになっているとき、ボタンは点灯しています。 |
||
11 |
ミュート ボタン
|
マイクロフォン モードのオン/オフを切り替えます。マイクロフォンがミュートになっているとき、ボタンは点灯しています。 |
||
12 |
ヘッドセット ボタン
|
ヘッドセット モードのオン/オフを切り替えます。ヘッドセットがオンのときは、ボタンが点灯します。 |
||
13 |
キーパッド |
電話番号のダイヤル、文字の入力、また項目番号を入力してメニュー項目の選択を行います。 |
||
18 |
音量ボタン |
受話器、ヘッドセット、スピーカフォンの音量(オフフック)および呼出音の音量(オンフック)を制御します。 |
||
15 |
連絡先ボタン |
[ディレクトリ(Directories)] メニューを開閉します。連絡先ボタンを使用して、個人および社内のディレクトリにアクセスします。 |
||
16 |
アプリケーション ボタン
|
[アプリケーション(Applications)] メニューを開閉します。アプリケーション ボタンを使用して、電話履歴、ユーザ設定、電話機の設定、電話機のモデル情報にアクセスします。 |
||
17 |
メッセージ ボタン
|
ボイス メッセージング システムを自動的にダイヤルします(システムによって異なります)。 |
||
18 |
戻るボタン
|
直前の画面またはメニューに戻ります。 |
||
19 |
ハンドセット |
電話機のハンドセットです。 |
次の図に示されているように、企業 IP テレフォニー ネットワークに電話機を接続します。
1 |
DC アダプタ ポート(DC48V) |
5 |
アクセス ポート(10/100/1000 PC)接続 |
9 |
USB ポート |
2 |
AC-DC 電源装置(任意) |
6 |
補助ポート |
||
3 |
AC 電源コンセント(任意) |
7 |
ハンドセットの接続 |
||
4 |
ネットワーク ポート(10/100/1000 SW)接続。IEEE 802.3at 電源対応。 |
8 |
アナログ ヘッドセット接続(任意) |
(注) | 各 USB ポートは、最大 5 個のサポート対象デバイスおよびサポート外デバイスとの接続をサポートします。電話機に接続された各デバイスは、最大デバイス数に含まれます。たとえば、電話機は 5 台の USB デバイス(4 台の標準 USB デバイスと 1 台のハブなど)を側面ポートでサポートできます。多くのサードパーティ製 USB 製品は複数の USB デバイスとしてカウントされます。たとえば、USB ハブとヘッドセットを含むデバイスは、2 台の USB デバイスとしてカウントできます。詳細については、USB デバイスのマニュアルを参照してください。 |
1 |
ハンドセットのライト ストリップ |
着信コール(赤く点滅)または新しいボイス メッセージ(赤く点灯)があることを示します。 |
||
2 |
電話スクリーン |
電話機に関する情報(電話番号、アクティブ コールと回線のステータス、ソフトキー オプション、スピード ダイヤル、発信コール、および電話機のメニューなど)を表示します。 |
||
3 |
プログラム可能な機能ボタンとセッション ボタン
|
電話機には、電話回線、機能、コール セッションに簡単にアクセスできる次のようなボタンがあります。
管理者が行った電話機の設定に応じて、ボタンは次のいずれかにアクセスします。 表示されるボタンの色によって、回線の状態が次のように示されます。 |
||
4 |
ソフトキー ボタン
|
管理者による電話機の設定に応じて、使用できるソフトキー オプションが電話スクリーンに表示されます。 |
||
5 |
ナビゲーション クラスタと選択ボタン |
ナビゲーション クラスタと選択ボタンにより、メニューのスクロールや項目の強調表示、強調表示された項目の選択ができます。 |
||
6 |
リリース ボタン |
接続されたコールまたはセッションを終了します。 |
||
7 |
保留/復帰ボタン |
アクティブ コールを保留にしたり、保留中のコールを再開したりします。 |
||
8 |
会議ボタン
|
会議コールを開始します。 |
||
9 |
転送ボタン
|
コールを転送します。 |
||
10 |
スピーカーフォン ボタン
|
スピーカーフォン モードのオン/オフを切り替えます。スピーカーフォンがオンになっているとき、ボタンは点灯しています。 |
||
11 |
ミュート ボタン
|
マイクロフォン モードのオン/オフを切り替えます。マイクロフォンがミュートになっているとき、ボタンは点灯しています。 |
||
12 |
ヘッドセット ボタン
|
ヘッドセット モードのオン/オフを切り替えます。ヘッドセットがオンのときは、ボタンが点灯します。 |
||
13 |
キーパッド |
電話番号のダイヤル、文字の入力、また項目番号を入力してメニュー項目の選択を行います。 |
||
18 |
音量ボタン |
受話器、ヘッドセット、スピーカフォンの音量(オフフック)および呼出音の音量(オンフック)を制御します。 |
||
15 |
連絡先ボタン |
[ディレクトリ(Directories)] メニューを開閉します。連絡先ボタンを使用して、個人および社内のディレクトリにアクセスします。 |
||
16 |
アプリケーション ボタン
|
[アプリケーション(Applications)] メニューを開閉します。アプリケーション ボタンを使用して、電話履歴、ユーザ設定、電話機の設定、電話機のモデル情報にアクセスします。 |
||
17 |
メッセージ ボタン
|
ボイス メッセージング システムを自動的にダイヤルします(システムによって異なります)。 |
||
18 |
戻るボタン
|
直前の画面またはメニューに戻ります。 |
||
19 |
ハンドセット |
電話機のハンドセットです。 |
次の図に示されているように、企業 IP テレフォニー ネットワークに電話機を接続します。
1 |
DC アダプタ ポート(DC48V) |
6 |
補助ポート |
11 |
USB ポート |
2 |
AC-DC 電源装置(任意) |
7 |
ハンドセットの接続 |
||
3 |
AC 電源コンセント(任意) |
8 |
アナログ ヘッドセット接続(任意) |
||
4 |
ネットワーク ポート(10/100/1000 SW)接続。IEEE 802.3at 電源対応。 |
9 |
USB ポート |
||
5 |
アクセス ポート(10/100/1000 PC)接続 |
10 |
オーディオ イン/アウト ポート |
(注) | 各 USB ポートは、最大 5 個のサポート対象デバイスおよびサポート外デバイスとの接続をサポートします。電話機に接続された各デバイスは、最大デバイス数に含まれます。たとえば、ご使用の電話機は側面ポートで 5 台の USB デバイス(たとえば 4 台の標準 USB デバイスと 1 台のハブなど)、背面ポートでさらに 5 台の標準 USB デバイスをサポートできます。多くのサードパーティ製 USB 製品は複数の USB デバイスとしてカウントされます。たとえば、USB ハブとヘッドセットを含むデバイスは、2 台の USB デバイスとしてカウントできます。詳細については、USB デバイスのマニュアルを参照してください。 |
Cisco IP Phone 8861 と 8865 は同じボタンとハードウェア構成を共有しますが、Cisco IP Phone 8865 はビデオ カメラが電話機上部に取り付けられています。Cisco IP Phone 8861 を以下に示します。
1 |
ハンドセットのライト ストリップ |
着信コール(赤く点滅)または新しいボイス メッセージ(赤く点灯)があることを示します。 |
||
2 |
電話スクリーン |
電話機に関する情報(電話番号、アクティブ コールと回線のステータス、ソフトキー オプション、スピード ダイヤル、発信コール、および電話機のメニューなど)を表示します。 |
||
3 |
プログラム可能な機能ボタンとセッション ボタン
|
電話機には、電話回線、機能、コール セッションに簡単にアクセスできる次のようなボタンがあります。
システム管理者が行った電話機の設定に応じて、ボタンは次のいずれかにアクセスします。 表示されるボタンの色によって、回線の状態が次のように示されます。 |
||
4 |
ソフトキー ボタン
|
システム管理者が行った電話機の設定に応じて、有効なソフトキー オプションが電話スクリーンに表示されます。 |
||
5 |
ナビゲーション クラスタと選択ボタン |
ナビゲーション クラスタと選択ボタンにより、メニューのスクロールや項目の強調表示、強調表示された項目の選択ができます。 |
||
6 |
リリース ボタン |
接続されたコールまたはセッションを終了します。 |
||
7 |
保留/復帰ボタン |
アクティブ コールを保留にしたり、保留中のコールを再開したりします。 |
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8 |
会議ボタン
|
会議コールを開始します。 |
||
9 |
転送ボタン
|
コールを転送します。 |
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10 |
スピーカーフォン ボタン
|
スピーカーフォン モードのオン/オフを切り替えます。スピーカーフォンがオンになっているとき、ボタンは点灯しています。 |
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11 |
ミュート ボタン
|
マイクロフォン モードのオン/オフを切り替えます。マイクロフォンがミュートになっているとき、ボタンは点灯しています。 |
||
12 |
ヘッドセット ボタン
|
ヘッドセット モードのオン/オフを切り替えます。ヘッドセットがオンのときは、ボタンが点灯します。 |
||
13 |
キーパッド |
電話番号のダイヤル、文字の入力、また項目番号を入力してメニュー項目の選択を行います。 |
||
18 |
音量ボタン |
受話器、ヘッドセット、スピーカフォンの音量(オフフック)および呼出音の音量(オンフック)を制御します。 |
||
15 |
連絡先ボタン |
[ディレクトリ(Directories)] メニューを開閉します。連絡先ボタンを使用して、個人および社内のディレクトリにアクセスします。 |
||
16 |
アプリケーション ボタン
|
[アプリケーション(Applications)] メニューを開閉します。アプリケーション ボタンを使用して、電話履歴、ユーザ設定、電話機の設定、電話機のモデル情報にアクセスします。 |
||
17 |
メッセージ ボタン
|
ボイス メッセージング システムを自動的にダイヤルします(システムによって異なります)。 |
||
18 |
戻るボタン
|
直前の画面またはメニューに戻ります。 |
||
19 |
ハンドセット |
電話機のハンドセットです。 |
次の表に、『Cisco IP Phone 8800 User Guide for Third-Party Call Control 』と『Cisco IP Phone 8800 Administration Guide for Third-Party Call Control』の間に見られる用語の違いの一部を示します。
ユーザ ガイド |
アドミニストレーション ガイド |
---|---|
回線ステータス |
ビジー ランプ フィールド(BLF) |
メッセージ インジケータ |
メッセージ受信インジケータ(MWI)またはメッセージ受信ランプ |
プログラム可能な機能ボタン |
プログラム可能なボタンまたはプログラム可能な回線キー(PLK) |
[簡易発信(New Call)] ウィンドウ |
[簡易発信(New Call)] バブル |
ボイスメール システム |
ボイス メッセージ システム |